ホームステイと留学のMNCC

冬のホームステイは、中学生・高校生を対象としたログラムです。アメリカのクリスマス、年末年始を体験してください。


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冬のホームステイ

●2013年活動報告

Photo Album 写真アルバム

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01月04日(土)〜06日(月)

January 4th - 6th

【movie14】

【movie15】

ついに出発の日になった。昨晩サヨナラパーティーを大成功におさめて、笑顔でホストファミリーと帰っていった生徒たちであったが、やはりお別れの日ということでいつもより暗い表情で登校する生徒が多く見られた。出発時間の関係上、いつもより早く登校してきた生徒たちは、ホストファミリーに今までお世話になってきたこと、自分のホストファミリーがあなた達でよかったなどと、少し慣れた英語でホストファミリーたちに一生懸命伝えていた。ホストファミリーたちも生徒たちを抱き寄せ、いつでも家に帰っておいで、また絶対逢おうね、生徒をホストすることができて良かったなど、涙を浮かべながら生徒たちを抱き寄せているシーンを何度も見た。そして、お互い涙を受けべながらも最後は笑顔でサヨナラを交わしていた。本当に心の琴線に触れるような体験をすることができたんだなと感動しながら、そのようなホストファミリーたちの様子を撮影していた。

無事に全員バスに乗り込み、いざサンフランシスコ空港へ。長い間ずっと一緒に過ごしてきた生徒たち。バスの中では、お互い気心も知れ、様々な緊張感から解放された生徒たちは大いに盛り上がっていた。最終日にどんなことをしたのかを話している生徒、カメラで撮影した多くの写真を見ながら既に思い出に浸っている生徒、日本に帰ったらとんでもない量の宿題が待っていると絶望している生徒など、たくさんの話が飛び交っていた。そんな中、さらにバスを盛り上げてくれたのが、ナオキとリョウマのホストブラザーであるチャーリーであった。彼は、バスの中に設置されているマイクを使い英語の歌を全員にプレゼントしてくれた。決して恥ずかしがることなく堂々とした歌いっぷりに一同拍手。このような姿を見て改めて、自己主張・自己表現に重きを置いている国だなと感じさせられた。空港に到着し、お世話になったリサ先生、スズ先生ともお別れ。生徒たちのために尽力してくれた現地の先生方、また生徒を本当の家族のように迎え入れてくれたホストファミリーたちには感謝の気持ちで一杯である。ありがとう!! そして一同は、機内へ。

韓国のインチョン空港まで約12時間の長いフライト。生徒たちには、その間に冬のホームステイの感想文を書いてもらった。書いている内容を見ていると良かったこと、苦しかったことなど様々な想いが書いてあった。文集が送られてきた際には、自分の文だけではなく他の生徒の感想文も是非見てもらい、どのような体験をしたのかを見ていただきたいです!!非常に良い文集ができると思いますので是非、楽しみにしていただきたいと思います!!無事にインチョン空港に到着。現地には、ガイドのキムさんが待っていてくれていて一同をホテルへと誘導してくれた。その途中、コンビニに寄り晩御飯のおにぎりや水、お菓子やパンなど、また観光ができないためコンビニで韓国お土産としてお菓子や不思議な飲み物?などを買ったりしていた。とても小さなコンビニだったので、30人が一斉に入ったらもういっぱいいっぱい!そこでおかしかったのがレジでお金を払う時に、この飲み物を買ったらもう一本同じものがもらえるというものがたくさんあって、びっくり。一番びっくりしたのは、2リットルのスプライトを買った時に、もう一本同じものがもらえたとき!それを買ったのはカケルで、きっと合計4リットルのスプライトを男子で一気に飲み干したことだろう。ホテルは2人1部屋で、明日も朝早いということもあったので部屋割りをした後すぐに解散となった。

1月6日。ついに日本に帰国する日。朝早いし、また時差ぼけの影響で、きっと疲れた表情の生徒が多いだろうなと思っていたが、生徒たちは元気にバスに乗り込んでいった。インチョン空港に朝早く到着したが、さすがはハブ空港。朝から多くの人がいてかなり混雑していた。ガイドのキムさんヘルプのもと無事に全員機内に乗り込み、いざ日本へ。今まで長いフライトに乗ってきたせいか、韓国―日本間が異常に早く着いた感じがした。福岡空港に着き、たくさんの日本語を目にする生徒たち。そこで改めて日本に帰ってきたと感じているようだった。ついに、仲良くなった友達とのお別れのとき。友達と写真を撮ったり、連絡先を交換したりと残り少ない時間をフルに活用し、友達との別れを惜しんでいた。貸切バス、高速バス、飛行機で帰る組に分かれて最後にグループ写真を撮影して解散となった。

今回も事件・事故に巻き込まれることなく、また生徒たちがホストファミリーたちとも琴線に触れるような出会いができたと感じ、非常に良いホームステイになったと実感しています。ぜひ、今回できたつながりをなくすことなく継続していき、今後何かのきっかけ作りになってもらえればと思います。長いようで短い期間でしたが引率者としても非常に良い経験をすることができました。大変ありがとうございました。

01月03日(金)

January 3rd

【movie10】

【movie11】

【movie12】

【movie13】

ついにサヨナラパーティーの日となった。生徒たちは、今日も変わらず元気に登校してきた。生徒たちにとっても、ホストファミリーたちにとっても、忘れられない日にするべく、引率者からはたくさんの今日すべきことが話された。まず、昨日バスの中で持ってくるようにお願いしていた、お世話になった現地の先生であるスズ先生、ステファニー先生、リサ先生へのプレゼントと、パーティで食べるお菓子を回収した。そして次に生徒たちは、現地の先生たちへのサンキューレターと、地域の方たちにもお世話になったのでその方たちへの一言メッセージを書いた。書き終わると次は、ホストファミリーへのサンキューメッセージ。生徒たちは気持ちをこめて自分たちの使える表現力をフルに使いながら作成していた。たくさんの文章を書いている生徒、デコレーションにこだわりながら作成している生徒、絵を描いて感謝の気持ちを示している生徒、みんなそれぞれ良いものが出来上がったようだ。その作業も終わると、次は各種目ごとに練習開始!!練習時間はたくさんというほどは取れなかったが、午後から行ったリハーサルでは見事なパフォーマンスを見せてくれていたため、きっと良いサヨナラパーティーになるだろう。

午後3時に一回解散をして、午後6時からサヨナラパーティーの始まり。生徒たちは、緊張と成功するのだろうかという不安を持ちながらも笑顔でホストファミリーの元に帰っていった。午後5時半、徐々にホストファミリーたちが生徒を連れてやってきた。どのホストファミリーも生徒と仲良く入ってくるところを見ると、きっと良いホームステイが経験できたのだなと思った。

