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Rancho Cordova引率者レポート
5月にコロナも5類扱いとなり、長いトンネルからやっと抜け出たような感覚で、4年ぶりにホームステイも再開! その記念の第一陣出発が私たちチーム Rancho Cordovaだ。 私は前日の21日に沖縄入り。 4年前まではほぼ毎月のように沖縄へ出張していた時期が遠い昔のように懐かしく思え、久しぶりの沖縄にテンションも上がっていた。 ここ一週間ほどは、台風がくるのではないかという心配と自分自身や生徒がコロナやインフルエンザに感染しないかなど心配が絶えなかった。 実際に鹿児島ではインフルエンザが流行っており、真夏にインフルエンザ?と不思議に感じていたが、今やいつどこで何のウイルスがでてきてもおかしくはないのだろう。 早朝6時に那覇空港へ行き沖縄組の12名が元気な姿で集合してきてまずはひと安心。 沖縄からは唯一の高校生のキヨタツがグループのリーダーとして私のヘルプをしてくれ助かった。 ありがとう!キヨタツ!(キヨタツにはアメリカにつくまでずっとグループを先導してくれ頼もしい。) 福岡空港へ到着後、国内線から国際線のターミナルまでバスの移動も事前にかなりの行列ができており時間がかかると聞き、心配していたが、たまたまタイミングがよく、並ぶことなくスムーズに乗れたので安心。 大分10名と東京1人の生徒と国際線のターミナルで無事に合流し、ここで初めて全員が顔合わせをする。 Zoomでお互いの顔は見ていたが、私自身もほとんどの生徒と会うのも今日の出発日が初めてである。 やはり映像や写真で見るのと実際に会うのでは印象が違うなと感じた。 夏休みで空港はたくさんの人々であふれており、搭乗手続きに相当な時間がかかったが、スムーズに終えることができた。 この時点で既にそれぞれが自然と言葉を交わす姿が見られ子供たちの柔軟性に今から始まるホームステイもこの調子でいってくれたらと願うばかりだ。 沖縄の生徒の中には福岡にくるのも初めてだという子達もいて、それだけでも興奮していた。 かわいい!!福岡から台湾の飛行時間は時差もあり約2時間強。 この間にキャビンアテンダント(CA)は、機内食を配らねばならない。 同じアジアの航空会社でも日本の航空会社のCAのように笑顔で丁寧に、ということがあまり見られず、ただ淡々と仕事をこなす様子を見ていて、日本との違いを感じた。 まぁ、2時間のフライトで機内食...。仕方ないか。 台湾に無事に到着後、再度セキュリティーゲートを抜けて、まずはサンフランシスコ行きの搭乗ゲートへ。 ここで約6時間待たねばならぬため、グループとしての話し合いやまだ終わっていなかったケーススタディーを行う。 数日前にメールで連絡事項を保護者のメールに送っていたが、そのメールのことを知らなかった生徒が何人かいたようなので、その連絡事項を再度伝えた。 各班の班長が中心となりケーススタディをグループワークで行ったが、班長が意見を聞きながらうまくまとめあげていた。 わからないことや悩む問題などはないか聞いていたが、様々な意見がでていて、生徒同士でも十分に学習ができているように思えた。 私がいなくても4人の班長(キヨタツ、ミズキ、ハルナ、ケンシン)が素晴らしい!出発前の心構えなど一通り話し終え、一旦自由行動にする。 サンフランシスコまでのフライトは午後7時40分であるため、夕食までは時間があり、小腹がすいた生徒は飲茶を食べたりサンドウィッチを食べたりしていたが、機内食まで食べないと決めていた生徒もいたようだ。 日本円やドルで支払いをしてもかえってくるおつりは台湾元NTと書いてあり、一台湾元が現在約4円とわかったところで、さぁ買い物へGO!といっても外国ではみんなケチケチになってしまい、水しか買わなかった人も。 いや、水すら高い。ひとしきり空港内のお店をブラブラして、最後の2時間はほとんどが搭乗口に戻りそれぞれの時間を過ごす。 