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Sonora引率者レポート
日本時間 7月28日(日)9時30分。緊張した面持ちで生徒たちが続々と集合場所にやってきました。担当の方から説明を聞く間,ひときわ輝く笑顔でうなずきながら説明を聞くのは, Sonoraグループ最年少の中の一人,S君です。「楽しみで仕方ない!」という気持ちが全身から溢れています。 出発の時刻。家族や親戚,友達などたくさんの人に見送られ,笑顔で手を振る参加者たち。これから始まるプログラムに胸を躍らせています。それでは,「いってきます!!」 さて,鹿児島から経由地の台湾に到着しました。サンフランシスコ行きの飛行機の乗り継ぎまで約10時間。ケーススタディの確認をしたり,グループごとに打ち合わせをしたりして過ごしました。また自由時間には,早速英語を使って買い物を楽しみました。小籠包や,スムージー,ハンバーガーなど思い思いのものを注文していました。円でも,米ドルでもない「NT$」や「元」という表記に,「これってどういう意味なんだろう。」と,早速異文化体験でした。台湾の店員さんとの会話では,まだ少しぎこちないやり取りでしたが,しっかりと伝わっていました。3週間の体験を経て,みんなの表情や英語でのやり取りがどのように変化するのかとても楽しみです。 旅程は順調に進み,約11時間のフライトでサンフランシスコへ到着しました。入国審査を待つ長蛇の列に衝撃を受けました。キオスク端末を使っての入国手続きでは,高校生が中学生のサポートをして何とか無事に終えました。入国審査では,審査官と楽しそうに会話をする生徒もいて,頼もしいです。なかには,難しい質問に戸惑った人もいたようです。分からないことは聞き直してOKです。分けもわからず“Yes.”というのではなく,目の前の相手を「理解する」,相手に「伝える」ことを楽しんでほしいと思います。 今夜は空港近くのホテルに1泊し,長旅の疲れを癒します。 明日は,11時前に現地でお世話になるGinger Perry先生と会うことになっています。Sonoraまでは,バスで3時間ほどで到着するとのこと。午後には,それぞれのホストファミリーと対面予定です。いよいよ本格的にSonora Group プログラム始動です!! 「何事にも積極的に,全力で挑戦」,「明確な目標と主体的な行動」,「感謝の気持ち」
快適なホテルでの宿泊で,すっかり移動の疲れも吹き飛んだようです。朝から元気なSonoraグループ一同。7時45分からシリアルやパンなど、アメリカの朝食を楽しみました。初めて見るワッフルメイカーを見よう見まねで使って、焼き立てのワッフルを作りました。「なかなか上手に焼けたでしょ。」と得意げな表情です。 先生の迎えを待つ間、リーダー会や打ち合わせをしたり、英語での自己紹介を練習したりしました。グループで写真を撮るなどリラックスしています。楽しく過ごすことはとても大事。しかし、ミーティングの中で「みんながここに来た目的は何か」ということについて少し話をしました。仲が良くなったからこそ,馴れ合いをせず、共に成長する仲間であってほしいと思います。楽しいことも、今感じている言葉の壁も共有して、支え合って乗り越えられるといいですね。 道路状況により、1時間ほど遅れてスタートした2日目は、バスでSonoraに向かいます。途中、ロサンゼルス近郊でしか食べられないザ・アメリカのハンバーガーショップ、In-N-Outに行きました。沢山のカスタムがあり、次々に聞かれる質問と後ろで注文を待つ人の多さに焦る研修生。しかしながら,苦労して注文したハンバーガーの味は格別です。大きな口で美味しそうに頬張って、座席に着いて ふと机を見ると、見慣れない青いマーク。ファストフード店にも車椅子を利用される方向けの優先席があるなんて驚きです。そのマークに気付いた瞬間、「席譲った方がいいかな」と立ち上がるRさんの心遣いに感心しました。 お腹を満たして、さらにバスに揺られること約1時間。研修地のSonoraに到着しました。すでに沢山のホストファミリーが待っていてくれました。どのホストファミリーもとても親切で温かく、私たちに会うことを楽しみにしていてくれようです。笑顔での対面となりました。 夜は18時30分よりウェルカムパーティーをしていただきました。美味しいご飯を食べながら、どのテーブルも英語での会話が弾んでいたようです。あまりに優しすぎるホストファミリーと、素敵な時間に感極まってしまう研修生がいたくらいです。本研修での初めての涙が安堵と幸せを実感する涙だったKさん。色々な感激があったようです。異国の地で触れる人の温かさは一生の宝物ですね。食後はみんなでレクリエーション。今日も笑顔満開のSonoraグループでした。 明日はスタディセンターでの英語の授業が始まります。8時始業にちゃんと間に合うのでしょうか。よく寝て、また明日笑顔で会いましょう。
今日から研修のスタートです。8時始業予定でしたが,やはりここはアメリカ。Sonora時間が流れているようです。各家庭の事情に応じて,少し遅れてやって来ました。ホストファミリーの家からスタディセンターまでにかかる時間も,車で5分から30分以上かかる生徒までそれぞれです。なかには,昨晩家の周りに鹿などの動物が出た家庭もあったそうです。慣れない環境で過ごす最初の夜は不安もありますが,どのホストファミリーも14人の生徒たちを本当の家族のように可愛がってくださいます。 さて,英語の授業が始まりました。まずは裸足になってエクササイズ。”Head shoulders knees and toes” と歌いながら軽く体を動かします。続いて,お互いの名前やホストファミリーの名前を簡単なゲームで紹介し合いました。そして部屋の中を歩き回り,英語で何というか分からないものを指さして“What is this?”と先生に尋ねます。これからのホストファミリーとの生活の中で実際に必要な単語だからこそ,積極的に質問をしていました。 休憩を兼ねて,外で体を思い切り動かしてボール遊びを楽しむと,今度はテキストを使います。