生徒も全員揃い、ついにスタートの時。生徒からは緊張感がひしひしと伝わってくる。そんな中、ヒロユキとハミの司会のもとサヨナラパーティーが始まった。まず1番目は、全員で「ドレミの歌」と「幸せなら手をたたこう」を英語と日本語で歌った。ホストファミリーたちもリズムを取ったり手拍子をしたりしながら、生徒たちの歌を聞いていた。次に、ピアノ演奏でナオキ、アヤカ、ノリエの演奏が始まった。それぞれの演奏は、とても軽やかでホストファミリーたちもびっくりして聞き入っていた。また、知っている曲が流れ出すと、その歌をピアノに合わせて口ずさんでいるホストファミリーも多く見られた。次に、トモカによるダンスであった。1人舞台であったにも関わらず、緊張する様子も見せず堂々と踊りきっていた。曲自体もアップテンポな曲であったため、ホストファミリーたちも真似てダンスを踊ったり、掛け声をかけたりするなどして会場を盛り上げていた。次は、オトワによるバイオリン。緊張した面持ちのままステージ上にあがったオトワであったが、いざ演奏が始まると小さい頃から習っているというバイオリンを見事に弾きあげた。生徒たちの中でも、バイオリンを生で聴いたことのない生徒も多かったため、全員オトワの奏でる音色を静かに聴いて、そして演奏が終わると拍手喝采していた。次は、マサノリのギターに合わせてマイ、ミズキ、ユリカ、アスナ、ウララ、カコ、ユミカ、ユイコ、サトミ、ヒナが英語でカントリーロードの歌を披露した。ステージ中央に椅子を置き、そこにマサノリが座り、そこを中心に左右に分かれて演奏が始まった。最初こそ少し恥ずかしさもあったのか、小さい声であったが徐々に大きな声になり、見事に歌いきった。次は、ウララによる空手のパフォーマンスが行われた。ウララは空手の衣装を身につつみ、気合が入った顔でステージに立った。静かな空気が流れ、みんながウララに注目している。その中でウララは、大きな掛け声とともに素早い動きで型を披露すると、ホストファミリーたちからは大きな歓声があがった。次に、英語での漫才をカケルとユウヘイが挑戦した。普段の会話も漫才のような掛け合いをし合うほどの仲良し。しかし、アメリカ人に通じるのだろうか、また笑ってくれるのだろうかなど、たくさんの不安の中ステージに立っていた。しかし、その不安も杞憂になるほど、本人たちはアメリカ人が好むようなオーバーな動きで会場をわかせた。本人たちも、自分たちが作ったネタで笑ってもらえるなんて一生の思い出に残るに違いない。次に、日本クイズということで、シホ、レイナ、ユウミ、ソウイチロウ、マサト、アイミ、センリ、リョウマで行った。日本人であれば誰でも分かるような簡単な問題ばかりで、ホストファミリーたちは、分かったらすぐに答えを積極的に発表していた。

全員和気藹々とした和やかな雰囲気の中、ミズキのサンキュースピーチが行われた。ミズキは自分で考えたホストファミリーたちへの感謝の気持ちを手紙に綴り、それを流暢に堂々と話していた。ホストファミリーたちにもしっかり届いたのであろう。盛大な拍手が送られた。 そして、引率者のサンキュースピーチが終わると、生徒全員へスズ先生から修了証書が渡された。生徒たちは、修了証書が渡されるとスズ先生、リサ先生、ステファニー先生にハグをするなどして寂しさと感謝の気持ちを表現していた。また、逆にこちらからも感謝の気持ちをこめて、その3人の先生とボランティアで手伝ってくれた現地の子どもたちなどへ、今朝集めたプレゼントをそれぞれ生徒たちから手渡しした。そして無事にサヨナラパーティは終わりを迎えた。ホストファミリーたちは、それぞれの生徒を連れて自宅へと帰っていった。今日は最後の夜ということで、きっと様々な思いが巡っていると思うが、明日全員元気に日本に帰りたいと思う。そのためにも忘れ物くれぐれもしないようにしよう!!

最後にスズ先生とリサ先生が言っていたが、素晴らしいパーティーで、今まで何度がホストの経験があるという何人かのファミリーが、今まで経験したサヨナラーパーティーの中で一番最高のパフォーマンスだったと口々に言っていたらしい!!Good Job, Team Santa Rosa!! そして、とてもオーガナイズされた素晴らしいグループだったともお褒めの声を頂いた。誰も注意されることもなく、無事にサヨナラパーティーを大成功のうちに終えることができたのは、チームが一丸となったからであろう!本当に素晴らしい夜だった。私たち引率者も忘れられない夜となった。本当にありがとう!!

01月02日(木)

January 2nd

【movie8】

【movie9】

Happy New Year!! こっちにいると年が明けているという実感のないまま、今日は、生徒たちにとって待ちに待ったサンフランシスコ終日研修の日。生徒たちは、自分の財布の残りの金額を確認しながら残金で何を買うのか、またどんなものが売っているのかなどを考えながら集合したことだろう。いつもではカープールなどを行いスタディーセンターに集まるのだが、サンフランシスコに近いところに住んでいる生徒も何人かいたため、今回の集合方法はバスでピックアップ(地域ごとに集合場所を決めてそこにバスで向かい生徒を拾っていく)しながら生徒を集めていく方法を取った。今日のバスドライバーは男性っぽい女性のドライバーだ。日本の1.5倍の大きさはありそうな大きなバスを糸も簡単に運転する姿はカッコいい!!でもバスに乗るなり、ホストファミリーから彼女はピーナッツアレルギーをもっており、バスの中でピーナッツの匂いなどが少しでもしたらだめだということで、生徒達に絶対にピーナッツ系のもの、ピーナッツバターなどのサンドウィッチは食べないようにとの注意があり、生徒に伝える。