ここで東京のユナがみんなに配るためのお菓子をもってきてくれていたようで、恥ずかしがって配るタイミングを躊躇していたので、今配ればよいよ!と促すと勇気をふりしぼり、一人ひとりに配っていた。 みんな喜んでいた。こういう自分からの働きかけが、アメリカでは一歩踏み出す勇気につながると思う。 東京で生まれたというリョウスケが、「僕は渋谷で生まれたんだ」と言っており、ユナの学校も渋谷にあることで、話が盛り上がった。 6時間はなかなかの待ち時間ではあったが、生徒たちはそれぞれ思い思いに時間を過ごしており、あっという間だったに違いない。いよいよ出発の1時間前になり、所定の場所に移動すると、そこでアナウンスがあり「Yuta Seto!」とお呼びがかっている。 私はおそらく家族連れできている人たちの座席をかわってほしいというよくある席の調整の呼び出しかと思っていたが、無作為抽出での手荷物チェックにユウタが選ばれた?!みたいだ。 もちろん他意はなく、あくまでランダムで選ばれたわけだが、リュックの中を細かにチェックされたそうで、後できくとそこで話した人たちとの会話が楽しかったと。 まぁ、これも他の人が経験しなかったことを体験できたということでは、彼にとっては貴重な経験になると思う。 彼は私たちが飛行機に乗る前に早めに機内に入っていた。出発の15分くらい前にやっと機内に入れた。 それから実際に飛行機が動き始めたのはかなり遅れて40分後の8時過ぎだった。それから機内食にたどりつけたのはさらにおそかったので、みんなお腹がすいていたことだろう。 ちょうど夜出発の便だったため、食事後はみんな爆睡していたようだ。 台湾からサンフランシスコまでのフライト時間は11時間!!「どうか無事にアメリカまで連れてってください!神様!エバー航空様!」と祈りながら私も眠りにつく。 2回目の機内食を食べ終え、あともう少しでサンフランシスコ到着。 ワクワクの気持ちと不安や緊張の気持ちと入り乱れ複雑な感情があるだろうが、おそらく楽しみの方が勝っているだろうか。 入国審査での諸注意事項は言っていたが、やはり英語の問題で数人の生徒のインタビューをしている時に呼ばれて説明をする。 フレンドリーな審査官もいればすごいにらみをきかせた人もいてさすがに緊張する。指紋をとられ写真を撮られ、生徒たちもさすがに緊張した様子。 ここもスムーズに終え、私が最後にでてくると、既にMNCCのステッカーのはられたスーツケースは全て生徒が協力してとりだしてならべてくれていた。 協力体制がしっかりできていてありがたい!誰一人としてスーツケースを開けられることなく、うまくいった。TCのキャロルアン先生とミシェル先生が素敵な笑顔で出迎えてくれた。 挨拶をしてここでグループ写真。ミシェル先生はルナのホストファミリーでもある。二人とも優しく包み込んでくれるような先生で、今からの活動が更に楽しみだ。 アメリカの大きなバスに乗り込み、いざステイ地へ。スーツケースをつみこむのを、屈強な体のケンシンが手伝ってくれた。ありがとう!ケンシン。 途中サンフランシスコの街の中を通りランチョコルドバへ。通常ならば2時間くらいらしいが、渋滞の時間にかかるため3時間はかかるだろうと。。。 サンフランシスコの街並みは美しく車窓からずっとみていたいくらいだが、ほとんどの生徒は飛行機の中でぐっすりと眠っていたにもかかわらず、またウトウトしだしてしまった。 やはり眠気には勝てない。時差ボケからくる体の不調やホームシックなど様々な弊害をもたらすので、アメリカについてからはこちらの時間に自分自身の体内時計を合わせ調整していけるように再度話をする。 機内食を食べた直後ではあるが、途中で軽くファーストフードへ寄りハンバーガーやポテトや飲み物などを買い、バスの中で食べる。ここでバスが冷房がきかないという理由で、別の代替バスが来てバスを乗り換えることに。 たくさんのペットボトルの水が積んであったが、レオがそれを運んでくれた。ありがとう!レオ!初めてのアメリカでの買い物はマクドナルド! ポテトだけを買う子が多かったが、なんとか英語での注文をこなしていた。 