Rancho Cordova更新情報
Rancho Cordova地図
Rancho Cordova引率者レポート
7月21日(日)
Hello! Everyone in Okinawa!! July 21, 2024 ( From Rancho Cordova )
7月7日にZoomでの初対面を終え、夏休みまであと2週間!あと1週間!あと3日!という風に普段の日常を過ごしているうちにあっという間のアメリカ出発日の今日、7月21日を迎えました。うんな中学校(恩納村にある私の職場です!)に通うプログラム参加者の生徒と学校の廊下ですれ違いざまの会話でも、「荷物の準備が全然終わらな~い!」「あっという間に出発の日が来るよ!早く準備してよ!」となかなかアメリカ行きの実感がわかないながらも、とにかく準備を進めるといったワンシーンがいろんな家庭でもあったかと思います!朝の国際線で見たみなさんは、楽しみやワクワク半分、緊張と不安半分!といった表情をしていましたね!それから注意事項の最終確認や配布物(保険のコピーやE -ticket)を配り終え、搭乗手続きを終え、ようやくセキュリティーチェックのゲート前!保護者のみなさんに「行ってきます」をしてから列に並び、目に映る日本人の数が減ってくると、いよいよ出発という意識が出てきたようで、生徒の中には「家族とさよならすると、さすがに寂しくなるね」とか「え!何て言うんだっけ?サイトシーイングで合ってるよね?」とか「どこの中学校から来たの?」といったように、今日出会った仲間たちと税関通過時のセリフの確認していたり、プログラム仲間と打ち解けようと積極的に話しかけている様子が見られ、とても頼もしく感じました(中には緊張で顔がこわばっていたり、いろんな外国の方を観察するようにじっと長蛇の列を眺めている生徒もいました!) どうにか出国検査を終え全員が揃うまでなんと1時間!いよいよパスポートの登場です!今回が初めての海外経験となる生徒にとってこのプログラム第1回目の試練!と思いきや、機械でパスポートの写真を読み取り、カメラで実際の顔を撮影し終え、手続き終了!とAIの発達に久しぶりの海外(大学以来なのでかれこれ7年ぶり…)への出国審査にあっけにとられる私でしたが、もちろん生徒も「え?先生もう手続き終わりなの?と私同様驚いている様子!全員の手続きが終わり搭乗ゲート44番に向かい、全員の点呼と集合時いかんと場所、並び方を確認し、いざ1回目のトイレタイム…。「あぁ、日本育ちの生徒だなぁ」と実感してしまうワンシーンが訪れます。なんと!リュックサックをその場に置いたままトイレに向かってしまった生徒が2人!生徒がトイレや水分を確保しに行っている間、両手に花ならぬ両手にリュックサックという筋トレ状態の私!もちろんこの2人が帰ってくると、たっぷり指導させていただきました!笑! さて、インチョン空港に向けての飛行機に乗り込み、それぞれの座席に座ると、さっそく備え付けのテレビを操作し、「映画観れるよ!」「ゲームもできるみたい!」「わ~!K-Popも聞ける!」とフライト中の過ごし方について話をしている生徒たち。飛行機が離陸し、機内食のチキン&ライス(今回はこの1択のみ)にお腹も満たされ、ゲームや音楽、映画に睡眠(休息)と思い思いに約3時間のインチョンへのフライト時間を過ごしました。かくいう(私もちゃっかり映画を見ました。) インチョン空港へ降り立つと、本日第2回目のセキュリティーチェック!「余ったペットボトルは捨てないといけないよね?」と生徒たちも慣れてきた様子!若い脳みその順応性に驚かされているうちに、なんとか全員がゲートを通過!本日2回目のトイレタイムは、長めの30分程度!免税店では買い物をしないように伝え、生徒たちと別れると、あっという間に散らばり、生徒の影も形もありません!集合時間に韓国土産の紙袋やドーナツを手に、インチョン空港を楽しんだ様子。中には、米ドルや日本円が使えない店が多くあったようで、フロア内を駆けずり回り水をゲットしたという生徒もいました。 2回目のトイレ休憩を終え、いよいよグループでの本格的な顔合わせ。グループごとに5つの円を作り、名前、出身中学校(高校)、好きなもの、アメリカでしてみたいこと、の3つを自己紹介させ、いよいよプログラムの目玉ともいえる文化交流会の打ち合わせタイム。子どものころに好きだった遊びやスペースがある場合、ない場合どちらでもできる遊びや少人数で楽しいor大勢で遊ぶゲームなど視点を与えて話し合いをさせると各グループともとても活発に話し合いを進めていました。今日初めて顔を合わせたメンバーとは思えない様子に、とても感心しました。「さあこれからグループでの話し合いを全体で共有しよう」としたところに、「ここでみんなで座り込んで何をしているの?移動してください」と空港スタッフに注意をされてしまいました。それもそのはず、みんながかばんを持ちながら、円を作り、顔を合わせながら話し合いができるようにと待合ソファーではなく、搭乗口や各種免税店から離れた小スペースで話し合いをしていた私たち。ボーディングボードも近くにあり、時間を確認したい乗客もいたため、場所選びを間違えたと反省中の私に引き連れられ、搭乗ゲート近くの待合場所に向かったが、どこもまばらにお客さんがおり、共有タイムは断念。水の確保ができていない生徒もいたため、3回目のトイレ休憩。その後グループや今日できた気の合う仲間たちと過ごしていたり、サンフランシスコ行きの座席の確認を行っているとあっという間の搭乗案内!なんと最前列は11列から最後尾は44列といった風にみんなばらばらの席順でした。私も両隣外国人となかなか見回りしづらい状況に心配していた私でしたが、さすが子どもたち!見回り中もゲームをしていたり、映画を見ていたりと爆睡していたりと本日2回目の長~い約10時間のフライトも、思いのほか各自リラックスして過ごしていました!使用機到着遅れや、到着後の機内での待ち時間など予定より1時間遅れでサンフランシスコ空港に降り立ち、いざ入国審査へ。インチョン空港よりも一気に増えた西洋人に、再び「サイトシーイング」や「for 3 weeks」の練習をお互いに始める生徒たち。優しくジョークを言ったり、カタコトの日本語で対応してくれるスタッフもいれば、私がも背中を汗が伝うような強面のスタッフなど様々でしたが、無事みんなが指紋やカメラ撮影を終え、いよいよ荷物の受け取りへ。フライト番号や出発地(ソウル、インチョン)と書かれた電子掲示板の案内を頼りに、5番の荷物受取所へ。しかし!待てど暮らせどにもつが現れません。場所を間違えたのか、それともフライト遅延+トイレタイムを取ったための荷物が回収されたのかとさすがに慌てる私でしたが、空港スタッフは「大丈夫。今運んでいるから!」の一点張り。さすがに焦り始めたところにようやく荷物の列が!ルーズなスタッフに焦りを感じるとともに、日本の連携の取れた空港スタッフに感動を覚えながら、無事TCの先生方と合流(現地時間5時過ぎ)。その頃には、もうみんなへとへとです!出迎えてくれた2人のTCの先生方の笑顔にやっと緊張や不安から解き放たれ、生徒たちとともにバスに乗り込み、一安心。車窓から見える壮大な景色や都会感満載のサンフランシスコの街並みにカメラを手に握りながらバスに揺られること1時間。小腹がすき始めたところでプログラム初のアメリカでのディナータイム。沖縄でもおなじみマクドナルドや、バーガーキングにアメリカならではのファストフード店(初めて聞く名前だったので、残り2つは覚えていません。すみません…笑)の4店舗から自分の好きなお店を選び、テイクアウトを注文し、バスに乗り込み、遅めの夕食。この時点で現地時間8時過ぎでしたが、「日本よりも大きいね!」「受け取ったものと注文したものが少し違う…」と早速の洗礼を受けびっくりしている生徒もいました。バスでの夕食を終え、さらに揺られること1時間。 やっとスタディセンターに到着し、いよいよホストファミリーとご対面。昨年のMNCCのホームページでも見られた自分の名前の書かれたウェルカムボードを目の前にし、再び緊張半分、楽しみ半分といったおかしなテンションを迎える生徒たちのシャッターチャンスを逃さないように駆け回る私。10時近くの初対面でもあり、さっそく各家族と移動を始める生徒たち。取り逃してしまった保護者のみなさん、ごめんなさい!明日のウェルカムパーティーでは、全家庭の様子を写真で伝えられるようにカメラマン浜元も頑張ります!生徒の皆さんが明日元気に登校してくれるよう祈願しながら、私も長旅の疲れを取るべくベッドに向かおうと思います!それではみなさん、また明日!
7月22日(月)
Hello! Everyone in Okinawa!! July 22nd, 2024 ( From Rancho Cordova ) 沖縄の皆さん、おはようございます!サンフランシスコ2日目の朝は、見渡す限りのブルースカイ、快晴です!事前に聞いていた通りとーっても暑いですが、沖縄よりもカラッとしているため、汗はあまりかきません。気づいたらのどが渇いているということが多々あり、とにかく水分必須です。「プログラム中自由に使ってね」とマイボトルを貸してもらった生徒もいました。教室では、クーラーも完備されているので、むしろ寒さを感じる生徒もちらほら…。 8時過ぎになり、いざ学校へ!私自身がお世話になっているホストマザーから、「二人の生徒が、それぞれのホストファミリーに連れられ私たちの家で合流し、一緒に学校に向かうね」と聞かされていました。このように、仕事の都合や交通渋滞を考慮し、お互いのホストファミリーが連携をとりながら、私&ゆあ&ゆなを無事に学校に送り届けてくれました。仕事をしながらも私たちを受け入れてくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです! さて、いよいよTCの先生方の授業が始まります!机をコの字型に並べ、お互いに顔を見渡せるような状態で授業を進めるスタイルです。1~7の中から1つ数字を選ぶよう指示を受け、好きな数字をノートに書く生徒たち。これからどのようなゲームをするのだろうと考えていると、なんと!自ら挙手し、選んだ数字の分だけ自己紹介をするというルール!ジェスチャーを用いながら好きなスポーツや教科、趣味について伝え合い、お互いを知るためのとてもいい機会となりました!Good work! Everyone! 自己紹介を終えると、ホストファミリーへの質問事項をみんなで考えたり、仲良くなるためのきっかけとして、お手伝いを申し出るなど、ホームステイ先での過ごし方について、アドバイスをもらいました。それから、本プログラム初の宿題が2つ!1つ目は、お互いのことについて質問をしあうこと。名前のスペルはどんなんだとか、沖縄の家族構成についてな10ほどの質問を提示されました。2つ目の宿題は、お金の使い方について、ホストファミリーと確認し合う、というものです。アメリカのお金には、一番小さな単位であるペニーやセント、ダイムにクォーター、ドル札というように単位によって呼び方が変わります。(例:4クォーターで1ドル)生徒たちはおもちゃのお金を用いながら、提示された金額を作り答え合わせをするゲームを行い、このように実際にお金のことをホストファミリーから学ぶように宿題を出されていました。約3週間という長期間をアメリカで過ごすには欠かせないスキルです!みなさん頑張れ! お金について学んだあと、30分だけ時間をもらい、明日行われる文化交流会(日本とアメリカのゲームを紹介し合う活動)について話し合いをしました。インチョン空港の待ち時間にたくさんのアイデアを出し合ったため、少人数(グループ単位)でも大人数でも楽しめるゲームをたくさん用意することができました。どのようなゲームを行うことにしたのかは明日のレポートを楽しみにしていてください! お昼休憩をとった後は、子どもたちの楽しみの一つであるボーリングへ!4~5家庭の協力を得、乗り合いでボーリング場に向かい、さっそくプレイ!ストライクやスペアを連発する生徒や、ガーター常連組、少しでもスコアを上げようとバンパーで溝をカバーし、最下位脱出を図る生徒とそれぞれがゲームを楽しんでいました。 ボーリングの後はいよいよウェルカムパーティーです!全家庭50人程が集えるほど広いスペースのある一般家庭の庭を開放してくださり、ウェルカムパーティーは行われました。会場を開放してくださったご夫婦は、今年は研修生を預かっていないにも関わらず、私たちを温かく歓迎してくださいました。各家庭のみなさんが腕を振るい持ち寄ったディナーを食べている生徒たち。会場の大きさからか、人の多さからか、少し緊張した面持ちでそれぞれの家族とご飯を食べている様子をパシャリ!「引率のARISAです!」と挨拶をして回ると、どの家庭の皆さんも「とてもいい子たちだよ」「彼らは英語の練習をしようと頑張っているよ!」と、とても温かい表情で家庭での様子を伝えてくださいました。改めて先生として、よき理解者として、時には悩みを共有し、時には厳しく注意しながら生徒と現地家族の橋渡しを頑張っていこうと襟が正される思いでした。それぞれがご飯を食べ終えると、プールに飛び込み始める子どもたち。お互いに水をかけ合ったり、浮き輪でぷかぷか遊んだり、いかに大きなしぶきを上げれるか勝負し合ったりと、中学生らしい姿も垣間見えたウェルカムパーティでした。 かれこれ1時間以上もプールを楽しんだ子どもたち。今日は、お金の勉強にボーリングにプールと頭も体も存分に使ったので、ぐっすり眠れるのかな!こんなに私たちのことを歓迎してくれているホストファミリーのために私たちができることは、とにかく積極的に関わり、英語や文化について学ぶこと!さっそく明日は文化交流会その①、ゲーム体験の日!少しでも恩返しができるように、アクティビティを全力で楽しみましょう!それではまた明日! See you next time! Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! July 23rd, 2024 ( From Rancho Cordova )