各場所から集まったところで、引率者からこれからの流れと注意が生徒たちに話された。この日は、大都会サンフランシスコでの有名な観光地であり、沢山の人があふれかえっており、迷子になったり何かトラブルに巻き込まれないかと、私たち引率者にとっては、一番緊張するからである。生徒たちに注意を喚起したところで、まず初めに、ゴールデンゲートブリッジに向かった。車内の中では、大晦日から元旦にかけてどのようにホストファミリーと過ごしていたのかという話題で持ちきりであった。パーティーに行った生徒、12時まで耐えられず先に寝てしまった生徒、逆に12時まで起きていてホストファミリーと12時ちょうどに乾杯してジュースを飲んだ生徒など、それぞれ色々な形でアメリカでのハッピーニューイヤーを過ごしたようだ。話が弾みながらも目的地に到着。ゴールデンゲートブリッジでは、まずグループ写真を撮り、その後は少しの時間自由行動であった。ゴールデンゲートブリッジからは天気にも恵まれ、普段なら霧がかかっているためよく見えないアルカトラズ島もくっきりと見ることができた。生徒たちは、友達と写真を撮ったり近くのショップで記念になるものなどを買ったりしながら時間が過ぎるのを楽しんでいた。次にバスで向かったのはフィッシャーマンズワーフ。ここでは、昼食を食べることになった。生徒たちのほとんどは昼食は現地調達するということで、たくさんのフードスタンドの中から自分が食べたいものを選んで購入していた。もう買い物をすることに抵抗もなくなったのか、かなり慣れた様子で買い物する姿が多く見られた。一番人気だったのが、クラムチャウダー。生徒たちが驚いていたのがその量。大きなパンの器に満杯にスープが入っている。あまりの多さに2人でシェアして食べたが食べきれなかったという声も。さすがアメリカンサイズ!! 次に向かったのは、ピア39。5分ほど歩いたところにあり、ここには様々なショップが建ち並び軒を連ねている。まずは、グループ写真。大きなツリーの前に並び、一緒に同行しているホストファミリーたちも混ざっての写真を撮った。その後は自由行動。約2時間の時間が生徒たちには与えられ、場所の制限、単独行動は絶対にしない、荷物の置き忘れやスリに注意、お金を時の注意を再確認させ解散となった。お店の中で見かけた生徒たちに購入したものを聞いてみると、自分へのお土産や仲良くなった友達と一緒のものなどを購入している生徒が多かった。またお昼が足りなくてお腹が空いた生徒たちは、アイスクリームやホットドックなども購入している姿も見かけた。それぞれ時間いっぱいまで買い物を楽しんだようだ。最後は、ギラデリスクエアというサンフランシスコで有名なチョコレート専門のお店に向かった。ここまでは徒歩で20分ほど歩いた場所にあり、生徒たちは、向かうまでの途中街の様子や面白いお店などをカメラで撮影しながら目的地まで向かった。無事に目的地に到着したものの時間もあまり残っていなかったため出来るだけ急いで回るように指示し集合時間を確認させ解散した。ここのチョコレートは非常に良いチョコレートを使っているみたいで少々高価なようだ。お店の中に入ると甘いにおいがチョコレートの食欲を進め、チョコレート好きにはたまらない場所であろう。売り物自体は確かに少し高級ではあったが、80個入りや50個入りなどの既にパックに入れられている商品もいくつかあり生徒たちは、日本の学校の友達やクラスにちょうどいいということで何人か購入していた。しかし、集合時間になり購入できなった生徒も何人かいたが、空港や地元のスーパーでも買えるからとなだめながら、あきらめさせた。

バスに戻ってきたら、一緒に来たシホのホストファザーがいないことに気付き、出発が少し遅れたが、無事に全員バスに乗り込み、サンフランシスコを出発。ピックアップされた場所にそれぞれ生徒を降ろしながら終日研修が無事に終了した。引率者としては、今日一日大きなトラブルもなく無事に済んだことが一番良かった。そして天気も私たちの味方をしてくれて、快晴で気温も暖かく、最高の一日だった。それよりも今回のバスドライバーのディアナは、最初から最後までものすごいテンションが高くて、とっても楽しい人だった。バスを降りるときに、何人かの生徒が同じことを言っていたのが、最高に笑えた! 「あのバスドライバーは、ピーナッツにアレルギーがあるっていってたけど、そんなデリケートなイメージは全くなく、なんだか、何でも食べそうな感じがする!」 大笑い! 本当にそんな感じだ! これぞまさにアメリカ人!というテンションの高さはぴか一である。私たちは普通でも声の大きなスズ先生やリサ先生に囲まれているが、彼らのテンションをはるかに上回る元気なドライバーだった。とっても楽しい人でなんだか大好きになってしまった。サングラスをかけて座る横顔はまさに、アーノルドシュワルツェネッガーだ! 女性であれだけのバスの運転技術を持つこともすごいことだ。やっぱり、女性が元気でパワーがあるのは世界どこでも同じのようだ。

とうとう明日はさよならパーティー。それぞれすることも決まり、あとはそれに向けてしっかり準備をするだけ! 良い思い出になるパーティーにするためにも明日もみんなで頑張ろう!

12月31日(火)

December 31st

【movie6】

【movie7】

 日本では新年をむかえ、私たちはまだ12月31日。改めて時差を肌で感じつつ、今日も生徒たちは元気に登校してきた。だいぶ環境に慣れてきたのか、戸惑う様子もなく2つのクラスに分かれて仲良くなった友達と昨日の出来事などを話していた。今日の授業が最後の授業だということを知っている生徒は少なく、その事を伝えると早すぎる、いつの間に!?などの驚く声が多く聞かれた。そんな中、授業が始まった。いつもなら12時まで午前中の授業があるのだが、午後の活動との兼ね合いから最後の授業ではあるが、11時までとなった。生徒たちは授業の雰囲気、また仲の良い友達が出来たことから授業が始まって早々騒がしかった。そのため先生はまず、「I listen with my ears」と黒板に書いた。そして生徒を前に呼び出し、生徒にそれを読ませ、その生徒の読んだ後に続き他の生徒も読む。これを何人か繰り返した後に、次に先生が注目したのは、生徒1人1人が持ってきているかばんである。生徒にそれぞれ「I have my bag」と言わせ、それぞれのかばんをみんなに見せた後、持ち主にカラーを聞きだし単語が難しいカラーや聞きなれないカラーに対しては黒板にその都度書いていって生徒たちに見せていた。先生は、他にも会話の中で生徒たちが疑問に持っているかもしれない単語はその都度書き出し、発音させ覚えさせた。その頃引率者はそんな生徒たちをカメラに収めつつ、日記チェックを行った。そこには、ホームシックを感じているという文章が目に留まった。詳しく見てみると言葉が通じない不便さやもっと仲良くなりたいのになかなかうまくいかないモヤモヤ感があって、ホストファミリーはとても良い人たちなのに日本に帰りたいと思ってしまう自分自身に腹がたつ、というような日記だった。本人に直接話を聞いたところ、学校にいる時には感じないが家に帰り、ホストファミリーと会話をしていて沈黙が起きたときに孤独感や孤立感を感じてしまうようだ。話をしている内に本人も楽になったのか残りの日々を楽しく過ごせるように、日本から持ってきたお土産を駆使しつつチャレンジしてみると言ってくれた。多分このような孤独感を感じながらホームステイをしている生徒は口には出さないものの多くいるはずだ。残り期間は少ないもののそういった不安を抱えたままの生徒がいたら話をして少しでも不安を取り除けたらと思う。11時になり授業が終わると、生徒は積極的にお世話になった先生に授業が楽しかったとか、感謝の言葉をかけていてステファニー先生も嬉しかったのか生徒を抱き寄せていた。

スズ先生のクラスでは、describe する授業。自分自身のことを相手に説明(描写)すること。I am a boy, I'm a teacher, I wear a jeans, I like to readなどなど。自分自身のことや友達、授業に毎回ボランティアできてくれているホストブラザーやシスターのことを伝えるという授業。文法としては簡単ではあるが、どう表現するかということに苦労している生徒もいたが、概ね理解はしているようだ。英語の授業も最後であり、なんだか寂しい気持ちになる。授業はとても楽しく進められ、ある生徒の日記に「日本でもこんなに楽しい授業だったらもっと成績がよくなったのになぁ!」と書いている子もいたくらい。とにかく毎日楽しく、そして、英語をもっと勉強したいというモチベーションが上る、そういうものであったことは間違いない。今日の日記には、昨日のボランティア活動のことをたくさんの生徒達が書いており、とっても疲れたけど、アメリカではこういうことが日常的に行われていて、誰かのために何かをするというボランティア精神が根付いていることを実感している内容がたくさん読み取れた。本当に素晴らしく貴重な体験ができたと感じている。