もちろん全て英語で書かれています。ペアに分かれて,英語での自己紹介です。みんなさすがによく勉強をしています。テキストに英語で自分の情報を書きことはスラスラできました。見学に来られていたホストマザーも” Their writing is very good!” と驚いています。中学校一・二年生には,少し難しい内容も英語が得意な生徒や上級生が上手に会話を引き出していました。一方で,まだまだ自信がないのか声が小さめです。みんなこの研修を通して,英語でコミュニケーションを取ることに自信をもってほしいと思います。明日からの授業では,失敗を恐れず堂々と話せるといいですね。 午後からは,Sonoraの警察署と消防署の見学をしました。警察署の方は,サービス精神旺盛で,指令室など施設内の見学や様々な道具を触らせてもらうことができました。消防署でも,消防士の皆さんが実際に使用するヘルメットやボンベを身に付けたり,消防車の運転席に座らせてもらったり,貴重な経験をさせていただきました。個人的に英語でたくさん質問ができた人もいました。また,恥ずかしくて質問ができなかった人も,説明を真剣に聞くことで,理解ができるようになっています。アメリカに到着してまだ数日ですが,生徒のみんなの成長のスピードに驚いています。 明日は,Sonoraの市長に表敬訪問を行います。Sonoraは霧島市の姉妹都市ということで,今回は特別に時間を作って頂いたそうです。どんな方なのかお会いするのを楽しみです。今日の宿題の一つは,市長さんへの質問を考えること。何人が実際に質問をすることができるか楽しみです。
ホームステイ先にも慣れてきたようで,それぞれの体験を興奮しながら話してくれます。夕飯の買い出しやアイスクリームショップに行ったり,プールで思い切り泳いだりして楽しんでいるようです。プールは足が全く着かないくらい深く,「溺れそうになった」と,日本との違いに驚いていました。また食事は,朝食にシリアルやオートミール,昼食にはサンドイッチやマフィン,生の人参やりんご,カップ麺などを各家庭から持ってきて食べています。中には,キヌアや白ご飯が出される家庭もあるようです。ある生徒の日記によると,ホストファザーはご飯に醤油をかけて食べるそうで,今日のランチにはそれを真似て食べている生徒もいました。不思議と少しの量で満腹になります。普段と異なる食事に少々胃が疲れ気味。体調不良を訴える研修生もいましたが,医師として働くホストファミリーが善意で診察をしてくださいました。時差に対応するのには,もう少し時間がかかりそうです。多忙なスケジュールの中,スタディセンターへの送迎や体験活動地への送迎,食事や心のケアまで,本当の家族のように私たちSonoraグループの一人一人を大切にしてくださいます。お陰様で元気に過ごすことができており,改めて,Sonoraの人の温かさを実感する日々です。 さて,授業は2日目。本日の授業も軽めのストレッチから始まりました。昨日の復習と新しい歌に合わせて体を動かします。目が覚めてきたところで,テキストへ。自分の住所や出身地の伝え方やよく使う単語を使った文章で時制を勉強しました。アメリカ人のジンジャー先生の問いかけや説明に対して,頷いたり,リアクションをしたりしながら聞くことができるようになってきました。グループの中でも常にお手本となる存在の君たち。さすがです‼午後からは,Sonoraの市長さんへ表敬訪問をしました。市役所へ行くとその建物はとてもコンパクトで可愛らしいものでした。そして,市議会の方々とお会いして説明を受けた後,いよいよ市長さんとの対面です。とても気さくな方で,Sonoraの歴史が分かる写真を見せながら様々な質問にも答えてくださいました。大学時代に日本語を勉強されたようで,「いつか日本に行ってみたいと思っている」とおっしゃっていました。今度はSonoraグループの研修生たちが日本や霧島市を案内できる日もそう遠くないかもしれません。その後,トゥオルミ郡博物館に行き,軍服や戦争の資料を沢山見ました。中には,パールハーバーの写真や刀など日本に関わるものも展示してあり,戦争の歴史や日本とアメリカの関係など色々と考えさせられました。 それから,お待ちかね。Sonoraの旧市街を散策です。ゴールドラッシュをきっかけに人が集まって来た土地でもあるSonoraには,1851年前後の建物がその面影を残しています。サンフランシスコの街並みとはまた異なり趣がある建築物がたくさんあります。今日は,地元の子どもたちがおやつを買いに来るCANDY VAULTという店にも行きました。みんな初めて見るお菓子に大興奮です。英語学習を頑張ったご褒美ですね。 明日は,初めての一日研修です。バスで3時間ほどのサクラメントまで小旅行に行ってきます。授業で学んだ英語を使って,どんどんコミュニケーションを取ってみましょう。どんな新しい発見があるか楽しみですね。
今日は週に1回の一日研修です。8時前に集合して,バスで2時間半ほどのサクラメントまで小旅行に行ってきました。サクラメントはサンフランシスコの州都で,州立鉄道博物館などの歴史を伝える施設も多くあります。まずは,グループごとにダウンタウンを散策しました。お土産を買うときの英語でのやり取りも様になってきました。その後,カリフォルニア州議会議事堂に行きました。外観は,ワシントンDCにある連邦議会議事堂を思われる白を基調とした建物で,入ってすぐにセキュリティチェックを受けました。ツアーガイドの方が丁寧に英語で案内をしてくださり,上下両院の議場を見学したり,州知事室の前で写真を撮ったりしました。上院は赤を基調としており,40名の議員が,下院は緑を基調としており80名議員がいるそうです。議場の机は1800年代から使用しているとのことですが,下院の机上に置いてある機器は新しく取り付けられたものだそうです。特に,上院はひとりひとり口頭に採決を取る一方で,下院は,手元のボタンで採決を取るとのこと。時代の流れと共に議会の持ち方も変化しているようです。