3日目の朝も、快晴です!天気予報によると、なんと今日の天気は41度もあるとのこと。一歩外に出ると、肌がひりつくような暑さです。
今日の授業では、「Thank you for ~ 」のあとに続く言葉のイデアを出し合いました。 アメリカで過ごし始めて3日目を迎えますが、まるで今までも一緒に暮らしていたかなと錯覚するほどに私たちホームステイプログラムの一同と家族のように大切に関わってくれます。 朝ご飯やランチを作ってくれたり、(自分で好きなものを好きなだけ使ってねと、一緒に朝ご飯やお昼のサンドイッチを作ってくれるホストファミリーもいるそうです。) 「食事の際には一緒にprayしよう」と仲間に入れてくれたり、毎日送迎をしてくれたり、洗濯をしてくれたり、学校から出た宿題を見てくれる。というように本当にたくさんのサポートをしてくれていると子どもたちからの声がありました。してもらっていることに対してのお礼の仕方を学び、今日さっそく言ってみます!と嬉しそうに話す姿が印象的でした。感謝の伝え方について学ぶとともに、支えてくれているありがたさを再認識し実践しようとしている姿に、私自身も言葉以上に大切なものに気付かされました。また、その授業の中でもう一つ嬉しいことがありました。ある女生徒が「洗い終わったお皿の片付け方を教えてくれた」と伝えたい様子ですが、なかなかキャロアン先生やミシェル先生に伝わりません。周りの生徒も助け船を出したいけど、彼女同様「なんて言うのか分からないね」と悩んでいる様子。私もすぐに答えを教えるのではなく見守ろうと決め様子を見ていると、彼女は諦めることなく、ジェスチャーを使ったり、自分の知っているワードを言い続け、どうにか伝えようと頑張っています。そしてようやく、「Oh! you mean “put the dishes away!”」と伝えたい内容を理解してもらえました。周りの生徒からも「へぇ~、put away って言うんだね!」と新しくゲットした言葉について確認していました。彼女が勇気を出してトライし続けてくれたおかげで、彼女だけでなく、他の生徒にとっても言葉の引き出しが増えるきっかけとなりました。そんな彼女の頑張りをとても誇らしく思います。そのことを共有するべく、みんなを見渡しながら、「Thank you for teaching us new words! Thanks to you, we can get new vocabulary! 」と伝えると、何人もの生徒が「うん!うん!」と頷いていました。彼女のトライはもちろん、周りの行動からも間違いを恐れずに話す雰囲気を作り上げている様子が感じられ、より一層嬉しさが増した一幕でした。
さて、いよいよ午後には、文化交流会その①、お互いの国のゲームを教え合おう!という活動が行われます。 各グループがたくさんのアイデアを出してくれたおかげで、私たち日本チームは、5つのゲームを紹介することになりました。 Aはちーばり(ちーばり3というように立てた親指の数と発話した数字を合わせるゲーム)、B班はリズムオンゲーム(○○から始まるリズムに合わせて~♪)C班はだるまさんが転んだ。 D班は花いちもんめ、E班はマジカルバナナを紹介します。お昼ご飯を早めにすませ、どのようにルールを伝えるのかグループで集まり考えてもらいました。日本語の言葉の意味を伝えること、ホストファミリーに英語でルールを伝え一緒にゲームを楽しむことはお互いにとって勉強になるため、「だるまさんが転んだ」などのゲームで使う言葉を英語に変える必要はないと伝えると、さっそく「A班:ちーばりって自分たちも意味わからないね。他の言葉に変えようか!」「B班説明しながらデモンストレーションした方がいいよね?―テンポもゆっくりにした方がルール覚えやすいよねよね?」「C班:もっと広い場所が必要だよね!外でやってもいいか相談してこよう!」「D班:え?花いちもんめを紹介するのって難しすぎるよ!他のゲームにしよう!―だからね!じゃんけん列車がいいな!」と話し合いを進めています。「E班:マジカルバナナ、バナナと言ったらイエロー、イエロー、イエローと言ったら、レモンって続けるけど、ルールも覚えないといけないのに、○○と言ったら、まで言わせるのってハードル高すぎじゃない?」「ああ!じゃあ手拍子に合わせてisでつなげれるのはどう?」「おお!やってみよう!」「E班全員:マジカルバナナ、banana is yellow, yellow is lemon, lemon is …」と自分たちでうまい具合に工夫し、ルールを伝えられるようにしていました。 一人では出てこないアイデアも、みんなで意見を出し合い、一つのものを作り上げていく姿に、またまた感心させられる出来事でした。
練習時間を終えると、いよいよホストファミリーとの異文化交流タイムです。 中には孫たちを引き連れてきてくれるホストファミリーもいて、私たちの勉強の場に本当に多くの方々が足を運んでくださいました。 一番人気があったのは、だるまさんが転んだでした。ルールも動きもシンプルで、小さな子供たちにとっては受け入れやすかったようです。 これからの私たちの旅程の中には、文化紹介~生活編~や、幼稚園生徒の交流会、さよならパーティーが控えています。その活動に向けて今日学んだことを生かしながら、シンプルな説明で周りを巻き込みながらできる取り組みは何か、また生徒たちと考えていこうと思います!
いよいよ明日は、ホームステイ期間中初の遠出の日!サクラメントでのShopping dayです!一日目に学んだお金についての知識が実践できる日です! この2日間の様子を見ていて、少しだけ気になっていた子供たち同士の日本語での会話。 アメリカ入りの翌日に、ボーリングやウェルカムパーティーを開催することで、初顔合わせから日の浅い私たちが、お互いに仲を深めることができました。 子どもたちのことをよく考えてくださっているプランニングだなと感謝の気持ちでいっぱいです。そのことにサポートに応えるためにも、仲間を作ることが目的ではなく、ホームステイプログラムでアメリカに来ていること、自分なりの目標を持ち自ら英語を話す状況を作ることが大事なんだということを伝え、自分たち同士でも英語で会話することをルールにしつつ、サクラメントの街散策を楽しみたいと思います!それでは、また明日のレポートで!Good night! Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! July 2, 2024 ( From Rancho Cordova )
4日目の朝。今日も変わらず暑いです。さて、今日はいよいよ待ちに待ったFull-Day Excursionです。今回の目的地、サクラメント(カリフォルニアの州都)へ行くには、約30分のバスの旅となります。いつもよりも1時間早く集合するため、それぞれのホストファミリーも早起きし、学校に送り届けてくださいました。 おかげで出発時間(8時)の10分前には全員の出席を確認することができました。ちらほらまだ脳が眠っている生徒も見受けられますが、とにかく大型バスに乗り込み、いざサクラメントへ!全員が集合するのを待っている時間も、バスに乗ってからも、生徒たちのテンションは上がる一方です。 それぞれの表情はとても明るく、今日の遠足について思いをはせながら、お互いに「お昼は○○が食べたい!」「いくらぐらい使えるかな?」など話をしています。ただ、ここで一つ問題が...。彼らの会話はすべて日本語で行われているのです。「英語を話せるようになりたい」「他の文化を学びたい」とせっかく同じ目的を持って集った仲間がいるのに、いつまでも日本語で会話をしていては、旅の収穫は、「沖縄の各地に友達ができたこと」だけで終わってしまいます。 少しずつでもtry to speak English! 沖縄に帰るころにはどんな風になっていたいのか目標を定め、残りの時間を過ごしていこうね!
さて、そんな話をみんなとしているうちに、あっという間にカリフォルニア州都美術館に到着! この場所は、かつて、州議会として使われており、州知事や州議会の方々もここで働いていたようです。 今はそこを歴史博物館として利用し、サクラメントやカリフォルニアの歴史が学べる場所として利用しています。 見た目はアメリカの首都ワシントンD.C.にあるホワイトハウスのようで入口をくぐると、そこには空港にあるようなセキュリティーチェックを受けました。なんて厳重なのだろうと驚きましたが、それもそのはず。この建物は歴史的にも建築物の価値としても重要な場所らしいのです。セキュリティーを抜けるといよいよ建物の中へ。重厚な石造りでそれでいてとても細かい装飾が施された廊下を抜けると、そこには一人のツアーガイドマンがいた。彼に連れられ、小さな部屋へ向かうと、なんだか裁判所を思わせるような雰囲気の部屋にたどり着きました。そのツアーガイドマンの名前はマリオ、お兄さんの名前はルイージ。そして友達にはヨッシーがいるらしいのです。彼のユニークな自己紹介の後、当時は首都よりもカリフォルニアの方がお金も持っていたらしいと聞きました。大統領ハウスの方がカリフォルニアの州都庁をまねていたと聞き、生徒たちも遠足に一緒に参加していたホストファミリーも驚いていました。さらにカリフォルニアの州旗にクマを用いた理由、首都ワシントンよりもお金を持っていた背景、建築の際に床や壁のあらゆる場所にアメリカのシンボルがちりばめられていること、さらにはその模様の中にはいくつかの職人たちのミスデザインがあること、などマリオさんが面白おかしく話を聞かせてくれました。詳しい内容は沖縄に帰ってきたときに、子どもたちに尋ねてみてくださいね!
さて、その後は少し場所を変え、サクラメントの歴史博物館その②へ。 そこでは、たくさんのクイズが書かれた紙を渡され、展示物の中や説明書きの中からその答えを探し、見学の終わりに、クルーに渡すという活動を行いました。2~3人でグループを作りいざミステリーハンターへ。このような宝探しゲームみたいなことを英語ではscavenger huntというようです。 子どもたちは、博物館内を回りながら、必死に説明書きの中から、数字や知っている単語を頼りに答えを探し、楽しんでいる様子。正直、英語教師の私にも一筋縄ではいかない説明書きに苦戦しながらも、みんなで協力しながら、サクラメントについて学びを深めました。サクラメントが何で栄えた町なのかなど、これもまた子どもたちに尋ねてみてください!
さて、博物館めぐりが終わると、いよいよ本日一番のお楽しみ! 街中探検(という名のランチ&ショッピング)。TCのキャロアン先生とミシェル先生のおすすめのピザ屋さんがある通りに連れられ、集合時間と場所を確認後、いざ街中へ!午前中にたくさん頭を使った生徒たちは、一気にばらばらになり、それぞれが食べたいものを探しにいきました。 私はTCの先生方と一緒に例のピザ屋へ。サラダはバイキング形式で、お皿に好きなだけ盛り付けていいらしく、同じくこのレストランを選んだメンバーは「久しぶりに野菜だ!」と本当にその量食べきれるのかという量をお皿に盛りつけています。私自身、バーガー、サンドイッチ、肉、めちゃめちゃ甘いケーキ類に、野菜チャンプルーが恋しくなっていたため、皿いっぱいにサラダをよそい、完食しました!
昼食後は、お土産屋さん探し!TCの先生方やホストシスターたちにおすすめのギフトショップやアイスクリーム屋を聞き、買い物に繰り出します。おすすめを教えてもらうときにも、「雑貨が欲しい」「アイスクリームが食べたい」「おすすめを教えて!」と一生懸命英語で質問していました。 道案内は少し難しかったようですが、ゆなさんが自分のホストシスターも買い物に誘い、案内役という強い味方を得て、いざ出発。私自身お土産を見て回りたかったので、女子の団体(12,3人)にくっついていくことに。目的地に無事たどり着くと、シールやキーホルダー、はがきなど思い思いのものを購入。楽しい時間はあっという間にすぎるもので、集合時間はすぐ目の前に。10分前には集まるように伝え自由行動をスタートさせたため、一足先に待ち合わせ場所に向かうと、みんなちゃんとオンタイムで戻ってきました。どのグループもうちなータイムを発揮することなく、また、各班長が素早く動き、点呼してくれたおかげですぐにみんなの無事を確認することができました。街中に姿が見えなかった男子たちにどこへ行っていたのか尋ねると、少し離れたところにあるショッピングモールへ行っていたとのこと。それぞれがサクラメントでの自由時間を楽しく過ごせた様子。誰一人、財布を無くした、集合場所を間違えた、などのトラブルもなく帰ってこれたことに一安心。この調子であと2回の遠出Dayもみなさんの協力が欠かせません!big big big city サンフランシスコでの買い物Dayのいい練習になったと思います。皆さん、good job!