午後の活動は、当初では、消防署の予定であったが、相手方の都合により受け入れが困難になり、スヌーピーミュージアムでカウントダウンパーティーに変更された。会場までは距離にして1マイル(1.6キロ)。私たちがついてからずっと晴天が続いており、ウォーキングにちょうど良い距離である。会場に無事に着いたものの、ここでアクシデント発生。思いのほか、人が込み合っており、なんと予約をしていたにも関わらず中に入れないという事態に!生徒達はそこでランチを食べる予定だったので、スズやリサ先生達がしばらく会場のスタッフと話をしていたが、何らかのコミュニケーションの不一致のため、3時からのイベントでないと入れないとのこと! まぁ、アメリカでは予定のスケジュールがこんな感じでおこることは比較的日常茶飯事なので、あぁ、またか、といった感じだろうか。でも、慌てることなく、先生達はスタッフと交渉して、その代わりに隣にあるアイススケートリンクでスケートができるように交渉してくれた。生徒達はそっちのほうが嬉しかったらしく、ほとんどがアイススケートを楽しんだ。時間は約2時間半と決め、その時間内であればアイススケートも隣のスヌーピーショッピングセンターでも買い物ができることで喜んでいた。何人かの生徒は既に来たことがあったみたいで、すぐに上手に滑り出すと滑れない生徒や初めてする生徒に滑り方を教えてあげていた。アイススケート場なのにも関わらず男子は暑くなったと次々にジャケットを脱ぎだし、一部の生徒に限っては半袖のTシャツで滑っていた。スヌーピーグッズのお店では、みんな時間をかけて買い物をしていた。家族や友達にたくさんのお土産をかっていた。サンフランシスコ終日研修でのお金は足りるのかちょっと心配になる勢いで買っていたが、もうお土産はここで全部済ませたという子もいた。ソウイチロウに、家族に何かかったの?と聞くと、買っていないと、「僕が無事に日本に帰ることが一番のお土産です!」と言っていた!(その通り!!笑) 私たちはここでもお店の売り上げに相当尽力したようだ。帰りにドアを開けてお店のスタッフが見送ってくれた。

明日は1月1日なので学校はお休みで、ホストファミリーと最後の休日を過ごす。今日の大晦日は家族や友達とパーティーをする子、サンフランシスコのカウントダウンの花火を見に行く子など様々な予定をたててもらっているようだ。あと数日したらもうここを離れなくてはならないということを果たしてどれだけ認識していることだろう。サヨナラパーティーの話し合いも今日大体のプログラムを組み立てた。3日はほとんどぶっつけ本番!?になることは必至である。引率者としてはまだまだ気は抜けない!! 28名の生徒が本当に素晴らしい子供たちで、今回私たちは引率者としてある意味楽をさせてもらっていると感じる。何よりも毎日天気がよく、病気で病院に連れて行くということが全くないことが、本当に感謝している。生徒達は本当に素直に話を聞いてくれるし、何よりも毎日の彼らの元気な姿と笑顔が一番である。日本では新年に沸いている頃でしょうが、こちらは今日が大晦日か?明日が新年か?というほど街は静かで、普通の日常を送っている。人々は出会うたびに、口々に「Happy New Year!」と言い合っており、そこで初めて、あぁ、新年なんだと思うくらい。子供たちは忘れられない2014年の幕開けになることでしょう! 改めて、保護者の皆様、新年明けましておめでとうございます!!  残り少ない日々をさらに充実させたいと思います。

12月30日(月)

December 30th

【movie3】

【movie4】

【movie5】

 

今日から再び学校が始まった。週末をホストファミリーとどのように過ごしたのか、ホストファミリーとうまく交流することができているのか、ホストファミリーと終日過ごすことで何か心境の変化などはあったのかなど様々な聞きたい思いを持ちつつ、スタディーセンターに向かった。朝の集合時間を利用して生徒たちの週末の過ごし方を聞くことはできなかったが、日記によりうかがい知ることができた。授業が始まり、前回のように2つのグループに分かれて授業が行われた。最初の授業は発音の練習。TCの言った単語を繰り返しリピートする、怪しい発音のものや難しい発音のものは何回か繰り返しリピートをさせることで生徒たちにネイティブの発音を刻み込んでいった。次に行われたのは、テキストを交えながらの先生または生徒同士とのコミュニケーションの練習。だんだん土地に慣れてきたこともあるのか、積極性が前回よりも見られ、時折全員で笑ったり、一生懸命に授業に取り組んでいる姿を見ると嬉しくなる。そういった生徒の頑張っている姿を撮影しつつ、日記係から集めてもらった日記のチェックを行なう。生徒の日記を読んでいると、ぎっしりこと細かく書いている生徒、短い文章でまとめている生徒、反省文みたいになっている生徒など様々であった。詳しく読んでいくと、ショッピング、野球場、アイススケート、遊園地、サンフランシスコ、海、教会、ボーリングなど、様々なところに連れて行ってもらったようだ。そして、連れて行ってもらうだけではなく、お手伝いを積極的に頑張った、日本の料理を作ってあげた、折り紙をみんなで作った、日本語を教えてあげたなどのギブアンドテイクの精神を忘れずにしっかり実行している生徒、また日本の紹介をすることで文化の交流を果たしている生徒など、各々充実した週末を迎えられたようだ。

日記のチェックも一区切りつきそうな時に休憩時間に入った。このスタディーセンターは音楽スタジオも兼ねていて、たくさんの音楽機材が置いてある。その中にピアノがあったのだが、ナオキがそのピアノを見事なまでに弾き、拍手喝采された。たちまちその一室はコンサートホール化してしまい、写真撮影会・ムービー撮影会のようになった。

休憩時間も終了し、今度は大きなホールで2グループ合同で授業を行った。授業内容は、フリスビーを手に持った人が「I like~」と言い、それ以外の人が「You like~」と大合唱する。そしてフリスビーをランダムに投げて、受け取った人が同じように「I like~」と繰り返す。恥ずかしそうにしている生徒も何名かいたが、しっかりこなしていた。一通り全員周ると次は、フリスビーを持っている人が、あるジェスチャーをして、その動作が何を表しているのかを答える。そして、答えた人にフリスビーを投げ渡す。最初生徒たちは戸惑いながらも、先生のヒントなどを元に、自分で考え付くジェスチャーを周りに伝えていて、非常に面白い授業となった。その後は、ホッキポッキーダンシング。ホストシスターの女の子が歌を歌いながら、そのリズムに合わせて動きを真似するというものだった。全員リズムのテンポが徐々に速くなっていくのを戸惑いながらも必死についていこうとしていて、この時の様子も終始生徒には笑顔がこぼれていた。お金の紹介、またその使い方の練習を行った。実際にお金を使うことで、よりリアルな買い物を表現できていて、一枚の紙に様々な商品がプリントされていて、それぞれがその商品の値段設定をする。そして、実際に商品を買いにきた人、売る人側になりしっかりおつりを計算して渡しているかを図る授業を行った。生徒は悪戦苦闘しながら授業をしっかり聞いて、積極的に実践している様子だった。

お昼休みになり、各自持ってきた昼食を食べていたが、ホストマザーが作ったという生徒もいたが、自分で作ったという子もいた。昼食時に、今日はナオキの13歳の誕生日(え?昨日まで12歳だったの?というくらい落ち着いているように見えるが。。。)ということもあり、ハッピーバースデイを全員で歌った。ホストマザーがグループ全員にチョコレートカップケーキを作ってくれており、ランチの後に皆に振舞われた。バースデーバルーンももらい、嬉しそうにしていた。アメリカで誕生日を迎える子達はラッキーだ!!

