Vancouver更新情報

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    2024
    Jul
    25

    7月25日

    8:30鹿児島空港集合ということで早めに空港に行くと、すでに多くの参加者がいました。 これまでオンライン上でのやりとりのみで、初めての対面にみな少し緊張気味でしたが、福岡空港に着くころにはだいぶ打ち解け「チームバンクーバー」ができあがっていました。 年齢も出身も異なる集団が「バンクーバー」という共通の目的のもとチームになっていくのは感慨深いものがありました。

    福岡空港に着くと、南日本カルチャーセンターの方が出迎えてくれました。「スーツケースの中に割れ物やリチウム電池はないですか。」という言葉にみなざわざわ。

    「先生、リチウム電池って何ですか?」「充電器は大丈夫ですか?」不安に思った子が多数。結果、一帯は開かれたスーツケースの山々となりました。

    不安を一掃し、いざ荷物の預け入れに向かいました。いくつかの質問に「?」「先生!ヘルプです。」と助けを求めてくる子もいましたが、全員無事に荷物を預けることができました。

    そして次はセキュリティーです。朝持ってきたペットボトルを飲み干す子、捨てる子、機内持ち込みのルールをみんなしっかりと覚えていました。 文房具のはさみがひっかかった子がいましたが、「絶対に出さないでくださいね。」と寛大な処置をしてもらえ無事に通過することができました。

    そしてやっと機内。ところが混雑しているということで飛行機がなかなか飛びません。 そういうするうちに雷がひどく整備の方が出られないということで更に遅延し、約2時間弱機内で待機することになりました。そしてようやく仁川国際空港に飛び立ちました。

    が、しかしかなりの遅延のため、シアトル行きに間に合うのかどうかが不安になります。案の定シアトル行きの搭乗時間には間に合いません。 仁川からの乗り継ぎということで待ってくれてはいるだろうとは思いつつ焦りました。 空港に着くや否や空港職員に「走ってください。生徒は誘導しますから、先生方は先に行ってください。」と言われ、全員猛ダッシュでシアトル行きの飛行機へ向かいました。 「先生、喉が渇きました。飲み物買えますか?」との問いに「とにかく時間がないから機内でもらってがぶ飲みしてください。」と会話しながら先を急ぎました。

    なんとか全員シアトル行きの飛行機に乗り込み安堵し、約11時間のフライトを終えシアトルへ到着しました。

    やっとアメリカです。日本とは異なる景色、看板、建物すべてのものに興奮、そしてこれからの3週間を想像し、みな笑顔になっていました。

    そして、次はみなが心配していた「sightseeing」「3weeks」の番です。何回も何回も練習していました。 みな緊張している中、突然審査官が私たちのもとへきました。何事かあったのだと思い最後尾にいた私が駆け寄ると「studyじゃないのか?」と聞かれました。 「いいえ、違います。観光です」と返事するも、そのあともいろいろと聞かれましたが、何とか納得してもらえ、全員無事に入国することができました。

    空港を出るとTCの先生が「疲れたでしょう、長かったからおなかもすいたでしょう。」とミネラルウォーターとリンゴ、スナック菓子を準備してくれていました。 みなバスの中で喜んで食べました。普通のミネラルウォーターなのに特別おいしく感じました。

    いよいよバンクーバーへ向けて出発です。「ここがバンクーバーじゃないの?」と言った子がいて、バンクーバーはここから結構離れているよと説明し出発しました。 約2時間程と聞いていましたが、なんとここでも遅延。交通渋滞があり、なかなか進まず、やっとスタディーセンターについたのは19時をとっくに過ぎていました。 ウエルカムパーティーの準備がしてありましたが、それぞれのホストファミリーの歓迎を受け各家庭へそのまま帰ることとなりました。 ながーい1日を終え、息をつく間もないまま各家庭へと向かい明日はみんなどんな様子で来るのか楽しみです。 ウエルカムボードを見る限り、各ホストファミリーにとても楽しみにしてもらえていたことが伺えました。 これから始まる3週間で私たちもホストファミリーにできることをやっていかなければならないと改めて思いました。

    明日から「チームバンクーバー」みんなでがんばっていきたいです。

    2024
    Jul
    26

    7月26日

    昨日のロングジャーニーでみな疲れているだろうなと思っていましたが、みな元気に登校しました。ホストファミリーの都合で、2人、私のホストファミリーが寄って連れてきたので私を含め少し遅れましたが、他の子はすでに登校し、ネームカードを作成していました。カラーペンが用意され、色とりどりのネームカードができていました。ネームカードには名前だけではなく好きなものを書くところがあり、それに合わせて絵を描いている子もいてそれぞれ個性のあるネームカードが出来上がっていました。みな表情がよく、グループ内での会話も盛り上がっていました。 その後、IDカードの記入がありました。名前やアメリカでの住所、TCの先生の名前や電話番号を慎重に書いていました。わからないときは「先生」とすぐに声をかけてくれるので対応しやすかったです。そしてそのあと、午前の活動が始まりました。

    午前

    最初の活動はスタディーセンターとして使っている教会の中や外を案内してもらいました。教会は様々な役割を担っていて、ここでは小学校に上がる前の子どもたちが学習する場所としても使われていました。外で遊べない日に中で遊べるようにかわいらしい遊具がたくさんあり、みなテンション高めに写真をとっていました。そして教会の美しいステンドガラスに圧倒されここでもみなテンション高めでした。 そして教会の外。すぐ近くに公園があり、ブランコをみて乗りたがる子がいましたが、私たちの目的地は午後にスポーツをする公園だったので、そこから少し先にある公園に行きました。天気が良く、「ここでお弁当食べたい」という声があり、実際に大多数の子が今日はここでお弁当を食べました。 その後スタディーセンターに戻り、「What you know about USA」と題して各自「アメリカといえば?」と知っていることを英語で付箋に書きました。圧倒的に多いのが「ハンバーガー」でした。「筋肉」とおもしろい回答もありました。「自由の女神ってどう言うのかなあ」「先生、自由の女神ってどう書きますか?」とあちこちで聞こえたので、「せっかくだから調べなさい。」と言うと、グループで協力して調べていました。そしてそのあと、その付箋をボードに貼って、「Do you like …?」とTCの先生がたずね、Yes/Noで分かれて列になる活動をしました。「Do you have a sister?」との問いにYesに並んでいたはずなのに他の子とTCの先生のやりとりを聞いて、すぅーっとNoに並び変わる子がいたり、猫を飼っている子が少なかったりと、お互いのことを知る良い機会となりました。 そしてその後、ノートに「I like ….」「I don’t like ….」を書く練習をしました。I like 名詞.が書けるようになったら次は「I like to ….」「I don’t like to ….」の動名詞の練習をしました。まだ動名詞を学習していない学年の子たちもスムーズに理解し運用していました。そして休憩。チョコチップクッキーを食べたりドリンクを飲んだりしてリラックスして過ごしました。

    休憩後、TCの先生の大好きなゲーム「pictionary」をしました。TCの先生がお題をだし、それをグループの一人が絵にして、それが何かをあてるゲームです。終わったら手を挙げるというルールで、回を重ねるうちに各グループが競い合い大きな声で「はい!」と言えるようになっていました。どのグループも協力するようになり、関係性ができてきていました。次にTCの先生がカテゴリーを言い、そのカテゴリーに含まれるものをホワイトボードに一人ずつ英語で書き、グループ内でどんどん回し、どのグループがたくさん書けるかを競いました。もうこの時にはかなりグループの仲が良くなり、何のためらいもなく話ができていました。その後、「I would like …,」の学習をして、starburstというお菓子をもらいたいかどうか練習しました。Starburstは日本のハイチュウみたいなお菓子です。みな欲しがり、TCの先生の質問に答えもらっていました。

    昼食

    ホストファミリーからサンドイッチやスナック、フルーツ、ヨーグルト等たくさんの食べ物を渡されていました。中には食べきらないと困っている子がいましたが、他の子にあげたり交換してなんとか食べきろうと頑張っていました。「多ければこんなに食べられないと伝えるか、自分で作るとよいよ」とアドバイスすると、「やってみます」と前向きな姿勢でした。昨夜の様子をたずねると、「コストコに連れて行ってもらいました。」「『夜ご飯は何を食べているの?』」と聞かれ『ごはんとみそ汁です。』と答えたら週に3回はごはんを作ってくれって言いました。」「僕のホストファミリーはいくつもお店を経営しているみたいで、明日はシアトルにショッピングに連れて行ってくれるそうです。」等々みなアメリカ初日を満喫した様子でした。

    空港を出るとTCの先生が「疲れたでしょう、長かったからおなかもすいたでしょう。」とミネラルウォーターとリンゴ、スナック菓子を準備してくれていました。 みなバスの中で喜んで食べました。普通のミネラルウォーターなのに特別おいしく感じました。

    午後

    午後は公園でのスポーツになります。しかし、その前にTCの先生から「みな誕生日には何をしたい?」との問いがありました。「プレゼント!」「ケーキ!」との答えが返ってきました。すると、「誕生日を飛行機の中で迎えた人がいますね。あと、日曜日に誕生日がくる人。このプラグラムの間に誕生日を迎える人がいますね。」と。するとリサ先生が大きなバースデーケーキを持ってきました。そしてその三人をみんなで祝いあまーいケーキを食べました。昼食の後だったので、すぐに食べられないとスポーツの後に食べると言った子も多数いました。そしていよいよスポーツです。グリーンライトという日本の「だるまさんがころんだ」に似たゲームをして、次は「ダック・ダック・グース」という「ハンカチ落とし」のようなゲームをしてみなで盛り上がりました。他にも「ラダーゴルフ」というゲームやバトミントンの道具などもあり、みないろいろ試していました。男の子たちはブランコに乗ったり、遊具を使って鬼ごっこをしたりしていました。様子をみていると男の子たちもだいぶ打ち解け、同じ学校の同じクラスの子たち?という感じで仲良くなっていました。その後、スタディーセンターに戻り、ケーキを食べました。私ももらいましたが、砂糖がジャリジャリ入っているあまーいケーキでした。 そして休憩をはさみ、When is your birthday?とたずねあい、1月~12月まで誕生日の順番通りに並べるか、しかも3分以内にできるかをしました。結果は見事にクリアでした。ミスなくしかも短い時間でできました。 そのあとはトランプゲームをしました。「Go fish」というゲームで、カードをたくさんマッチさせられた人が勝ちというルールです。しかし、手持ちのガードがなくなる子がいて、「これってもうこれ以上できないからどうなるの?」とか、マッチさせるためのカードの山自体がなくなるというゲームとして成立しない事態が起こってやや困惑しているグループがありましたが、自分たちルールを作って楽しんでいました。 そして終わりの時間になりました。「えっ、もう4時?」という言葉が聞かれ、充実した様子が伝えった1日でした。 数名の子たちはトランプをしながらウトウトしていたので、今日はたくさん寝てほしいです。そして初めての週末をホストファミリー楽しんでほしいです。月曜日の報告を楽しみにしたいと思います。

    2024
    Jul
    29

    7月29日

    初めてのバンクーバーでの週末はどうだったかな?きっとみな楽しんだことだろうなと思いながらスタディーセンターに行くと、みな笑顔で週末の出来事を話してくれました。オレゴン州の遊園地に行った子、カヤックのお祭りに行った子、ハワイのイベント、博物館等々様々な場所へ行っていました。そして圧倒的に多かったのがバンクーバーショッピングモールでした。実は私も行きました。ホストファミリー同士が連絡を取り合って結構みな複数で一緒に過ごしたようです。私も別のホストファミリー宅に滞在している3人とショッピングモールを一緒に探索し、プリクラを一緒にとりました。楽しかったです。みな話は尽きないですが、授業の始まりです。

    午前(前半)

    最初にTCの先生が同じ子とばかりペアやグループを作らせないため、ネームプレートを各テーブルにシャッフルして配り、今日はそこに座るように指示しました。「えっ、席が決まっているの?」と言っていましたが、躊躇なくみな仲良く談笑していました。 そして「Describe your weekend」と題して、週末の出来事を描写することをしました。「どういう意味?」とこそこそ言っている声が聞こえましたが、あえて黙っていると「先生、どういう意味ですか?」とダイレクトに聞いていました。「英検の二次試験でこういうことするよ。覚えないとね。」と教えると、「あ、そういうことか。」とみな黙々と作業に取りかかりました。みな表現できる内容は豊富です。表現したいことが多いため辞書を使い、集中して書いていました。  次に「Tell everyone at your table」。同じテーブルの人たちにそれぞれの週末を伝えました。そしてそれから明日映画を見に行くことを伝え、「What movies do you like?」とTCの先生が質問しました。その後、「What type of movies are there?」とどんな種類の映画があるのかグループごとに考えさせました。これまた「どういう意味?」とざわざわしていましたが、TCの先生の例がうまく、すぐに理解し、グループで協力していくつも書いていました。  そして次に、「can」の練習をしました。TCの先生の質問に対し、できるときは緑のカード、できないときは赤のカードをあげるルールです。「Can you speak English?」の質問にみな赤のカードを挙げていましたが、TCの先生とアシスタントの先生に緑のカードをあげさせられていました。  次は、「Can you…? Do you …?」と20の質問が書かれたワークシートが配られました。「Yes」の答えの人からサインをもらう。しかし、同じ名前は1回しか書けない。金曜日に猫を飼っている人は2人、姉妹がいる人も少なかったのに、みな忘れていてその人たちに(特に猫は2人しかいなかったのでその人たちにたずねなければならなかったのに)他の質問をしてしまい、「しまったー!!」という声が聞こえてきました。特に猫を飼っている二人がお互い違う質問をし、「あっ!俺たちこの質問しないといけなかった!やばい、しまった」というのが面白かったです。ワークシートを完成させるためには、話したことのない子にもたずねなければなりません。自然とみな全員と話をしていました。チームバンクーバー良い雰囲気です。