時間があまりなく、急がせたがこれからもドルを使う機会が増えてくるので、早く買い物やお金の使い方にもなれてほしい。 あとはひたすらバスで目的地を目指す。バスドライバーの読み通りに9時ちょうどにスタディーセンターにバスが到着。 アメリカは8時過ぎまではまだ夕方のような明るさだが、さすがに9時は暗くなっていた。生徒を歓迎するサインボードをもったファミリーがたくさん待ってくれていた。 家族との写真を撮ったが、撮影できなかった生徒はまた明日撮影予定。(ユズキのネームをファザーが逆にもっていたのに気づかずに写してしまいごめんなさい。暗かったので気づきませんでした!) 今晩一日だけハルナはファミリーの都合でミシェル先生の家へ一泊。モアもユヅキの家に一泊だけ滞在。二人とも翌日に事前に案内したファミリー宅へ。 24時間かけてやっとファミリー宅へ到着し、一安心だ。今晩はゆっくり休んでまた明日元気な姿で会いたい。
ここからは、翌日の23日。今日は夕方からウエルカムパーティー。 旅程表では公園での予定だったが、急遽ユナとワカのホストファミリー宅にプールがあるということで、そこのうちのプールで泳ぐこともできるという。 カリフォルニアではプールがある家は珍しくはない。日本でプールがある家はめったにないが、これだけの家族が集まれるってすごい。 それぞれが食べ物を持ち寄るポットラック形式だ。半分くらいの生徒は早速プールへ入り、ホストシスターやブラザーたちとも楽しんでいる。 私はファミリーと話をしながら生徒の様子をうかがうが、ほとんどの生徒は問題なくうまくやっていたので安心だ。 ホームシック気味の子もいたが、ホストファミリーの細やかなケアのおかげで、私も話をしたがなんとか頑張れそうだったので、あまり心配はしていない。 ホストマザーが日本のお母さんの写真を見せたところ、泣き出してしまったようだ。 長旅の疲れと英語がわからく戸惑ったところで、日本のお母さんの写真を見た瞬間に涙がでたらしい。 ホストマザーは、「あなたには日本にも大切な両親がいて、そしてここにもアメリカの家族がいるのだからね。私たちはあなたのことが大好きだから安心してここで過ごしてね。」と言っていた。 ホストファミリーは皆とても生徒との生活を楽しんでくれていて、また細やかにお世話してくれている。 本当に頭が下がる思いである。カリフォルニアもここのところかなり暑いらしく、温度は38度くらいある。但し、乾燥していて日本のような蒸し暑さがないのが救える。 一方で乾燥しているからこそ、水分補給の大切さをさらに伝えていかねばならない。長い二日間が終わったが、明日から授業や本格的な活動が始まる。 ここまで無事にそしてスムーズに事がすすんだのも、生徒全員の協力、TCの先生たちやホストファミリーのサポートがあってのことだと感謝の気持ちしかない。 更に気を引き締めて明日からの活動がより有意義で安全なものになるようサポートしていきたい。 ※今日のウエルカムパーティーは、ユウ、レオ、ユウタとファミリーは別の用事でこれなかったので写真には写っていません。
毎日が40度近い暑さのカリフォルニア州ランチョコルドバだが、今朝はちょっと涼しい。 昼間の暑さは、太平洋から吹き抜ける風が日中の熱波を取り除くので朝は涼しいそうだ。9時からの授業に全員が元気にスタディーセンターに集合してきた。 日記係に日記を集めてもらい、授業の合間にチェックをする。モアの日記に「今日の朝ご飯は、ポテト、卵、スイカ、ベーコンという謎の組み合わせでした。 スクランブルエッグにチーズを入れると納豆の匂いがして臭かったです。ちょっと苦手です。」という内容に思わず笑ってしまったが、こういう発見もあるのだなと感心した。 彼らの表現力は時にとても新鮮である。今日はホストファミリーとの生活をよりスムーズにするためのオリエンテーションから始まった。 最初に生徒が自ら手を挙げて発言するという方法のひとつとして、答えがあってようがあっていまいが、手を挙げて発表したという勇気にチケットが配られ、一番たくさんチケットを獲得した人が景品を受け取るという仕組みだ。 