午後の活動は、ホームレスや恵まれない人のために食物をつめるボランティアを行った。まず女性スタッフが館内を案内してくれて、その後でボランティア作業を行った。内容としては、りんご、人参、洋ナシなどを小分けの袋に入れるという作業。生徒たちは、ふざけることなく必死に袋にそれらのものを入れていく。また、途中で効率のよい入れ方などを見つけるなどして、工夫して作業に取り掛かっていた。自分のパートの分が終わったらすぐに終わっていないところに手伝いにいくなどして、積極的に活動に取り掛かっていた。すばらしいボランティア精神だなと生徒たちにつくづく感心しながら、引率者も作業を行った。時間になり、最後に記念撮影をして今日は解散。ホームステイも折り返し地点まできた。
明日は今年最後の授業と午後の活動は消防署であったが、受け入れができないということで、スケジュールが変更になり、スヌーピー博物館でのニューイヤーズイブパーティーに行く事になり、生徒達はとても楽しみにしている。

最後に、スズ先生の所にお世話になっている私は、28日に一足遅れのクリスマスをして、プレゼントオープニングを行なった。こちらでは、ラッピングはそれぞれ自分たちでやることが当たり前で、お店の人達が包んでくれるものではないのが原則。ものすごく大きな箱の包みをビリビリと破りながら、開けてみると、外箱は大きいのだが、中には小さな小箱が一つ入っていたり、ショッピングカードが一枚箱の底に貼り付けてあったりという、こちらではお決まりのパターンだが、このユーモアのセンスはアメリカ人ならではといった感じだろうか。そういえば、私が昔経験したファミリー宅では、ホストファザーがマザーにあげたプレゼントで、大きな箱の中にどんどん小さな箱が重なって入っており、開けても開けても箱、箱、箱。。。一体どこまで続くの??とみんなで笑いながら続けていくと、最後に出てきたのは、指輪!!マザーが涙して喜んだという場面も見たことがある。また、食事中に話題になったことだが、クリスマスの時期に駐車違反をしてしまったというスズ先生、車のワイパーの所に罰金を知らせるチケットを切られてその封筒があったのだが、書いてあったことは、「駐車違反だが、今日はクリスマスだから、払うべき罰金はSaveしておきなさい!メリークリスマス!」と書いてあったらしい!!こういうこと、日本でもないだろうか?!アメリカ人のユーモアのセンスには脱帽します!

12月27日(金)

December 27th

【movie1】

【movie2】

 

今日からスタディーセンターでの授業が始まった。それぞれの家庭からカープール(一台の車に複数の人数が乗り合わせること)を利用してスタディーセンターに集合した。8時半に集合だったのだが、スタディーセンターから家までの距離がまちまちのため、授業が始まるのは9時までと余裕をもって設定されている。時間に厳しい日本と比べて、自分の生活リズムを崩すことなくマイペースであり続けること。そこがある意味アメリカの良いところであろう。三々五々にやってくるホストファミリーと話をしながら、何の問題もなく、ファミリーも生徒達のことをとても歓迎してくれており、ここでの生活を楽しんでいるようで、引率者としては何よりも嬉しいことだ。ミズキが自分のホストファミリーだけではなく、他のホストファミリーにもよく自分から話しかけており、よく英語でコミュニケーションをとっているのに気付く。語学を学ぶことで一番大切なことは、この積極性と、フレンドリーさ、そして言葉を実際に発するこだ。是非、みんなもどんどんこの姿勢を取り入れて欲しいと思う。何人かはまだ時差ぼけの影響はあるようで、すぐに寝たが何度か目が覚めた、あまり眠れなかったなどの声も聞いた。逆に寝すぎたという声も。とりあえず明日からの週末は、しっかりと体の調子を整えてもらいたい。ホームシックにかかっている様子は微塵もなく、生活にも不便を感じる事もなく、みんな笑顔で2日目をスタートした。

今日の授業は、スズ先生とステファニー先生の2つのクラスに分けられて授業を行った。授業では、テキストやカードなどを使い、先生と生徒あるいは生徒同士でのコミュニケーションの練習が主だった。始まる前までは、恥ずかしさや緊張などから発表することやコミュニケーションは、なかなか難しいのではないかと思っていたが、そんなことは全くなく、しっかり先生の顔を見て、相づちを打ち、表情も豊かで終始楽しんで学んでいるようだった。スズ先生が選んだ絵がたくさんあってとてもわかりやすい教科書を使い、授業は進められた。ステファニー先生のクラスでは、なんだか一日がとってもハッピーな気持ちになるようなアメリカの歌を教えてもらい、それをみんなで口ずさみながらリラックスした雰囲気の中で授業が始まった。最初はアルファベット(AからZまで)の言葉で始まる単語を生徒達に考えさせて言わせるもので、積極的に手を挙げて発表する生徒もたくさんいたが、なかなか手の挙がらない生徒には、ステファニー先生が言葉巧み(!?)に手をあげさせて全ての生徒達に発表させていた。見ていて感心しきりであった。日本人の先生たちもこの技法を是非取り入れて欲しいなと感じた。日本の授業では受け身の授業が多く、最初は戸惑うかなと思っていたが、アメリカ式の発言する授業を、生徒達は思いのほか楽しんでいるように思えた。いつもは男子は女子よりも消極的というイメージをもつが、男子が意外にもよく発表する姿には驚いた。ステファニー先生も驚くほどの難しい単語を使って発表をしていたのが、ヒロユキ、マイ、アヤカだった。
生徒達の誕生日を一人ずつ聞く中で、なんと今日が誕生日だというアイミに対して、即座にクラスでハッピバースデーの歌を歌う。アイミもはにかみながらも嬉しそうだった。スズ先生は、日本人の生徒が間違いを恐れてなかなか発表をしないという特質を理解しており、時折自分がわざと間違えて笑いをとり、間違えることは決して恥ずかしくはないのだという技法(?!)を使い、終始生徒たちに笑いとリラックスすることを与えてくれる授業をしてくれた。今日はたくさんのホストシスターやブラザーも参加してくれ、生徒達の授業の手助けをしてくれた。彼らのボランティア精神には頭が下がる思いである。生徒達も同年代のアメリカの子供たちがいてくれることがさらに嬉しいようだ。

授業が終わり、今日のランチタイムには、スズ先生がピザを私たちにご馳走してくれた。日本では2〜3000円しそうな大きなピザがなんと500円(5ドル)ほどらしい。「この大きさのピザは、日本では20ドル〜30ドルはするよ!」というと、「それは得をしたねー。たくさん食べなさい!」とスズ先生!!なんというか、スケールの違いを見せつけられた感じだ。こういう現実を目の当たりにした時に、「あぁ、アメリカに住みたい!」と思う。みんなお腹いっぱいピザを食べる事ができて、幸せそうだった。また、アイミのため、全員で再度ハッピーバースデイを歌った。きっと忘れられない思い出になることだろう。

