米国教職体験 |
Q&A |
英語力はどの程度必要でしょうか。 | |
A01 | まず、ある一定の英語力がなければ、参加資格がないというプログラムではありません。英語力があればあるにこしたことはありませんが、基本的に、参加者は教職に何らかの形で関与される方々ですので、全く、英語力は皆無と言うこともなかろうと思われます。また、実際に現場に行けば、言語以外の方法で、コミュニケーションを取ることもできます。センターでは、過去に同様のプログラムで、700名ほどの教職者を取り扱った実績がありますが、この事例からでも、活動に大きな支障が発生したという参加者はいらっしゃいません。もちろん、英語力は、あればあるほど活動の範囲が広がってくるのは事実でしょう。例えば、授業を生徒の一人として、ただ受けるだけの立場から、指導者の立場として、実際にアシスタントとして授業に参画することも可能になるでしょうし、児童や生徒とのコミュニケーションも、より深い内容となるとは思われます。しかし、実際の参加者は、ほとんど、平均的な日本の学生の英語力です。
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Q02 | ホストファミリーは、どのような目的でお世話されるのでしょうか。 |
A02 | ホストファミリーには滞在費として、食事代などの生活費が支払われます。ですから、ボランティア活動の一環でお世話されるわけではありません。滞在することによって発生する費用は、基本的に参加者費用から支払われております。しかし、それらの費用がホストファミリーにとって、ビジネスとなるほどの多額のものではありません。自宅に異文化の人を滞在させ、食事を提供し、生活時間を共にするわけですから、国際交流や異文化に対してある程度の理解があったり、興味や関心がある方であることは当然のことです。ホストファミリーは、週日は朝夕の二回の食事と、週末は三回の食事、そして、自宅の一室を参加者のために提供してくださいます。
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Q03 | 定年退職した元教師ですが、参加できませんか。 |
A03 | このプログラムは、団体やグループのために準備されたものではなく、一人一人の参加者個人の希望によって、いろいろと調整することが可能なプログラムです。お尋ねの内容も、基本的に、参加資格に抵触するケースですが、現地の公益教育法人に打診してみて、その回答をもらってからの返事と言うことになります。あくまでも、個人のために準備されたプログラムですので、参加希望者の一定しない、不規則な希望も、ある程度柔軟に対応することができます。もちろん、全ての希望に沿えるわけではありませんが、あらゆるご要望に対して、言下に不可能と即答できるものでもありません。
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Q04 | 出発日、帰国日は自分の希望で決めることが出来るのですか。 |
A04 | プログラムは個人のために準備されたものですので、参加者の都合で、出発日も帰国日も決めることができます。但し、すべてが参加者の希望通りになるわけでもありません。つまり、参加者の希望に沿って、センターでは手配をしていきますが、どうしても希望通りの内容で手配できない場合も起こり得ますので、「第一希望」「第二希望」「第三希望」などと、参加者の柔軟な姿勢が必要になる場合があります。
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Q05 | 英語の教科以外の専攻でも参加できるのでしょうか。 |
A05 | 米国での教職体験というプログラムの性質上、おそらく、英語教師と関連性の深いプログラムであると誤解される方が多いかもしれません。つまり、英語が得意でなければ参加できないとか、英語教師のためのプログラムであると理解されるかもしれませんが、決してそうではありません。プログラムの本質は、米国の教職体験、教育体験であります。つまり、アメリカの教育現場で実際に生の教育環境を体験し、実感することにあります。それは、教師の立場からでも参加することも可能でしょうし、生徒や児童の一人として体験することも可能となります。ですから、プログラムは、英語の教科や英語の教師という、「英語」と関連するものではなく、「教育」全般と深く係りを持つプログラムということですので、英語はもちろんのこと、英語以外の他教科を専攻される方々の参加を想定しております。
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Q06 | 現地の学校では、具体的にどのような活動をするのでしょうか。 |
