グループで喫茶店やレストランへ行き食事をする時、同じ品物を注文する傾向がある。同席するグループの人数が多ければ多い程、同じ品物を注文しようとする雰囲気が生まれ、店側もそれを期待することとなる。また、レストランも注文しやすいように、いろいろな種類の食べ物がセットになっている定食を準備したりしている。数多くの個別のメニューがあっても、定食類を注文する人が多い。また、メニューの内容は、味付け、料理方法、食材、ドレッシングなど、全て決められており、選択の余地のあるものはほとんどない。お客が料理の仕方や中身まで注文することもほとんど見られない。もし細かい内容まで注文すれば、店も居合わせた周囲の者も、「うるさい客」と批判的に思われることは間違いない。 |
グループや複数で食事に行っても、各自がばらばらに、自分の好きな食べ物を注文しようとする。誰かの注文に合わせようということはまずない。また、何を食べればいいかを同席の人に聞いたり、何がお勧めであるかをウエイターに尋ねたり、相談したりする光景もよく見かける。また、注文した食事の料理の仕方や中身の材料にまで、細部にわたって指示したり、注文をつける人も多く、店側もそれらの行為は当然のこととして、柔軟に対応することが多い。さらに、食べ物の内容、味付け、ドレッシングなど、細部にわたってお客が選択することを前提としているため、注文する際に、ウエイトレスから尋ねられることが多い。 |