ランチが終わり、午後からはサンタローザの街を散策。最初はカープールでショッピングモールに行った。今の時期はクリスマス後のセール期間で、全てのものが50〜75%オフではあったが、子供たちが買えそうなものは限られており、お菓子や小物などを買っていた。まだクリスマスツリーなどがあり、アメリカでのクリスマスこそ過ごせなかったが、その名残をまだ感じることができたで良かったと思う。

次に向かったのは、メキシコの歴史についての写真展が開催されているサンタローザ博物館である。近かったためショッピングモールからは歩いて向かった。いつも車で移動している私たちにとっては、ちょうど良い運動であった。歩きながら、リサ先生がトモカに向かって「あなたはいつも笑顔でいるわね。あなたの顔を見ているといつも笑顔だからとてもハッピーな気分になるわ!」と言っていた。やはり、笑顔でいることは、アメリカでは不可欠なものである!!でも私も感じるのは、このグループの生徒達は、本当に表情が豊かで素晴らしいと思う。Smile Makes People Happy!!です!!グループ写真を博物館の前で撮った後に博物館の中へ。たくさんの写真が展示されていて博物館のスタッフが、写真の説明や歴史の背景などの説明を行なってくれた。この写真展は、SFMOMA(サンフランシスコ現代美術博物館)が今改装中のため、そこにある一部の展示物が現在ここに来ているらしい。

最後は、サンタローザのビジターセンターを訪問した。無料でもらえるものならば何でももらう日本人(?!)のために、たくさんの無料パンフレットがおいてあり、おみやげとして必死に取る生徒達。また、サンタローザのポストカードが一枚35セントで安かったので、たくさん買っていたようだ。スヌーピーの町としてもサンタローザは有名なので、スヌーピーグッズがたくさんあったが、28人の生徒達があっという間に買ってしまいストックがなくなるほどで、お店の人達は大喜びであった。「これ、日本のお母さんにお土産にいいんじゃない?」という私の一言で「ある物」(楽しみにしていてください!)を買った男子が何人かいて、私も店の売り上げに一役かったところです!!(実は私も母に買いました!)お店の人達からは、「この子達は本当に礼儀正しく、静かに並ぶ姿に感銘したわ。なんて素晴らしいのかしら。」とお褒めの言葉を頂き、生徒達のことをあらためて誇らしく思った。4時になったら生徒たちのホストファミリーが迎えにきたり、カープールで帰宅していった。明日と明後日はホストファミリーと過ごす唯一の週末。体も休めつつ、しっかりホストファミリーとコミュニケーションを取って忘れられない思い出を作って欲しいと思う。今日ホストファミリーのために、日本料理を作るといっていたリョウマとナオキ。豚肉で何を作るのだろう!?また月曜日に聞いてみようと思う。来週の月曜日にそれぞれのホストファミリーとの週末をどのように過ごしたかを聞くのが楽しみである。Have a great weekend!!

12月30日(月)

December 30th

【movie3】

【movie4】

【movie5】

 

今日から再び学校が始まった。週末をホストファミリーとどのように過ごしたのか、ホストファミリーとうまく交流することができているのか、ホストファミリーと終日過ごすことで何か心境の変化などはあったのかなど様々な聞きたい思いを持ちつつ、スタディーセンターに向かった。朝の集合時間を利用して生徒たちの週末の過ごし方を聞くことはできなかったが、日記によりうかがい知ることができた。授業が始まり、前回のように2つのグループに分かれて授業が行われた。最初の授業は発音の練習。TCの言った単語を繰り返しリピートする、怪しい発音のものや難しい発音のものは何回か繰り返しリピートをさせることで生徒たちにネイティブの発音を刻み込んでいった。次に行われたのは、テキストを交えながらの先生または生徒同士とのコミュニケーションの練習。だんだん土地に慣れてきたこともあるのか、積極性が前回よりも見られ、時折全員で笑ったり、一生懸命に授業に取り組んでいる姿を見ると嬉しくなる。そういった生徒の頑張っている姿を撮影しつつ、日記係から集めてもらった日記のチェックを行なう。生徒の日記を読んでいると、ぎっしりこと細かく書いている生徒、短い文章でまとめている生徒、反省文みたいになっている生徒など様々であった。詳しく読んでいくと、ショッピング、野球場、アイススケート、遊園地、サンフランシスコ、海、教会、ボーリングなど、様々なところに連れて行ってもらったようだ。そして、連れて行ってもらうだけではなく、お手伝いを積極的に頑張った、日本の料理を作ってあげた、折り紙をみんなで作った、日本語を教えてあげたなどのギブアンドテイクの精神を忘れずにしっかり実行している生徒、また日本の紹介をすることで文化の交流を果たしている生徒など、各々充実した週末を迎えられたようだ。

日記のチェックも一区切りつきそうな時に休憩時間に入った。このスタディーセンターは音楽スタジオも兼ねていて、たくさんの音楽機材が置いてある。その中にピアノがあったのだが、ナオキがそのピアノを見事なまでに弾き、拍手喝采された。たちまちその一室はコンサートホール化してしまい、写真撮影会・ムービー撮影会のようになった。

休憩時間も終了し、今度は大きなホールで2グループ合同で授業を行った。授業内容は、フリスビーを手に持った人が「I like~」と言い、それ以外の人が「You like~」と大合唱する。そしてフリスビーをランダムに投げて、受け取った人が同じように「I like~」と繰り返す。恥ずかしそうにしている生徒も何名かいたが、しっかりこなしていた。一通り全員周ると次は、フリスビーを持っている人が、あるジェスチャーをして、その動作が何を表しているのかを答える。そして、答えた人にフリスビーを投げ渡す。最初生徒たちは戸惑いながらも、先生のヒントなどを元に、自分で考え付くジェスチャーを周りに伝えていて、非常に面白い授業となった。その後は、ホッキポッキーダンシング。ホストシスターの女の子が歌を歌いながら、そのリズムに合わせて動きを真似するというものだった。全員リズムのテンポが徐々に速くなっていくのを戸惑いながらも必死についていこうとしていて、この時の様子も終始生徒には笑顔がこぼれていた。お金の紹介、またその使い方の練習を行った。実際にお金を使うことで、よりリアルな買い物を表現できていて、一枚の紙に様々な商品がプリントされていて、それぞれがその商品の値段設定をする。そして、実際に商品を買いにきた人、売る人側になりしっかりおつりを計算して渡しているかを図る授業を行った。生徒は悪戦苦闘しながら授業をしっかり聞いて、積極的に実践している様子だった。

お昼休みになり、各自持ってきた昼食を食べていたが、ホストマザーが作ったという生徒もいたが、自分で作ったという子もいた。昼食時に、今日はナオキの13歳の誕生日(え?昨日まで12歳だったの?というくらい落ち着いているように見えるが。。。)ということもあり、ハッピーバースデイを全員で歌った。ホストマザーがグループ全員にチョコレートカップケーキを作ってくれており、ランチの後に皆に振舞われた。バースデーバルーンももらい、嬉しそうにしていた。アメリカで誕生日を迎える子達はラッキーだ!!