    休憩

    今回はみな慣れて自分たちからクッキーを取りに行ったり飲み物を飲んだりしていました。そしてここで、自分たちで集合写真を撮る流れができました。チームバンクーバー、すばらしい!早速私も撮りました。するとここから私はカメラマンです。みなのデジカメをかわるがわる受け取りシャッターを押しました。この雰囲気なら終日研修でも集合写真を撮りやすいなと思いました。

    午前(後半)

    お金の種類の練習です。小さいのに価値が高かったり大きいのに価値が低かったり、しかも日本のように数字はかいてありません。みな困惑していました。そして袋に入った硬貨が何ドルかを推測するゲームをしました。なんとけっこう近い金額を言えたグループが2グループあり、「こっちのほうがおしい」と張り合っていました。 次にお店での注文のしかたの練習をするために、2人ないし3人のグループになって、まずは自分たちのレストランをつくりました。レストランの名前、メニュー、値段等を用紙に書きました。みな一所懸命とりくんでいましたが、ここで午前の終了でした。

    昼食

    今日はあいにくの雨で、公園でランチを食べる子はいないだろうと思っていましたが、小雨になったため、男子は「一応行ってみる。」と行きました。それを聞いた女子の一部が「屋根付きの場所を男子にとられる!」と走って追い越していきました。後から私が行くと、男子は建物の入り口の階段に一列になってみなでハンバーガーを食べていました。女子は小雨の中、屋根付きの場所で食べていました。  余談ですが、この建物は外に出ることは容易にできるのですが、防犯上外からは入れません。そのため私も「外で食べている子たちを見てくるから、12時25分には開けにきてね。」と、中にいる子に頼みました。するとその会話を聞いていた男子が「先生、大丈夫ですよ。靴挟んでますから。」と某お笑い芸人のようなことばを口にし、扉を指さしました。するとかっこいい運動靴が挟まれていて、みなの帰りのルートを確保していました。先週男子と私は中に入れずこのことを学習したのです。明日からの昼食もきっと大丈夫です。

    午後(前半)

    レストランのポスター作製の続きです。女子のポスターを見て、男子が「先生、作り直してよいですか?」と。「もちろん」と返事をすると、午前中作成したものとは全く異なるものが出来上がっていました。そして、いよいよレストランでの注文の練習です。 各レストラン(2~3人)の一人はレストランに行き、残りの1人(ないし2人)は店番です。10数軒あるレストランをみてまわり、欲しいものを注文していました。注文のしかたも、「〇〇がいくつほしいです。」「いくらですか。」「はい、どうぞ。」、お店側も「何がほしいですか。」「いくらになります。」「ここで食べますか。それとも持ち帰りですか。」と本当に日常で使われているフレーズの練習です。お店の場所を教室のすみにしたため、なかなかお客が来ず、「先生、ぽつんと一軒家状態です。」というグループがあったり、かなりもうかっているお店があったりしておもしろかったです。私が「〇〇が欲しいのですが、お金がありません。」とさりげなく言ってみると、「えっ?あー、うーん、でも儲かっているのでただです。」と返し、周りにいる子たち全員が爆笑していました。とても良い練習だったと思います。

    午後(後半)

    ボードゲームをしました。各テーブルに1つずつUNOやジェンガ、CONNECT4等を置き、自分のやりたいボードゲームのところに行きました。そして時間になったらまた別のボードゲームに移動し、新しいゲームをするという流れです。男女関係なく盛り上がり、終わってからある女子が「男子と初めて話しました。面白かったです。」と言っていました。日本では見ないボードゲームも多く、「先生、これどうするんですか。」と聞いてくるので、「私も知らないからTCの先生に聞きなさい。」と会話を促すと頑張って話しかけていました。そして数分もするとTCの先生と盛り上がっていました。  そして時間となりました。  あっという間の1日でした。私もジェンガに混ぜてもらいました。その際、「先生、日本とこっち、仕事はどうですか?」と聞いてくるので、どういう意味だろうときくと、「もうずっとこっちにいたいです。」との答えでした。楽しく過ごせているようです。  明日は映画館に「カンフーパンダ」を見に行きます。今日学習した「注文」を実際に使います。大きなポップコーンを買う子はいるのでしょうか。私はシェアすることをすすめたいと思っています。明日もまたみなが笑顔で来てくれることを楽しみにしたいと思います。

    今日は一人の生徒が週末にホストファミリーと旅行に行ったため欠席でした。

    2024
    Jul
    30

    7月30日

    スタディーセンターに着くと既に多くの子が入り口で待っていました。みな表情が良く安心しました。その中で、「先生、もうハンバーガー飽きました。毎日ハンバーガーです。」と言う子がいました。「毎日ハンバーガーを食べているの?」と聞くと「はい、着いてからずっとですよ。」「ハンバーガーが好きだと思われているのではないの?」「先生は何を食べてきているのですか?」「私はこれを食べていい?と言って自分で作って食べているよ。」と答えると「いいなあ。次からそうしよう。」との会話がありました。きっと多くの子がホストファミリーにアメリカのハンバーガーを食べたいと書いたのだろうなと想像しました。アメリカに来てすでに5日が経過しました。さすがにもうハンバーガーは嫌かもしれません。 そして今日は映画館に「カンフーパンダ3」を見に行く予定です。みなワクワクしながらスタディーセンターに入っていきました。

    午前(前半)

    まず昨日出された宿題の確認をしました。昨日の授業の最後にTCの先生がホストファミリーに「What is your favorite movie?」「What is your favorite type of movie?」「What is your least favorite type of movie?」「What is your favorite movie snack?」を質問してくるように言っていました。そしてどんな答えだったのか聞いて回りました。みなちゃんとホストファミリーから答えを得ていました。カードを見るとホストファミリーの字らしきものもいくつかあり、一緒に宿題をした様子がうかがえました。  そして次に単語の書かれたカードが配られました。反対語の人を見つけたら並びなさいとのことでみなお互いのカードを見せ合い反対語を持っている子を探していました。big ⇔small, tall⇔shortが難しかったようですが、わずかな時間で並べていました。そしてそれが午後に行う活動のペアだということが告げられました。「せっかく男女の垣根がなくなったのに結局男女別になったね。」という声が聞こえてきました。偶然にもそうなったのですが、仲良くなってきた証拠です。そしていよいよ映画です。    トイレ休憩をすませ、映画館へGo!

    映画

    映画館へはcity busを使います。TCの先生2人とも初めてバスを使うということでみなわくわくしていました。スタディーセンターの近くのバス停へ行くとまもなくバスが来ました。日本のバスとほとんど変わらず乗り方も同じでした。バスよりも驚いたのは信号の変わる時間が早いということです。車には良いですが、歩行者には急がないとすぐに赤になってしまうので、最後尾にいた私たちは毎回ダッシュでした。初めてのcity busを満喫し、降りると映画館の前に図書館がありました。事前にTCの先生が映画館の近くに図書館があり、そこはとてもきれいな図書館で5階に上がると町の景色がきれいに見えるよ、と教えてくれていたので、みなで20分だけ図書館に寄りました。本当にきれいな図書館で吹き抜けの階段を上がるとそこには美しいバンクーバーの街並みが広がっていました。かなり遠くまで見渡せ空には飛行機が飛んでいました。階段の途中には折り紙アートが飾られていました。そしていよいよ映画館です。  映画館にはアメリカの小学生らしき子たちや大人もいましたが、ほどよい込み具合で、昨日の「注文の練習」を実践できる良い場所でした。みな、「何にする?」冷蔵庫らきしものの前で「これはどう買うの?」と言いながら学習したことを実践していました。「値段がわからない」という子たちがいました。だからこそ「How much?」が必要となってくることも理解したようです。館内に入るとドリンクだけ買った子たちが「やっぱりホットドッグ 買おうかな。先生今から行っても大丈夫ですか。」と聞いてきたので、「まだ始まっていないから大丈夫だよ。」と言うと、グッズが気になっていた子たちも急いで買いに戻りました。そして、ドリンクやポップコーンを手にいよいよ「カンフーパンダ3」が始まりました。ちなみにアメリカでは夏休みの間だけ古い映画が1ドルで見られるそうです。新しい映画は10ドル。「カンフーパンダ3」は当然オールイングリッシュです。しかし何となく理解できるものです。みな楽しかったと言っていました。そして、映画館からスタディーセンターへ戻る際、バスの時間が合わずに歩いて帰ることにしました。徒歩で15分くらいでしたが、ゆっくりとバンクーバーの街並みを眺めながら帰れたので有意義な時間となりました。天気も良く話しながらのんびりとウォーキング。そしてみなが口々に言ったのが「こっちにきてから初めて汗かいた。」でした。 スタディーセンターについて少し遅い昼食をとりました。手元にはまだ映画館のコーラがありました。Sサイズなのに日本のLサイズよりも大きなドリンクでした。そして今日は男女分かれずにお互いの食べ物を交換したり、いろいろ話をして交流を深めていました。

    午後(前半)

    映画の感想をTCの先生が聞きました。そして、「ポップコーンを食べた人?」「日本の映画館とアメリカの映画館の違いは?」等いくつかの質問をして、手をあげさせました。 そして「Describe American movie theaters!」と題して表現させました。何人かの子が指名されましたが、躊躇なく英語ではっきりと答えていました。声も大きくなっていて雰囲気が良くなっているのが伝わってきました。

    午後(後半)

    午前の反対語のペアでお互いにインタビュー   「Would you rather…?」の練習をしました。学校では詳しく習わない文法でしたが、TCの先生の説明を聞いて理解できていました。「テレビと本」「水泳とウォーキング」「山と町」 等いくつか質問をされ、Yes/Noに分かれて列になる活動をしました。分かれて列になる活動は2回目だったので円滑にできていました。  そして、そのあとは午前中に決まったペアになり、インタビューをする活動をしました。TCの先生に渡された質問カードをもとに質問していました。本当はお互いに質問しあい、その後わかったことをもとにプレゼンテーションを行う予定でしたが、今日は1人だけしかインタビューできませんでした。続きは木曜日にすることになりました。  これで今日の学習は終わり、TCの先生が「Would you rather…?」を使って明日ビーチへ行きたいかの確認をしました。みなパーフェクトにできました。    明日は初めての終日研修です。ビーチと言うことで泳ぎたい子たちがいましたが、泳ぎたくても海水が冷たすぎて無理だと聞いています。さて、どうなるのか、明日のお楽しみです。小さな町でお土産も買えるようです。みなとても楽しみだと思います。私は事故やけがのないようにと祈るばかりです。気を付けていってきたいと思います。