その説明を聞いた途端にすぐに手を挙げたのがルナだった。思わず笑ってしまった。しかし、そのモチベーションをもつことが大切だ。 最初にホストファミリーが一番聞きたい言葉は「Thank you」だから、一日に何十回も言うようにと指導がある。例えば、車に乗せてくれてありがとう。Thank you for the ride. 他にどんなThank you for~表現がある?と聞くと、次々に表現がでてきた。Thank you for breakfast. Thank you for cooking dinner…..今までも複数のホストファミリーから常に感謝の言葉を言われている、と喜んでくれていたので、みんなその一番大切な言葉は忘れてはいないようである。 今日から毎日ホストファミリーに感謝の言葉を何回でも言うように話があった。当たり前のことだが、その当たり前の言葉が出ていない時があるので、私もその都度注意をしている。 今日は日本の学校では学べない生きた英語の表現を学んだ。次の3つである。
1.「お金がない」「金欠だ!」という表現を「I’m broke!」
2.「ものすごくお腹がすいている」ときの表現を「I could eat a horse」(馬だって食べられるという表現だが、もちろんアメリカでは馬は一般的には食べない。だからこそいえる表現だろうが、日本では実際に馬肉を食べるという食文化があり、この表現はあまりシャレにならない....。一応日本の食文化でもあるので、苦笑いされたが、日本では馬肉を食べることを二人の先生には伝えた。) 今晩、是非このすごくお腹がすいたという表現をホストファミリーに言ってごらん、きっとファミリーは大笑いするよ。とのこと。 こうやってホストファミリーとのコミュニケーションの手助けをしてくれる生きた英語の授業は生徒にとっては、ありがたい限りだ。 今晩どれくらいの生徒がこの表現を使ってくれるのかな?明日聞くのが楽しみである。
3.「けんかなどをした時、誤解やわだかまりをとく表現を「clear the air」
また、ミシェル先生が日本の生徒はクラスの前でプレゼンテーションをするのは慣れてない?と聞かれたので、日本の授業ではあまり人前で発表する機会が少ないから慣れない子が多いと話をしたが、ミシェル先生と「アメリカでの新しい経験をさせてみよう」という話になった。 いくつかの品物を与えてペアを組ませ、その品物の良さをアピールしながら、物を売り込むというプレゼンテーションだった。 みんな慣れないプレゼンテーションだが、なかなかの笑いの要素を取り入れながら、みんな堂々とこなしていて、ちょっとした感動を覚えた。 オリエンテーションで話していた日常生活の中にあふれている生きた英語「Buy One Get One Free」(一つ買ったらもう一つタダ!)という表現使う子はいないかなぁと期待していたが、残念ながら誰もいなかった。 ちなみに、フユが今日の日記にお店でこの文言を見たと書いていた。男子がなかなかの活躍でおもしろおかしく「自分の商品を売り込んで」いた。 テレビショッピングである、「社長~、もう少し安くなりませんか?社長~安くしてくれてありがとう~」的なものも期待していたが、それも残念ながらなかった。 きっともう少し時間を与えてくれたら彼らならもっとユーモアあふれる凝った内容のものができたかもしれない。しかし、即興であれだけのプレゼンができたのは本当に素晴らしかった。 物怖じをせずにどんどんトライする姿が日々見られるのは、引率者として何より嬉しい。 次におもちゃのお札と硬貨を使ってアメリカドルのお勉強。明後日水曜日がサンフランシスコ終日研修のため、買い物をするのでお金について学んだ。 金種と読み方、別名など。ここで班ごとに競争をさせて、先生がホワイトボードに書いた金額と同額のお金の組み合わせを考えてそのお金を持っていくというもの。 競争することになれている日本の生徒は早い早い!ゲーム感覚で進められる授業は本当に楽しい。楽しみながら学べられたらもっと勉強もしたいと思うようになるのだろう。。 