A06 | 基本的に、プログラムの趣旨と意図は、参加者が米国で「教職体験」「教育体験」をすることにあります。それは、教える立場、学ぶ立場の両方から、参加者が学校生活を体験することを、センターではプログラムの総論としてイメージしております。しかしながら、プログラムは個人のためのものであり、参加者は一人一人、個人で手配されますから、参加者の英語力や技量、個性、特技、条件や希望などによって、その活動内容は広範囲な広がりをもったり、異なってきたりします。もし、参加される側で特別な希望があれば、事前に、センターに相談されることをお勧めします。
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Q07 | 通学などで、車の運転は出来ますか。 |
A07 | 通学は各参加者の生活環境や居住環境で異なってまいります。学校がホストファミリー宅から徒歩圏内であれば、歩いていくことになるでしょうし、自転車で行くことになるかもしれません。また、ホストファミリーが、たまたま参加者の通学する学校の教師であれば、一緒にホストファミリーと車で行くことになるでしょうし、バスなどの公共交通機関で通学することになるかもしれません。どのような居住環境で生活することになったとしても、参加者の車の運転は厳格に禁止されております。これは、通学だけでなく、週末などでレンタカーを借りてドライブしたり、観光地に行ったりするときも、同様に、禁止されております。
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Q08 | 問題などが発生した場合は、どのように対応したらいいのでしょうか。 |
A08 | 米国滞在期間中に、センターに相談されましても、現場における実際的な問題を、日本のセンター職員が解決することは当然できません。各参加者には、現地の公益教育法人下にあるアカデミックカウンセラーが配置され、彼らは、それぞれの参加者が生活する地域の近くに居住しております。参加者が空港に到着したとき、空港に迎えに行くのもこのカウンセラーですし、参加者を受け入れる学校側と折衝されるのも、このカウンセラーです。ですから、参加者のプログラム上の相談事や問題、悩みは、全てこのカウンセラーに相談して、解決するようになっております。例えば、ホストファミリーとの問題、学校における問題、プログラム上の問題、週末などの自由な時間における問題など、アメリカに到着してプログラムが始まり、プログラムが終了するまで、あらゆる疑問や相談事は、このカウンセラーに相談したらよろしいと思います。
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Q09 | ビザ(査証)は必要でしょうか。 |
A09 | 基本的に、90日以内の滞在でしたら、このプログラムの参加に、ビザ(査証)取得の必要はありません。通常の観光目的で利用される、査証免除(I-94W)プログラムで入国できます。しかし、それ以上の長期滞在を希望されますと、文化交流ビザ(J-1)を取得する必要があります。もちろん、査証取得のための必要な書類等は、米国公益教育法人の発行する書類を待って、センターの方で準備しますが、ビザを取得するためには、アメリカ大使館、もしくは、居住地に最も近い領事館へ、参加者本人が出頭して、面接を受けなければなりません。また、その場合、査証の発行は領事の判断になりますので、特別な理由がない限り、通常では発行されますが、センターでは査証の取得を保証することはできません。また、いかなる場合でも、査証取得の代行はできません。また、それに伴う費用が別途発生することもあわせて、事前に、ご承知ください。(2006年1月現在における米国査証の状況)
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Q10 | 小学校での体験を希望していますが、それは可能でしょうか。 |
A10 | もちろん可能です。それはプログラムの本質的な問題にも関与することですので、むしろ、希望された方がより的確なプログラムの手配が行なわれるかもしれません。プログラムの手配にあたっては、米国の学校に相談して、事前に、受け入れ学校を確保しておくのではなく、あくまでも、参加者の希望に準ずる形で手配をしていきます。一般論として、その過程の中で、参加者の条件がより細かく、複数になればなるほど、現場における受け入れ学校との折衝は、困難になっていくのは当然なことです。ですから、研修地は小学校でも、中学校でも、高校でも構わないという場合は、選択肢が広くなりますが、小学校でなければならないという場合は、選択肢が狭くなり、手配するための時間がより長くかかるということが起こるかもしれません。手配する現地公益教育法人の過程をご理解いただき、それに伴う条件の変化なども、ご理解いただける限り、全く問題はありません。
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Q11 | 研修期間終了後、米国内を自由に旅行できますか。 |