今回の説明を聞いて多くの生徒が驚いていたことは,カリフォルニアがかつてメキシコに属していたこと,そして独立を果たした後に数十日というほんの短い時ですが,一つの国として独立して存在していたということです。その当時の国旗は,現在も州旗として使用されており,グリズリーという熊が描かれており,独立に対する強い思いが込められているとのことでした。さて,ツアーは全て英語での説明でした。その内のどれくらいを理解することができたかは分かりませんが,実際に使用されている議場を見学し,その雰囲気に触れることはとても良い勉強になったと思います。 さて,英語と日本語の二つの言語を常に同時に扱っている研修生の頭はすでに大パニックです。疲れも二倍感じるようで,一日の終わりにはへとへとになっている様子。若干,家族以外の人と生活を共にすることに気疲れをしたり,食事や住空間に対する意識の違いを感じたりして,日本が恋しくなっている様子。それも一つの異文化体験です。日本での生活は,そのありがたさを忘れ,家族に対して時に少し横柄な態度を取ってしまうこともあるけれども,離れてみると自分の置かれている環境のありがたみや家族の大切さに気付くものです。ある研修生は「早く日本の家族に手紙を書いて,こちらの生活のことを伝えたい」と言っていました。各ご家庭に研修生からの最初の手紙が届くのもそう遠くないかもしれません。 明日は,今週最後の授業です。午前中,通常の授業を行った後,午後は文化交流をします。ホストファミリーや現地の学校の生徒と交流ができるとのことで,とても楽しみです。
今日は,今週最後の授業でした。ジンジャー先生の教え子でもある二人のゲストティーチャーを迎えての授業です。 まずは,昨日の終日研修で見たものや新しく知った単語を共有して,自分の単語帳に書き加える活動から始まりました。次に,歌を歌いながら体をほぐします。新しく ”You are my sunshine” という歌を習いました。ジンジャー先生が自分の娘さんを寝かせる時に歌っていた歌だそうです。続いて,コインの呼び方や単位を学びました。買い物をすると財布の中にコインが溜まっていくのはよくあること。実物を使いながら少しずつ覚えていきます。ここでの学習が後ほど行うテキストを使っての買い物のやり取りにつながります。アメリカに来た当初はおどおどしていたみんなも,一週間のうちに一人で買い物ができるようになりました。買い物の場面で実際に使える表現を沢山学び,二人組で対話を練習して発表をします。突然,「テキストを閉じて」と言われて,戸惑いながらも即興で対話をすることができました。みんなの成長の速さに日々驚きます。 そのあとは,来週の小学校訪問に備えて折り紙を英語で説明する練習をしたり,午後からはホストファミリーと一緒にアメリカのゲームをしたりして交流を深めました。少しお疲れモードだったみんなも笑顔で楽しんでいたので安心しました。そして何より,ホストファミリーととても仲良くなっているではありませんか。積極的に英語で話しかけていて,どのグループも盛り上がっています。最後はテニスで久しぶりに汗を流しました。 さあ,明日からは初めての週末です。それぞれのホストファミリーが旅行やイベントを計画してくれているようです。どんな冒険が待っているか楽しみですね。See you on Monday!
今日は,8時にスタディセンターに集合して,車でColumbia Elementaryに行きました。3,4年生,7,8年生のそれぞれ2つの学年が一緒に勉強しているサマースクールに参加して,折り紙と日本の歌を教えました。自己紹介をしたり,自分の兄弟や家族,好きな音楽などお互いについて質問したりと,使える表現を駆使してコミュニケーションを取っていました。折り紙で作ったメダルや手裏剣,鶴に日本語で名前を書いてあげると笑顔で喜んでくれていて,それを見た研修生たちも自然と笑顔になっていました。地元の学生さんとの交流は研修生にとってもとても貴重な経験になったと思います。 その後,歩いてPost Officeに行き,書いてきた手紙を出したり,切手を買ったりしました。郵便局内のRental Mail Boxの多さには驚きました。この地域では,毎日郵便配達を行っていますが,郵便受けが家にない家庭は,大抵郵便局内にあるメールボックスを借りているそうです。また,手紙等を出す際には,郵便局に直接持って来るほかに,家の郵便受けに郵送したいものを入れて,旗を立てておくと回収してくれるそうです。この方法ですでに手紙を出したという研修生もいますが,本当に届くのか半信半疑のようでした。 お昼休憩を挟んで,今度はスタディセンターで学習をしました。朝から英語で活動をして,多くの研修生がお疲れモードです。最初は,週末の出来事について一人一人話をしました。どの家庭もホストファミリーが様々なところに連れて行ってくださったようです。カヤック,ボーリング,テニス,屋外の映画館,プールやヨセミテ国立公園,そして家庭でのプールパーティーなど,本当に充実した休日を過ごすことができました。そして,これまで学習した英単語を書き溜めたお手製の単語帳を使って,Matching gameです。ペアでの活動でしたが,難なくこなし学習内容を自分のものにしている人,「見たことはある!けれど何ていう意味だ...」と頭を抱える人とそれぞれです。アメリカの生活の中で触れている単語なので,滞在期間中にマスターしたいですね。今日も新しい歌を習います。サウンドオブミュージックの中から日本でも馴染みのある「ドレミの歌」。「英語だとこんな歌詞なんだ」と,聞き比べるとなかなか面白いです。最後に,教科書を使いながら前置詞や会話の練習。中学校一年生には少し難しい内容もありますが,みんなよく頑張っています。たくさん練習して,ホストファミリーと会話が楽しめるとよいですね。 さて,明日は一日研修に出かけます。バスで3時間ほどのサンフランシスコへ行く予定です。The Golden Gate Bridgeを渡れるということで,とてもわくわくしています。山に囲まれたSonoraとは全く違う雰囲気を味わうことができることでしょう。サンフランシスコを満喫するためにも,2日分出された宿題をぜひ今日の内に終わらせてほしいところです。頑張れ!研修生のみんな。