地域責任者であるスーザン・キャンベルさんが来て、引き続きオリエンテーションをしてくださった。 このホームステイはボランティアファミリーによって成り立っているプログラムであるということ。 常に感謝の気持ちをわすれず、アメリカのことを学ぶだけではなく、日本の文化もシェアしてほしいということなど。 午後はボーリング。ボランティアでカープール(車に分乗)させてくれる複数のファミリーとTCの先生の車に分かれてのり約20分ほどかけてボーリング場へ。 靴のサイズを調べてきたの?と聞くとすぐにオトハがガイドブックの事前学習のページを開いてチェックしていた。 サイズは23.5で6!それを頼りにみんな自分の靴のサイズを想像しながら頼んでいた。ここでしばしボーリングを楽しんだ。 誰が一番うまかったのかな?話に聞くと男子はキヨ兄(“きよにい“と呼ばれている)と言っていたが。女子は誰だったのだろうか。 たくさんいて、確認はしていないが、私が見る限りでストライクを出していたのがミズキ、ものすごいパワーで投げていたのが、ハルナとフユ。 ボールが魔球のように回転しながら転がる勢いがこの二人は並外れていた。特にフユのボールを投げる姿が安定した立ち位置で後ろからみたらものすごく逞しく見えた。 帰りの車の中で、ついつい日本語ばかり話してしまうのが私たち日本人。キャロル・アン先生が運転していたのだが、後ろにのっていたサキハとオトハからよく英語が聞こえてくる。 それを聞いてキャロル・アン先生はとても感心していた。そこに二人の配慮を感じた。 今日家に帰り、私のホストファザー(実際はホストブラザーといったほうがよい年齢だが。。。。笑)が、このグループに感銘を受けていることがあると話してくれた。 それは携帯電話をもってきていないということだ。 今まで受けてきた子(別な国の生徒)は、全員携帯電話をもってきていて、話をしている時も一時も離さず携帯電話を手に持ち、私たちが話しかけるとすぐにスマホをおくが、話し終わるとすぐにスマホを触り始めていたらしい。 私も以前引率した時に別のホームステイグループの生徒と飛行機が同じになり、その子達の入国審査を待つとき、スーツケースをとるときの様子(グループの誰とも話さずほぼ全員が携帯をみていたということ)を見た時に「彼らはこうやってアメリカでもホストファミリーではなく、携帯で日本との友人や家族とつながっているのだろうなと感じたよ」と言うと、私のファミリーは深くうなずいていた。
今日も全員が元気な姿で登校してきた。まずは宿題のチェックから始まったが、昨日学んだ「I could eat a horse!」の表現をホストファミリーに伝えたかどうかをミッシェル先生が確認したが、残念なことに私以外1人もいなかった。 「Everyday English」といって、毎日生きた英語のIdiom(慣用句)を学んでいる。今日は、次の通りである。 1.Break the ice= そのまま訳すと氷を砕くだが、これは、パーティーや様々な集まりで初対面の人たちの緊張をほぐすことである。 お互いが仲良くなるためにゲームなどをすることをIce breakingともいう。 2.Dirt cheap=とっても安いという意味。格安。Dirt(土)はどこにでもあるから。 3.Dope=Not smart(賢くない、間抜けな)という意味だが、スポーツの競技などでDoping(ドーピング)をきいたことがあるが、もともとは薬(ドラッグ)という意味だそう。 キャロルアン先生が白雪姫と7人の小人の中にDopeyという間抜けな小人がいたことも説明してくれた。 最近は日本語の言葉でも「やばい」という言葉をいい意味でも悪い意味でも若者が使うように、英語でもCool(かっこいい)と感じる時に若者はこの言葉を使うようだ。 こういう感覚は日本の「ヤバイ」にあたると思う。一昔前にマイケル・ジャクソンの「Bad」という歌が流行ったが、この歌も当時の「ヤバイ」(かっこいい)歌だったなぁ。 私が今日ホストファミリー宅に帰った時ホストブラザーにその話をすると、Sick(病気)という表現も、同じ様に使われるようだ。