    2024
    Jul
    31

    7月31日

    終日研修

     アメリカに来て初めての終日研修。いつもより少し早い8:50にスタディーセンターに集合し、バスに乗り込みました。そして2時間ちょっとかけてビーチへ到着。  バスを降りると冷たい風が吹いてきました。天気もやや曇りです。みな口々に「寒い、寒い。」と言っています。前日から「泳げますか?」と聞いていた男子もきっと寒いから泳ぐのはあきらめるだろうと思って男子を見ると、なんと!水着に着替えようと半分裸です。そして「先生!水着に着替えてもいいですか!」と泳ぐ気満々です。「いいけど、冷たいらしいよ。じゃあ、とりあえず入ってみたら?」と言うと、さっと着替えて海へ一直線。男子全員で海へ入りはしゃいですぐにあがってきました。冷たかったのでしょう。そして「寒い、寒い」と言っていた女子も徐々に海へ。波打ち際まで行き見るだけのつもりだったのでしょうが、思いのほか波が速くあっという間に足がぬれました。そして写真を撮りに行った私の足もあっという間にぬれました。思ったよりは冷たくはなかったですが、泳ぐには厳しい温度でした。少し離れてみていた女子も徐々に波打ち際まで来て写真をとって楽しんでいました。そして、あちこちに落ちているカニの手にみな驚いていました。風が強く泳ぐ人たちは見当たらなかったですが、TCの先生の一人リサ先生が言うには、今日はいつもよりまだ暖かいとのことでした。そして日が昇ってくるともっと暖かくなると言っていました。その言葉通り、午後は晴天が広がり人気のあるビーチというのがよくわかるビーチになっていました。  そしてビーチに来た時から気になっていたビーチバレーボールを男女でしました。みなで仲良くしていたのがほほえましかったです。そして女子数人に砂に埋められた男子が1人いました。「寒い。1時間もこのビーチにいないといけないの?」と言っていたわりにはみなかなり楽しんでいました。  1時間ほどビーチを堪能し、そのあとは約2時間程度アーケードを散策する時間になりました。「4人以上で行動すること」、「この通りのみ」というルールのもと、いざ、アーケードへ行きました。昼食はお弁当かアーケードで買って食べてもよいとのことだったので、大多数の子が昼食を食べにレストランを見つけ入っていきました。私も何人かの子とピザのお店に行きました。注文のしかたはもうみな知っているのでちゃんと好きなものを食べられていました。私と一緒にいたグループはアメリカのサイズを学習し、Sサイズがどのくらいかを確認し、2種類のピザを注文しシェアすることにしました。チーズとマルゲリータを注文しました。とてもおいしくて、「ピザはアメリカのほうがおいしいね。」と言っていました。  その後、アイスクリームを食べたり、お土産を買ったりしました。ワシントン州もオレゴン州もビッグフットが有名らしく、ビッグフットのイラストがプリントされたものが多く見られます。個人的にはそのビッグフットが絶妙にかわいらしくてビッグフットのポストカードとマグカップを買いました。「先生、これゴリラじゃん。」と言ってくる子が多かったのでUMAだよと教えました。そして数名の子たちも同じようにポストカードを買い、家族へ手紙を出すことにしました。 色やデザインを選んでプリントしてもらうTシャツが人気で買っている子が多かったです。また、ゲームセンターのような娯楽施設があり、そこで乗り物に乗った子たちもいました。男子3人は色違いの水筒を買っていました。そして、そうこうするうちにあっというまの集合時間となりました。みな、まだ遊び足らず、TCのエミリー先生に「もう少し買い物したい!」と言い、16:00まで再度自由時間となりました。その時間は青空の広がる快適な天気になっていて、再度ビーチへ行く子たちも多かったです。ここのビーチにはブランコがあり、女子の一部はそれに乗ってみたかったようです。残りの女子は再度アーケードへショッピングに行きました。そして男子はまたビーチバレーボールをしに行っていました。  ゆっくりと自分の記念やお土産を選べたことが楽しかったに違いありません。「先生、あと何回お土産買えますか?もうそれだけが楽しみです。」と言った子もいました。「終日研修はあと2回あるよ。だから計画的にお金は使うんだよ。」と声をかけました。もう既に「大丈夫?」という子がいましたが、計画的にお金を使ってくれることを願っています。  帰りのバスは疲れて寝ている子が多かったです。 スタディーセンターに帰り着いたのは19:00。明日も楽しい活動があります。今日の疲れを明日に持ち込まないように今日はゆっくりと休んでほしいです。 今日は生徒の1人は体調不良のため欠席でした。

    2024
    Aug
    1

    8月1日

    昨日のビーチが楽しすぎてみな少し疲れていましたが、「今日は消防署へ行くのですよね?」と今日の活動を楽しみに朝早くに登校してきました。

    午前(前半)

    昨日の「The beach」についての感想を書きました。My favorite part was….を使って各々自分の感想を書きました。やはりビーチバレーボールとショッピングが圧倒的に多く、希少なもので「バス」という答えがありました。他の子と話せたことが楽しかったそうです。そしてその感想をグループ内でシェアしました。  そして次に発音の練習をしました。「I think Emily and Lisa like the river.」という英文を練習しました。日本人の苦手な「th」「r」「l」「v」が入っています。今朝TCのエミリー先生と話をする中で「I think….」は発音が難しいと言ったらすぐに取り入れてくれました。何気なく使っている「river」も実は難しい発音なんですよね。エミリー先生が各テーブルを回りながら一人ずつ確認し指導をしてくださいました。日本に帰ったら他の人たちとは一味違う「I think」を言えることを期待します。 そのあとは、昨日の続きでペアを紹介するためにペアに質問をするという活動をしました。

    休憩

    昨日男女でビーチバレーボールをしたからか、今日は男女で和気あいあいと話をして盛り上がっていました。

    午前(後半)

    「Vancouver Rocks」をしました。「rock」といえば私たちは「岩」を思います。しかしバンクーバーでは「かっこいい」という意味もあるようです。「Risa is rock!」と具体的に教えてもらいました。そしてもう一つ素敵な習慣(?)伝統(?)があるようです。スクリーンに美しい描かれた石が映し出されました。石に絵を描き、その石を町のどこかに隠してくるそうです。そしてその石を見つけた人はhappy, luckyなんだそうです。おもしろいですね。エミリー先生がたくさんの石を用意してくれ、みな好きな形の石をとり、ペインティングしました。「絵は描けない」という声も聞こえましたが、センスの良さの光る作品が結構できあがっていました。漢字を書いている子もいました。おにぎりせんべいを描いた子もいましたが、茶色なので見つけてもらえるのでしょうか。見つけてもらえるといいですね。明日その石を隠しにダウンタウンに行く予定です。とても楽しみです。

    昼食

    アメリカに来て今日で1週間。昼食の様子がだいぶ落ち着いてきました。最初の頃は「えっ、これお菓子ですよね?」「えっ、これ?」「また、甘いのだ。」と言っていましたが、今では自分の食べたいものや量を調整して持ってこれるようになっています。

    午後(前半)

    ペアのことをみなに伝える発表をしました。1組目が終わり、エミリー先生がすぐにみながまちがっているところを教えてくれました。He をHis、 She をHerに直して発表しないといけないと教えてくれました。それからみなその部分を訂正して発表できていました。自分たちから「次行く?」とどんどん発表していったのが感心でした。  そしてそれから消防署へ行きました。消防署には大きな消防車があって、みなあまりの大きさにびっくりしていました。そして消防署の方から話を聞いているときにちょうど別の消防車が来て、それがまたかっこいいのでみな興奮していました。消防士の方から細かい説明を受け、そのあとは実際に消防士が背負う呼吸器を背負わせてもらったり、消防車に乗ったり、放水作業をさせてもらいました。みなここぞとばかりにいろいろなものを体験していました。しかし、一番のお気に入りはリラックスルームにあったリクライニングチェアだったと思います。ゆりかごのように揺れて、みな「きもちいい!」「日本に帰ったらアマゾンで買おう!」と言いながらガンガンゆれていました。部屋中のリクライニングチェアが揺れていたので、少し恥ずかしかったです。そして最後に消防士の方にステッカーをもらいスタディーセンターに帰りました。

    午後(後半)

    元消防士の方から火災予防のビデオをみせてもらい、説明をしてもらいました。みな静かに聞いていました。 その後、消防署へのThank you cardを作成しました。中には飛び出すカードを作る子もいてレベルの高いものができあがっていました。カードの書き方もリサ先生に示してもらい、Thank you cardの定型文の学習になったと思います。  明日はアートフェスティバルに行く予定です。また、バスを利用します。「お土産買えますか?」と言う子がいました。お土産的なものはあるかわかりませんが、楽しんでほしいと思います。アメリカの雰囲気や文化を存分に感じてほしいです。

    2024
    Aug
    2

    8月2日

    今日はArt&Music Festivalを見るために、またcity busを利用してdown townへ出かけます。そしてバンクーバーロックスも実際に行います。今日もまた楽しみな1日です。今日は週の最後ということで4人以上という条件のみでテーブルも席も自由でした。

    午前(前半)

    「Describe your experience in America so far!」というお題で何を楽しんだか、何を学んだか、何に驚いたか、何が寂しいか、何を最も楽しみにしているかという4つの項目に沿って英文を書きました。   楽しんだことは断トツで「The beach」でした。今の段階ではそうでしょう。そして驚いたことはやはり「何もかもが大きい。」。そして何が恋しいかは「家族」や「日本食」。楽しみにしているのは、「おみやげ」「動物園」でした。 そしてそのあとは「Pronunciation Practice!」今日の英文は「I think we should never leave the land.」でした。昨日よりも積極的に挑戦し、練習している姿が印象的でした。写真を撮って回っていると「先生、やってみてください。」「どう発音するのですか?」と聞いてくるので困りました。私も完璧にはできません。だから一緒に練習しました。発音を細かく丁寧に教えてもらえることはとても貴重な体験です。 そして次は「Happy Holidays」アメリカのホリデーについて知っていることを書いてグループ内でまわす活動をしました。「夏休み」とか「春休み」、「冬休み」とか書いていたのでおもしろかったです。そして全体でどんな祝日を書いたかを発表しました。当然「夏休み」と言ってもTCの先生は「?」です。しかし優しくフォローしてくれました。ボードに皆から出されたホリデーをTCの先生が書き出し、日本でも祝っているものにはチェックを入れました。その後「日本の祝日にはどのようなものがあるのか」とTCの先生がたずねました。日本の祝日はみな積極的に答えていました。 次に「What Thanksgiving and Christmas traditions do we have?」と質問され、人と話をせずノートに書く活動をしました。いつもはグループの人に相談したりするので、初めて自分だけの力で英文を書くチャレンジをしました。その後、もっと知っていることを増やすために、ペアを探しお互いに質問しあい、内容を充実させました。

    午前(後半)

    TCの先生に「 What is your favorite holidays?」をホストファミリーにたずねてくるように言われました。そして、週末にホストファミリーと一緒に祝日の料理を作るように指示されました。そしてその料理を月曜日に持ってくるようにも言われました。どんな料理を持ってくるのかとても楽しみです。そして、ホストファミリーにはTCの先生から料理の件は連絡がいきますが、皆の口からちゃんと説明できるのか、とても楽しみです。 そのあとは「Friday is fun day.」ということで、ピクショナリーという絵を描いてそれが何かをあてる活動をして、ボードゲームをしました。前回と異なるゲームを手に取り、盛り上がっていました、「セクション4」というゲームが面白いらしいです。しかしこのゲームは2人でしかできないゲームで、みんなと一緒にしたいから遠慮する子が多いです。が、今日はチーム戦をしよう!と工夫して遊んでいました。仲良くなってきています。午前が終わり、そしていよいよ「Art & Music Festival」です。スナックやピクニックランチを持って出発しました。スタディーセンターの近くのバス停でcity busに乗り、会場へ向かいました。会場に着くと、音楽が聞こえ、ステージでフラダンスを踊る集団や食べ物や雑貨を売るお店などがありました。公園のすぐ近くにスターバックスがあり、公園内のみの行動と決めていたのですが、みなスターバックスが好きなのでそこまではよし、としました。13:15に同じ場所に集合ということで自由行動にしました。多くの子がお弁当を持ってきていましたが、中には食べ物を買いたいという子もいて、私も含めて数人で1つ買ってシェアしました。ポテトにチーズがたっぷりかかった料理で最初は「おいしいね。」だったのですが、ハラペーニョが辛すぎたり、量も多く数人でシェアしても食べきれませんでした。そして4人以上で行動するという約束事を破った子たちがいたので、それは少しきつめに叱りました。アメリカに来て1週間が過ぎ、慣れてきたため、そのような甘さがでたのだと思います。しかし、ここは日本ではありません。今後も口うるさく言っていきたいと思います。 集合時間になり、全員が集まり、そこから徒歩で約8分の場所にあるウォーターフロントに行きました。コロンビア川沿いにあるとても素敵な場所で、川を挟んだ反対側はオレゴン州です。川沿いにレストランやアイスクリーム屋さんがあり、人が多くにぎわっていました。その通りのみ自由にして良いということで自由時間にしました。そして、その通りを曲がった所にお土産屋さんがあったため、そこにはTCの先生と一緒に行くという約束をしました。一部の子がお土産屋さんの先まで行こうとしたため、TCの先生の旦那さんが「そこはダメだよ、アパートだよ。」と止めてくれ、私からは「川沿いのみ!お土産屋さんは川沿いじゃないからエミリー先生と行くことで、ここのみだったでしょ!」と叱られました。やはり油断がでてきているようです。安全な場所を選んで、そしてTCの先生や旦那さん、ホストファミリーの協力のもと、安全に過ごせているのだということに気づけていないようです。ホームステイが終了するまでに、このことに気付いてほしいと思います。 アイスクリームを食べた子が結構いたようです。私も並んで食べました。私が食べたアイスクリーム屋さんとはまた別のアイスクリーム屋さんがあり、そこで食べた子たちはみな舌が青くなっていました。独特なアイスクリームだったのでしょう。男子は水を求めてさまよっていましたが、パブとかばかり見つけていて結局手に入らなかったようです。持ってきたコーラを飲んでいました。そしてあっというまに集合時間になり、みな時間通りに集まることができました。しかも途中TCの先生が集合場所を変えたのですが、それもお互いに声をかけあい、ちゃんと伝わっていました、さすが、チームバンクーバーです。そして、またcity busに乗りスタディーセンターに戻りました。今日はもうバスの乗り方が上手でした。バスの乗客が話しかけてくれたりしていました。私もウォーターフロントで3人の女性と話をしましたが、自分の言葉で話ができ意思疎通ができるのはうれしいし楽しいです。きっとみなも同じ気持ちだと思います。 スタディーセンターには帰ってからは、再度宿題の確認をして今日は終わりました。月曜日はどんな料理が見られるか楽しみです。明日は2回目の週末です。楽しんでほしいです。