さて、明日は日本から持ち寄ったおみやげを$1でホストファミリーに売るという日。普段日本で使っている文房具もアメリカの人たちにとってはジャパンクオリティーで珍しく、紹介してもらうのを待ち望んでいるらしいです。 みなさんが各家庭からどんなものを持ってきたのか、またどのようにそれを紹介するのか、先生も楽しみにしています。明日もホストファミリーが学校に足を運んでくれるようなので、シャッターチャンスを逃さないように頑張ります。それでは、また明日!Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! July 25th , 2024 ( From Rancho Cordova ) 5日目の朝。今日は少しだけ気温が下がりました。私のホストファミリーから、「今日は90℉だから過ごしやすいね」と言われましたが、華氏表記がよく分からないため摂氏に直してみると、だいたい32℃くらいだということでした。過ごしやすいのかな?It’s still hot! さて、今日はガレージセールの準備から始まりました。私たちの通う学校は、大通りに面しており、そこにテントを立て、レモネードや各家庭で生徒とホストファミリーが一緒に手作りし持ち寄ったお菓子、さらには日本から持ち寄ったお土産(という名ですが、じつは要らないもの)を売ります。イメージは道端売りのブルーシール屋さん(in 沖縄)。運転手に目を向けてもらえるように、とても大きなポスターカードに客寄せのためのサインボードを作ります。 ミシェル先生からシールとお菓子を包装するための小袋をもらい、買ってくださる人たちのために「thank you♡」と書きます。中には日本語でも「ありがとう♡」と書いている生徒もいて、日本語異文化交流の一つとして、とてもナイスアイデアだと思いました。Great! ポスターや袋を作っていると、C班がキャロアン先生に呼ばれて、キッチンへ。なんと、チョコブラウニーを手作りするとのことです。2層に分けて作る?そうで、1層目はC班が、2層目はE班が担当しました。 ブラウニーが焼けているのを待つ間に、今日の授業が始まります!今日はアメリカではよく使われている比喩表現(ことわざのようなもの)を習いました。① Break the ice. ② I could eat a horse. ③ Hit the roadといった3つの表現を習ったのですが、②と③は、私にとっても初めて聞く表現で、「確かアメリカには馬を食べる表現はなかったよね?」とか「hit the roadって事故をしたってことかな?」と思いながら、生徒とともに答えを聞くとびっくり!言葉をまんま捉えるのではなく、この会話がなされるシチュエーションを考えると、なるほど納得!という意味でした。意味は沖縄に帰ってから直接聞いてみてくださいね!学んだものチェックその②です!子どもたちともこういう表現がさらっと使えると嬉しいよね!と盛り上がりました!私自身とても勉強になり、「Time flies :時間がたつのは早い!」を習った頃の大学時代の自分を思い出しました。帰ってからホストファミリーにこの話をすると、他にもいろいろな表現を教えてもらいました。今日習ったことを家庭で共有すると、話題もボキャブラリーも広がりますね! そのあとは、今日の英作文のお時間!今日のお題は、「ホストファミリーと一緒にしたことを5行以上で書こう」です。ここでも、嬉しい出来事が!この前の「アメリカに来て初めてホストファミリーに作ってもらったもの」というお題(アメリカに来て初のライティング活動)のときには、あちこちから「先生!I have a question 」という声が聞こえていたのに、今日は誰からも呼び止められませんでした。「書く」ということに自信がついてきたのかなと感じ、みんなの成長を感じました。さて、その後はお昼休憩!「TONKOTSU」と書かれたラーメンを食べている生徒や「アメリカの食事は重いんだよね」「お母さんのご飯が恋しい」と食事に対する寂しさを感じ始めているように感じました。沖縄の皆さん、私たちは日本の食事に飢えています。帰ってきたら、おいしい手作り料理をお願いします!笑 さて、午後になるとガレージセールの準備再び!午前の授業からいい匂いをプンプンさせていたブラウニーを切る班、それを先ほど作ったメッセージ付き小袋に入れていく班、大きなキーパーいっぱいにレモネードを作る班、客寄せのための大きな大きなポスターカードを作る班の4つの班に分かれ、作業開始!ブラウニー切り隊やレモネード隊は味をみるといいながら、試食タイムが始まっている様子!おい!笑 すべての準備が終わると、いよいよテントやテーブル、いすを運び出しガレージセールを始めます。27人全員で外で売り出すには多すぎるので、全体を2つの班に分けて売り出し開始!C、D、E班はガレージセールへ。A、B班は、後日行われる日本の文化紹介についてアイデアを出し合いうことに。今回のショートステイではとにかくたくさんの文化交流会が行われます。明日、金曜日は、日本とアメリカの祝日紹介日、翌週火曜日は書道や折り紙、茶道、食事などといったものを紹介するらしい。明日の祝日紹介では、ショートストーリーを作り、劇をする班もあるらしい。明日の午前の授業で準備の時間をもらえるそうなので、日本の文化に興味を持ってもらえるように、頑張って準備しますね!プレゼンや劇をする班の動画を取る予定なので、そちらもお楽しみに!さて、文化紹介アイデア出し隊が、涼しげに意見を交換し合っている中、ガレージセール隊は炎天下(一応普段よりは涼しいらしい…。)のなか、サインを掲げ、笑顔で手を振り客寄せ中!みんなが$1で売っているレモネードを「先生も飲みませんか?」と盗撮隊の私を気遣ってくれる優しい男の子!味は濃厚でとてもおいしいのですが、なにせ日差し強の国アメリカ!たくさん入れた氷も完全にとけ、ホットレモネードと化した飲み物をおいしくいただきました!大通りで交通量もそれなりにあるため、止まってくれる車は貴重でしたが、子どもたちはどれだけの運転手が手を振り返してくれるか競争しながら、楽しそうに販売していました。30分ぐらいたつと、炎天下組と涼みチームを入れ替えて、さらに30分販売し、1時間ガレッジセールを行いました。訪れてくれたホストがミリーの協力もあり、結構な資金造成ができました。昨日のFull-Day Excursion でお金を費やしてしまった生徒から売上金を守りつつ、今日のガレージセールは無事終了。多くの生徒にとって初めてであろうガレージセール、いい経験ができましたね。 さて、明日は日本の休日紹介Day!どのような紹介ができるか少~し緊張している子もいましたが、そのような表情も含めて、明日のレポートをお待ちください!それではまた明日!Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! July 26th , 2024 ( From Rancho Cordova )
アメリカに到着してから早6日目。昨日同様、過ごしやすい天気です。 さて、今日の私たちのミッションは、Japanese holidays(日本の祝日)を紹介することです。 それぞれのグループが何の日を紹介するのか決め、劇で伝えるのか?プレゼンを行うのか?午前に1コマだけ授業をした後に、紹介の仕方や、その際に必要なものを作成していきます。
さて、まずは授業のことから…。今日もいろいろなことわざを習いました。 今日得た知識の1つ目は、”Dirt cheap” 。キャロアン先生やミシェル先生の授業は、最初から答えを言うのではなく、言葉の意味について推測させるスタイルです。今日も子どもたちの言葉に聞き耳を立てていると、「汚くて安いってことじゃない?」「いやいや、美味くて安いみたいに言うけど、汚いから安いんでしょ」という風に、ナイス推測!ナイスツッコミ!という会話が繰り広げられています。正解はとーっても安いということらしいです!2つ目は、Early Bird。私は知っている言葉だったので、鼻高々に生徒の様子を見守っていると、何人かの生徒は意味が予測できたようで、答えることができていました。それとセットで習ったのは、Night owl。その直訳は、夜のフクロウ。4つ目に習ったものは、” Get up on the wrong side of the bed.” 直訳すると、ベッドの反対側で起きるとなりますが、意味としては「朝の目覚めが悪い、つまり朝からご機嫌ななめ、ということです。この言い回しは私も知らなかったので、生徒と一緒になって学ぶことができました。 日々習うことわざ集に、目からうろこの毎日です。帰ってきたら、各家庭で聞いてみてくださいね!
さて、新しいワードを取得した後は、Japanese Holidays を伝える準備の始まりです。 A班は、子どもの日。B班は節分。C班はしーみー(清明祭)。D班は七夕。E班はお正月についてプレゼンします。 その祝日はいつあるのか。何をするのか。何のために行うのか。いろいろ意見を出し合い、紹介の仕方を考えた後、さっそく準備開始。昨日のうちで必要なものを用意してもらっていたため、こいのぼりや節分の豆に鬼のお面、線香や重箱、お墓の絵、彦星と織姫と天の川に、お年玉&おみくじなどそれぞれが文化紹介に必要なものを作り上げていきます。スキット(短い劇)で紹介するチームは祝日の出来事のどの場面を抜きだそうか、またどのようなセリフがいいのかアイデアを出し合ったり小道具を作成したり(ある男の子が描いた鬼の絵の画力が高すぎて逆に怖かったです…)、クイズを交えながら紹介するチームは、答えを三択用意してみたりと、それぞれがとてもユニークに紹介方法を考えています。2時間という短い準備時間でしたが、限られた時間の中で書き上げたものとは思えないくらい、立派なプレゼンの道具たちが次々に出来上がります。お昼を取る前に、ある程度準備が整ったチームから順番にキャロアン先生とミシェル先生にプレゼンを披露し、「もっと大きな声で」や「劇のセリフを話す時には一度客席に向かって言ってから伝えてね」など具体的なアドバイスをたくさんもらえました。また、「『あけましておめでとう』や『鬼は外、福は内』などは一緒に言わせた方がいいね。」など観客を引き込むためのアドバイスもいただきました。
それから素早くお昼をすませ、最終の打ち合わせ。あっという間にホストファミリーが集まりだし、いよいよプレゼンの開始です。 暦順でプレゼンを行うため、トップバッター、正月チーム(E班)、そのあとは、節分チーム(B班)、子どもの日チーム(A班)、しーみーチーム(C班)、七夕チーム(D班)と続きます。正月チームは、正月のあいさつや、初詣に行くこと、そこでおみくじを引くこと、お年玉について説明を終えると、ショートストーリーを披露。おじさんから貰ったお年玉に喜ぶ子供たちとその横からそのお金を預かるお母さん。正月あるあるの1場面を演じると、会場からも笑い声が。アメリカでもよくある光景なのでしょう。さて、その次は節分チーム。こちらも鬼に向かって豆を投げる1場面を実演。会場のホストファミリーの方々にも「鬼は外、福は内」と一緒にコールしてもらい、ホストシスターやブラザーにボランティアを募り、一緒に豆を投げたりと大盛り上がりでした。それにしてもアメリカの方々の発話する「鬼は外、福は内」が可愛すぎました。さて、お次は、子どもの日チーム。こちらは手作りこいのぼりを用意し、一人の男の子がこいのぼり役となり、屋根に掲げるシーンを会場を一周することで再現。こちらも受けていました。
子どもたちの成長を願って行われる行事であることを伝えていました。続いて、しーみーチーム。 沖縄独特の文化であること、沖縄の墓の大きさ、いつ行うのか、何をするのか、いつ行うのかということを説明している奥で、墓の掃除をしている様子や、花を飾ったり、食べ物をお供えしたり、手を合わせて「うーとーとー」したりと、実演隊と説明隊に分かれて挑みました。 うちかびのシーンは驚いていましたね。このチームは線香を立てるためのつぼと灰を再現するために、学校の庭に土取り採集にも出かけていました。 (コップでツボを、折り紙で線香を表現したため、見た目はスタバ)それから、質問はありますかと尋ねると、4月から5月にかけてずっと行うのかなどいくつかの質問が飛び交いました。聞きたいことはちゃんと手を挙げて聞く。日本でも見習いたい学習態度ですね。さてお次は、ラストバッター、七夕チーム。こちらは織姫と彦星のストーリーや願い事を書いてささの葉につるすことなどを説明した後、ホストファミリーにも様々な願いを書いてもらうことを企画。皆さん興味深そうに聞き、願い事も書いてくれました。集めた願い事をさっそくささの葉に括り付け、願い事が叶いますようにと願いながら、クイズタイム。なんと当てた方々にはお菓子がもらえるというビッグなプレゼントつき。これまた盛り上がってましたね。このような文化の交流を通して、改めて自分たちの文化を体験し、積極的に関わることの大切さを学びましたね。自分の文化の起源、何をするのか、何のためにするのか、自分たちのことを分かっていないと、日本(沖縄)の良さを伝えられないし、相手の文化の背景も理解しづらいと思います。今日は、これからも自分たちの文化を伝承し続けることと、相手を知り、理解し、見聞を広げることの大切さを学ばせてもらえた素敵な一日でした。来週も文化紹介Dayがあります。そこでも日本の良さを十二分に伝えられるように、みんなでアイデアを出し合いながら準備していきましょうね!