本日は朝からサンフランシスコへ1 day tripです。バスに揺られて3時間ほど。運転手さんの交代に合わせて,予定にはなかったトイレ休憩を挟み,まずは観光名所の一つ,ゴールデンゲートブリッジへ。バスを降りた時の第一声は,「寒っ!」でした。サンフランシスコの夏の気候はSonoraの気候とは全く異なり,霧が出て最高気温が19度ほどだそうです。事前に聞いてはいましたが,ほとんどの研修生が薄着で来ていました。「たった3時間の距離でもこんなに気候が違うのか!」と新しい発見でした。 さて,橋を渡り始めるとカメラを落としそうなくらい風が強く,せっかくゴールデンゲートブリッジに来ているのにみんなで早歩き。それでも写真は沢山撮りました。歩き進めるほどに霧が晴れてきて,少し青空も見えてきました。結構な距離があり,渡り終わると達成感があります。機会があれば,「次は自転車で渡りたいね」と話しました。絶景を写真におさめるには,天気の良い冬の方がおすすめだそうです。 13時を過ぎて,お待ちかねのお昼ご飯とショッピング。英語の教科書にも出てくるフィッシャーマンズワーフとピア39でグループごとに活動します。こちらは天気が良く,過ごしやすい気候です。海に囲まれた鹿児島出身の研修生たちにとっては,こちらの方が過ごしやすいかもしれません。今回の研修に参加している他のグループとも会うことができ,とても充実した時間になりました。Hard Rock Caféでお揃いのバックを買ったり,Tシャツやパーカーなど洋服を買ったりしてとても嬉しそうです。船着場に集まるアシカやたくさんのボートなど,海辺の街ならではの雰囲気を味わうことができました。1時間半後の16時集合と慌ただしいスケジュールではありましたが,それぞれに楽しむことが出来たようです。 帰りはまたバスに揺られてSonoraまで。途中Tracyという町に寄って夜ご飯を買いました。 IN-N-OUT,SUBWAY,McDonald’s,STARBUCKS, BURGER KINGなど色々なお店が集まっているエリアに行き,小グループに分かれて好きなものを買いに行きました。中学生組はSTARBUCKSでのオーダーに挑戦しました。英語で書かれた menuを読むのも一苦労ですが,サイズやカスタマイズを伝えて欲しいものを買うことが出来ました。次に行ったマクドナルドでは数が上手く伝わらず,危うくビックマックを4つ買いそうになりました。「それはさすがにな…」と思い,思わず助け舟を出してしまったのはここだけの話。オーダーの前に英語の練習をしてそれ以外はパーフェクトに注文をすることができました。中3,高2の女の子たちはIN-N-OUTとバーガーキングで夜ご飯。初日とは全く異なり自分たちだけでオーダーも完璧です。自分の知識を生かして英語でのコミュニケーションを取るためには,経験を積み,まず自信を付けることが大事なのだと改めて実感です。 明日は,午前中スタディデンターで授業を受けた後,午後はスーパーやピザ屋,スムージーの店に行きます。明日もどんな一日になるのか楽しみです。
昨日のサンフランシスコの天気とは打って変わって本日もSonoraはとても乾燥していて,暑いです。屋外で会話をすると口の中がすぐ乾いてしまうくらい乾燥しています。 本日は,週末に出された課題の確認から始まりました。ホストファミリーに食事に何を食べるのが好きかインタビューしてきた内容を発表します。次に,昨日のサンフランシスコ研修で自分が見たものや,やったこと,買った物などを英語で説明しました。英語を書くときには何でもない語順もいざ話すとなるとどの順番に伝えたらいいのか分からなくなるようです。先日学習した前置詞を使って正確に詳しく説明する子ことができた研修生もいました。今回のプログラムでは,中学校一年生から高校二年生までが同じ授業を受けています。それゆえ,先生の指示や説明もそれぞれの英語力に応じて理解力がかなり異なります。主に上級生やその場で理解できている人は補足説明が必要な仲間に対して,積極的に教えることができるようになりました。また,「授業はみんなで作るもの」という意識が高まり,活動の切り替えが早くなり,集中して参加できていました。続いて,ファーストフード店での会話の練習です。ファーストフード店やカフェならではの表現やドライブスルーで使えそうな表現など,3種類の対話を練習してみんなの前で発表しました。練習を重ねるごとに少しずつ自信が付いてきたようです。 午後からは,スーパーマーケットに行き,店長さんから直々に説明を聞くことが出来ました。トゥオルミ郡全体からお客さんが訪れるとても忙しい店舗だそうです。また,新鮮で安心な食材を求める地元の人のために,地産地消を大事にしており,無農薬の食品を多く取り揃えており,観光客のために作りたての豊富な惣菜を用意しているとのこと。確かに,店舗を見るとOrganicやnon GMOの表記がある食品が多いように感じました。もちろん,研修生のほとんどが本日学習した買い物の表現を使ってお菓子のショッピングに夢中です。次に,地元のピザ屋にてピザ作り体験をさせてもらいました。バックヤードの見学をして,いざピザ作り。自分たちで作る本場のピザは格別でした。最後に,授業の手伝いにも来てくれた女の子の御両親が経営するというカフェに行きました。なんと,手作りの焼きたてスコーンとマフィンが用意されていました。ホストファミリーへの素敵なお土産ができました。Sonoraの方々の温かいおもてなしと協力を頂いて,普段はなかなかできない経験をさせていただいています。研修も残り10日ほど。積極的に色々な方と交流を深めて,それぞれの目標を達成してほしいと思います。 さて,明日は,午前中は通常の授業を受けた後,スタディセンターでアメリカの祝日について学習をします。様々な活動を準備してくれているとのことで明日の授業も楽しみです。今夜は早めに寝て,明日の活動に備えるとしましょう。Sweet dream. See you in the morning!