    今日は生徒2人は午後からホストファミリーとキャンプのため早退しました。

    2024
    Aug
    5

    8月5日

    バンクーバーへ来て2週目に突入しました。週末はシアトルに行ったり、キャンプに行ったり、ホストファミリー同士で連絡を取り合い複数で川に泳ぎに行ったり、ショッピングモールやディズニーストアに行ったりと、またまた楽しい週末を過ごしたようです。  しかし、別の地域で水難事故が起こったことを知り、川やプールで遊ぶときは細心の注意を払うように朝伝えました。また、ちょうど慣れたころなので、水難事故以外にも気をつけるように伝えました。  そして今日はホリデーについて学びます。昨日エミリー先生とスタディーセンターに来てクリスマスの飾りつけをして準備していました。みな、部屋に入るなりイルミネーションが輝き、靴下がつるされた暖炉、ナイトメアビフォアクリスマスに出てくるキャラクターのブローアップ等を見てみな興奮気味でした。他にも感謝祭で食べる食事を持ち寄るpotluck partyです。みなどんな料理をホストファミリーと作ったのか楽しみです。

    午前(前半)

    「Describe your weekend and explain what you have learned about American culture so far」と題して、週末何をしたか英文を書きました。今日はレベル1とレベル2に分けて自分でレベルを選んで取り組みました。高校生だけでなく数人の中学生もレベル2を選び頑張っていました。レベル1は「I went….」「I ate ….」「I tried….」「My favorite part was ….」と書き出しを与えられ取り組みやすい内容になっていました。レベル2は自由に書きます。せっかくアメリカに来ているのに、日本語ばかり話しているので、英語を話すように言いました。「Speak English No Japanese」ですと。「そしてわからなければ辞書を使いなさい。」「エミリー先生に聞きなさい。」、「自分で考えなさい。」とも伝えたため、みな静かに集中して取り組んでいました。知っている単語で一生懸命伝えようとしている姿に感心しました。言い換え力は大事です。良い練習になっていると思います。何人かは相変わらず私を頼ってきましたが「I don’t know. Please ask Emily.」と答えるとエミリー先生に聞きに行っていました。 出川イングリッシュでがんばっていました。 次は「発音練習」今日の英文は「Red and green are popular Christmas colors!」日本の学校でも「popular」は言えない生徒が多いです。「ポピラー」とか「パピラー」とか言っています。エミリー先生が一人ずつ確認をしていました。日本の学校に戻ったらきれいな発音ができていることでしょう。 そして「Most Popular Christmas Traditions Do you do this with your family?」 日本の 家庭でもしているか、していないかを各自ワークシートに書かれたものを読んで、チェックしました。「クリスマスケーキを食べる」はさすがに全員「Yes」でしたが、「クリスマスツリーを切る」とか「オーナメントを作る」等はみな「No」でした。あと、面白かったのが、私を含め全員が知らなかったのですが、「棚に置く子どもたちを見ている妖精」が「No」でした。エミリー先生が見せてくれた妖精の人形はサンタクロースの格好をしていました。飾っていたのですが、みな興味津々だったのでしょう。いつのまにか帽子を脱がされていました。その後ちゃんと帽子は見つかりました。その後エミリー先生が一つずつ質問し、手をあげさせていました。   次に日本の祝日を伝えるポスターを作製しました。「ホリデー」だったので、「節分はダメだよね。」と言っている声が聞こえました。エミリー先生に確認すると毎年行うものは「ホリデー」に入れてよいということで、みな紹介したいものが一気に増え、いつ行われるのか、なでするのか、何を食べるのか等々紹介する英文と絵を描いていました。  そして休憩をはさみ、「オーナメント作り」をしました。アメリカのクリスマスは切り株(オーナメント用のきれいな切り株)に飾りをつけてオーナメントを作るようで、絵や色を塗ったり、小さな飾りをつけたりして各自個性豊かなものを作りました。1つはホストファミリーのプレゼント。もう一つは自分用を作りました。 そしていよいよ昼食の時間です。 マッシュポテトやスープ、アップルパイ、パンプキンパイ、クッキー、ハワイアンパンや名前のわからない料理がずらりと並びました。そしてやはりターキー!1番早くなくなりました。次にクッキー。よほどおいしかったのか、クッキーを家に持って帰りたいという子もいたほどです。このように料理を持ち寄ってパーティーをすることをポットラックパーティーというそうです。そして感謝祭の時はこのように色々なものを食べ、リラックスするそうです。みな、2回3回と取りに来てたくさん食べていました。「I’m full.」とみな口々に言う中、一人家から持ってきたスナック菓子をたべている強者もいました。料理ではなく、ジュースを持ってきてくれた子たちがいて、ファンタのいちご味にみな驚いていました。私も飲んでみました。あまーいファンタでした。

    午前(後半)

    午後は「オーナメント作り」の続きをしました。そして、「I am so thankful for….」に続くことを書きました。家族や友達、ホストファミリー、クラスメート、先生等と書いていました。アメリカに来て家族のありがたみを再認識したことでしょう。 次に、「ジンジャーブレッドハウス作り」をしました。グラハムクラッカーが一人ずつ配られました。そしてグラハムクラッカーを付けるバニラクリームやジェリービーンズ、チョコレートなど飾りつけに使うものが各グループに配られました。みな、初めてのことで試行錯誤していましたが、あちこちで家が崩れていました。そういうのを「ダイナソーアタック」というそうです。強度を保つためにバニラクリームをたっぷり塗る子や崩れるのを防ぐためにグミのクマを何匹も家の中に入れたり、家をあきらめてアパートにしている子もいたりして面白かったです。テント?というのもありました。各自家に持ち帰りました。ホストファミリーが見たら喜ぶことでしょう。 今日は貴重な体験を1日通してやりました。今年のクリスマスは各家庭にジンジャーブレッドハウスとオーナメントが現れるかもしれませんね。 明日はコミックブック屋さんに行き、午後からは高齢者施設でボランティアをする予定です。折り紙や習字を披露する予定です。

    2024
    Aug
    6

    8月6日

    昨日のポットラックパーティーでエキサイティングしすぎたため、今朝はみな少々眠そうでした。日記を読むと「これまでで一番食べたかもしれない。」と書いている子が数人いました。私もそうでした。「少しずつ」を何個もすると大変なことになりますね。

    午前

    最初は、レベル1が「What are your skills?」I can…. I am good at …. と書き出しがあるもの。 レベル2は「Write about and describe your favorite hobbies and your strengths and skills.」。みな早速辞書で調べ書き始めました。昨日より更に真剣みがまし、集中していました。会話も英語を使おうと頑張っていました。残念ながら数人の生徒はすぐに日本語を使い始め、その後もずっと日本語で話していました。日本語なのでおしゃべりに夢中になり英文が進みません。その後のグループでシェアする際も、教えあい高めあうことができたグループとそうでないグループになってしまい差がでていました。あと、おしゃべりはしないけれどずっと黙っている子が数人いたので、間違ってもよいからチャレンジしてほしいです。色々な場所に行って楽しんだり買い物をして楽しんだりするだけでなく、せっかくの機会なので英語を学んでほしいと思います。   次に発音練習をしました。今日の英文は「The ape hates grape cakes.」です。今回も苦戦です。エミリー先生とリサ先生のチェックを受けながら練習をしていました。   そして次は語彙を学びました。何をするのか、したいのか、まずは「動詞」が必要だということで動詞に絞って学びました。いつものようにまずはグループにホワイトボードが配られ、知っている動詞をどんどん書いていきました。みながんばっていてホワイトボードの裏面まで書いていました。そして最高は45語でした。2位、3位も40語弱で結構みな動詞を知っていてエミリー先生が感心していました。次にアメリカ人がよく使う動詞というものがあり、それらが書かれたプリントが配られました。まずは個人でチェックし、その後はグループで知らない単語を教えたり調べたりしていました。高校生グループは積極的に意見を出し、学んでいました。そして次にした活動がとてもおもしろく、私も日本に帰ったらやってみたいと思う活動でした。「try / swim / will / remember」と書かれたボードを示し、これを全て使って1文作りなさいというものでした。そのまま並べるわけにはいかないので、かなり話し合い、集中していました。意見を出したり、これはこういう文法だよと教えたり、きいたり、英語力アップにつながる活動でした。高校生組が楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。高校生組は英語力アップに重きを置いて参加しているので、このような活動は刺激的で楽しかったと思います。次はエミリー先生が何人か指名して、単語を言わせ、その単語で同じように文を作らせました。「know / think / play / dog 」「 cousin / have / eat / show 」を使ってしました。文になるものだなと感心してみていました。もちろん間違いはあります。しかし、発想が素晴らしいと思いました。子どもたちの頭は柔軟性があり、伸びしろも大きいなと改めて思いました。 そして休憩をはさんで、地元のコミックストアに行きました。アメリカンコミックは当然、日本の漫画のコーナーもあり、盛り上がっていました。フィギュアもあり、好きな人はかなり好きだろうなと思いました。5セントで買える昔の雑誌があり、おみやげにそれを買う子たちが複数いました。全て英語で書かれているのがオシャレだ、アメリカに来た記念になると言って買っていました。そして、その後、コミックストアの近くにある地元の書店に行きました。まだ、新しい書店で新しい、新築の香りがしました。ここでも日本の漫画があり、盛り上がっていました。日本でも英語版の漫画や小説はあるけど、欲しかったらここで買うほうが安いよと伝えると、何人かの子が買っていました。見たことがあるドラマの原作を見つけた子は、今は読めないけど挑戦してみたいと言って買っていました。その気持ちが大事だと思います。きっと読めると思います。その1冊を読み終えたときの達成感は半端ないと思います。ぜひ頑張ってほしいです。

    午後

    午後はビルドスノーマンという単語ゲームをしました。アルファベットの部分が空欄になった文章にアルファベットを言っていき、当たったら空欄を埋めていきます。1問目は「We are going to the zoo.」,2問目は「Wednesday is going bowling.」つまり、明日の告知です。子どもたちは大喜びです。そして「何時に来ればいいですか?」「お弁当はどうすればいいですか?」「バッグはどんなのがいいですか?」等授業以上の積極性をみせ、質問してきました。気合が入っています。喜んだ勢いのまま、近くの高齢者施設を訪れました。 この日はコーラに見える(私たちにはおいしくなかったです。みな湿布のようだと言っていました。私も少し飲んで絶句しました。)飲み物の上にアイスクリームをのせた飲み物を、配っていたのでその手伝いをしました。「1スクープ?2スクープ?」といくつアイスクリームをのせるか聞いて、活躍していました。その言い方が面白かったらしく、職員までもらいに来てくれ繁盛していました。そしてアイスクリームがサーティーワンアイスクリームにあるような筒状の箱に入っていたので、すくう子たちはなかなかの力仕事でしが、運動不足だからとがんばっていました。そして、折り紙を作って見せる子たちも高齢者が喜び、笑顔になっていました。花を作ってあげると服につけて喜ばれました。折り紙は外国の方にとっては魔法のように感じるようです。そして習字を披露した子たちも「クール!!」と言われ、職員からも書いてほしいと言われていました。「何か書いてほしい文字があれば書きますよ」と伝えると、「ピカチュウ」と返ってきました。しかも絵まで。しかし、器用な子たちです。文字も絵も描いて渡しました。「ピカチュウ」をもらった高齢者はたいそう気に入り、その後もたくさん書いてもらっていました。あっという間に4時前になり、お礼を言ってスタディーセンターに帰りました。子どもたちもあんなに喜んでくれたことがうれしくて、とても良い顔をして帰りました。  昨日、今日とエミリー先生の娘のゾーイ(10歳)が一緒に活動をしてくれ、皆の英語を助けてくれています。ゾーイはとても親切で面倒見の良い子です。折り紙を教える子たちと一緒に折り紙を折りながら、通訳的なこともしてくれます。私たちにちょうど良い語彙なので良い勉強になります。とてもかわいらしい女の子なので皆からも慕われています。  今日は勉強、娯楽、そしてボランティアと忙しい日でしたが、充実していました。最後のボランティア活動は高齢者も私たちも笑顔になれるすばらしい活動だと改めて思いました。  明日は終日研修です。最近男女仲がよく、エミリー先生が話をし始めてもしゃべっている子たちがいるので、気を引き締めて行ってきたいと思います。