さて、いよいよアメリカに来て初の週末。皆さんに楽しく過ごしてもらうために、ホストの方々はいろいろ企画していることでしょう。 それでは、皆さん、Have a nice weekend and see you soon! Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! July 29th , 2024 ( From Rancho Cordova )
カリフォルニアで迎える9日目の朝。金曜の夜から肌寒さを感じるようになり、この土日は長袖で過ごした私。今日も同様に脱ぎ着できるように、パーカーを片手に学校へ。急に肌寒くなったからか、空気が乾燥しているからか、少しのどに違和感を覚える私。何人かの生徒もそう感じているようで、「最近寒いよね~」と満面の笑みで話しかけてくれます。元気に全員登校していますので、ご安心ください!
さて、今日は自分のことを伝える(紹介する)ときに用いる表現を習い、その表現を使ってどのようなことを伝えたいかアイデアを出し合いました。沖縄の家族について、学校について、趣味について、好きな○○(音楽や食べ物など)について、ドライブ中に、ご飯を食べながら、リビングで過ごしながら、いろんなタイミングでたくさんお喋りしてみてね!とキャロアン先生とミシェル先生からアドバイスをもらいました。ちょうど朝の会で、もっと英語を多用しようという話をしていたところだったので、まさにオンタイム。朝の会前の打ち合わせで、「やっぱり日本語でのおしゃべりが気になるから、その話をみんなにしたい」と告げていたことを応用し、この表現を授業に取り入れてくれたのかなと考えると、本当にありがたいことですね。ちなみに朝の会では、今週の日程を確認しつつ、乗り合わせの際の注意事項について話をしました。今日の午後のスイミングDayの移動の際は、乗り合わせ&ピストン運動(ホストによっては2往復してくださる方も…)で私たちをプールまで送り届けてくださるとのこと。そのときに日本語だけ、つまり相手にとっては何を話しているのか全く分からない状況で、自分たちだけで盛り上がることは本当に失礼な行動で、つたなくとも英語を用い、一緒に会話に巻き込みながら、英語に挑戦するべきだということを話しました。そのことを事前にキャロアン先生とミシェル先生に告げていたため、このような授業をしてくれたのだと思います。お二人に心からの感謝!Thank you so much♡
その後は、毎日の日課になりつつある英作文のお時間です。今日のお題は、土日の思い出。ホストファミリーと楽しく過ごしたようで、思い思いの休日について、日記を書いていました。毎日書くと書きなれてくるようで、すぐにこのミッションをこなしていました。確実に語彙力が増えてきていますね!Good job, everyone!
さて、今日も新しい” Every day English ”を習いました。① come in handy, ② clear the airの二つです。今日も間違いを恐れず、ジェスチャーや単語と単語をつなげ合わせながら、自分の知識のすべてをフル活用して、この二つの言葉が表す意味についてあーだこーだアイデアを出し合う子どもたち。普段の沖縄での英語の授業では、きっと出会わないだろう表現を習えることに本当に感謝でいっぱいです。もちろん、私にとっても初めましての表現集なので、私も生徒に負けないくらい楽しんで授業を受けています!このコーナーではいつもそう感じますが、特に今日の二つは、さらっと使えるとかっこいいな~、早く使えるタイミング来ないかな~と思うような言葉たちでした。いつものことながら、その表現の意味は子どもたちに聞いてみてください!きっと覚えているはずですので!
その後は、乗り合わせでプールに移動!会話に挑戦する前にものの数秒で会場に到着!それでも子どもたちは、「誕生日がいつなのか尋ね合いました!」とにこやかに話していました!Nice try!
アメリカのプールは結構な深さがあるようで、3mほどの場所もあり、足が届かず怖さを感じた生徒もいたようです。四方八方ガードマンが監視しているプールでしたので、ご安心を!そんなプールでオリンピックの飛び込み選手さながらのジャンプを披露する生徒も。女子生徒たちは、アメリカの食事の量やカロリーが気になるようで、とにかく動いて消費するんだと嘆いていました。今日は午前中は私自身が授業を楽しんでしまったことと、午後はスイミングだったため、連日よりも写真が少ないです!申し訳ありません!明日は文化交流会その3が開催されます。あの手この手で、日本を紹介します!写真もたくさんアップするつもりなので、ご了承を!ではまた明日!Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! July 30th , 2024 ( From Rancho Cordova )
Rancho Cordova, 10日目の朝。布団から出るのに時間がかかるくらいには肌寒い朝です。 沖縄の皆さんも心配されていることと思いますが、今話題になっている火事被害は私たちが過ごすランチョコルドバからは、かなり遠くで起きています。 煙たさも空の色の変化もまったく感じません。炎は今もなお広がり続けているそうですが、ランチョコルドバは火の手の南に位置しているため、北に向かって進んでいる炎は、ここからは遠ざかっています。今すぐ避難ということは全くありません。
さて、今日の授業もホストファミリーとの話のネタ探し&Every day Englishから始まりました。 この日、ホストファミリーとお家時間を過ごすための話題として習った表現は、「日本や沖縄の○○について教えるね!」 というものでした。学校の話、好きな季節の話、首里城などの歴史の話、学校行事の話、いろんな話から話題を広げることができます。私もホストファミリーと日々を過ごしていますが、お土産を渡しながら、ご飯を食べながら、オリンピックを一緒に見ながら、いろんな折々で日本とアメリカの違いについて話をします。お互いの文化や習慣について知ることができるビッグチャンスです。自分たちを受け入れてくれる、普段の放課後や土日の過ごし方を考えてくれるホストへの感謝の気持ちもその時々で伝えられるといいですね!その後は今日のEvery day English! 今日も3つの表現を習いました。①Hit it off, ②It is raining cats and dogs. ③Kill timeの3つの表現の意味の推測タイムからの答え合わせ。①と②はまたまた私にとっても初めまして!いつも楽しい授業をありがとうございます。①についてはアイデアを出し合っているうちに、答えにたどり着くことができましたが、②は本当に難しく、通り雨やカタブイ(スコールのようなものである一か所のみ雨が降っている状況を指す沖縄の方言です)、太陽雨(太陽が出ているのに雨が降っている状況、これもうちなーぐち?)など、さまざまな推測が飛び交いますが、結局答えを当てることはできませんでした。犬と猫だけに降り注ぐ雨と捉え、先ほどの推測を繰り広げていたため、その意味を聞いた時の生徒たちの反応は、「え?猫と犬を表現に組み込んだ意味は?」と少し納得のいかない様子でした。私も生徒たちの推測の方が的を得ているような気がしました。2週間後のお家テスト(思い出振り返りトーク)で出題してみてください!
さて、今日のビッグイベント文化交流会その③。激戦のじゃんけん大会を勝ち抜いたA班とE班の協働テーマは、「日本の朝ごはん」。定番 of 定番とも言える、みそ汁、ご飯、厚焼き玉子という最高のラインナップ。 味見と称して久しぶりの日本食(みそ汁)に舌鼓を打つ子どもたち。具材は豆腐、ネギ、卵といったとてもシンプルなもの。 ここで、ときたまみそ汁が議論に。名護出身のここみさん、ゆあさん、私の3人は「溶き卵で仕上げたり、生卵をみそ汁に落とすだけのシンプルみそ汁が好きだ」と話すと、「え?みそ汁に卵?しかもドロップ生卵?」と怪奇そうな顔で私たちを見つめる他の市区町村出身の子どもたち。 なんと名護だけの文化?ということが分かり、お互いにびっくりしたみそ汁づくり。みそ汁一つとっても、いろいろな文化がありますね。勉強になりました。ご飯はそれぞれが持ち寄ったいろんな種類のふりかけで味付けした一口おにぎりに。おかか、鮭と若菜、わかめ&若菜、のりおにぎり、ゆかりごはんの5つ。アメリカ人に一番人気のあった味付けは、ゆかりごはんでした。厚焼き玉子焼き用フライパンを提供してくれたのは、ホストへのお土産として持参していた良野さん。出汁まで用意し、本格的な厚焼き玉子に。これもとてもシンプルですごく美味しいと評判に。「みそ汁が身に染みる」と仕事終わりに片手にビールを彷彿させるおっさん発言をしているチーム試食隊(B,C,D班)は、ちゃっかり、紹介タイムで余ったみそ汁やおにぎりを平らげていました。もちろん、ちゃーんと片付けも手伝っていましたよ。さて、B班は着眼点がすばらしい!交通事情に関する日本のあれこれを紹介していました。左側通行であること、そのため?運転席も左であること、信号は青、黄、赤の三種類であること、歩行者用には進めか止まれの2種類であること、など実際に道路にマスキングテープで道路を再現したり、完成度の高い歩行者信号(絵)を用いて、説明していました。クイズや実際に歩道を歩かせるという斬新なアイデアでこれまた人気コーナーとなっていました。準備の時間(信号などのお絵描きタイム)には、歩行者用信号の男の人は、帽子を被っているか否か問題が勃発。被っていない派の私でしたが、調べてみると、なんと紳士なおじさんスタイルの男の人の頭には帽子が!子どもたちの観察眼はすごいなと改めて驚かされた出来事でした。また、このチームはいつも準備にとことん力を注いでおり、文化交流その②の節分お面と金棒に手作り豆(紙を丸めて作っていました)。そして今回は、なんとマスキングテープで道路だけでなく、車のブランドロゴまで再現するクオリティーの高さ。今回の文化紹介③に向けて、いち早くアイデアをまとめ動き出したのもこの班でした。C班は直前まで悩み、みんなでトランプをすることに。私たちにとってはカード遊びのトランプですが、アメリカではトランプと言えば、ある有名人物のことを指します。昨日の準備時間から「え?英語でトランプって何ていうの?」「そもそも何のゲームを紹介する?」「シンプルなのにしようよ!ババ抜きがいいよ!」「ババ抜きってアメリカに似たゲームありそうじゃない?」とあーだこーだ言いながら、ゲーム決めを進めていく子どもたち。この日紹介したのは、①ババ抜き、②七並べ、③神経衰弱の3つ。すべてを紹介した後、トライしてみたいゲームを選んでもらい、一緒に遊ぶという体験型文化紹介コーナー。説明だけでは難しそうにしていた現地の方々も、実際にトライした時には、とても楽しそうに遊んでいました。この前のレモネード販売祭り(という名のファンドレイジング)ですべて売ることのできなかった日本からの持参品を勝者に挙げるという、オプション付き。よく考えました!ナイスアイデアです!D班はというと、折り紙DE JAPAN! 鶴を一緒に折ったり、世界一飛ぶ飛行機の作り方や一見空を飛ぶようには見えないイカ型の飛行機づくり、手作りした手裏剣でダーツゲームなど、これまたアイデアたっぷりの一緒に手作りコーナーを開催。小さな子どもたちには一番人気のコーナーでした。常に誰かしらが手裏剣片手に追いかけているのは、ちびっこ人気投票1位2位を争う、良翔さんに偉円さん。チームD班ガールズは鶴の折り方をやって見せたり、英語で表現しながら、一緒にたくさんの鶴を完成させていました!瑠奈さんのホストシスターであるケイトリンさんは完全に鶴折りをマスターしており、小指の先よりも小さな鶴を披露し、ホストファミリーズから絶賛を受けていました。今週の金曜日に訪れるプレスクール(3,4歳の子供たちが通う幼稚園のような場所)でも折り紙を一緒に行う予定!D班がTeam Rancho Cordovaを引っ張ってくださいね!よろしく頼みます!今日も盛りだくさんの一日でした。