昨日の暑さに比べると,とても過ごしやすい今朝の気候。空気が澄んでいて気持ちの良い朝を迎えることができました。研修生の多くは,毎日のように放課後に様々なところに出掛けているようです。買い物に行ったり,編み物を習いに行ったり,日本食と中華料理が食べられるレストランに行った人もいます。他にも,家で映画を見たり,庭でBBQをしてステーキを焼いたり,バスケットやテニスなどのスポーツを楽しんだ家庭もあったようです。ホストファミリーの中には,日本に交換留学生として滞在し,音楽を教えた経験がある人もいて,「自分がしたような素晴らしいホームステイ体験を日本の子どもたちにも味合わせてあげたい」と今回にスティに申し込んでくれたそうです。研修生の成長は目覚ましく,経験を積み重ねるほどに毎日分かる表現や使える表現が増えているのを感じます。引率者として滞在する私自身も毎日多くの人と出会い,交流を深めたり,アメリカの文化に触れたりすることで,知見を広げ,様々な経験をさせて頂いており,感謝する日々です。 さて,本日の授業は,アメリカの文化や感情を伝えるための英語表現を学習しました。「○○のとき,自分は○○(感情)だ。」という文章を活動やテキストを通して学習しました。今日もゲストとして,先生の娘さんが来てくださり,英語で学校のことや今流行っている洋服など英語で沢山の質問をしました。事前に考えていた一人2~3個の質問の他にも,個別に質問をすることができた研修生もいました。I’m so proud of you all! 午後は,アメリカンホリデーについての学習です。アメリカには日本にない祝日が多くありました。キリスト教の人たちは,ハロウィンの代わりに,フォールフォールフェスティバルと言うものを行うことが多いと教えて頂きました、ホストファミリーの力を借りて,様々なブースに分かれて活動をしたり,学習をしたりしました。特に人気だったのは,先生のお母さんが施してくれたハロウィン用のボディペインティングでした。思い思いのペイントもしてもらい,大満足でした。 明日は,Sonoraに来て初めてのボランティア活動をします。洗車とガレッジセールを行いますが,研修生の多くは洗車をしたことがないとのこと。先生の車で練習をしたから本番です。明日も初めての尽くしの日になりそうです。
本日の授業は,様々な文法が含まれた対話文の練習と午後に行うボランティア活動の準備をしました。テキストの例文には,自分がしたことと,その時の天気についての対話文が取り挙げられていました。日本では複数回に分けて学習する不定詞,接続詞 ,三人称単数形等の文法に加え,曜日,月,季節などに単語を1時間ほどで練習しましたが,場面と使う表現が一致するので実用的な学習の方法だと思いました。中学校一年生の4人は授業の内容を理解するのに必死ですが,分からないところを上級生に質問したり,上級生は色々な例を用いながら教えたりする姿が出てきました。違う学年が同じ授業を受けるからこその学びの深まりがあっていいなと思うところです。続いて,午後のボランティア活動で使う看板を作りました。カーウォッシュ(洗車)や日本から持ち寄ったものを用いて募金呼び掛けを行います。集まった募金は,アメリカの学生が日本に来て日本語や日本文化を学ぶ際の補助金として使われるそうです。お世話になったアメリカの方々に恩返しができるとあって,みんなわくわくしながら看板作りに励みました。 ランチを挟んで,複合施設の駐車場に移動しました。さあ,カーウォッシュのスタートです。ホースで車に水をかけて,洗剤をバケツの水に混ぜて大きなスポンジで車を洗います。その後,洗剤を洗い水で流しタオルで拭きます。印象としては,豪快!!というところでしょうか。数年ぶりに車を洗うという人や,汚れがまだ残っていても「それくらいで大丈夫!」と,とにかく笑顔で「Thank you! You guys did a good job!」なんて言って褒めてくれます。そして驚くべきは来てくださった方の人数の多さと,アメリカと日本との募金への意識の差でしょう。20ドルや30ドル何て「当たり前。喜んで!」と言わんばかりに協力してくださり,研修生たちはとても驚いていました。2時間ほどの活動でしたが,日差しの強い中よく頑張りました。今回の活動に協力してくださったSonoraの皆さん,そして一緒に活動してくださったホストファミリーに感謝です。 週末を挟んでいよいよ最後に一週間。せっかくの機会ですので,英語力を更に高めるための環境作りを出来ればいいなと思います。そろそろ英語にも慣れたことですし,授業以外もALL Englishなんてどうでしょうか。最初はとても静かで少し心配しましたが,今は家族のように気付けば仲良くじゃれ合っています。けれど,「親しき仲にも礼儀あり」。互いを尊重することや自分が活動を楽しんでいる時に,他の人も同じように楽しんでいるか思いやることのできる人であってほしいと思います。帰国までの一週間,研修生たちは何に挑戦するのでしょうか!