    生徒の二人は体調不良のため本日は欠席しました。 また、別な生徒の二人はホストファミリーの都合で午後から早退しました。

    2024
    Aug
    7

    8月7日

    今日は終日研修でした。オレゴン州の「ポートランドズー」に行きました。前回のビーチよりも近かったため、バスで寝ようと思っていた子たちは「寝られなかった」とぼやいていましたが、数人はしっかり寝ていました。そして動物園に着くとみなテンション上がりまくりでした。12:45に入り口に集合ということで3時間の自由時間となりました。今日も4人以上での行動です。今回はルールを破ることなく全員4人以上で行動していました。広い動物園で勝手なことをされると大変だと危機感を持ってのぞみましたが、みな意識が高くちゃんとルールを守っていました。全部で4つのグループになっていて、男女でまわるグループもできていて、仲が良くなったのがわかりました。日本の動物園とは雰囲気が異なり至る所に動物の形をしたオブジェがありました。私が特に印象に残ったのは「Art to Save the Sea」です。海辺に流れ着いたゴミで作られた巨大なコンドルです。ポートランドズーは私たち人間に訴える仕掛けや看板が多くありました。今日は涼しかったので多くの動物が展示されているとのことでしたが、私が見る限りでは少なかったです。ホッキョクグマを見ようと思って行きましたが、展示されておらず、ライオンも見られなかったです。しかし、「ホッキョクグマいたよ。」と言っていた子たちがいたので、時間にもよるのかもしれません。12時なりふと自分たちのいる場所を確認すると入り口と真逆のところにいました。動物園は広いから侮ってはいけない!これは急がねば!と早歩きで入り口を目指しました。しかし行かなくてもよいエリアをただスルーしてしまったり一つ道を間違ったり、「やばい!やばい!」と歩いていると後ろにリイサ先生が!安堵しました。「リイサ!」とみんなで叫びました。時計を見るとまだまだ余裕で、お土産屋さんにみなで入りました。男女混合グループは既に来ていてくつろいでいました。そして時間になりバスに乗り、次の目的地「ボーリング」へ向かいました。 ボーリング場に入ると、みな靴のサイズで戸惑っていました。私たちが履いている靴は「センチ」です。しかし、アメリカは「インチ」なのでややパニックと化していました。後ろから見ていると、借りられた子の靴をうばい、自分で履いてみて「これだと大きいからこれより小さいのを言えばいい」と自分なりの解決策を見つけた子がいたり強引に「24センチ!」と貫く子がいたり、一番面白かったのが自分の履いている靴を店員さんに渡して探してもらうという手法でした。そして、この斬新な手法が広がり、多くの子が靴を渡し始めたので店員さんも大忙しです。一人で対応していたのが3人になっていました。その後、数レーンを貸し切ってボーリングをしました。初めてする子もいて、ボールじゃなく自分がすべっていたり、独特なフォームになっていたりして、とても楽しかったです。子どもたちも大喜びでみんな笑顔でプレーしていました。謎のダンスをする子たちもいました。写真を撮る私は大変でした。エミリー先生が「どうだった?楽しかった?」と聞くと「Yes!」の嵐でした。そして3時30分になりスタディーセンターに帰りました。 明日は「2024 MNCC Scholarship Program Japan Homestay」のポスターを作成します。どのような形で行うのか、ポスターにはどんなことを書くのか、難しい取り組みですが、チャレンジしたいと思います。

    2024
    Aug
    8

    8月8日

    今朝は昨日の疲れがあったのか、少しだけ遅れてくる子たちがいました。授業も9時を少し過ぎてからスタートしました

    午前(前半)

    最初はいつものように、ライティングの練習をしました。今日は「Describe Your Dream Vacation」です。「Where would you go? 」「How long would you stay?」「Who would you go with?」「What would you do?」「What foods would you try?」と書きやすいように示してありました。しかし、どこに行きたいか?という最初の質問がわからず戸惑う子たちが結構いて、エミリー先生が私に質問をしてきました。私が答えると「あー、そういうことか。」と一気に筆が進んでいました。「would」が難しかったのかなと思いました。 次に「形容詞」の勉強をしました。Beautiful以外にbeautifulを伝える単語は何があるかをグループで考えました。グループごとに話しあわせましたが、難しかったようで、エミリー先生がみんなと対話をしながら進めていきました。子どもたちの口から出る表現が「happy」ばかりなので、それ以外も使ってほしい、表現の幅を広げてほしいということで形容詞を学びました。また感情を表す表現を増やしたいねらいもあったようです。別の表現をたくさん教えてもらい、みなノートにちゃんと書き写していました。そして「海」「ディズニーランド」「都会」「アフリカ」の4つの中から行くならどこがいいか選び、それぞれ行きたい場所ごとに分かれました。多かったのは「ディズニーランド」で、「アフリカ」は0人でした。そしてなぜ行きたいのか理由をつけて発表しました。理由は先ほど学習した形容詞を使って表現しました。こういう風に形容詞を使う場面を作ってあげるとよいなと参考になりました。  そして今日の発音練習「Thank you for thinking for the delicious dinner.」。舌の形を意識して発音するとゆっくりなりすぎるし、スピードを求めると正確な音を出せないし、みな毎回苦戦しています。しかし、舌の形をこうするのだなと知っているのと知らないのとでは大きく違うので毎回良い学習をさせてもらっていると思います。  発音練習が終わると「List 10 new experiences you’ve had in USA?」。アメリカでした新しい経験ということで、「Foods….」「Places….」「Cultural Experiences….」をヒントにみな書き出していました。圧倒的に多かったのが「食べ物」についてでした。とにかく何もかもが大きいということです。ここにきて食べ物を注文するときはシェアするというのが当たり前になってきています。

    午前(後半)

    エミリー先生がおなかのすいている男の人の絵を見せ、「What should he do?」と問いました。この男の人はどうするべきか?「ハンバーガーを食べる」と答えていました。そしていくつか同じような練習をして、「もしエミリー先生が日本に行くなら、何をすべきか?」問いかけ、アイテナリーを作るように言いました。まず、どこに行くべきかタイトルをつけ、You should go to 〇〇 because it is ~ .その後はDAY1,DAY2というように自分たちで考えて作りました。「先生、なべしまは鹿児島ですよね?」「ぎょうざの丸岡は宮崎よ。」等、隣同士の県なのではりあって、自分たちの県のものと思っていたものが実は違うということがわかり驚いている様子が面白かったです。丸亀製麺まで言い出したので、それは両県ともに違うよと内心ツッコんでいたら、「先生!丸亀製麺は香川ですよね!」と聞いてくるので、「違うよ。確か東京だったはずよ。」というとさらに驚いていました。その後もいろいろ意見を交わしながら制作していましたが、昼食時間となりいったん終了しました。

    昼食はそのまま教室で食べる子が多くなり、雑談を楽しんでいます。しかし、騒がしくなるときがあり注意しています。ましてや折り紙で作ったボールを手に持って広がろうとしている男子には「公園に行きなさい!」です。「話さずにします。」と言い出すので、黙って目をじっと見ると「やめます…。」と言います。ここは私たちだけが利用している建物ではなく、普通に他の人の仕事場になっている場所なので、大きな声を出すと迷惑をかけてしまいます。だからあまり大きな声をださないように注意しています。しゃべりだすと興奮して大きな声になる子たちがいるので昼食時間は要注意です。

    午後

    午後は、MNCCのJapan Homestayに向けての準備をしました。私たちがもらったアイテナリーにはオークションとありましたが、実際は十分な計画がまだ立てられておらず、エミリー先生と話し合い、日本のコンビニ等で見かける募金箱の設置をすることにしました。そのためにチラシを作りました。自分たちの紹介とどういう目的のものか、自分たちで考え英文で書きました。高校生はできますが、中学生には難しいのでリサ先生にお願いしてサンプル的なものを示してもらいました。それを参考にプラスアルファするように伝えるとみな一所懸命取り組みました。そして、そのチラシにアメリカと日本の国旗を描いたり、折り紙を貼ったり、とても良いチラシを作っていました。そして、お金を入れるための箱が必要なので今までの活動を見ていて器用だなと思う子に声をかけ、箱を作ってもらいました。紙コップがあったので、それを箱代わりにして、お金を入れたら折り紙アートや習字、日本から持ってきたガレージセール用のものの中から好きなものをとってくださいと書きました。その際も、私は紙コップにその文章を書けばよいと思っていたのですが、出来上がったものをみるとストローを利用し、旗を作ってその文章を書いていました。すばらしい発想だなと思いました。大人の私にはない発想で、まさにawesome!! これなら目立つし、興味を持ってもらえると思います。今日はエミリー先生への日本滞在アイテナリーもJapan Homestayも完全にできあがったわけではないので、明日また続きをします。そして来週チラシと募金箱、そして折り紙アートなどを持ってダウンタウンへ出かける予定です。今日も内容豊富であっという間の1日でした。後片付けも前より早くできるようになりました。

    2024
    Aug
    9

    8月9日

    午前(前半)

     まずはいつものライティングです。お題は「How are you feeling going home in one week?」。 帰りたくない子、早く日本へ帰りたい子、両方の気持ちが混在している子。そうだと思います。帰りたくない子は学校が始まるからという理由があり、エミリー先生が笑っていました。そういえば、休み時間や休憩時間に「宿題どうしよう。何もしていない。」という声をよく耳にします。ほんと、宿題どうするのでしょうかね。持ってきていてちょいちょいしている子もいるようですが、帰国してからが怖いですね。

     次は「What do you want to do in the USA before you leave?」です。「ショッピングに行きたい。」 「野球の試合を見たい。」「コンサートやフェスティバルに行ってみたい。」等がある中、断トツは「ハンバーガーを食べたい。」でした。 えっ!?アメリカのハンバーガー大きすぎる!とかハンバーガーばっかり食べてもう飽きたとかいろいろ言っていたはずなのに!?面白いですね。アメリカのハンバーガーは病みつきになる大きさ、味なのか、アメリカと言えば?的なものなのか、ぜひ帰国する前にハンバーガーを食べてほしいです。

     そして次は「形容詞」の勉強です。「happy」「angry」「sad」「full」「hungry」「scared」を表す他の単語は何があるか?毎回勉強になります。 単語ではないですが、「どういたしまして。」と言いたいときに「You’re welcome.」を私たちは使っているのですが、アメリカの人は「No problem.」を使っているなと思い、私も「No problem.」を使ってみたよと話をすると、早速「No problem.」を使う子がいて、感心しました。毎回同じ表現ではなく、別の言い方ができるとかっこいいと思います。 たくさん教えてもらったので日本でも毎回同じ表現をするのではなく別の言い方も使って英語力アップをしてほしいと思います。

     休憩をはさみ、今日は「ホリデー2」ということでハロウィンのジャック・オー・ランタンを用紙で作りました。 個性的な顔がいくつかありました。なぜか髪の毛のあるものもあり、目立っていました。 教室の入り口の壁に続々と貼っていく中、「先生、あそこに貼ってもよいですか?」と指さす方をみると、そこは天井でした。「いいけど、はがれると思うよ。」と言いましたが、椅子を持ってきてせっせと貼っていました。それを見た他の子が「私も!」と来て貼っていきました。その後天井を見ると3つのジャック・オー・ランタンが貼られていました。3つ?と思っていると、リサ先生が見に来て、「自分のは?ない!」と探していたので、とりあえず天井を指さしてみると「オー!」と言っていました。リサ先生のも持ってきて貼っていたようですね。それが終わると昨日途中まで作成していた旅行のアイテナリー作りをしました。DAY1,DAY2,DAY3と毎日ラーメンをすすめてくるアイテナリーがありエミリー先生は行きたいかなあと思いながら見ました。そして、早く終わった子たちはハロウィンで使うクッキー生地を作っていました。クッキーの生地を伸ばすのは力が必要みたいで、中学1年生が挑戦すると無理でした。女子の器用な子や高校組が頑張って伸ばしてくれました。見ていた男子もしたくなったのでしょう。 がんばってしていました。うどんを作っているように見えたのはきっと私の錯覚だろうと思います。活躍していました。

    午後

     アメリカの関係機関であるCHIの職員とハロウィンの衣装を着た女の子が教室に来て、キャンディーを配ってくれました。 キュートな子で衣装もさすがに似合っていて「かわいい!」とみんなが騒いでいましたが、その小さな女の子は知らない言語を大きな声で話しかける私たちが苦手だったのでしょう。笑顔が引きつっていました。そしてエミリー先生が、6つのキャンディー(「Reeces Peanut butter Cup」「Toosie Roll」「Starburst」「Twizzlers」「Hersheys kiss」「Skittles」)を好きな順に書かせました。私もいくつかもらいましたが、「Starburst」「Hersheys kiss」がおいしいと思いました。Twizzlersは不人気でした。そして、午前中に作っていたクッキーを焼き、それをクリームやチョコで絵を描いたり、色を塗ったりして楽しみました。

     そして次がまた楽しかったです。イースターエッグです。ゆで卵に絵を描きました。 ミニオンやトイストーリーのフォーキーや、オリジナルの絵をそれぞれ描きました。そしてそれをこっそりリサ先生が公園に隠してきました。 「自分のを探しなさい。」と指示が出されると、「うわっ!楽しそう!」とテンションマックスで公園に向かっていきました。公園の途中にある駐車場に置かれた子は「先生、速攻見つかりましたよ。もう楽しみがありません。」と言っていましたが、楽しそうでした。遊具のブランコのタイヤの中、公園の木、茂みの中と様々な場所に隠されていました。そしてどうしても見つからない2人がいました。みんなで探すことになりみな探しているのに、男子の一人が「先生、食べていいですか?」と言ってきたので面白かったです。「いいけど、エミリー先生に確認したら?」と返事をするとすぐに聞きに行き、食べていました。「おいしい、おいしい。」と言って食べていたので良かったです。そしてその後教室に戻り、後片付けをして、ファンドレイジングの準備をしました。方法が変更になり、まだ不透明な部分があるのですが、自分たちにできることをしています。折り紙が得意な子は折り紙を作り、習字が得意な子は習字を書き、クリエイティブな作業が得意な子は募金箱を作りました。良い形で進められたら良いなと思っています。