例えば、The car is sick!(あの車ヤバイくらいにかっこいい)というところでしょうか。 言葉はこうやって時代とともに変化していくのは、どこの世界も同じなんだなと感じた。おそらく使われなくなると、死語になりまた新たな言葉が生まれてくるのだろうが。。。。 おそらくここに国語の先生がいたら、眉間にしわを作って嘆くのだろうか。。。。(笑 今日は、シホカの誕生日ということで、キャロアン先生がみんなにドーナッツを準備してくれた。突然のサプライズで全員でハッピバースデーを歌った。 アメリカで誕生日を迎えることのできる生徒はラッキーである。このようなサプライズがたくさんあるから、ひと際嬉しい。 おそらく今晩はシホカはホストファミリーにも誕生日を祝ってもらっていることだろう。一生忘れられない誕生日にななることだろう。おめでとう、シホカ! 昨日出された宿題をチェックされている間に、生徒たちはホストファミリーの似顔絵を描いてファミリーの名前や好きなことをみんなに英語で紹介するというプリゼンテーションを行った。 昨日から人前での発表が続き、だんだん慣れてきている様子がうかがえる。ペットも家族の一員なので、絵の中にたくさんのペットが描かれていた。 次に木曜日に行われるファンドレージング(ボラティア活動の一環でガレージセールをやる日)のサインボードを作った。 この日はレモネード、クッキーなどのほかに、日本からもってきた小物を売るのである。班ごとにボードを作成する。こういう時にリーダーシップをとってくれる子がいるので安心だ。 最後までできなかったので、残りは当日に作成する。 明日はみんなが待ちに待ったサンフランシスコ終日研修だ。サンフランシスコはここサクラメントの温度の約半分以下の温度、明日の天気予報では17度だそう。 沖縄の子にとっては寒いはず。ゴールデンゲートブリッジを歩いて渡り、たくさん歩くために、運動靴、そして長袖のジャケットやトレーナー、長ズボン、お小遣いとランチ、飲み物など、そして最低3人もしくはそれ以上で行動すること、トイレに行くときも一緒に行く、IDカードを持参すること、誰かにHelpを求めるようなことがあれば、子どもをつれた母親なら間違いないとキャロルアン先生は話していた。 昔日本人が経営していたお店でも生徒に3枚100ドルのTシャツを売りつけた人がいた話をして、その時にレシートをもらっていたから、返金してもらうことができたことなどを話す。 世界的に有名な観光地に行くわけなので、たくさんのツーリストの交じり、悪いことをしようとするひとも集まることの注意喚起をする。荷物の管理やお金の使い方など話し始めればきりがないくらいだ。 生徒たちは真剣に耳を傾けていたので、この子達ならば、きちんとい言う通りに行動してくれると信じている。複数のホストファミリーも一緒に行ってくれるため安心だ。 生徒にとっては一番の楽しみでもあるが、引率者にとっては一番緊張する日である。 午後からは、日米のゲームを紹介しあう時間。たくさんのホストファミリーがきてくれた。最初にボードの穴に布袋を投げて入れるゲーム。 小さなホストブラザーたちが楽しそうに遊ぶのをみて、日本人の男子がよくサポートをしていた。みんな小さな子供の扱い方がうまいなぁと感心していた。 盛り上げたり、拍手をしたり、掛け声をかけたり、中々男子が活躍している。 ちなみにこのゲームの話し合いは、各班の班長を中心に英語も全て自分たちで考え、演出も打ち合わせも生徒だけでこなしていた。英語の表現がわからなければ聞いてと話をしていたが、ほぼほぼ自分たちで話し合いをしながらこなしていたのには、脱帽である。 ジャンケン列車をやった班はホストファミリー全体を巻き込んでやったのだが、大人も子供もみんな楽しみながらやっていて、見ていて本当に楽しくなった。 その後に、新聞ジャンケン。新聞紙をひろげてそのうえにたち、ジャンケンをしてまけたら新聞紙をだんだんと折っていき、新聞紙の上に立つ面積が段々せまくなり、そこからはみだしたら負けという遊び。 