本日の授業は,午後の介護施設の訪問に備えて,折り紙の制作から始まりました。訪問時間は約1時間と短いですが,高齢者の方々と話をしたり,折り紙のプレゼントをしたりすることで交流を深める予定です。くす玉や鶴,メダルや手裏剣などたくさんの種類の作品を協力して作りました。その後,英語の歌を歌ったり,週末にしたことを振り返ったりしていました。先週学習した天気や時制,感情を表す表現を使って話すことができました。次に,アメリカ英語でのスラングやイディオムを勉強しました。その中でも今回は日常生活の中でも一般に使われるくだけた表現や,色を用いた表現などを中心に学習しました。カリフォルニア地方では,早口で話す人が多いとのことで,日本の中学校や高校等で学習する表現よりも短く言いやすくした表現を使う人が多いそうです。色を用いた慣用句は,写真を見ながら先生の説明を聞いて学習しました。テキストを使って実際に問題を解いてみると,内容が非常に難しく理解するのに苦戦をしていたようでした。今回学んだ表現の中には,引率者の私自身も初めて聞く表現がいくつもあり,とても勉強になりました。習った表現を使えるようになるには時間がかかることもありますが,様々な表現を知っていると,アメリカの人たちが会話の中で用いる冗談や比喩なども理解できるようになると思います。 昼食時間には,今週の日曜日に行われるさよならパーティーの打ち合わせを真剣にしていました。みんなの中に,「ホストファミリーやお世話になった先生への恩返しがしたい。」という気持ちが生まれてきたようでとても嬉しいです。 午後は,先生のお母さんが来てくださり,今回の研修の記念品として写真立てを作成しました。工夫をして個性あふれる写真立てを作成していました。みんなアートの才能アリです‼さよならパーティーの際にホストファミリーにプレゼントする予定です。喜んでくれると良いですね。 本日最後の活動は,介護施設を訪ねて,高齢者の方々と交流をしました。大きな声でゆっくりと話すことでコミュニケーションを取っていました。何度も同じ質問を受けることもありますが,みんな笑顔で楽しそうに話をしていました。中には,施設の利用者さんと,とても仲良くなった研修生もいました。訪問の最後には,歌を披露しました。ドレミの歌を日本語と英語で,他にも授業で習った歌を歌いました。歌い終わると,拍手喝采。とても喜んでいただけて,研修生も嬉しそうでした。折り紙のギフトもすごく好評で,作った甲斐があったことと思います。 さて明日は、今回の研修最後の1日研修です。隣のCalaveras郡にあるBig Tree Parkという所へ行きます。大自然を満喫しながらの英語学習です。どんな学びがあるのか楽しみです。
本研修中最後の終日研修でした。週明けは,なんだかみんなお疲れモード。眠たそうに目をこすりながらやって来る研修生たち。やっとみんなが揃ったところで,隣の郡にあるBig Trees Parkに向けて出発です。バスで90分を予定していましたが,1時間ほどで到着しました。9時15分ごろに到着すると,Sonoraよりも標高が高いこともあり少し肌寒いくらい。快晴で,ハイキングには丁度良い天候でした。園内では,大木を切り倒した際にできた大きな切株の舞台の上で写真を撮ったり,大木のトンネルの中を通ったりもしました。また,樹齢800年から3000年ほどの大木や,110年前の山火事を耐え抜いたThe Mother of the Forestと呼ばれる木など見ながら,森林浴を満喫しました。ビジターセンターの入口には,小さな木が鉢に植えてありました。説明書きを見ると,樹齢一年の苗木。30センチほどの小さな苗木が何百年,何千年の時をかけてあんなに立派な大木に成長するのかと思うと,その時の流れと生命力に感慨深いものがあります。 さて,次に向かったのは,Murphysという小さな町。町の中には,20以上ものワイナリーが存在するワイン好きにはたまらない町です。ワインのテイスティングルームがたくさんありますが,未成年の研修生たちは外から町並みを見て楽しみます。おもちゃ屋や素敵な本屋,甘い匂いが漂うキャンディーショップ,暑い日にはもってこいのアイスクリームショップ等で買い物をしたり,小さな小川に足を付けて遊んだりして楽しみました。 最後は,ワイナリー博物館に行き,金の発掘に使われた道具や写真などを見学しました。カリフォルニアから始まったGold Rushの歴史にも興味を持てたのではないでしょうか。 さて明日は,Sports Day。日本は今頃お盆休みということで,夏の暑さを吹き飛ばすべく,みんなでプールに行ってまいります。授業も実質残り3日です。研修生一人一人にとって,充実した学びになりますように。