     明日はアメリカに来て最後の週末です。ホストファミリーは色々な予定を立てていることでしょう。 楽しんでほしいと思います。そしてケガや事故等がないように願っています。

    2024
    Aug
    12

    8月12日

     今日は最後の終日研修でした。オレゴン州にあるMultnomah Fallsへ行きました。 ハイキングコースがあるということで、TCの先生に行きたい子だけハイキングはどうかと聞かれました。 行きたい子だけというのは生徒管理がしにくく、なおかつ整備されているとはいえ山の中には変わりないので安全面に不安があると思ったため断りました。 しかも往復4キロということで、なかなかの距離。そして、最近一部の男女の仲が良すぎて連絡事項を聞かずに自分たちでもりあがっているのも気になり、ハイキングはせず滝を近くまで見に行くことだけにしました。ひょっとしたらハイキングをしたい子がいたかもしれませんが、私の見る限り子どもたちは滝にはあまり興味がないようでした。 集合写真を撮ったら、さっさとギフトショップへ行っていました。しかも集合写真があるからしかたないなあと言わんばかりの態度で集合写真の場所まで行き、終わった瞬間ダッシュでギフトショップに行っていました。きれいな滝で落差も結構あり、滝の近くの橋から眺める景色は壮観でしたが、「花よりだんご」ではないですが、子どもたちには「物」のほうが魅力的だったのでしょう。

    今週はアメリカ滞在最終週になります。「先生、もうお金使うところないですよね?」と確認をしてくる子が複数いました。 計画的にお金を使っていることがわかり感心しました。「終日研修はないけれど、空港で待ち時間があったり、お昼の時間帯になるから少しお金は残していた方が良いよ。」 と言うと、「わかりました。」と言い、ちゃんと考えて使っていました。当初予定されていた計画が変更になることが結構あり、子どもたちもお金を使う場面を慎重に考えていたようです。 その後、近くのパーキングエリアへ行き、ピクニックランチをとりました。コロンビア川沿いの広い場所でした。少し天気が曇っていたからか今日は私たちだけでしたが、天気の良い日は多くの人でにぎわっているのだろうと想像できました。高校生の女子たちが少し離れた場所でランチをとっていたので、行ってみるとなんと!リスを手なずけていました。アメリカではリスやウサギを頻繁に見かけます。最初の頃は「わっ!リスだ!かわいい!」と言っていたのですが、最近では「あっ、リスだ。」に変わり、そして今日はかなり近くで見て「意外にしっぽの模様が気持ち悪い。」になっていました。しかも、小さいリスだけではなく恰幅の良いリスが現れ、どん欲に高校生の女子から食べ物をもらおうとしていて、「かわいいリス」のイメージはなくなっていました。 その後バスに乗り13時半ごろにスタディーセンターへ戻りました。

    スタディーセンターに戻ってからは、「さよならパーティー」についての話し合いをしました。 最初にダンスの得意な子がダンスをしてもりあげ、その後「習字(玲那・奈々・愛恵・香夏・光江・愛莉)」「折り紙(珀斗・優歩・凜・深愛(松)・深愛(庵))「福笑い・けん玉(佳織・心温・俊輔)」「武道(豪心・凌・隆介)」「日本語教室(由笑・桃菜・百花・凛花)」「ダンス(駿矢・小春・愛理・佐菜・あやめ)」のブースを作ってホストファミリーに披露&一緒に体験してもらう異文化交流をします。そして最後にみんなで「It’s a small world」を歌う段取りになりました。さよならパーティーまで残り4日となりました。 各グループのリーダーを中心に打ち合わせや練習をしてくれることと思います。

    その後、「ファンドレイジング」に向けての練習をしました。基金を募るために募金箱のようなものをショップに置いてもらえないか、明日お店に頼みに行きます。 その説明文を考え、そして口頭練習をしました。しかし、一部の子たちがいい加減に取り組み、「知らない子どもでしかも日本人が来て、いきなりお金を集めるということは不審に思われ通報されてもおかしくないからちゃんと練習しなさい。」と言いましたが、ここで「ノリでなんとかなるっしょ。」とか「そんな危険な所に行かせるんですか。」と横着なことを言ったので即指導をしました。一部の男女のしていることですが、周りの子たちがどんな思いをしているのか気付いてほしいと思います。大多数の子たちは真剣に取り組んでします。全体指導もしました。どれだけ多くの人たちに支えられてこのプログラムに参加できているのか。そしてどれだけ多くの人がみんなの安全を守るために動いているのか考えなさいと言いました。どんなに周りが頑張っても当の本人たちの意識が低ければ安全は守られないと言いました。明日は細心の注意を払って、1グループずつTCが車に乗せていき、ファンドレイジングに行きます。 実際に地元の人と英語で話をする良い練習にもなります。真剣に取り組んでほしいと思います。

    2024
    Aug
    13

    8月13日

     今日は朝から指導をしなければなりませんでした。数人のホストファミリーから相談があったのです。内容は「ありがとうと言わない。」「ルールを守らない。」です。残念でした。特に「Thank you.」と言わないのはショックでした。アメリカに限らず日本でもだめなことです。今週はホストファミリーと過ごせる最後の週でとても大事な週です。ホストファミリーに対する感謝と敬意を忘れずに過ごしてほしいと思います。

    今週はアメリカ滞在最終週になります。「先生、もうお金使うところないですよね?」と確認をしてくる子が複数いました。 計画的にお金を使っていることがわかり感心しました。「終日研修はないけれど、空港で待ち時間があったり、お昼の時間帯になるから少しお金は残していた方が良いよ。」 と言うと、「わかりました。」と言い、ちゃんと考えて使っていました。当初予定されていた計画が変更になることが結構あり、子どもたちもお金を使う場面を慎重に考えていたようです。 その後、近くのパーキングエリアへ行き、ピクニックランチをとりました。コロンビア川沿いの広い場所でした。少し天気が曇っていたからか今日は私たちだけでしたが、天気の良い日は多くの人でにぎわっているのだろうと想像できました。高校生の女子たちが少し離れた場所でランチをとっていたので、行ってみるとなんと!リスを手なずけていました。アメリカではリスやウサギを頻繁に見かけます。最初の頃は「わっ!リスだ!かわいい!」と言っていたのですが、最近では「あっ、リスだ。」に変わり、そして今日はかなり近くで見て「意外にしっぽの模様が気持ち悪い。」になっていました。しかも、小さいリスだけではなく恰幅の良いリスが現れ、どん欲に高校生の女子から食べ物をもらおうとしていて、「かわいいリス」のイメージはなくなっていました。 その後バスに乗り13時半ごろにスタディーセンターへ戻りました。「What would you do if you won the lottery?」です。Lotteryが難しかったようですが、「世界中を旅行したい。」「半分は貯金して残りは家族のために使う。」「本を買う。」等夢があったり現実的だったり、面白い回答が多く見られました。そしてその後グループで自分の意見をシェアしました。その後は「発音練習」。今日のお題は「Pretty puppies are the greatest swimmers.」。みな「th」「r」を極めようとスクリーンを見ると、そこにはおもしろい顔をしたフレンチブルドッグがいました。必死になって泳いでいる姿が滑稽でみなクスクス笑っていましたが、しばらくすると集中して取り組んでいました。今日は1回で「Good.」と言ってもらえる子が多かったです。だいぶ発音がうまくなってきています。そして、エミリー先生が別の言語を話すのが難しいのは当たり前、私たちアメリカ人にとっては日本語を言うのが難しいと言い、「お好み焼き」「いただきます」「かわいい」等いくつか日本語を言いました。思ってもみなかった日本語がいくつもでてきてみんな爆笑でした。そして他にどんな難しい言葉があるか各グループにたずねました。あるグループは「生卵」と言いました。しかしこれはエミリー先生はすらすら言えました。本当は「生麦 生米 生卵」を言おうとして、「生卵」になったようですが。次のグループは「かえるぴょこぴょこ みぴょこぴょこ」を言いました。これにはエミリー先生も対応できず、全然言えずにみんな笑っていました。「どんな意味?」とエミリー先生がたずねると、「フロッグぴょこぴょこ」と答えたため、ますますエミリー先生は困惑し、エミリー先生も笑っていました。そして次にでたのが「きゃりーぱみゅぱみゅ」です。しかし、これを言う子が言えてなくて、他の子たちが「言えてないし。」と笑い、全員笑いの渦に巻き込まれていました。

    そして今日はこの後、地元のジュエリー職人に来ていただいて、ホストファミリーにリングを作る活動がありました。そのジュエリー職人の女性がくるまで「20Questions」という活動をしました。袋の中にあるものをあてるために、グループごとに質問をしてその答えをヒントに中にあるものをあてるという活動です。「Is that a toy?」「Is that a candy?」という風にどんどん質問していっていました。カテゴリーを絞っていくのではなくピンポイントで聞いているので時間がかかるだろうなと思いながら授業を見ていると、答えがでないうちにジュエリー職人の女性が来られました。しかし、ジュエリー職人の女性はまだ荷物があり、教室を出られたため、エミリー先生が答えを言いました。すると、「ほら!やっぱり犬のおもちゃだよ。言えばよかった。」と悔しがる声が聞こえてきました。

    そしていよいよジュエリー作成です。ジュエリー職人の女性がカラフルなストーンが入った箱を配りながら、好きなストーンを選ぶように言いました。するとあまりの美しさに「ホストファミリーへ向けてのプレゼントです。」と何回も言っているのにも関わらず「マイン」「This is mine.」と 言い出し、結局ホストファミリー用と自分用の2つを作ることになりました。ワイヤーが金、銀。銅の3種類あり思い思いに好きなものを選び、ジュエリー職員の女性に習いながら作りました。作業の早い子たちは3個目を作っても良いということで私に作ってくれた子もいました。「先生、どの石がいい?」と聞いてくれ、指のサイズを測り、手際よく素敵なリングを作ってくれました。3本の指にリングをはめ、どこかの王族ないしお金持ちのようになっている子もいました。ホストファミリーのことを考え、どの石がいいかなと真剣に考え作成している姿はとても良かったです。日本のお母さんとおそろいを作る子もいて、早く日本の家族に会いたのだろうなと思うことでした。

    全員がリングを完成させると、教室に「ブードゥードーナッツ」が運ばれてきました。当初予定ではブードゥードーナッツに買い物に行く計画があったのですがなくなり、がっかりした子がいたことをエミリー先生に伝えたら、買ってきてくれました。カラフルな大きなドーナッツでした。それをTCの先生2人が小さく切り分け、みんなで食べました。私も一切れもらいました。私がもらったものは紫色のドーナッツで相当な甘さを覚悟していたのですが、意外にも甘さ意外に酸味がありさわやかな味でした。ブードゥードーナッツはオレゴン州のポートランドが発祥なのだそうです。ここバンクーバーはワシントン州ですが、コロンビア川の対岸がオレゴン州で、橋を渡るとすぐにオレゴン州です。ワシントン州とオレゴン州のどちらも楽しむことのできる場所で、子どもたちはラッキーです。

    そして昼食をはさみ、ファンドレイジングのビジネスに行きました。1組ずつエミリー先生が車にのせ、地元のお店に行きました。それ以外の子はスタディーセンターでタイダイ染めをしながら待機する予定でしたが、タイダイ染めに使うTシャツのサイズが合わない、気に入らないという子が多かったため、Tシャツを交換しなければならなくなりました。その結果、今日はタイダイ染めをすることはできず、ホストファミリーへの手紙を書いて待機することになりました。Tシャツのサイズは、女子が「大きなサイズの方がかわいく見える」と大きなサイズを要望しました。普段は短すぎるのを着てきて私から注意されるのにTシャツはブカブカの大きなものが良いのですね。若い子のファッションは難しいです。

    そしてそうこうするうちにビジネス第1グループが帰ってきました。晴れやかな表情で「先生!やりましたよ!置かせてもらえました!」と喜んで報告してくれました。やはり自分たちで伝えて、それを達成できたという喜びは大きいですね。今日は昨日とは異なり、みんな練習も真剣にしていました。今日全グループ行くことはできませんでしたが、今日は1か所だけ断られて、残りは全て置かせてもらえました。本屋さん、ピザ屋さん、アイスクリーム屋さん等に置かせてもらえました。「賛同してお金を入れてくださった方は習字や折り紙作品をもらってください。」と書いてあります。今日早速折り紙作品で40ドル入れてもらえたようです。金曜日に回収に行きますが、たくさんのお金を集められなくても、このような取り組みをしているよ、ということを知ってもらえるだけでも良いのではないでしょうか。また、子どもたちは、今回のビジネスに行く活動のために、英文を考え、言う練習をして、実際に地元の方と対話して、達成感や自信につながったのではないでしょうか。明日もまた今日時間が足りずに行けなったグループがビジネスに行きます。そして「大きいのがかわいい」タイダイ染めTシャツを作りたいと思います。