子供を抱いたホストファザーがチャレンジしていたのがかわいらしかった。最後まで残ったのはアメリカの小学生低学年くらいの子供たち。 このゲームも大変盛り上がった。次に「だるまさんが転んだ」。これもみんなが楽しくやっていて、会場は常に笑いにつつまれていた。 あっち向いてほい、はキャロル・アン先生が忘れていてスキップしてしまい、椅子取りゲームをして、その後はアメリカのファミリーがもってきたボードゲームなどをそれぞれが楽しんだ。 あっという間の2時間で、みんなとても楽しんでいる様子で、生徒は本当によく準備をして頑張ってくれたと思う。みんな仲がよく、協力し合う姿もいつも見られるし、改めて、このランチョコルドバのグループの素晴らしさを実感している。 TCの先生たちからも素晴らしい生徒たちだと今日もお褒めの言葉をもらい、私もみんなのことを本当に心より誇らしく思っている。今日みんなの日記を読んだ時に印象に残ったオトハの日記を紹介する。 「アレクシスは、いつも『トライするか?何か欲しいものがある?』と毎回きいてくれる。こんなに優しくしてもらってもいいのだろうか?と疑問すら感じる。 なので、アレクシスと同じくらい優しくする必要があると考えた。ホストファミリー全員が優しすぎる。私はしっかりとファミリーにお礼をいえるように、英語を勉強する。」 これこそまさに、ホームステイで必要なGive & Takeの精神である。みんなも常にホストファミリーに感謝の気持ちを抱き、彼らのために何ができるかを考えながら日々を過ごしてほしい。 もう一人ツムギの日記の発見コーナー。「日本では5分前集合が当たり前だが、アメリカにそんなルールはないようだ。集まったら集合。」「ホストファミリーは私のニキビのことを心配して薬をあげようか?といってくれる。日本では人のニキビにはあまり触れないようにするが、アメリカでは積極的になおしてあげよう、という前向きな言葉をかけられる」。 生徒の違いを発見する視点は我々とは違う。このように日記を読んでいても私たちが気づかないことを発見している生徒たちの視点を実に新鮮に感じる。 毎日日記を見るのが楽しみになる。 明日の終日研修もみんなが元気で安全に、そして楽しく過ごせますように! 保護者の皆さま、お子様方は日々たくさんのことを学び、吸収し、そしてアメリカのファミリーの寛大さに触れ、日々楽しく過ごしています。 どうぞ安心してお子様と同じくらい、日本の夏を楽しんでください。
今日は待ちに待ったサンフランシスコ終日研修。通常よりも一時間早めにスタディーセンターに到着。既にバスが待っていた。何人かのホストファミリーも同行してくれることが、引率者としても安心である。 また、ミシェル先生がお世話するドイツからの一年間の高校留学生が昨日事前に生徒に説明したように、世界的にも有名な観光地だが、ホームレスや物乞いなどをしている人たちもいるので、十分に気を付けるように促す。 アメリカのフリーウエイは、片道4車線あるが、やはり渋滞にかからないことはない。片道約2時間でサンフランシスコの街並みが見えてきた。ベイブリッジ(1989年のサンフランシスコ大地震で一部崩落した橋)を通り、最初に訪れるのはゴールデンゲートブリッジ。 ここに降り立った時の寒さは、サクラメントの半分以下の温度でおそらく体感温度としては15度もなかったと思う。もちろん風も強く吹くためさらに寒く感じた。ここでは約1マイルある橋を歩いて渡る予定だったが、バスの移動の関係で半分わたってまたもとの場所に戻ることになる。 夏のサンフランシスコは霧で橋も上部まで見えない日が多いらしい。冬は比較的クリアにみえるとのこと。しかし、寒い。夏とは思えない。20度を下回ると寒いと感じる沖縄の生徒とそこまで寒さを感じないという生徒とまちまちだ。 男子の中には半袖で寒くないといっている子もいた。ゴールデンゲートブリッジに到着すると、男子がパトカーと警察官を発見。すぐに自分たちから声をかけて一緒に写真をとってもらっていた。 彼らの行動力に脱帽!このチームは男子がとても積極的で元気だ。全体写真を撮影後、ビーチでランチ。