G先生との英語の授業は,今日を入れてあと2回。 今日は,キーワードを用いたライティング活動がメインでした。写真を見ながらこれまでの活動を振り返ります。日本を出発してから今日までにしたことやその活動時に感じたことなどを,与えられたキーワードを使って表現します。今回与えられるキーワードは,一文につき3語。それゆえ,一人一人の英語力や表現したい内容によって,文章にオリジナリティーが出てとても面白い活動でした。研修生も,これまで以上に積極的に表現活動に励んでいました。書く活動ということで,中学生はかなり難易度が高く感じたようですが,高校生の文章はさすがです!テキストの問題を解くとき以上にスラスラと書き進めていました。 午後は,Sports Dayということで,張り切ってプールに向かいました。しかし,プールには誰もいません。ちょっと早く着きすぎたかと思ったけれど,どうやらプール開放は先週で終了したようです。他にも数組が同じように待っていました。これからどうするのかと思っていたところ,ありがたいことに家にプールがあるホストファミリーが急遽自宅のプールをグループの活動のために開放してくださるとのこと。さっきまで落ち込んでいた研修生たちも一気に笑顔になりました。日程変更何てよくあること。何か課題にぶつかったとしてもそれをいかに乗り越えて,代替案を遂行させるかも大事な力だと感じたところです。そして何より協力をしてくださる皆さんに本当に感謝です。移動のための迎えを待つ間,散歩をしながらプールのある高校の施設の見学をしました。Sonoraには公立の学校が2つあり,互いがライバル校として切磋琢磨しているとのことでした。また,この学校ではアメリカの学校でも珍しく,校内に銀行があり,一定の年齢を超えると学生が仕事をすることもできるそうです。本格的な就職活動をする際に,履歴書に職歴を記載することができ,それがかなり強みになるとのことでした。ちなみに週末には,両校のバレーボールの大会があり,なんとG先生の娘さんと,スタディセンターとして使わせていただいている教会の牧師さんの娘さんが同じセンターポジションとして試合をするそうです。研修生の中には最後の終末に高校のスポーツ観戦に行くもいるかもしれません。 さて,プールに到着しました。家庭にあるプールとは思えない大きさにびっくりです。そして,豪快に飛び込みができるほど深い箇所もありました。フロートにのってゆったりと水に浮かぶ人,何度も飛び込む人など,数人のホストブラザーやシスターも加わり,研修生はとびっきりの笑顔で楽しんでいました。見ているこちらは溺れる人がいないか内心冷や冷やしながら見守っていたのは,ここだけの話です。15時になり,迎えの時間。それぞれのホストファミリーの車で帰宅します。この3週間,平日の普段の様子ではありますが,これもあと数日と考えるとなんだか寂しくなります。日曜日の夜には空港に向かいます。それまでの時間をホストファミリーや先生,仲間たちとかけがえのない時間を過ごしてほしいと思います。 明日は,最後の英語授業とColumbia State Historic Parkへの半日校外研修です。今日と同じくらい暑くなるとのことで,午前中に公園に行き,午後に授業となります。G先生との最後の英語の授業が今までで一番充実したものになるように「授業はみんなで作るもの」をみんなで実践していこう!!
今日のSonoraは,:非常に暑くなりました。日本のうだるような暑さとはまた違い,日差しが強烈でじりじりと痛いほどに暑いのですが空気が乾燥していて汗をかきにくく体温調節が難しい気がします。そんな中でもSonoraグループの研修生は,元気です。週末からホストファミリーと旅行に行って休んでいた研修生も昨日から合流して,14人での研修再開です。 さて,朝からColumbia State Historic Parkにやって来ました。Gold Rush発祥の地として知られるこの場所は当時の面影が残る歴史を感じる場所です。その歴史を学ぶために,グループごとに英語で書かれたパンフレットの読み合わせをしました。難しい単語も多いけれど,グループで助け合ったり,先生に質問したりして読み進めました。いざ研修のスタート!と行きたいところですが,行く予定の博物館の開館時間までもうしばらく時間があり,少しエクササイズ。その後,地元のパン屋さんに行き,美味しいクロワッサンやパンを食べました。続いて訪れた博物館では,Gold Rushの時に金の発掘に使われた道具や当時の写真が展示されていたり,当時の洋服を着て写真を撮ったりすることができました。興味深そうに説明書きを読む姿がありました。そして班別の自由研修。思い思いの場所に行き,お土産を買ったり,美味しいアイスを食べたりしました。買い物の際には,アメリカに来た当初の姿とは大違い。店員さんと気軽に世間話をしたり,おすすめの物を聞いたりする研修生の姿に感動です。お昼ごはんに,地元で有名な店でピザを頂き,Gold Panに挑戦しました。誰が金を見つけられるのか!一攫千金を狙ってこの地に訪れた人たちの気分を味わうことができたと思います。係の方がやり方を説明してくださいました。その方がやっているのを見ると簡単そうなのに,いざやってみると全く砂がなくならない。キラキラ光るものは見えるけれど,果たしてこれは本当に金なのか。1月の誕生石を見つけた研修生が多かったように感じます。Columbiaの半日研修では,この町やアメリカが発展してきた歴史を学ぶ貴重な機会となりました。 午後は,実質最後の英語の授業。短い時間ではありましたが,本日も学習の集大成として,写真を見ながらアメリカでの研修を振り返り,ライティング活動を行いました。自分が経験したことの中で印象に残っていることや一番好きな場所などを英語で書きました。日曜日のさよならパーティーで一人一人発表するとのことですので,たくさん練習して,アメリカでの研修のことや感謝の気持ちが伝えられるといいですね。 明日は,一日かけてさよならパーティーの準備をします。お世話になった皆さんに喜んでもらえるように,企画,運営,準備を頑張ろう!
