8月下旬に出発し、アメリカの一般家庭にホームステイしながら、米国公立高校交換留学生として、約10ヵ月間米国公立高校に在籍し、異文化交流、相互理解を行いアメリカの高校生と一緒に学習し、単位を取得するプログラムです。
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●事前学習高校留学の成否は、適切な指導に基づく事前学習がすべてです。 センターはこのプログラムにおいて、事前学習の時点から生徒を「育てる」という視点で対応しています。 ただ優秀な生徒を選考し、限られた者だけに高校留学を体験させるのでなく、英語力は平均的でも、留学に対する意欲が非常に強く、なおかつ、個性が豊かであったり、異文化について強い熱意のある者や、人的交流に熱い情熱を持っている者などを、留学適性者として事前学習を通して、出発までに育てていきたいと考えています。 センターの事前学習は、「英語学習」「異文化学習」「自文化学習」「自己改革」の4つに分かれています。
英語学習では、「英文法」「聞く学習」「読む学習」「書く学習」「慣用表現の暗記」という5つのジャンルに分けて学習をしてもらいます。
まず、センターによって執筆された「日本と米国ここが違う」を精読してもらい、日本とアメリカの文化の違いを徹底的に理解してもらいます。
これは自文化学習の教材にもなり、アメリカを理解しながら、それと対比させて、日本を理解していこうというもので、異文化に適応するために、事前学習として大変役に立つものです。
先述した「日本と米国ここが違う」を学習することにより、日本及び日本人の位置する場所を自覚し、異文化を意識した視点で日本文化と文明を考えるようにします。 そして、指定された日本文化を英語で紹介する本などを多読し、伝統的な日本文化に対する理解も深めさせます。
日本の高校生が、米国の高校で1年間を過ごすということはが大変魅力的なことにみえますが、いくつかの落とし穴が待っていることも事実です。
日本の高校生とアメリカの高校生には大きな違いが数多く見られます。
これらの違いを事前に、出発まで自己改革という視点で見直してもらいます。
まず始めに、「自由研修」があります。
自由研修は生徒の自主性、自己表現力を養うためのものです。
センターから社会問題などについてのテーマが全6回与えられます。
それについて生徒は、様々な角度から情報を収集し、分析判断して自分の論旨で、考えや意見、感想をレポートにまとめ、センターに期限内に提出します。
海外で生活する際に最も必要で、なおかつ日本人留学生に欠如しているものは「自己主張」です。
豊富な知識と博学さは米国高校生をはるかに凌駕しているのですが、「意見」「主張」「持論」が貧困です。
この一面性を補足するためにこの自由研修は行われます。
センターがこの研修を通して生徒に望むものは、「常に自ら問題意識を持ち、考える姿勢を実践する」ことにあります。 |
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