明日は子どもたちのお楽しみ終日研修の日。今回の行先は、Folsom。 カリフォルニアやサクラメントの歴史がまなべると聞き、今から楽しみな私。明日は、電車にも乗る予定。人生初電車の生徒もいるのかな!いろいろ楽しみな一日になりそうなので、今日は早めに就寝したいと思います!それではまた明日!Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! July 31st , 2024 ( From Rancho Cordova ) やっと2週目が始まったかと思っていると、あっという間に水曜日。「1週目は長く感じたけど、今週は早い!」と話す生徒も。ランチョコルドバ11日目の今日は、Folsomという町の博物館でカリフォルニアの歴史を学び、ランチとショッピングを楽しむ予定です。生徒が心待ちにしている水曜日の日程は終日研修です。集合場所は、なんと!学校ではなく、とある駅!そう!私たちは、アメリカで電車に乗るのです!(しかも、生徒は無料!)今日もカープールでゆあさん&ゆなさんと一緒に集合場所へ。早めに到着したため、すでに待っていたキャロアン先生と世間話をしていると、朗報?(バッドニュース?)が。なんとまた、暑い日が戻ってくるそうです。夏の再到来!朝晩の冷え込みで風邪気味の生徒にとっては、体調回復が期待できる週末になりそうです!1つ目の目的地、博物館は、集合場所そう遠くないようで、直接ミュージアムに行く方が近いために現地集合する生徒が約半分程。駅集合組が揃ったところで、さっそく電車へ。(2両編成の小さな電車でした。)博物館前で合流し、いざ学びの場へ!今日のガイドはデイビッドさん。博物館では、昔使われていた電話(となりのトトロで見るようなもの)や、金の重さを測るもの(見た目は大きな体重計)、男性用ハット(マジシャンが使いそうな黒い帽子)や女性のドレスをきれいに見せるための骨組み、マリーアントワネットが使っていそうな扇子といった貴族を感じさせるものもあれば、レターボックス(郵便受け)を持っていない住民向けの共同手紙受け取り棚のような庶民向けのものなど、様々なものが展示されており、歴史好きの私にとって、ウハウハな博物館。古い展示品(先ほど挙げた電話や金の測定器など)でもTry me! と書かれており、デイビッドさんが使い方を実演してくれます。測定器においては、「もしあなたが金だとしたら?」というユーモアのある誘い文句につられ、何人かの生徒は実際に測定器の上へ。その価値は$4millions(400万ドル)。桁外れの高額です!中学生男子一人分の重さの金が採れたとすると、それだけで一生暮らしていけそうですよね。その桁に驚きすぎて、質問し忘れていましたが、一日で平均どれくらいの金を採掘できたのだろう?ディビッドさんに聞きに行きたい衝動を抑えながら、レポートを書いています。実際にトライしたり、展示物について質問したりしながら、カリフォルニアの豊かさについて学んだ博物館。今日もアメリカについての学ぶことができました。 さて、博物館を出ると、次の目的地へ向かうバスまで少し時間があるとのこと。20分間の自由時間を過ごせることに。ミシェル先生おすすめのアイスクリーム屋さんの情報を得ると、女子は一目散にそのお店へ!いくつか味見をさせてもらいながら、気に入ったテイストを購入!なぜこんなに詳しく書けるかって?私も共にアイスクリーム屋さんに駆け込んだからです!古き良き町並みでアイスを満喫していると、あっという間にバスの時間に。今回のメインイベントであるアウトレットモールへ。集合時間と場所を確認すると、いざ自由行動の時間です!腹ごしらえ第一チームとショッピングが一番チームがそれぞれの目的地へ向かったのを見届け、いざ教師陣も買い物へ。「お昼をゆっくり取りたいからこの時間まで各々でね!」と話し合い、私たち3人も思い思いの場所へ。アウトレットをぶらぶらと歩き始めると、ブランドに疎い私でも分かるラルフローレンやトミーなどが肩を並べており、子どもたちにとっては少しハイブランドに感じるショッピング街。沖縄のあしびな~とは少し違って、思わず「開いてますか?」と尋ねたくなるくらいには寂し気に見える通り。ドアを開け、一歩足を踏み入れると多くの買い物客で溢れ、活気のある店内。日本のように旗を出し、セール中!みたいな客寄せはしないんだな~と考えながら訪れた場所は、アディダスやナイキといった馴染みのあるお店たち。見たこともない(私が知らないだけかもしれない…)ブランド屋さんには入れないビビりな私です。肌寒いらしいサンフランシスコに備えてトレーナーを買おうかなと思いながらナイキを物色していると、アメリカンサイズな服の大きさと値段に出迎えられます。ドルをすぐに円で換算し、アウトレットではなくホストの家の近くのスーパーで買うことに決めた後は、気軽にブランド店探索をしました。 楽しい時間はあっという間。集合場所に向かうと、ほぼ全員がそこに。「掘り出し物を見つけたよ!」と嬉しそうに手に入れた品物たちを紹介する生徒もいれば、「お金が足りなくて何も買えなかった!」と持参金に嘆く生徒もちらほら。昨日の帰りに、「来週のサンフランシスコ(とんでもなく都会)で使うために、アウトレットでの買い物は計画的にね!ここでは何も買うものないよ!」と話した私の言葉通りに、ご飯代と予備費くらいしか持ち合わせていなかった生徒もいました。大丈夫だよ!来週は月曜、火曜続けてのショッピングタイムが設けられており、火曜のサンフランシスコではディナーも一緒に取るため、本当に楽しい週始めになると思うから!明日も午前は授業、午後はローラースケートです。とてもアクティブな写真が撮れると思うので、お楽しみに!それではまた明日!Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! August 1st, 2024 ( From Rancho Cordova ) ランチョコルドバから12回目のこんにちは!いよいよ8月!このホームステイプログラムも折り返し地点です。今日も相変わらず暑いです!「Itineraryも1枚目(裏表印刷のもの)が終わったよ!先生!」と沖縄の家族に早く会いたい気持ちとアメリカを離れる寂しさとが入り混じった気持ちで変なテンションになっている最近の子どもたち。いつもそばで支えてくれていた家族の温かさに気付くことができるって素敵なことですよね。子どもたち(女子たち)は今から空港で家族と再会した時の様子をイメトレしていますよ!出迎えのとききっと子供たちの涙腺は決壊していることだろうと思いますので、バスタオルをご持参ください! さて12日目の今日は、午前に授業を受け、ランチを終えると、ローラースケート!という日程。いつもよりもラフでスポーティーな服装で登校してきた子どもたち。今日もEvery day Englishから授業が始まります。今日は①chip in, ②get a kick out of something, ③miss the boatの3つを習いました。①と③はなんとなく想像がつくようで、いろんな推測が飛び交う中、自分たちで答えにたどり着いて今いたが、今日の難敵は②ばん!答え(この表現が使われるシチュエーション)を聞いても、「う~ん?で?どういう意味なんだ?」「分かったような?分からないような?」というような表情の子どもたち。ここで諦めないのがランチョコルドバチームの良いところ。「こういうシチュエーションで使うんだよね?」と何人かが会話の例を出し全体で共有しているうちに、なんとなくみんなが答えにたどり着いています。今日の②番は本当に難しいものでしたが、なんとなくこういう意味だろう!と納得している様子でした。 日常英会話(使えるとかっこいいネイティブの表現編)が終わると、今日の英作文のお時間!昨日訪れたFolsomのお気に入りポイントについて、8文以上で書きましょう!というお題。少し難しそうに感じている生徒もいますが、「先生これは何て表現する?」「先生、ヘルプ!」という子が極檀に少ないです。自分たちで考え、日に日に多くなる文量のミッションもクリアできた子どもたち。「できないからやらない」ではなく、「やっているうちに書けるようになってきた」はとても大事ですね!何事も投げ出さずに頑張っていますよ! 小休憩をはさんで授業が始まりましたが、TCの先生方の背後には防寒用手袋に、マフラー、傘に、かごに、日傘に帽子といったらたくさんの道具たちが。なんと!小道具を用いて、日本の四季を紹介するミニスキットを披露してください!とのこと!どの班がどの季節を担当するのか指示を受け、15分間のシンキングタイム。どのように話を作るのか、どんな会話で伝えるのか、小道具はどのように使うのか、とにかくたくさん話し合い、こんなシチュエーションにしよう!とあれこれ考える子どもたち。小道具を用いてお笑いコントさながらのストーリーを作り出す班も。A班は春で入学式の様子の新入生の入場シーンやピンクの折り紙をばらまき、桜を演出。少しセリフは少なめでしたが、日本の入学式(春)を伝えていました。夏担当はC班、D班の合同チーム。沖縄に来た観光客と地元民のビーチでの出会いと、一緒にビーチバレーをして仲良くなりました。というおもしろいシチュエーションを考え、大所帯にも関わらず、一人一役といった素晴らしい配役で教室は大盛り上がりでした。秋担当はE班。ハロウィンの日の学校での会話で、放課後みんなのお家を回ってお菓子をもらいに行こうというシチュエーション。たったの15分で作り、セリフを暗記していた女子生徒も。日本の祝日紹介の時に受けたアドバイス、セリフは覚えて、観客を見てはっきりと話した方がいいというアドバイスを今日も活かしていました。冬担当はB班。クリスマスから、大晦日、お正月に桜(沖縄は冬に咲く)と冬の出来事すべてを盛り込んだ内容の濃いスキット。特にサンタさんが子ども部屋を訪れたシーンや紅白を再現したシーン、桜を自分たちの体で再現したシーンなど、本当にクリエイティブな班だなと感じるミニスキットでした。みなさん改めまして、Good job! さて、完成度の高い素晴らしいミニスキットが終わり、お昼タイム!のその前に少しだけ時間をもらい、明日のプレスクール訪問に向けての打ち合わせ。昨日でどの歌を幼児たちと一緒に歌うか決めていたので、英語の歌詞を家で練習できるように、歌詞の確認をしました。歌う童謡は、日本でもアメリカでも歌われており、今日いきなり合わせて歌えたほどに慣れ親しんだあの曲です!ジェスチャーを用いながら歌います!動画を撮ろうと考えていますので、何を歌うことにしたのかは、そちらでお伝えします!日本語バージョンもみんなで歌おうね!と流れを確認した後はいよいよお昼からのローラースケート!カープールで会場に移動してからは、思い思いにローラースケートを楽しみました。タイヤ4つが1列に並んだ上級者スケート靴でトライする子もいれば、タイヤ4つが2列に並んだスケート靴を使ってローラースケートを楽しむ生徒もいます。中には、壁をつかみながら、へっっぴり腰で生まれたての小鹿のように歩く子どもたちも。おしりを強打するのが嫌な私は観客席へ。それぞれが楽しそうに滑っているのを眺めていると、なんとなく挑戦してみたい気持ちに。早々にリタイアした女生徒からスケート靴を借りて、人生初のローラースケートに挑戦!チーム生まれたての小鹿に入隊した私を半笑いで、カメラを片手に眺める子どもたち。お願いします。私の黒歴史は流出させないでね! そんなこんなで今日もあっという間に1日が終了。明日は2週目最後の授業日。プレスクールでの交流の様子をお伝えします!それではみなさん、また明日。Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! August 2nd, 2024 ( From Rancho Cordova ) ランチョコルドバで過ごすのも今日で13日目。アメリカ入りしてから、そろそろ2週間になります。今日はプレスクールに訪問する予定です。プレスクールの子どもたちに会うために、午前中にプレスクールを訪れ、午後に授業という時間割です。いつものように学校に集合し、児童たちに披露する歌の練習と一緒に行う遊びの確認をし、その後、園に向かいます。披露する歌はアメリカでも日本でもよく親しまれている「きらきら星」です。小さいころからきらきら星に慣れ親しんでいたおかげで、英語版の歌詞をホワイトボードに書いただけで、生徒たちはみな口ずさむことができました。すばらしいです!日本語版の歌も披露し、一緒に歌うことができるように、歌詞(日本語版)をローマ字で書くことにしました。その際にはより日本語の発音に近くなるように、「『KILAKILA HIKALU』というようにRではなくL、SIではなくCIの方がいい!」という声もあり、そのように表記することに。園児たちが日本語版で一緒に歌えるように工夫してくれました。 準備が終わるといよいよプレスクールへ。20名ほどの3~4歳の子どもたちが外で遊んでいました。園児たちとホームステイグループ全員で一緒に「だるまさんがころんだ」をすることに。最初にルール説明のために、遊び方を生徒たちがやって見せ、それから一緒にすることに。ミシェル先生の提案もあり、園児と生徒が二人一組のペアになり、「だるまさんが転んだ」をスタートします。