今日は,本研修最後の授業日。一日かけてお別れ会の準備をしました。 始めに,昨日の授業と宿題で取り上げていたMy favorite things in Americaについてのスピーチの練習をしました。扱う話題は少なくとも二つです。一つ目は,アメリカで経験したこと,二つ目はホストファミリーとの生活の中で印象に残っていることです。前者では,サンフランシスコへの終日研修やG先生の授業が印象に残っている人が多いようです。アメリカの休日の過ごし方について勉強したこと,特に,G先生のお母さんにしてもらったボディペインティングが大人気でした。では,放課後や週末にヨセミテ国立公園やショッピングに出かけたこと,家で一緒に話をしたことなど,一人一人心に残っていることについてスピーチをすることができました。3週間という限られた時間ではありますが,充実した時間を過ごしていることが改めて伝わってきました。 次に,会場の飾りつけ。画用紙で輪を作り,それをつなげてデコレーションをしました。授業で作った星条旗のイラストと一緒に日本の国旗のイラストも飾ります。日本語と英語で「さようなら。ありがとう。」という看板も作りました、続いて会場づくりと当日に必要なものを買いに行くグループに分かれて準備をしました。買い物組が行ったのは,某大きなスーパーです。目の前に広がる多くの選択肢の中から自分たちが必要なものを選んでいきます。英語の表示を読みながら買い物をするため時間はかかりますが,学習の成果を生かすことが出来たと思います。 昼食をはさんで,午後はお別れ会の当日作る日本食や日本のお菓子作りの練習です。日本で練習はしてきたけれど,所変われば作り方にも工夫が必要。グループごとに必要な材料が確実にそろっているか確認し,必要に応じて一度作ってみました、ホストファミリーにプレゼントするフォトフレームの仕上げも終わらせて,当日の式次第の作成と司会進行の原稿の作成もひと段落。後は当日の準備の時にいかに効率よく準備が進められるか次第です。みんなが役割分担をして,お世話になった方々のために一生懸命準備をする姿を見て,とても嬉しくなりました。 ついに,15時。平日の研修はこれで終わりです、最後にG先生からみんなにメッセージがありました。「私にとって,あなたたち一人一人が特別でかけがえのない存在。こんなに素晴らしい時間をありがとう。みんなのことを心から愛しているよ。アメリカに来たら,いつでもうちに来てね。」と言ってくれました。G先生の心のこもったメッセージに多くの研修生が涙を流していました。一人一人と向き合い,大事に接し,失敗を恐れず勇気をもって挑戦することの大切さを教えてくださいました。授業の中では,常に温かく励まし,アドバイスをしてくれました。こんなに素敵な先生に出会えたSonoraグループはとても幸せですし、感謝の気持ちでいっぱいです。日曜日には,アメリカを発ち日本に戻ります。残された2日間をホストファミリーとそしてG先生と過ごす最高の日にしよう。
今日は,パーティー当日。14時に集合して,さよならパーティーの準備です。パーティーの後は直接空港に向かうため,みんな大きな荷物を抱えて続々と集まってきました。 さよならパーティーは,研修生が協力をして企画と運営を行います。グループごとに役割分担をして,まずはとにかく,日本食作り。お好み焼きとカレー,みたらし団子,そして日本のお菓子をふるまいます。デザートにはクッキーも作ります。アメリカで食べたクッキーは,チョコレートやナッツが入った大ぶりなものやオートミールのクッキーが多かったのですが,シンプルな型抜きクッキーを作るとのこと。書道が得意なS君は,料理のメニューを日本語とアルファベットで書きました。司会担当のY君とSさんは,進行のための英文と流れの最終確認をして,みんなは各班で決めた料理とパフォーマンスの準備と英語のスピーチのリハーサル。限られた時間でやるべきことはたくさんあります。慌ただしく準備をしていると時間はあっという間に過ぎます。 17時の開場前にホストファミリーたちが集まり始めました。もうそろそろ準備終了!と思いきや…。ハプニング!!完成したみたらし団子を入れたお皿を持ち上げた瞬間。そこにいた人の表情が凍り付きました。なんと百円均一で購入したプラスティックのお皿が壊れ,白玉団子が床に散乱。「気を付けて!」と慎重に運んだもう一つは,デコレーションした机の上でお皿が割れて大パニック。慌てて片付ける研修生一同。日本の百円ショップの商品のクオリティーの高さを実感します。 きれいに片付けて,深呼吸。体制を立て直します。 さて,Y君とSさんの進行でさよならパーティーが始まりました。乾杯をして,協力して作った日本食をホストファミリーに食べてもらいます。ビュッフェ形式でしたがどれも好評で,すぐになくなりました。苦労して作った甲斐がありましたね。日本食を食べながら談笑するパーティー参加者には,笑顔が溢れています。歓談を楽しんだ後は,パフォーマンスタイム。日本の文化を紹介します。SさんとKさんの二人は,茶道のお点前を披露しました。日本から持参した浴衣を着て,ホストファミリーにお抹茶を振る舞いました。参加者は二人の動きを真剣な眼差しで見守っていました。次は,Y君とS君の空手の型のパフォーマンス。Karateと,ひとくくりに認識をされることも多い日本の空手ですが,それぞれ異なる道場に通う二人。普段の雰囲気とはガラッと変わり,キレの良い動きと力強い声。Sonoraグループのメンバーも釘付けです。続いてホストブラザーの強い希望で,ピアノの演奏をしてもらいした。パーティーも終盤に差し掛かり,いよいよ研修生のスピーチです。 緊張した面持ちで演台の前に立ち,一人一人話しました。感極まり涙を流しながら話す研修生。ホストファミリーに目を向けると,優しく微笑みながら耳を傾ける人,涙ぐむ人,温かい拍手をしてくれる人,ハグをしに来てくれる人。研修生一人一人のスピーチを聞いて,ファミリーの皆さんは,心から感激されていました。Sonoraグループの皆さんは本当に素晴らしい出会いをしたと思います。自分の本当の家族のように,受け入れてくださったホストファミリーの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございました。そして,楽しい授業を計画し,英語が少しでも上達するようにといつも寄り添い励ましてくださったGinger先生。先生がいつも笑顔で温かい言葉をかけてくださったおかげで,研修生たちは安心して授業に参加できたと思います。また,お手伝いを頂いた全てのゲストティーチャーの皆さん,芸術やスポーツ,ボランティア活動など常に「自分に出来ることは何か」と私たちのために協力をしていただけたことに感謝です。 日本を出発して三週間。長いようであっという間の研修期間でした。最初はぎこちなかった英語でのやり取りもずいぶんと様になり,堂々とそして楽しそうに英語でコミュニケーションをとることができるようになりました。バイタリティに溢れた中・高生のみんなの可能性は無限大です。この研修で出会った多くの方々とのご縁を大事に,それぞれが目指す新しい目標に向かい挑戦し続け,また一回りも二回りも成長したみんなとの再会を楽しみにしています。
「何事にも積極的に,全力で挑戦」,「明確な目標と主体的な行動」,「感謝の気持ち」