午後の活動は、ホームレスや恵まれない人のために食物をつめるボランティアを行った。まず女性スタッフが館内を案内してくれて、その後でボランティア作業を行った。内容としては、りんご、人参、洋ナシなどを小分けの袋に入れるという作業。生徒たちは、ふざけることなく必死に袋にそれらのものを入れていく。また、途中で効率のよい入れ方などを見つけるなどして、工夫して作業に取り掛かっていた。自分のパートの分が終わったらすぐに終わっていないところに手伝いにいくなどして、積極的に活動に取り掛かっていた。すばらしいボランティア精神だなと生徒たちにつくづく感心しながら、引率者も作業を行った。時間になり、最後に記念撮影をして今日は解散。ホームステイも折り返し地点まできた。
明日は今年最後の授業と午後の活動は消防署であったが、受け入れができないということで、スケジュールが変更になり、スヌーピー博物館でのニューイヤーズイブパーティーに行く事になり、生徒達はとても楽しみにしている。

最後に、スズ先生の所にお世話になっている私は、28日に一足遅れのクリスマスをして、プレゼントオープニングを行なった。こちらでは、ラッピングはそれぞれ自分たちでやることが当たり前で、お店の人達が包んでくれるものではないのが原則。ものすごく大きな箱の包みをビリビリと破りながら、開けてみると、外箱は大きいのだが、中には小さな小箱が一つ入っていたり、ショッピングカードが一枚箱の底に貼り付けてあったりという、こちらではお決まりのパターンだが、このユーモアのセンスはアメリカ人ならではといった感じだろうか。そういえば、私が昔経験したファミリー宅では、ホストファザーがマザーにあげたプレゼントで、大きな箱の中にどんどん小さな箱が重なって入っており、開けても開けても箱、箱、箱。。。一体どこまで続くの??とみんなで笑いながら続けていくと、最後に出てきたのは、指輪!!マザーが涙して喜んだという場面も見たことがある。また、食事中に話題になったことだが、クリスマスの時期に駐車違反をしてしまったというスズ先生、車のワイパーの所に罰金を知らせるチケットを切られてその封筒があったのだが、書いてあったことは、「駐車違反だが、今日はクリスマスだから、払うべき罰金はSaveしておきなさい!メリークリスマス!」と書いてあったらしい!!こういうこと、日本でもないだろうか?!アメリカ人のユーモアのセンスには脱帽します!

12月27日(金)

December 27th

【movie1】

【movie2】

 

今日からスタディーセンターでの授業が始まった。それぞれの家庭からカープール(一台の車に複数の人数が乗り合わせること)を利用してスタディーセンターに集合した。8時半に集合だったのだが、スタディーセンターから家までの距離がまちまちのため、授業が始まるのは9時までと余裕をもって設定されている。時間に厳しい日本と比べて、自分の生活リズムを崩すことなくマイペースであり続けること。そこがある意味アメリカの良いところであろう。三々五々にやってくるホストファミリーと話をしながら、何の問題もなく、ファミリーも生徒達のことをとても歓迎してくれており、ここでの生活を楽しんでいるようで、引率者としては何よりも嬉しいことだ。ミズキが自分のホストファミリーだけではなく、他のホストファミリーにもよく自分から話しかけており、よく英語でコミュニケーションをとっているのに気付く。語学を学ぶことで一番大切なことは、この積極性と、フレンドリーさ、そして言葉を実際に発するこだ。是非、みんなもどんどんこの姿勢を取り入れて欲しいと思う。何人かはまだ時差ぼけの影響はあるようで、すぐに寝たが何度か目が覚めた、あまり眠れなかったなどの声も聞いた。逆に寝すぎたという声も。とりあえず明日からの週末は、しっかりと体の調子を整えてもらいたい。ホームシックにかかっている様子は微塵もなく、生活にも不便を感じる事もなく、みんな笑顔で2日目をスタートした。

今日の授業は、スズ先生とステファニー先生の2つのクラスに分けられて授業を行った。授業では、テキストやカードなどを使い、先生と生徒あるいは生徒同士でのコミュニケーションの練習が主だった。始まる前までは、恥ずかしさや緊張などから発表することやコミュニケーションは、なかなか難しいのではないかと思っていたが、そんなことは全くなく、しっかり先生の顔を見て、相づちを打ち、表情も豊かで終始楽しんで学んでいるようだった。スズ先生が選んだ絵がたくさんあってとてもわかりやすい教科書を使い、授業は進められた。ステファニー先生のクラスでは、なんだか一日がとってもハッピーな気持ちになるようなアメリカの歌を教えてもらい、それをみんなで口ずさみながらリラックスした雰囲気の中で授業が始まった。最初はアルファベット(AからZまで)の言葉で始まる単語を生徒達に考えさせて言わせるもので、積極的に手を挙げて発表する生徒もたくさんいたが、なかなか手の挙がらない生徒には、ステファニー先生が言葉巧み(!?)に手をあげさせて全ての生徒達に発表させていた。見ていて感心しきりであった。日本人の先生たちもこの技法を是非取り入れて欲しいなと感じた。日本の授業では受け身の授業が多く、最初は戸惑うかなと思っていたが、アメリカ式の発言する授業を、生徒達は思いのほか楽しんでいるように思えた。いつもは男子は女子よりも消極的というイメージをもつが、男子が意外にもよく発表する姿には驚いた。ステファニー先生も驚くほどの難しい単語を使って発表をしていたのが、ヒロユキ、マイ、アヤカだった。
生徒達の誕生日を一人ずつ聞く中で、なんと今日が誕生日だというアイミに対して、即座にクラスでハッピバースデーの歌を歌う。アイミもはにかみながらも嬉しそうだった。スズ先生は、日本人の生徒が間違いを恐れてなかなか発表をしないという特質を理解しており、時折自分がわざと間違えて笑いをとり、間違えることは決して恥ずかしくはないのだという技法(?!)を使い、終始生徒たちに笑いとリラックスすることを与えてくれる授業をしてくれた。今日はたくさんのホストシスターやブラザーも参加してくれ、生徒達の授業の手助けをしてくれた。彼らのボランティア精神には頭が下がる思いである。生徒達も同年代のアメリカの子供たちがいてくれることがさらに嬉しいようだ。

授業が終わり、今日のランチタイムには、スズ先生がピザを私たちにご馳走してくれた。日本では2〜3000円しそうな大きなピザがなんと500円(5ドル)ほどらしい。「この大きさのピザは、日本では20ドル〜30ドルはするよ!」というと、「それは得をしたねー。たくさん食べなさい!」とスズ先生!!なんというか、スケールの違いを見せつけられた感じだ。こういう現実を目の当たりにした時に、「あぁ、アメリカに住みたい!」と思う。みんなお腹いっぱいピザを食べる事ができて、幸せそうだった。また、アイミのため、全員で再度ハッピーバースデイを歌った。きっと忘れられない思い出になることだろう。