A11 | せっかくアメリカまで行ったのだから、研修が終了した後、個人的に自由な旅行がしてみたいとか、親戚や知人の住む町に行っ
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Q12 | 学校のない週末は、どのように過ごせばいいのでしょうか。 |
A12 | 週末は、参加者の希望によって、自由にスケジュールを作ることができます。例えば、近くの名所や観光地にバスや汽車を乗り継いで行くとか、飛行機で一泊二日の旅に出ることも可能です。このように、自由に参加者が自分の計画で行動しても構いませんし、ホストファミリー宅でホストと一緒に時間を過ごしても構いません。お世話されるホストファミリーの都合や計画などもありますので、相談しながら週末の計画をたてたらいいでしょう。もちろん、週末を利用して個人的な旅行に出る場合は、現地公益教育法人の責任下から離れることを意味します。つまり、その間はプログラムを離れていると考えられ、免責の対象となる場合となります。このような個人旅行をする場合、事前にカウンセラーから免責事項に署名することを求められる場合もあります。
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Q13 | 友人と参加したいのですが、同じ学校で活動することが出来ますか。 |
A13 | 数名の気の合った友達と同じ学校で、教職体験、教育体験をしたいという場合、センターでは、その希望通りに手配することができます。つまり、同じ学校に複数の参加者を手配するということになります。但し、このように手配された場合でも、グループや団体として手配されたのではなく、個人、個人で手配されているとお考えください。ですから、同じ学校で教職体験をしているにもかかわらず、それぞれが異なる形で過ごすことになったりする場合があるかもしれません。反対に、同じ学校で、知らない複数の参加者が教職体験をしているということも起こり得ますが、この場合も、個人、個人が手配されていると考えてください。
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Q14 | 例えば、研修地の州などを希望することが出来るのでしょうか。 |
A14 | 基本的に、プログラムは、アメリカ西海岸の三州である、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州における教職体験を想定して作られており、研修費用にしても、西海岸までの往復航空運賃で算出されております。もし、その他の州を希望するのであれば、不可能ではありません。でも、全米にわたってプログラムを手配するのであれば、米国の公益教育法人が、そのすべての州において、組織網(ネットワーク)を持っていなければなりません。残念ながら、現実的には、なかなか困難なことです。それでも、相当数の州でネットワークができ上がっておりますので、希望される州があれば、事前に、センター職員にご相談ください。その場合、プログラムにおける研修費用も、航空運賃などの差額によって、異なってまいりますので、ご了承いただきたいと思います。
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Q15 | 期間中に、病気になったり、怪我をした場合はどうすればいいのでしょうか。 |
A15 | アメリカは、医療や科学技術が、日本以上に発達している国です。病気や怪我の治療に関する医療技術の心配は無用です。どのような地域であれ、通常、手配された地区には高度な医療設備のある病院がありますので、ほとんど心配は要らないと思います。但し、医療に関する費用は極めて高額ですので、出発前に、海外旅行傷害保険に加入しておかれる事を強くお勧めいたします。保険に加入している限り、病気や怪我による現地での急な出費が発生しても、支払いにつきましては全く心配要りません。もちろん、センターではプログラム上必要と思われる海外旅行傷害保険も準備しておりますので、ご利用ください。
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Q16 | 研修費用の対象となる発着空港は、どのような空港がありますか。 |
A16 | 次の空港から出発して、解散する場合も、同一研修費用でプログラムを実施することができます。但し、国内線〜国際線間の日本国内移動中に、乗り継ぎ時間に間に合わない場合、宿泊費や食事代は別途必要になります。 成田・関西・名古屋・札幌・福岡・沖縄・鹿児島・奄美大島・宮崎・大分・熊本・長崎・北九州・松山・徳島・高知・宇部・広島・出雲・岡山・南紀白浜・小松・富山・山形・秋田・三沢・青森・函館・帯広・釧路・旭川・女満別
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