    2024
    Aug
    14

    8月14日

     今日は行きの車の中で寝てしまったという子がいたり、朝の準備が遅くなり遅れてきた子がいたり、疲れがたまっている子たちがいました。最終週です。疲れがでてくる頃ですよね。しかし昨夜もバンクーバーモールに行ったり、バイキング形式のお店に行ったり相変わらず活発に動いている子もいたようで最終週も存分にアメリカを楽しんでいるようです。

    午前はいつものようにライティングの練習です。お題は「What are five things you would never do?」。「I would never….」に続けて書いていました。スカイダイビングを書いている子たちが結構いました。確かにしたことのある人はほぼいないでしょうが、内容が同じというのがおもしろかったです。そして次は発音練習。「Chubby babies wear green shirts and love sand.」chubbyの意味がわからずみな「?」な顔をしていました。するとエミリー先生がほっぺを膨らませそのほっぺを指さしました。するとみな「あー。」と理解しました。Chubbyとは「まるまる太った」という意味なのですが、エミリー先生のジェスチャーでみな教えなくても理解できました。いつものように練習をし、エミリー先生とリサ先生が一人ずつ確認をしていきました。今日もまた、「20 Questions」をしました。グループで質問を考える時間を1分間与えられました。「Is it a toy?」「Is it a T-shirt?」「Is it food?」「Is it big?」「Is it circle?」「Is it red?」と今日もピンポイントで聞いていき、なかなか答えにたどり着きませんでした。 カテゴリーからしぼっていくという方法にたどり着くのはいつになるかなと思い聞いていました。今日の答えは「Apple」でした。

    そしてここからJapan Homestayの基金を集めるための活動でした。昨日できなかった3グループが募金箱を置かせてもらうために交渉に行きました。他の子たちはホストファミリーへの手紙の続きをしました。手紙を書き終えた子たちは、さよならパーティーのプログラムや各ブースの紹介ポスターを作りました。そして、交渉にでかけた最後のグループが戻ってきてから昼食になりました。

    今日の昼食は、みんなで地元のピザ屋「Sasquatch Pizza」に歩いて食べに行きました。店内にはピンボールゲームがあり、いかにもアメリカという雰囲気でみんなの興味を引いていました。そして、壁には大きなビックフットの絵が描かれていました。いつのまにか私はビッグフットのファンと認識されているようで、「先生!ビッグフットいますよ。」と教えられました。しかしそのビッグフットはかわいくなかったです。私の好きなビッグフットはもう少し愛嬌のあるものなのですが、それは結構リアルなものでした。しかし、そのビッグフットを背景にみんなの写真をとりました。ピザは一人2切れずつでしたが、元が大きいので2切れでおなかいっぱいになりました。しかし、この2切れにアメリカらしさがでていて、大きさがばらばらで、極端に小さなものがあり、それをもらった子たちはかわいそうだったので、その子たちには余ったピザも食べさせました。

    そして、その後近くにあるアイスクリーム屋さんに行きました。昨日このアイスクリーム屋さんにファンドレイジングにきたある男の子はエミリー先生に、「明日ピザを食べた後にこのアイスクリーム屋さんにもきます。アイスクリームは食べたい人だけが食べるのでアイスクリームのお金は持ってこなければなりません。」と聞いていました。そのことを昨日私にも教えてくれ、「先生、アイスクリーム1.25ドルでしたよ。」と興奮気味に教えてくれました。「1.25ドルならいいね。食べたいね。」と私も返事をしました。なぜ、この話になったのかというと、ファンドレイジングに一緒に行った子が私に「先生、〇〇くんがエミリーにアイスクリームを買え、買え言っていました。」と報告があったからです。それで私が〇〇くんに「そんなこと言ったの?」と笑いながらたずねると、「言っていません!あっ、でもアイスクリームは1.25ドルでした。先生食べますか。」と会話をしていたのです。実際は1.25ドルとはコーンの値段で、アイスクリームをつけると6ドル弱でした。彼は1番に並び満面の笑みで大きなアイスクリームを注文していました。ちなみにエミリー先生に「失礼なことを言ったようで。」と話をすると爆笑しながら、「明日食べられるよと言っているのに彼はtoday! today!と言っていました。」と教えてくれました。前日から食べたかったアイスクリームを食べられて幸せな時間だったと思います。女子はコーンではなく、カップにしてスプーンを多くもらいシェアしていました。私もシェアしました。一番小さなサイズでもなかなかの大きさでしたが、とてもおいしかったです。そしてその後スタディーセンターに歩いて帰りました。

    スタディーセンターに戻ると、昨日できなかったタイダイ染めをしました。タイダイ染めの準備をする間にエミリー先生が「サイモンセッズ」をしました。「Simon says….」つまりサイモンさんが言った時だけ、指示に従う、何も言わずに命令文だけ言われた時には指示に従わないというゲームです。有名なゲームですが、知っている子は一人もおらず、みな新鮮に楽しんでいました。

    そして準備が整い、リサ先生がタイダイ染めの説明をしてくれました。今日はリサ先生が自分で染めたタイダイ染めTシャツとジーンズを着ていました。いくつかのパターンがあることを教えてくれたのですが、多くの子が「リサ先生のTシャツがいい。あんなのを作りたい。」と言っていました。スタディーセンターの外の芝生のところでみな自分の好きな色を選び、染めていました。広げてみないとどんな感じになっているのかわからないのでみなワクワクドキドキしながら作っていました。染めたらジップロップにTシャツを入れ、しばらく待たなければならなかったようですが、ジップロップに入れる前に広げる子が多数で、あちこちで歓声が上がっていました。「大きなサイズがかわいく見えるんです。」と言っていた女子にはたくさん着てもらいたいです。  今日は「さよならパーティー」の会場を見に行きました。現在私たちが使わせてもらっている建物の上の階にあり広い部屋でした。さよならパーティーまであと2日です。明日もさよならパーティーの準備をします。チームバンクーバー全員で協力して成功させたいです。

    2024
    Aug
    15

    8月15日

     今朝は5人遅れてきました。理由はホストファミリーの都合や「まだ寝ている。」「準備に時間がかかっている。」でした。3週間の疲れや帰国準備に追われているのでしょう。「先生!ポテトチップスたくさん買ったからスーツケースに入りません!」「入りきらないから今(スナック菓子を)消費中です。」等荷物の心配もでてきています。そして、お土産の心配も。「あと2人買っていない。」とか「親戚に買っていない。」等悩みは尽きません。でもよくわかります。アメリカに来たというのがわかるようなお土産は重かったり、高かったりするし、お菓子となると日本にも同じものがあるし、と選ぶのに苦心します。お土産選びもまた楽しみであったりもしますが、ぜひ思い出となる自分のものも買って帰ってほしいと思っています。

    午前の最初はいつものライティングです。「What has surprised you about American culture?」アメリカの文化で驚いたことは何?まっさきに書かれたのが「何もかもが大きい」でした。やはりそうですよね。大きいです。しかしアメリカに来て3週間経つ今は「大きい」だけではなく「甘い」「トイレの扉の下が開いている」「朝お風呂に入る」「プールが深い」「アメリカの人は明るい色の服を着る」等たくさん意見がでていました。この3週間に様々な経験をして多くの違いに気づいたようです。そして次は発音練習。「Green grapes are great and very lovely.」。いつものようにエミリー先生とリサ先生が一人ずつ確認をしていきました。みんな最初の頃と比べだいぶうまくなったとエミリー先生がほめていました。次は「20 Questions」今日はグループで2つ質問を考えました。しかしまたもや今日もかなりのピンポイント質問で時間がかかっていました。「Yes」の返事がでたときに関連した質問をしていけばよいのですが、この「20 Questions」はまだコツがつかめないのでしょう。今日の答えは「Hat」でした。エミリー先生が答えを言うと毎回驚嘆しています。その様子をまたエミリー先生が楽しんでいます。その後は「さよならパーティー」の準備をしました。まだ、ホストファミリーへの手紙が書けていない子がいる反面、とっくに終わって他の作業をしている子もいてここ数日大変な状況です。Japan Homestayに協力してくれたお店へのお礼のカードを作る子、さよならパーティーのブースの紹介ポスターを作る子、デコレーション用の飾りを作る子等々自分にできることをがんばっていました。そして、数人の男子の力を借りて、会場となる部屋に机等を設置しました。

    昼食後は「My favorite memory in America is …. 」。アメリカでの好きな思い出をカードに書きました。それをさよならパーティーの会場の机の上に置き、結婚式のようにしました。思い出はホストファミリーと過ごした出来事が多く、ホストファミリーも喜んでくれるに違いないと思います。また、日本から持ってきた品物を入り口に並べ、基金を募る箱も設置しました。その後再び教室へ戻りホストファミリーへのプレゼントとしてマグネット作りをしました。小さなマグネットだったので、漢字1字を書く子が多かったです。断トツで多かったのは「愛」でした。その後は、再びさよならパーティーの会場へ行き、全員で歌う歌の練習をしました。会場にピアノがあったため、ピアノの上手な子が伴奏をしてくれました。そして「It’s a small world」を歌ってみると、声が小さく、ピアノの美しい音色だけが響いていました。2回目は少し大きな声がでましたが、エミリー先生が英語の歌を聞きたいと言ったため、日本語バージョンと英語バージョンを歌うことにしました。しかし、歌った後に「幸せなら手をたたこう」が良いという子たちがでてきて、しばし中断しました。「『It’s a small world』に決まっていたのにどうして?」「『幸せなら手をたたこう』は英語が難しいよ」等の意見がでていました。結果、「It’s a small world」は英語で、「幸せなら手をたたこう」は日本語で歌うことになりました。しかし、高校生はちゃんと気づいていて、日本語の「幸せなら手をたたこう」と英語の「幸せなら手をたたこう」は違うから、アメリカの人は意味がわからないかもと言ってきました。高校生組はよく気が利き、本当に助かっています。高校生組がいたからよかったと思える瞬間が何回もあり感謝しています。中学生の元気がすぎるときも大人な対応で上手に接してくれています。そして中学生が散らかしたままにしている机やこぼしたものも片づけてくれたりしています。今回も中学生が歌のことで話をしているときも静観していました。そして要所要所で的確なことを言ってくれます。素敵な子たちです。今回は「幸せなら手をたたこう」はあえて日本語にして、日本語はこうなるのだということを見せるものでいいのではないかと落ち着きました。明日はいよいよ本番です。まだまだ終わっていないことがあるので、みんなで協力して私たちもホストファミリーもハッピーになるさよならパーティーができればよいなと思っています。

    今日は二人の生徒はホストファミリーと旅行に行き欠席でした。

    2024
    Aug
    16

    8月16日

     ついに最後の授業になりました。今日は最初に「Write a postcard home about your trip!」。

    日本の家族へ手紙を書くことになりました。みなかなり集中していました。そして何より内容量の多さに家族が恋しいのが伝わってきました。一部では「宿題が終わってないから帰りたくない。」と言う声が聞かれますが、日本に帰って家族の顔を見れば絶対に宿題の恐怖よりも安堵する方が上回ると思います。そして、このポストカード作成で私の中で衝撃なことがありました。それは家の住所を正確に書けない、覚えていない子がいたということです。「ガイドブックに書いているでしょ。」と言うと、「書いていません。」「・・・。」自分の家の住所は確実に覚えてほしいですね。

     そして次にホストファミリーへ作ったプレゼントをラッピングしました。言われなくてラッピング用のバッグにメッセージや絵を描いて感謝の気持ちを表現していました。中身は指輪とマグネットそして写真です。ホストファミリーの喜ぶ顔を想像しながらラッピングしたことでしょう。

     そして最後の発音練習になりました。今日は「It’s a world of laughter a world of tears」そう、今日のさよならパーティーで歌う「It’s a small world」の歌詞です。みんな最後の発音練習と聞いてなおかつ「It’s a small world」というのもあって気合が入っていました。

