アカデミックシニアホームステイは、40歳以上の方を対象とした、国際交流プログラムです。
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ホームステイの特色
●経験豊富な引率者が出発から解散まで同行海外留学やホームステイの経験豊かな引率指導者が、国際線発着空港からプログラムの全行程に同行し、異文化理解や国際交流のための助言を行います。いわゆる観光旅行とは異なり、このホームステイプログラムでは、米国人一般家庭に滞在し、異文化交流を行うことを目的としています。文化や習慣の違いから、必ずしも居心地の良い環境とは言えない場面もあるかもしれません。しかし、その摩擦を体験することこそ、異文化理解には必要であり、このプログラムでしか得られない大きな刺激となります。引率指導者は、この異文化体験を適切に機能させ、より深い異文化理解を促進するアドバイザーとして、参加者への助言を行ってまいります。
●観光ではなく異文化体験観光旅行の目的は「見物」であり、決まったスケジュールを「見て回り、食べて回る」という、受け身の活動によって成り立っています。しかしながら、このホームステイの目的は「交流」であり、参加者が能動的に参加する主体性が、旅の質を左右する、最も重要な要素となります。核となるのは「物」ではなく「人」であり、「見物」ではなく「体験」であり、「ショッピング」ではなく「シェアリング(共有)」であり、「グルメ」ではなく「家庭の味」です。地域の「住人」として過ごす「日常」の時間にこそ、大きな発見と感動が待っています。
●センター独自の異文化学習教材と事前研修会の実施ホームステイを行う上で非常に重要なことは、事前にその土地の習慣や文化について学び、日本とは異なる環境であることをしっかりと認識し、準備をしておくことです。このプログラムでは、異文化学習のための学習教材を使って、渡航前の事前学習を行ないます。過去40年以上にわたり国際交流事業に取り組むセンターの、ホームステイのノウハウをまとめた独自の学習教材には、ホームステイを成功へ導くためのあらゆる情報がまとめられています。また、センター職員による事前研修会を実施し、現地の方々との交流方法や、家庭生活における振る舞い方について、学びます。
●ギブアンドテイクの実践参加者を受け入れ、家庭環境と食事を提供してくれるホストファミリーの目的のひとつは、「交流」です。門戸を開き、異国からの訪問者を招き入れ、人的交流を行いたいと願うホストファミリーの好意のもとに、ホームステイは成り立っています。お客様感覚で一方的に恩恵を受けるのではなく、日本文化について積極的に紹介するなど、参加者側から能動的に働きかける、「ギブアンドテイク」の精神が求められます。何も大きなことを期待されているわけではありません。異文化を持つ者同士が、同じ屋根の下で互いの事を語りあう時間をもつだけでも、参加者とホストファミリーの双方にとって、人と人との絆を結ぶ貴重な時間となることでしょう。
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