中学生のお兄さん、お姉さんの手をしっかりと握りしめる様子はとても微笑ましいものでした。「だるまさんが転んだ」の後は、「色おに」をします。鬼が言った色を触ることができるとセーフ。探すことができず鬼にタッチされてしまうと、鬼と入れ替え、自分が鬼になってしまうということを簡単に説明し、ゲーム開始。これも二人一組のペアで行います!この遊びは幼いころの私にとってもお気に入りの一つだったのですが、アメリカの園児たちにもとても受けていました。その後は折り紙を教えることに。手裏剣やつる、冠にリボンなどさまざまな折り方を練習してきたようで、その折り方を教えようとしますが、できるあがるまでの過程は、園児たちにとっては暇なようで、体を動かして遊ぶ遊具(滑り台)の方に連れていかれたり、バスケをしようと手を引かれていく生徒たちも多くいました。興味が別のところに移ったかと思い様子を見ていると、よく飛ぶ紙飛行機を手作り、披露している生徒たち。スーッと一直線に飛んでいく紙飛行機を見て、「私にも作って」「僕が先だ!」とまたまた折り紙が人気に。それから一通り紙飛行機を作り終えると、飛ばしっこが始まります。それにも満足すると、またまた鬼ごっこ開始。園にいたのはかれこれ1時間半くらいでしたが、生徒たちの表情は披露困憊。園児たちのあまりの元気さに「保育園(幼稚園)の先生たちってすごいね」と体力を吸い取られた様子。それから学校に戻り、昼食&お昼休憩。 少し体力が回復したところで、今日の授業が始まります。「授業自体は楽しいけど、午後からだと少し疲れるよね」と話す生徒たち。こんなんで2学期から大丈夫か~?と心の中で苦笑いの私。今日の授業もEvery Day Englishを習います。今日は、①Make yourself at home. ②Let the cat out of the bag. ③pain in the neck. 今日もそれぞれが一生懸命に推測し、あーだこーだ言いながら意味を考えています。今までの流れから、その言葉の意味の通りの表現でないことは何となくわかるものの、その会話がなされる状況にはなかなかたどり着かない様子。①番に関しては「家を自分で作るってことは、DIYするってことじゃない?」や「『自分のお家のように過ごしてね』ってことじゃない?」となかなか近い答えも出てくるようになりました。②を直訳するとカバンの中から猫を出す。なかなか難しい表現だと思いますが、えいとさんはすぐに分かった様子。すぐに言葉の意味を当てていました。これにはキャロアン先生とミシェル先生も驚いた様子。何で知っているの?と聞かれ、「本で読んだことがあります」と答える彼。実際に学んだ表現が使われているのを見ると嬉しいし、さらに学びたくなりますよね。私も彼を見習いもっと本を読もうと思います。③を直訳すると、首の痛み。「寝違えたってこと?」「首折れたら人って死ぬんでしょ?だから、死にそうなくらいに大けがしたってことじゃない?」とまたまたいい推測。首にある痛み人はどんな気持ちにさせるのか考えると、その表現の答えが分かります。②、③は私も知らない表現だったので、本当に目からうろこの毎日です。ホストファミリーと今日学んだことを報告するのが私の日課になっていますが、使えそうなシチュエーションになった時には、目くばせしながらこうやって使うんだよと教えてくれます。授業での様子を一緒に共有することで、さらに学びが深まります!ありがたい限りです! その後はホストファミリーに向けてのお手紙(ポストカード)を作成しました。ここでの授業も残すところあと一週間(5日)となりました。外国で手紙を送る際の住所の書き方や手紙での感謝の伝え方などを学び、さっそくポストカード作り開始。贈る言葉をノートに考え清書する子もいれば、どんどん書いては「間違えた!」と言って修正テープを使う子も。個性が出ますね。 ポストカード作りを終えると最後の一週間の日程を確認しました。来週は子どもたちの楽しみが盛りだくさんです。月曜日は午前授業の後、ランチョコルドバタウンセンターでのお買い物、その翌日はいよいよサンフランシスコ(大都会)でのお買い物!「サンフランシスコに向けてお金を残しておくべきだよね?」「サンフランシスコだと高すぎて買う気失せないかな?」と話している子供たちに、「お土産や思い出としてどのようなものを買いたいのか」ホストファミリーに伝え、どちらの方が買い物しやすいのか、また、お気に入りのお店などはあるのか、夕食をサンフランシスコで撮ることも含めて相談しアドバイスをもらうよう、生徒に伝えました。また、このように自分たちが持ってきたお金が自分たちの終日研修に全集中して使えるということは、普段の食事やおやつなど日頃の生活に関するもののすべてをホストファミリーが出してくれているおかげであること、それらのすべてに感謝を伝えるために、来週金曜のさよならパーティーに向けて練習をしていこうと伝え、金曜日の授業を終えました。2回目の土日はどこで何して過ごすかな?また月曜日にたくさん教えてもらおうと思います。では皆さんまた来週!Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! August 7th, 2024 ( From Rancho Cordova ) ランチョコルドバで迎える18日目の朝。今日もとても暑いです。授業も残すところあと3日。帰国日まで片手で数えられる日数となり、ホームシックになりつつあったメンバーも、「アメリカを離れるのは寂しい」と言い出す今日この頃。本格的に帰国に向けての準備が始まります。 授業の中でも、「帰国に向けてどのような準備が必要ですか?」という問いかけがあり、「ホストファミリーとたくさん話をする」「とにかく思い出作りをする」「パッキングを始める」「帰ってからも繋がれるようにHFにSNSやメールアドレスを聞いておく」「HFに手紙を書く」などいろんな声が挙がりました。特に、この旅で出会った人たちとの繋がりを維持することはとても大切だと思います。いつの日か、日本の家族を引き連れて勉強した町やお世話になった方々を自分の家族に紹介したり、アメリカの家族を日本に招待し日本の良さを紹介したりなどできれば、さらに文化交流が深まりますよね。 さて、今日のEvery Day Englishは、①Go with the flow、②on the right track、③to blow itの3つです。①は授業の流れについてキャロアン先生と話している際に、キャロアン先生が用いた表現を私が理解できず問い直したところ、「ああ、これもEvery Day Englishだね。じゃあ今日は子どもたちにこの意味を教えるね!」と急遽決まったものでした。このように普段の会話で使っている表現を教えてもらえるって本当にありがたいですよね。もっと受けたいですが、あと3日。質問したり、お互いに相談しながら表現の意味を考えたり、実際に使ってみたり、少しでもネイティヴに近づけるように努力していきましょうね。 Every Day Englishを終えると、今日も英作文。今日のお題は、「サンフランシスコでの思い出」です。今日はなんと9文以上で書きましょう、との指示でした。「多いよ~」とブーブー言いながらも、昨日の1日を振り返りながら、辞書を片手に取り組む子供たち。迷子事件もあり書きたい内容が盛りだくさんだったようで、あっという間に書き上げていました。素晴らしい!Good job! 英作文の後にショートブレイクをとり、いよいよさよならパーティに向けての準備が本格的に始まります。授業の中では、ホストファミリーへのプレゼント作成しました。現地の雑誌から、HFと過ごしたいろんな思い出を象徴する文字や写真を切り抜き、一つのスクラップフォトフレームを作成するというもの。「アメリカの雑誌ってかっこいいよね」とか「大きめのZっていう文字見つけた人ちょうだーい!」など雑誌をシェアし、HFと過ごした3週間を振り返りながら、楽しそうに進めていました。どのようなものが出来上がるのかは明日のお楽しみですね! さて、午後は消防署へ見学です。学校から近い距離にあるということで、今日はキャロアン先生とミシェル先生が何度も往復し、私たちを消防署まで連れて行ってくれました。消防署に入り、鍛え上げられたムキムキの消防士の方たちに出迎えられ、見学開始。ムキムキ生産所(トレーニングルーム)から見学が始まりました。ダンベルや背筋を鍛えるものなどジム顔負けの器具がそろっています。「挑戦したい人いる?」と懸垂棒に担ぎ上げられたのは、いまるさん。懸垂を披露すると、生徒から拍手喝采。場所を移し、キッチン&リラックスルームへ。「普段消防署では何を食べるのですか?」という質問に対し、「メキシコ料理やハンバーガー、BBQをすることもあるよ」という声に驚きの声が。「自分たちで料理するんですか?」という質問には、「そうですよ。上手な人もいれば、へたくそな人もいるよ」という回答にまたまた笑いが。みなさん現地の人のジョークもめっちゃ聞き取れているじゃないですか!ナイスです!それからいよいよ、消防車のある所へ移動。車の収納庫のシャッターをすべて開けてくださり、どんな道具が詰め込まれているな、またどんな時に使うのかなど丁寧に説明してくれました。火事の一報が入り出動する際には、火事場の熱などから身を守るための消防服を着用するとのこと。「着てみたい人?」という声にまたまたいまるさんおオーバーオールのようになったものに長靴が縫い付けられたようなパンツを装着し、厚みのある上着に手袋、首元まで守れるような帽子に、ダイビングで用いるような大きな酸素ボンベなどすべて装着体験させてもらいました。「とても暑いし、とても重い」と話す彼に、「どれくらいの重さがあるの?」と尋ねる生徒。「防護服もボンベも靴もすべて重いから感覚が分かりづらいけど。多分30キロくらい」と話していました。本物の消防士さんはなんとそれを1分以内に着替えられるように訓練するんだそう。「子どもたちに見せてもらってもいいですか?」と尋ねると「いいよ!」とニコッと笑ってくれるイケメンリーダー消防士さん。彼の同僚が「せっかくだから、二人で競争するか?」と提案してくださり、早着替えタイムレースを見せてもらうことに。サービス精神豊富な消防士さんたちの早着替えは、なんと50秒を切るという早業。実際に体験したいまるさんは、その速さに「ありえない。あれ、すっごく重かったよ?」と唖然としていました。女子たちはみなメロメロでした。その後、消防車の消火用ホースでの消火の様子を見せてもらい、ここでも「体験したい人?」という言葉に長蛇の列が。なんとチームランチョコルドバの半分近くの人数が消火ホースを操作させてもらいました。もう本当に感謝です。その後記念に塗り絵本と帽子、ペンをもらい、消防士さんたちとの写真撮影を行い、学校へ。本当に貴重な体験をさせてもらうことができました。ありがとうございます。 さて、明日はいよいよさよならパーティーの前日です。授業ではなく、準備に時間を費やします。お世話になったホストファミリーが「あ、うちの子の出番だわ!」とシャッターチャンスを作ることも感謝を伝える方法の一つなので、全員が一緒に披露するものとは別に、一人もしくは少数のグループで披露しましょう。と伝えています。どのようなプログラムで誰が生徒代表挨拶を務めるのかは、また今度。それではみなさん、また明日。Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! August 8th, 2024 ( From Rancho Cordova ) ランチョコルドバで迎える19日目の朝。いよいよ授業も残り2回。また今日は授業というよりもさよならパーティーに向けた準備がメインとなっています。朝、みんなの登校を確認すると、さっそく明日のさよならパーティーに向けて準備開始。 まずはCHI(授業やホームステイプログラム運営のすべてを請け負ってくれたキャロアン先生とミシェル先生が勤めている会社)のアンケートに答え、ホームステイでお世話になったホストファミリーの皆さんへの感謝状づくりを行いました。アンケートの中に、最も心に残っているものを選んでください。という質問があり、サクラメントの町やアメリカの人々、授業や旅行など様々な選択肢があります。その問いかけに対し「一つしか選べないの?」「全部選びたいんだけど!」と話す子どもたち。本当に充実した3週間を過ごさせてもらったな、とあらためて感謝でいっぱいです。子どもたちにもそのことについて言及し、今日の準備をしっかり行い、明日のさよならパーティーを成功させようと確認しました。その後は、昨日行った思い出の切り抜きポスターの取り組みの続きを行いました。