     その後、さよならパーティーの会場へ行き、各ブースごとに設置や準備を整えました。そして昼食をはさみ、再びさよならパーティーの準備をしました。司会進行の3人の男子にエミリー先生がセリフを入念に教えてくれました。そして一通り通してみました。ダンスチームの曲を私の携帯から流すのですが、うまくいくかそれも確認しました。しかし、音が小さくあまりうまくはいきませんでした。しかし、それしか方法がなく残念でしたが小さな音のまますることになりました。それでもダンスチームは堂々と踊ってくれ感心しました。そして各ブースでホストファミリーと交流、修了証書授与、サンキュースピーチ、歌という流れを一通りしました。歌は聞いていた2人のTCが日本語と英語の両方があると比べられておもしろいと言ったので、そうすることにしました。「幸せなら手をたたこう」は元気があってもりあがるので、先に歌って「It’s a small world」を日本語・英語の順に歌うことに決めました。そして再度練習をしました。なんとか形になり安心したところで今まで使っていた教室を掃除することになりました。かなり散らかっていたのでみんなが頑張らないと終わらないと心配したのですが、みな自分から進んで、そして考えて動いていました。うれしかったです。私はこの3週間で「考えなさい。思考をとめて楽な方に行くのではなく、自分の頭でよく考えなさい。」とよく言ってきました。ちゃんと伝わっていたのだなとうれしく思いました。そして、このキビキビそして各自が考えて動いていることにエミリー先生が感心して(予定よりもかなり早く終わったため)近くのアイスクリーム屋さんでアイスクリームを食べようと言ってくれ、みんなで歩いて食べに行きました。大きいから2,3人でシェアした方が良いとのアドバイスで、私も高校生に混ぜてもらい食べさせてもらいました。「オレオ味」が人気でしたが、どうやらそれは「オレオ」しか知らなったからのようです。高校生は「スニッカーズ味」も注文しましたが、オレオのほうがおいしいと言っていました。私もオレオがおいしかったです。そして歩いて帰ると3時40分。いよいよさよならパーティーです。さよならパーティーは4時から6時。最初20分ぐらい自由に飲んだり食べたりして、20分後にダンスチームのダンスがスタートしました。アバンギャルズの「シンデレラハネムーン」です。ダンスはキレキレなのに顔はユニークな表情でホストファミリーも盛り上がっていました。そして、その後各ブースごとに交流をしました。人気は「書道」と「福笑い・けん玉」でした。その後「おりがみ」や「日本語教室」が巻き返してきましたが、「武道」だけが全く人が来ませんでした。「アピールしなきゃ来ないよ。」というと、紙風船を割って気をひく作戦にでました。が、ただ周りの人を驚かせただけで効果はありませんでした。すると今度は「道着を着せたら良くない?」と言い小さな子を呼び込んで道着を着せました。するとこれが功をなしどんどん人が来ました。気付くと各ブース結構な盛り上がりで子どもたちとホストファミリーが笑顔で話していました。40分を目途に計画していたのですが、盛り上がりすぎてなかなか時間を切ることができませんでした。強引に各ブースの活動を終わらせ、修了証書の授与になりました。エミリー先生とリサ先生から修了証書をもらい、壇上から降りてきたところでホストファミリーと一緒に写真を撮りました。そして子どもたちはこのタイミングでプレゼントを渡しました。みな良い表情でした。そしてサンキュースピーチでした。高校生の2人がしっかりと、しかも覚えて言ってくれました。私はその後でしたが、カンペを使って言いました。そして、その後はみんなで歌う「幸せなら手をたたこう」と「It’s a small world」です。「幸せなら手をたたこう」は日本では「ほっぺたたこう」があるので、アメリカの人はこれは笑うかもと思っていたら、やはり笑っていました。笑いは良いですね。したほうも見た方も幸せを感じられます。そして全曲歌い、舞台のカーテンがしまり、さよならパーティーは終了しました。私は2時間で片付けまで終わらすという計画でしていたので、ちょうど30分残っていたので「よし!」と思っていたのですが、入り口に設けたみんながもってきた品物にホストファミリーがかなり興味を示し、なかなか片付けられませんでした。そこにはファンドレイジングの案内もありました。終わってからお金を入れる箱をみると、驚くほどたくさんお金が入っていました。午前中、地元のお店に置かせてもらった基金箱にも結構な金額が入っていました。色々準備は大変でしたが、さよならパーティーもファンドレイジングもとても良い形で終わることができました。特にファンドレイジングに関しては、子どもたちが実際に地元の人と対話し、交渉し、基金箱を置かせてもらうという達成感のある活動でした。なおかつ結果が伴ったので子どもたちの自信につながったと思います。

     明日はいよいよ日本へ向けて出発します。朝が早いですが、遅れないできてほしいです。そして何よりパスポートを忘れないできてほしいです。全員が安全に帰るまでまだあと少し気が抜けないですが、チームバンクーバーなら大丈夫と信じています。

    2024
    Aug
    17-19

    8月17ー19日

    ついに帰国の日がやってきました。「3週間どうだった?」と聞くと、「短かった。」「あっという間だった。」という返事ばかりでした。中には「あと1週間くらいいたかった。」と言っている子も数人いました。私自身アメリカに行く前は「3週間、長いなあ。大丈夫だろうか。」と不安でしたが、いざ来てみるとあっという間の3週間でした。子どもたちとも話していたのですが、最初の1週間は長く、2週目はとても早く、そして3週目は「えっ、もう帰り?」という感じでした。昨日の「さよならパーティー」ではそれぞれが自分の持ち場をしっかりとやり遂げ、全員での合唱もうまくいき、盛り上がりました。そのためまだアメリカにいたい気持ちが強いだろうなと思いながらの出発の朝でした。

    6時45分スタディーセンター集合。遅れずに来られるか?パスポートは持っているか?忘れ物はないか?手荷物の中身は大丈夫か?心配しながらでしたが、みな集合時間に間に合いました。手荷物に入れるべきもの(筆記用具)をスーツケースに入れていた子はいましたが、みな出発に向けて準備万端でした。アメリカ到着日は渋滞にあったのもあり、4時間以上かけてバンクーバーに着いたという嫌な経験から午前中にシアトルに着くためには絶対時間厳守と何回も何回も声かけしていたくらいだったので一安心しました。

    バスの周りではホストファミリーとの別れを惜しむ姿があちこちに見られました。涙する子も多く、「今までで一番泣いた。」という子もいました。知らないしかも異国の子どもたちを本当の家族のように扱い愛情をそそいでくれたホストファミリーには感謝しかありません。子どもたちもその愛情、寛大な心を感じ、今までで一番泣いたという結果になったのだと思います。そしていよいよ出発の時。別れを惜しみつつ、バスに乗り込みました。感動の余韻が残る中、バスはシアトルへ向けて出発しました。

    バスの中では「あー、日本帰りたくない。」「もっとアメリカにいたい。」「宿題したくない。」「日本に帰りたい。」「早く家族に会いたい。」複雑な心境です。アメリカに来る前と同じように相反する気持ちのオンパレードです。感傷に浸っている中、私は業務連絡です。韓国での入国カードの記入のしかたの説明です。韓国に着く前に機内でもらい記入しておくように説明しました。デジカメを上手に使い私の示したサンプルを撮っていました。デジカメで写真を撮るだけでなくメモ代わりに使う姿をホームステイ期間中に頻繁に見かけましたが、最近の子どもたちはデジタル機器を上手に使うなと改めて思いました。

    3時間程かけてシアトル空港に到着しました。まずは荷物の預け入れ。行きは1人だけ重量オーバーしていました。帰りはどうなるか…。補助をしながらふと見ると、スーツケースを開いている子がいます。「オーバーでした。」と中身を取り出し、スーツケースを軽くしようとしています。その様子を見たAsiana Airlinesの方が私に「もういいですよ。それで受け取ります。」とそのままの重量で預かると言ってくれました。こんなことがあるんですね。今回様々な場面で人の優しさを感じることがありました。国や言語、肌の色に関係なく優しくできる人たちの多いこと。そのことに気づけた子たちはきっとこれからの生き方に何らかの影響を与えられたと思います。  そしてその子に「そのままで大丈夫だよ。」とAsiana Airlinesの方が言ったことを伝えるものの、スーツケースが閉まりません。家ではうまく閉められたのでしょうが、カウンター前の狭い空間でぎゅうぎゅうのスーツケースを閉めるのは至難の業です。私も手伝い、膝も使い押し込むも無理でした。もう一人生徒が手伝いやっと閉じることができました。その後も重量オーバーが続出、中にはちょっとそっとの重量オーバーではないスーツケースまでありましたが、全てそのまま引き取ってくれました。ありがたいことです。そして次はセキュリティーです。二度目だし大丈夫だろうと思っていると、「先生!○○ちゃんがはさみを持っています!」との報告が。なぜ!?あんなに注意したのに…。しかも具体例まで出して説明したのに…。○○ちゃんに「もう、はさみは諦めてください。」と言い、はさみを諦めさせ、セキュリティーに進みます。私が先に済ませ、待っていると「先生!英語がわかりません!」と呼ぶ声がします。行ってみると「お土産がなんか大きいって言われます。」と。お土産が大きすぎるから没収とかないはずだと思い見ると、それはスノードームでした。ドーム状のものの中に液体が入っていて中のラメやおもちゃが動く飾り物です。聞くと、「液体」と言いました。なるほど、100mlを超えていたのだなと思い、「諦めるしかないよ。」とその子に言うと、「えー、お土産で買ったのに。」ととても残念そうです。見かねた空港職員が「スーツケースに入れたら大丈夫だよ。」と言ってくれましたが、「スーツケースは預けた後なので無理です。諦めます。」と伝えセキュリティーを通してもらいました。その後は汗ふきシートがひっかかりましたが、検査をして返してもらい全員が無事にセキュリティーを通過することができました。

    無事にセキュリティー通過まで済ませたので、あとは飛行機に乗るのみです。「あー、ついにアメリカとお別れかあ。」との声が聞こえてきました。これから韓国まで11時間25分のフライトです。みなで列をなして搭乗を待っていると、ここでまたもや遅延です。しかも原因はわからず約1時間待たされました。途中「日本の方ですか?」と声をかけられ、どうして遅れているのか聞かれました。「1回時間通りと掲示板に出たのですが、その後消えてアナウンスもなく全くわからないのですよ。」と伝え、辛抱強く待ち、やっと飛行機に乗れました。

    機内では映画を見たり宿題をしたりする姿が見られました。行きは寝ている子が殆どでしたが、今回は起きている子が多かったです。そして機内食も今回は自分の食べたいものを言えたようです。行きはわからずに隣に座っていた一般のお客さんに助けられた子たちがいました。今回は3週間のアメリカ滞在が功を奏したようです。そして、長いフライトを終え、韓国が近づいてきました。みな入国カードをもらっているか確認にまわると、半数近くの子がもらっていませんでした。もらっていないことに焦っていましたが、もらった子が気を利かせCAさんにまたもらいに行き配ったり、私もCAさんに渡してもらうようお願いしたりして、みな入国カードを手にすることができました。そして韓国到着、入国カードを手にいざ出国。しかし、ここで事件が。なんと手荷物のバッグをそのまま機内に置いたまま出てきた子がいたのです。しかもそれを他の子が気づき、「先生、俺とってきます。」と言って走って取りに行ってくれました。助かりました。チームバンクーバーはこういうファインプレーができるチームでした。3週間の間には色々ありましたが、こんな感じでフォローしあって安心安全を守れるチームでした。

    そしてやっと韓国の地に降り立ちました。暑かったです。私は韓国は暑いと思っていたので半袖を着ていました。バンクーバーで「先生、寒くないのですか?」と気にかけてくれた子がいました。「羽織る物を持ってるから大丈夫。」と答え、周りをみると厚手のものを着ている子たちばかりでした。着いた途端「暑い!」を連呼。「アジアだから暑いよ。」と私が言うと、「あー、そうだった。」と悔しがる子が多数いました。 渡米前韓国では「円」は使えるということでしたが、使えずに両替しなければなりませんでした。空港ですれば良かったのですが、ホテルでできるということでそのままホテルに行きました。しかし、ホテルのお金がなくなり、全員は両替することができませんでした。こんなに多くの人が両替すると想定していなかったとホテルの人が言いました。ウォンかクレジットカードしか使えないということで、韓国から同行した南日本カルチャーセンターの方が立て替えをして食事を買ってくれていました。両替できない騒動も落ち着き、翌日は5時にはモーニングコールを入れるということで、早く寝るように指示し解散しました。

    そして翌日、いよいよ日本へ向けて出発です。「ここまで来たらもう早く日本に帰りたい!」との声多数。韓国から日本へはあっという間に着きました。福岡の地に降り立つと、ドーン!と熱気が押し寄せてきました。押しつぶされそうになるほどの熱い空気の圧。日本に帰ってきたと実感です。みな口々に「暑い!」「暑い!」「チョコレートが溶ける!」「日本暑いからやっぱアメリカがいい!」と言っていました。そしてバスに乗り込み、鹿児島空港へ向けて出発しました。途中2回の休憩をはさみ、もう少しでこのホームステイも終わるのだ、このチームもなくなるのだと寂しさもありつつ、晴れやかな顔をして鹿児島へ向かいました。3時15分保護者の待つ鹿児島空港へ到着しました。みんなほっとしたことでしょう。私もほっとしました。大きな事故やけがもなく無事にみんなを保護者のもとへ届けられたことに安堵しました。3週間の間にはホームシックや悩んだこと、困ったこと色々あったと思います。しかし最後に全員が「楽しかった。」と言ってくれたことが何よりです。解散式の後、みんなから色紙をもらいました。うれしかったです。年齢も住んでいる場所も異なる人たちが「バンクーバー」でつながりました。すばらしい体験と縁を作ってくれた「バンクーバー」に感謝です。

    ホームステイは終わりましたが、離れていても心は近くにあります。これからもみなさんを応援しています。英語をもっと勉強してまたバンクーバーへ行きたいと言っていた子たちがたくさんいました。私もその一人です。また、いつかバンクーバーの地で再会できる日を楽しみにしています。