ランチが終わり、午後からはサンタローザの街を散策。最初はカープールでショッピングモールに行った。今の時期はクリスマス後のセール期間で、全てのものが50〜75%オフではあったが、子供たちが買えそうなものは限られており、お菓子や小物などを買っていた。まだクリスマスツリーなどがあり、アメリカでのクリスマスこそ過ごせなかったが、その名残をまだ感じることができたで良かったと思う。

次に向かったのは、メキシコの歴史についての写真展が開催されているサンタローザ博物館である。近かったためショッピングモールからは歩いて向かった。いつも車で移動している私たちにとっては、ちょうど良い運動であった。歩きながら、リサ先生がトモカに向かって「あなたはいつも笑顔でいるわね。あなたの顔を見ているといつも笑顔だからとてもハッピーな気分になるわ!」と言っていた。やはり、笑顔でいることは、アメリカでは不可欠なものである!!でも私も感じるのは、このグループの生徒達は、本当に表情が豊かで素晴らしいと思う。Smile Makes People Happy!!です!!グループ写真を博物館の前で撮った後に博物館の中へ。たくさんの写真が展示されていて博物館のスタッフが、写真の説明や歴史の背景などの説明を行なってくれた。この写真展は、SFMOMA(サンフランシスコ現代美術博物館)が今改装中のため、そこにある一部の展示物が現在ここに来ているらしい。

最後は、サンタローザのビジターセンターを訪問した。無料でもらえるものならば何でももらう日本人(?!)のために、たくさんの無料パンフレットがおいてあり、おみやげとして必死に取る生徒達。また、サンタローザのポストカードが一枚35セントで安かったので、たくさん買っていたようだ。スヌーピーの町としてもサンタローザは有名なので、スヌーピーグッズがたくさんあったが、28人の生徒達があっという間に買ってしまいストックがなくなるほどで、お店の人達は大喜びであった。「これ、日本のお母さんにお土産にいいんじゃない?」という私の一言で「ある物」(楽しみにしていてください!)を買った男子が何人かいて、私も店の売り上げに一役かったところです!!(実は私も母に買いました!)お店の人達からは、「この子達は本当に礼儀正しく、静かに並ぶ姿に感銘したわ。なんて素晴らしいのかしら。」とお褒めの言葉を頂き、生徒達のことをあらためて誇らしく思った。4時になったら生徒たちのホストファミリーが迎えにきたり、カープールで帰宅していった。明日と明後日はホストファミリーと過ごす唯一の週末。体も休めつつ、しっかりホストファミリーとコミュニケーションを取って忘れられない思い出を作って欲しいと思う。今日ホストファミリーのために、日本料理を作るといっていたリョウマとナオキ。豚肉で何を作るのだろう!?また月曜日に聞いてみようと思う。来週の月曜日にそれぞれのホストファミリーとの週末をどのように過ごしたかを聞くのが楽しみである。Have a great weekend!!

12月26日(木)

December 26th

ついにアメリカに出発する日がやってきた。毎年冬のホームステイで心配するのが、体調面である。特にここの所、寒波の影響が気になっていた。今年はアメリカ西海岸にも大寒波がやってきていて、とても寒いと聞いていたため、なおさら注意が必要だと感じていた。早朝、鹿児島から新幹線を利用して、途中で熊本組と合流、博多駅経由で福岡空港へ。長崎と大分からは高速バスで、そして宮崎、名古屋、羽田空港からは空路で福岡空港へ集合してもらい、まさに日本全国から集まった混合グループとなった。生徒一人一人の表情から色々なことが読み取れた。ホストファミリーとは、どのような人なのかというワクワク感を表情に出している生徒もいれば、英語が話せないままで本当に大丈夫なのかという不安な表情の生徒など様々だったが、朝早かったこともあり、大半の生徒が眠たかったというのが本音であろう。それでも体調不良を訴える生徒もおらず、皆元気そうなのが何よりである。オリエンテーションでしか会っておらず、まだお互いがどこかぎこちない。アメリカでも初めて会った人たちとどうコミュニケーションをとるかが重要なので、まずはチームとしての一体感を持って欲しいものである。福岡からインチョン空港までは、1時間とちょっとであり、その短時間で出た軽食をあっという間にたいらげると、もうそこは韓国!寒々とした空模様を見上げ、日本よりもさらに厳しい気候なのだなと実感することであった。

サンフランシスコに行く飛行機の出発まで2時間ほどの時間があったので、ある程度の制約を決めて自由時間となった。自由時間になった途端、女子は仲良くなった友達とそれぞれ買い物しに散っていったが、男子は2時間もの時間があるにも関わらず、解散場所から離れようとせず、一向に動く気配が感じられなかった。話を聞くと、今買い物しても邪魔になるだけだから。と、かなり現実的。しかし、あの時間で自己紹介をして男子の結束をはかったのだから良い時間となったということだろう。サンフランシスコの飛行時間は10時間20分。かなりの長旅である。搭乗前に、機内での過ごし方や注意事項などを話した。機内での過ごし方次第では、アメリカ到着後体調不良になる原因と、密接にからんでくる。比較的女子は機内が暗くなると寝ていたようだが、男子の中には映画やゲーム、宿題をするなど、何度か注意をされる場面があった。案の定、サンフランシスコ空港に到着後、移動中のバス車内でぐったりと寝ていたのはほぼ男子であった。女子は良く寝たからか、晴れ晴れとした表情で、サンフランシスコからサンタローザへ行く道のりをカメラにおさめていた。TCのタビサ先生が都合で急遽今回の仕事ができなくなってしまったために、彼女の代わりとして現地スタッフであるリサ先生がTCの1人となり、スズ先生とリサ先生が空港で出迎えてくれた。ちょうどクリスマス後のホリデーシーズンのため、サンフランシスコはとても混んでおり、1時30分のウエルカムパーティーには約30分遅れで、ホストファミリー達が待つスタディーセンターへ。それにしても今日のサンフランシスコは、とても天気がよく、温度も比較的暖かかったようだ。道中、どこまでも続く広大な土地と、いかにもアメリカらしい景色を堪能することができ、カメラのシャッターをきることしきりであった。

スタディーセンターに到着すると、生徒の名前を書いたカードを持ったホストファミリー達が温かく迎えてくれた。生徒たちは、緊張しながらもホストファミリーの笑顔と温かさに安堵の表情を浮かべていた。何人かのホストファミリーは都合で来られず、他のホストファミリーなどに家まで連れていってもらった生徒もいたが、皆特に体調を壊す事もなく、無事にそれぞれのホストファミリーにひきとられていったことが何よりである。体調管理と、短い間のホームステイをいかに楽しむか、そして感謝の気持ちを忘れずに言葉に表現することなどを告げて、生徒たちとは別れた。子供たちの笑顔と活力が私たち引率者の励みになる。

高校生が多いせいか、とても落ち着いたグループであり、生徒達はみな協力的で明るく元気である。ここまで無事にたどりつけたことにまずは感謝したい。明日からの活動が楽しみである。今日はゆっくりと休んで、明日からに備えようと思う。

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