昨日で、ある程度材料集めを行っていたため、今日は専用の強力な糊を使って、形作っていきます。授業よりも真剣に取り組んでいました。私も子どもたちと同じように3週間ホームステイでお世話になったため、一通り進行状況を見守ると、一足先に作り終わっていたよしのさんにカメラマンをバトンタッチし、自分自身のプレゼント作りを始めました。プレゼント作りを終えた他の生徒も自分たちで考えて、他のプレゼント作り(ZOOMでのミーティングで話した通り、それぞれの家族の名前を漢字で当て字にし、色紙にしてプレゼントを贈ります。)を進めていました。色紙の準備をしたり、切り抜きプレゼントを進めたりと、午前中はプレゼント作りに時間を費やしました。 ランチを食べ終えると、今日はいつもよりもショートカット版の授業を行いました。。昨日は宿題が出なかったため(いつもはホストファミリーはどのような仕事を行っているのか、暇な時間に何するのが好きか、朝ご飯に何を食べるのが好きかなどの質問をするというような宿題が出されていました)その確認は行わず、Every Day Englishと今日の英作文を行いました。今日は「アリサも自分のホストファミリーへのプレゼント作りに集中して!」という二人の言葉に甘え、プレゼント作りを進めていたので、あまり授業に参加できていません。そのため今日の授業のことは、子どもたちが帰ってきてから、この日に習ったものを聞いてみてください!すみません!英作文の授業では、「留学前にしておくべきこと」というお題に対し自分の意見を書くというものでした。今回のショートステイや本格的な留学を経験したいと考えているみんなへのアドバイスのようですよね。もし長期留学を考えているのならば、出発前にどのようなことをしておいた方が良かったのかと自分を振り返り、次につなげることはとても大切なことですよね。これからの英語学習を真剣に取り組むためには、この3週間を振り返り、自分の良かったところ、改善すべきところを見直し、ステップアップできるといいですね。本当に毎回毎回いいお題です!今日はそのことについてなんと!10行で書くこと!というのが条件でした。難しそうにしながらも、あきらめずに取り組んでいました。 その後のさよならパーティーの練習に入る前に、「感謝の気持ちを伝える場であること」「みんなで披露するもの(ダンス)とは別に、自分の得意技などを披露し、自分の見せ場(シャッターチャンス)を作ることは、パーティーに来てくれるホストファミリーにとって重要であり、一番の感謝の披露ポイントであること」を確認し、何をするのか決めてもらっていました。27人が5つのグループに分かれてそれぞれのステージを受け持つことになりました。①習字班、②合唱班(男声3部合唱)、③空手班、④ダンス班(流行もの編)、⑤ダンス班(伝統もの編)でそれぞれが披露し、その後みんなでエビカニMIXのダンスをホストも巻き込み行い、最後はカチャーシーでしめるということになりました。今日の持ち時間も残り約1時間半。それぞれの練習場所に顔を出し、みんなの演武を見ましたが、どのパートも本気で取り組んでおり、感謝の気持ちを演武で披露しようと一生懸命取り組んでいました。今日で出し物の大方の練習を終え、明日はリハーサルと教室の飾りつけ準備をメインで行うことになっています。私も引率者挨拶があるため、とても緊張していますので、今日この後、どのように話をしようか構想を練ろうと思います。次のレポートで、どのような感謝会であったかお伝えしたいと思いますので、今日はこの辺で。それではまた明日。Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! August 9th, 2024 ( From Rancho Cordova )
ランチョコルドバで迎える20日目の朝。アメリカでの生活がスタートしてから早3週目の終わりが近づいています。 最終日の今日は、いよいよ、さよならパーティー当日です。今日は授業ではなく、朝からさよならパーティーに向けての準備が始まります。 雑誌の切り抜きを活用し作成したおしゃれなプレゼント、キャロアン先生とミシェル先生へ送る日本から持ち寄ったプレゼント、ZOOMの話し合いで決めたホストファミリーへの贈り物であるホストファミリーの名前を当て字で書いた色紙(筆ペンで書きました)など、贈り物のチェックを一通り済ませ、教室をパーティー使用に飾り付けるためのリース(折り紙のわっかをつなげたもの)をみんなで作りました。 女子も男子も「こんな単純作業は苦手だ!」「いやいやいつまででもできるよ。楽しい!」とあーだこーだ言いながら、みんなで一生懸命作りました。リース隊が5,6mの長~いリースを作成している間に、チーム習字隊は、プログラム書きや本番で披露する字の練習を行い、MCりせさんは原稿作成、生徒代表挨拶隊、よしとさんとたつまさんは、どのような挨拶にするか、どのような言葉で感謝を伝えられるか、この3週間を振り返りながら、脳みそをフル活動して英語でのスピーチを完成させました。一通り飾りつけなどの下準備を終えると、それぞれの出し物の練習に移ります。習字班は、さとみさん、るなさん、かのこさん、よしのさんの4人。実際に目の前で書く書道を披露することに決めたようです。 「感謝の気持ちを伝えることができる4文字熟語は何があるのか」辞書を片手に真剣に悩んでいましたが、「温厚篤実」という言葉を披露することに。人の温かさに支えられて過ごした3週間。ホストの皆さんの人柄をうまく表現したすばらしいチョイスだと思います!4字熟語が決まると、誰がどの字を披露するかを実際に書きながら担当決めを行っています。習字隊の練習を見ていると素敵な歌声が中庭から聞こえてきます。覗いてみると合唱部隊が練習に励んでいます。 メンバーは、えいとさん、せいるさん、せいとさん、たかひとさん、よしとさん、たつまさんの6人。チーム男子合唱隊で、「翼をください」を歌っています。私のiPadを片手に、各パートの音とりを入念に行っている様子。なんとなんと!たつまさん&よしとさんが女子パートもこなすそうです。6人で合わせた歌声を聞いてみると、想像以上に素晴らしいハーモニー。合唱団としてデビューできそうなほどの上手さ。あれ?意外な才能発見ですね。 これは各学校での合唱コンクールも期待できそうです!そんな歌声が響き渡る中庭の端の方では、空手部隊のゆずはさん、なおえさん、さえりさん、いまるさんが練習しています。それぞれが披露する形を見させてもらうと、キレのある技を繰り出す瞬発さやその度に聞こえる衣擦れの音が静寂の空間に響き渡ります。その姿にただただ「かっこいい!」の一言。「かっこいいよ!」「すごいね!」と感動のあまり言葉が出てこず、語彙力小学生の私。4人は「攻撃のためではなく守るための空手なのだ」と「体の中央にある3つの急所(喉元、鳩尾、下腹部)を攻撃から守るために上段、中段、下段の形があり、形の一つ一つにはそれぞれの守り方がある」と説明を受け、感動のあまり思わず目がウルウル状態の私。 中学校の体育でしか空手に関わらなかったことに後悔を覚えながらも、このような武術が沖縄で生まれ発展し世界中に広がっていることやその意義を語る4人から文化が根付いていることを目の当たりにし、とても誇らしい気持ちになりました。アメリカの皆さんに披露するのが楽しみです!押忍!さて、お次は、ダンスチーム。ダンスチームはパプリカを踊るゆなさん、そらさん、ももかさん、ゆずかさん、ななこさん、りりかさん、えりさんのポピュラーソング隊とソーラン節を披露するりせさん、れいらさん、ここみさん、ゆあさん、はなかさん、すみれさんの伝統芸能隊に分かれます。パプリカ隊は「ピタゴラスイッチ」でおなじみの「アルゴリズム体操」を行いながらステージ上に上がることに決めたようで、入場から楽しめるよう工夫していました。 また、パプリカも英語版の歌を探し、ホストファミリーがダンスだけでなく歌も楽しめるようにしていました。ナイスアイディアですね!2列になって踊りを披露するそうですが曲の途中で、うまく場所を入れ替え、みんなのシャッターチャンスを作ったり、曲の最後にはみんなで花を形作ったりと素敵な演出もありました。かわいいダンス部隊のあとは、ソーラン節隊。沖縄の学校で披露した経験がある生徒もいるようで、そのメンバーを中心にソーラン節の練習を行っています。たった1日でマスターできるものなのか?という私の不安をよそに動画を見ながら、手足の細かい表現まで練習している様子。「これ一生懸命やらなきゃかっこよくないよね?」「そうだよ!一生懸命やれば痩せれるよ!」 とかみ合っているのか、そうでないのかよく分からない会話をしながら、指先まで神経を巡らせ、躍動感あふれるダンスを練習しています。一通り練習を終えた合唱隊の合いの手も後押しし、本格的な伝統芸能サークルの出し物のような完成度です。このようにそれぞれが本当に一生懸命に練習し、成功間違いなしのさよならパーティーとなりそうな予感がします。さて、一通り各自パートの練習を終えるといよいよリハーサルを行います。さよならパーティーのプログラム1番目に行われる本プログラムの修了証書授与式。本課程の修了とホストファミリーへの感謝を伝える大切な儀式です。ホストファザー役とホストマザー役、生徒役の3人のボランティアに演じてもらい、キャロアン先生やミシェル先生から修了証書を受け取り、家族全員での写真撮影という流れを確認しました。次に、引率者挨拶(私からの感謝の言葉)と生徒代表挨拶です。 生徒代表挨拶を務めるよしとさんとたつまさん。二人とも3週間をしっかりと振り返り、充実した3週間を過ごせたことと、その思い出のどれもがみなさんのサポートや支えがあってのことであることについて自分なりの表現で伝えていました。素晴らしい挨拶でした!それから習字隊、合唱隊、空手隊、ダンス隊が本番で披露するものを通し、改善できるところをお互いにアドバイスを出し合っていました。流れを確認したあとは、教室の飾りつけです。ホストファミリーや生徒の分を合わせて、120人分の椅子を教室に並べていきます。空手に必要な間取りや入場退場を考慮に入れながら椅子を並べ終え会場を見渡すと、その椅子の多さに、この会場が埋まるほどの人たちに支えられてきたプログラムであることに改めて気が引き締まる気持ちでした。それから午前中に作ったリースや書道隊が書いてくれたプログラムを飾りつけたり、今までの授業で作成したポスターなども並べたりしました。 それから各自一度各家庭に戻り、夕ご飯を済ませてまた集合するという日程です。
18:30。いよいよ、さよならパーティー本番です。集合するとすぐに最終調整を行っているメンバーもちらほら。 するとすぐに着席するようにアナウンスがあり、修了証書授与式のスタートです。修了式では泣き出す生徒も数人おり、しんみりとした雰囲気の中、そのシャッターチャンスを逃すまいとカメラレンズ越しにその様子を見守ります。 それから私のあいさつと生徒代表挨拶!「みなさんの優しさのおかげでたくさん学び、たくさんの充実した思い出を作ることができました!」 と感動する話を自分の言葉で表現してくれた二人にも大きな拍手ですね!すばらしい!
そのあとはいよいよ各グループの出し物です。アメリカにはなじみのない書道や合唱、空手に「Oh!」「Wonderful!」という言葉が飛び交い、ホストの皆さんもカメラを片手に楽しんでいたように見受けられました。 最後のエビカニミクスでは、間奏の合間にホストの皆さんを引き連れ、一緒にダンスを踊りました。そのときの皆さんは心の底から楽しんだ、やりきった、という生き生きした表情をしていました。成功させることができた喜びと達成感を感じることができたさよならパーティー。 初めの出会いから3週間で作り上げたグループ同士の絆、ホストファミリーとの絆を改めて実感することができました。そんな皆さんがとても誇らしいです!よく頑張りました!帰りの車の中では、先生のホストマザーやその孫が興奮しながら、演武の話で盛り上がっています。 とくにホストファミリーの孫たち(13歳の兄と10歳の妹の2人)は、「ねぇ!おばあちゃん!来年もホームステイ引き受けてね!」「僕は男の子がいい!」「私は絶対女の子!」「ねえ!お願いだよ!おばあちゃん!たくさん一緒に遊びたいんだ!たくさんヘルプするからお願い!」と興奮しながら、来年もボランティアを引き受けるよう、お願いしていました。 次年度もこのプログラムのホストとして関わりたい!と感じさせるほどに心に残るさよならパーティーとなったようです。よく頑張りましたね!さて、大成功で終えることができたさよならパーティー。 朝から大分練習を頑張ったので、達成感と少しの疲労感で今日はパタンキューかな?それではみなさん、また月曜日に!Bye!
Hello! Everyone in Okinawa!! August 12th ~ 14th, 2024 ( From Rancho Cordova ) ランチョコルドバで迎える23日目の朝。今日は、ホームステイプログラムin Americaの最終日です。ホームステイ先で過ごす最後の朝ごはん、2週目にしてやっと慣れてくれた猫ちゃんとの最後のお別れ、学校に向けての最後の送迎。昨日から今日にかけてすべての出来事に「最後の」がつくしんみりとした朝。いつもはゆあさんやゆなさんと一緒に乗り合わせ(カープール)で学校へ向かいますが、「今日は自分たちで送りたい」とそれぞれの家庭から申し出があったようで、私とホストマザー2人だけの通学路です。2人揃って目に一杯涙を浮かべながら、なるべく明るく話し、「最後の通学路」ということを意識しないように話をしたり、通学路の途中で車を降り写真撮影などを繰りかえしているうちに、あっという間に学校に到着。いつも通りの時間に到着したつもりが、しんみりな朝を過ごしたせいか遅刻気味の私。教室のドアを開けると、スーツケースを広げて大騒ぎしている生徒たち。一つにまとめることができなかったスーツケースの中身をリュックサックに詰め込む作業に熱中している生徒たちに、しんみりムードが一気に吹っ飛びました。どれをスーツケースに入れ、どれをリュックに入れようか、試行錯誤している女子たち。本当は2つまでなら荷物を飛行機に預けることができますが、初めから「2つ手荷物預けられるよ」と話をしてしまうと、27人全員が持ってきてしまうからとキャロアン先生とミシェル先生と話し合い、生徒には1つまでとお知らせしていました。そのため、どうにかこうにか一つにまとめようとスーツケースの上に乗ってまで荷物の準備をしています。「お土産買いすぎて、閉まらない~!」「タンブラー(マグカップなど)割れたら嫌なんだけど大丈夫だよね?」と2つOKであったとしても厳しそうな生徒も大勢います。そんな作業をしているうちに、次の行程に移らないといけない時間に。荷物詰めは一時中断し、見学地のスーパーマーケットへ。今日もキャロアン先生とミシェル先生のピストン送迎でスーパーマーケットに送ってもらいます。 今日の見学地では、スーパーの裏側探検をさせてもらう予定です。カープールで全員がそろうのを待っている間に、目ざとい生徒はスーパーの中にスターバックスがあることに気付き、「先生、見学後、買い物する時間ありますか?」と目をキラキラさせています。朝の荷物詰めの光景が頭に浮かび、ここには買い物ではなく、見学をさせてもらうために来ていることを改めて確認しました。さて、全員がそろうと早速スーパーの中へ。このスーパーでは、コロナ以降、ネット販売を引き受けているそうで、ネットで注文のあったレシートをもとに、店員さんがスーパー内を巡りお客さんの求める品物を探し、袋に詰めて駐車場で引き渡す、という流れだそう。コロナの感染拡大防止のために生まれたサービスが、今ではスーパー営業には欠かせないものになっているという話でした。沖縄でもたまに見かけるサービスですが、改めてエッセンシャルワーカーの方々のおかげで豊かな生活が成り立っていることを実感し、頭が下がりますね。そんなスーパーの方々の大切な時間を頂きスーパー見学開始すると、まず最初に目に入ったものが野菜コーナー。なんと、アメリカのスーパーでは、野菜は袋にパッキングされておらず、量り売りという販売方法だそうです。葉物野菜の新鮮さを保つために、定期的にスプリンクラーが作動し、冷水を散布するシステムだそうです。また果物も平積みで陳列されており、量り売りのせいか、明らかにもぎ取られた形跡のあるバナナ(6本で1房になっているものや、2本だけ取り残されたものなど)や、「どうやって並べたんだ?」と写真を撮らずにはいられない、まるでピラミッドのようにきれーいに並べられたリンゴにミカン。日本とは異なる売り方に唖然としたり、興味津々に質問をする生徒も。野菜コーナーの後は、品物の搬入作業の見学のため、スーパーの裏側へ。そこでは、搬入を終えた段ボールの処理の仕方などの説明を受けました。アメリカのスーパーでもリサイクルや分別を徹底し、SDGsを意識して作業をしているとのことでした。飲料水などの重量のある品物の搬入の際に使う牽引車を使っている様子を実演してくださったり、飲料コーナーの冷蔵庫(保管庫)の中に入れてくださったりと、サービス精神豊富で、お肉コーナーでも商品にならないお肉の端切れを見せてもらったりもしました。また驚くことに、このお肉の端切れなどは石鹸などの油分として再利用されるとのことです。無駄なものをスーパーから出さないという企業努力が随所に見られ、とても興味深い見学タイムでした。見学タイムを終えると、案内してくださった店員さんとともに、みんなでパシャリ!この写真はスーパーの広報にも使われるとのことでした。「普段は幼稚園児などを対象に案内するから、中高生に向けて行えて新鮮だったわ!」と写真撮影まで気さくに付き合ってくれた店員さんに別れを告げ、午後の日程の確認をしました。その後なんとキャロアン先生とミシェル先生からサプライズプレゼント!スターバックスのドリンクを生徒全員に奢ってくださるとのこと!それぞれが自分の飲みたいドリンクを注文し、生徒はしばしのリラックスタイム。少し休憩すると、お二人の先生型による学校までの輸送作業開始です。本当に感謝でいっぱいですね。ということで、お二人のドリンクは格好つけて私が支払いました!その後学校に戻ると、最後のランチタイム。ご飯を食べ終えると、キャロアン先生が持参してくださった重量計を片手に、荷物詰めの再開です。中には先ほどのスーパーでもお土産を購入した生徒もいたため、女子のほとんどが荷物詰めのし直しをしていました。「宿題のノートをリュックに移しただけで3kg変わった!」や「先生、かばんはどうしても1つだけですか?」と直談判してくる生徒も。まるでテトリスでもしているかのように綿密な計算をし、なんとか重量クリアし、荷物をまとめ終え時計を見ると、なんと3時になっていました。こういう経験も旅行の醍醐味なのでしょうか!笑 さて、荷物をまとめ終えると、最後のミニゲーム。ボキャブラリーを増やすためのゲームを行うことに。3つの班に分かれ、スピード勝負で解答速度を競い合います。「海に住んでいるMで始まる生き物」や「自宅のガレージにあるHで始まる物」などお題に合った単語を、脳みそをフル回転させ考えます。それぞれのチームから1人ずつ回答者を選出し、解答権をもつそれぞれのチームの代表者3人が始めに考えてもアイデアが浮かばないときは、各チームにヒントをもらい答えるというゲーム。代表者が一発で答えを出したり、グループにヒントをもらい解答したりと、素晴らしい連携を見せ優勝したのは、Aチーム(ゆずはさん、すみれさん、りせさん、たかひとさん、せいとさん、えいとさん、せいるさん、いまるさん、よしとさんのチーム)。他の2チームも積極的に答えを出し合い、とても盛り上がっていました。2つ目のゲームはWho am I ? という動物あてゲーム。背中に貼られたお題を質問しながら答えにたどり着くというもの。例えば、「長い耳ですか?」「いいえ」「鼻は長いですか?」「はい」「体は大きいですか?「はい」という風に、周りの人たちにYes, Noで答えられる質問をし、お題の動物が何かを当てるといったもの。みんな一生懸命に質問し合い、自分の背中に書かれたお題について必死に考えていました。一番難しかったお題は、せいとさんの「くも(スパイダー)」かな?よく頑張りました。ゲームを行い少しだけ体と頭を使ったところで、夕ご飯タイム。午後6時にはサンフランシスコ空港に向け出発するため、4時という早い時間ではありましたが、夕飯を頂きます。キャロアン先生とミシェル先生が用意してくださったデリバリーピザとサラダを頂きました。お昼からあまり時間をおかずに夕飯を食べたため、すぐにお腹いっぱいになってしまいました。「野菜が食べたい!」とサラダをお代わりする生徒がたくさんいました。さて、5時になると、ちらほらとホストファミリーの方々が学校に足を運んでくださいました。最後のお別れをするためです。スーパー見学に、ゲームに夕飯とアメリカを離れる実感がまだ持てていなかった生徒も、ホストファミリーがお別れを告げに姿を見せたことで、「最後」だという感覚が急にこみあげてきたようで、一気に教室がしんみりムードに。かくいう私もホストファザーとホストマザーの姿を確認すると、急に涙が溢れてきます。子どもたちに負けないぐらい涙を流し、ホストファミリーとハグし合い、最後の時間を過ごしました。少しの間、子どもたちをほったらかし、自分のホストファミリーとの別れを惜しんでいましたが、そんな中、バスが到着。教室のあちらこちらで同じように涙を流し別れを惜しむ生徒たちのおしりを叩くように、移動を促します。その別れの時間からも、子どもたちそれぞれが本当に充実した3週間を過ごせたんだな、各ホストファミリーが心を砕いて私たちを受け入れてくれたおかげだなと感謝の気持ちでいっぱいです。涙なのか鼻水なのか分からないくらいに涙を流しながら、荷物をバスに詰め込み、どうにか出発の準備整え、最後の写真撮影。顔を真っ赤にし、目をはらした写真をホームページでご覧ください!笑 今回のプログラムが成功したのもすべてホストファミリーの皆さんに後ろ髪をひかれる思いで別れを告げ、出発したバスの中でも、涙をこらえたり、すすり泣きする生徒たち。アメリカにできた「家族」。たくさんの人に支えられた感謝やそのありがたさに気付けたことは大きな財産です。沖縄に帰ったら、誰かにその優しさを還元できる人になってください。沖縄の保護者の皆さん、本当に心豊かな3週間を過ごし、成長した姿で帰ってくると思いますので、お楽しみに。 出発時はしんみりムードだったバスの中。泣きつかれて眠るのかと思いきや、気持ちを切り替えるためなのか、いきなり始まった合唱タイム。モンゴル800などの沖縄の歌や、3月によく聞く卒業ソングなどを全員で熱唱し、盛り上がりを見せる子どもたち。このアメリカホームステイプログラムでアメリカでの家族ができたとともに、かけがえのない仲間にも巡り合った子どもたち。本当に素敵なメンバーを引率させてもらうことができ、私も感無量になりながら、この3週間を振り返っていました。バスに揺られること2時間弱。サンフランシスコ空港に到着です。空港まで同行してくださったキャロアン先生とミシェル先生との別れの時間が近づいています。子どもたちからの提案で、感謝を伝える会したいから10分程度もらえないかと相談があり、2人に伝えると、「なんて素敵な子たちなの!」と快諾してくださり、ちょっとしたスペースでさよなら会第2弾。生徒を代表し、ももかさんがさよならの言葉をを伝え、さとみさん直筆の感謝状をプレゼントするというサプライズ。子どもたちの発案で感謝状まで用意している姿に、本当に素敵な子どもたちだなと、改めて目頭が熱くなりました。「荷物見ておくから全員一言挨拶しておいで」と告げると、2人に群がる生徒たち。ハグや握手を交わしたりと、一人一人と丁寧に別れの時間をとってくださいました。改めて、本当に本当にありがとうございました。ホストファミリーと出会えたのも、楽しく授業ができたのも、この充実した3週間、2人が尽力してくださったからこそです。生徒の皆さん、沖縄についたら改めてメールや手紙で感謝を伝えてくださいね。感謝の気持ちは、関わり続けることで伝えることができます。自分の生活の分岐点(2学期が始まったこと、入試について、今後の進路について)で自分の近況を伝えることを続けてくださいね。さて、さよならを済ませると、その余韻に浸る暇もなく、搭乗手続きへ。ここで初めて2つの荷物を預けられることを伝えると、歓喜の雄たけびを上げる生徒が数名。急いで荷物の再整理を行い、搭乗手続きを済ませました。荷物整理をした際に荷物にまぎれこんだパスポートを探すというひと騒動もありましたが、なんとか荷物も預け終え、いよいよセキュリティーチェックへ。ここでキャロアン先生とミシェル先生とはお別れです。ここから先は一人だという緊張感もあり、さらっと2人に別れを告げてしまったことに列に並んでいる途中で気づき、焦る生徒と私。沖縄についたら即手紙を出したいと思います。そんなこんなでセキュリティーチェックを行うと、なんとほぼ全員、靴まで脱ぐように指示を受けます。今までに見たことのないセキュリティーチェック。厳重なチェックをみんなが通り終えたころには、40分近くが経過していました。それから、飲み物調達もかねて20分のトイレタイムをとり、いよいよ登場フロアへ。夜の11時を過ぎてもテンションが高い生徒たち。周りの迷惑にならないよう注意しながら、搭乗案内開始時刻を待ちます。飛行機に乗り込むと、朝の9時からスーパー見学から始まった長い1日だったためか、あっという間にパタンキューのランチョコルドバ団員一同。私も飛行機の中での記憶はほぼありません。寝て目を開けると韓国についていました。インチョン空港にたどり着くと、本日2回目のセキュリティーチェック。500M(大げさに表現しています。疲れた体にはそのくらい並んだように感じました。)くらいの行列を待ち、みんなの手続きを終えても、出発まで、まだ3時間半以上、待ち時間があります。現地時間、午前5時前という時間帯ということもあり、搭乗ゲート近くのお店も2,3店舗しか開いていません。インチョン空港から沖縄での解散式までの流れを確認し、集合時間を伝えると、自由時間をとりました。買い物に行く生徒や、旅日誌をまとめる生徒など思い思いの2時間半を過ごし、あっという間に集合時間。搭乗までにもう一度、今後の日程を確認しているうちに搭乗案内が始まり、飛行機に乗り込み、いよいよ沖縄に向けて出発です。月曜の夜にアメリカを出発し、水曜日の午前8時に出発であったため、軽い時差ボケをしていたのでしょう。飛行機に乗り込み、ある程度生徒の様子を見守ったあとの記憶を最後に、次に目を開けると沖縄に到着していました。飛行機から出た瞬間のもわっとした湿気に「うわー、帰ってきてしまったよ」と嘆く生徒たち。預けた荷物を受け取り、入国審査を終えると、いよいよ到着ロビーへ。到着ロビーをくぐり姿を見せた子どもたちはいかがでしたか?日本語が通じない、全く違う文化を体験した3週間ぶりの子どもたちに、成長が見られましたか?平日のお昼という時間にも関わらず駆けつけてくださった保護者のみなさん。本当にありがとうございました。 解散式では、団員代表挨拶をしてくれたももかさん。文化の違いやそれぞれの価値観について、自身の将来について、伝わらなくとも諦めない気持ち、何事にも積極的に挑戦する大切さなど多くの学びがあったと堂々と話す姿に、改めて目頭が熱くなりました。楽しく充実した3週間、良かった出来事も反省する点もあったことだと思います。この経験を「楽しかった」だけで終わらせるのではなく、学んだこと、学び足りなかったことを改めて振り返り、次の学習につなげる(目的を探す)ということを必ず行ってくださいね。今回の旅を振り返り、新たな目標を立てることで、それぞれの歩みたい道が明確になると思います。この3週間で高めた自立心を大切にし、いろんな視点で視野を広げて物事を見ることのできる、挑戦し学び続けることのできる大人になってほしいと思います。チームランチョコルドバの皆さん。あなたたちとの旅を通して、先生も改めて沖縄や日本の文化への誇りを再認識しできたし、人と関わる楽しさ、その関わりの中で学び続ける姿勢を持ち、視野を広げていく生徒を見守りたいという、英語教師を目指した原点を振り返ることができました。この場で改めて感謝を伝えさせてください。皆さんと出会えこと、この経験をともにできたこと、すべてにおいて、本当に、本当にありがとう。皆さんの成長をこれからも見守っています。これでお別れは寂しいので、進路の折々に連絡くださいね!笑 それでは、みなさん。I’m looking forward to seeing you soon! Good bye!