ここが尋常じゃない寒さで、私はバスの中で食べたかった。天気もよいアメリカのビーチで、本来ならば気持ちよいはずのピクニックランチのはずが、この寒さはちょっと耐えられなかった。 凍えながら食べたランチの味もきっと忘れないだろう。次はサンフランの中心街であるユニオンスクエアでバスを降りて、150年の歴史を持つケーブルカーに乗る。さすがに夏休みにはいり世界中からの観光客が多く乗れるまで1時間並ぶことに。 それでも行きかう人々や周りの風景を見ているだけでとても新鮮で、あっという間に時間が過ぎたように思う。このケーブルカーは人の力で動かされている。地面の下に太くて頑丈なケーブルがひかれてあり、それを操縦する屈強なアメリカ人がレバー(ワイヤー)を掴むと前に進み、放すと止まるという仕組みらしい。 ツムギのホストファザーが教えてくれた。その後ランバードストリートといって通常は車でクネクネ道を下っていくので有名な道路だが、そこを私たちは歩いておりていく。フィッシャーマンズワーフを通り最後にピア39へ。 ここでは買い物をする予定だったが、ここに来るまでに思った以上時間がかかったため、自由時間は1時間半となった。それでもみんな買い物を楽しんでいたようだ。買い物をしていた時、女子二人がある店で3つで12ドルというキーホルダーを買おうとしていたが、それを6つ買おうとしたところ、通常の一個5ドルの値段になっていて、レシートを見ながら疑問に思っていた。 たまたま通りかかったキャロル・アン先生にそのことを話したところ、先生がそのことを店員に話してくれた。私も他の生徒からそのことを聞きつけ店に入って先生と店員とのやり取りを見ていたが、生徒が言うには「Are you Japanese?」と最初に聞かれたことを不審に思っていたようで、それがただ単に普通の会話の中でそう聞かれただけなのか、日本人だと思ってわからないからだまそうと思ったのか?と疑心暗鬼になっていたようだ。 キャロル・アン先生が言うにはキャッシャーのシステムがそうはじき出していたと店員が弁明していたようだが、とにかくお金はきちんと返金されたことで事なきを得た。生徒二人が昨日話した危機管理のレシートを必ず受け取ることをきちんと守ったこと、そしてちゃんと自分たちの頭で考えて報告できたことは素晴らしかった。この経験はきっと 次にも活かせることだろう。二人にとっては嫌な思いもしたが、助けを求めて解決に至ったことは何よりだ。自分の頭で物事を考え、疑問に思うことで、問題解決能力が育まれるのである。アメリカで買い物をしているとよく間違えられることも多いため、このことはよい教訓にもなったはずだ。 集合時間に全員が集まりバスへ。さすがに疲れきったのかバスの中では眠っている生徒がほとんどだった。 私もほぼ寝ていたため、帰りの2時間はあっという間だった(笑)。とにかく大都会での終日研修が何事もなく無事に終えられたことに感謝し眠りにつきたい。
昨日のサンフランシスコ終日研修でみんなさすがに疲れたのでは、と思っていたが、元気な姿で登校。 今日から週末までユウタとレオはホストファミリーがレイクタホに宿泊を伴うキャンプに連れていくということで今日明日は休みである。 今日の授業でもたくさんの人が自分から発表してグリーンのチケット(ご褒美券)をもらったいた。リュウキはいつもおもしろおかしく英語を使うので、ムードメーカーだと思う。 このチームには中学校の生徒会長が二人もいるのだ。リュウキもケンシンもいつも元気で積極的に発表をしている。今日はユウとリュウキがチケットを競い合っているようだった。 朝一のEveryday Englishの慣用句は、次の通り。
1.Early bird(早起きの人) と night owl(夜更かしの人)
2.Get up on the wrong side of the bed(寝起きの悪いひと、朝から不機嫌な人)
3.It’s rainning cats and dogs(大雨がふっていること、土砂降り)
毎日わかりやすく説明してくれるのだが、今日は2番目の表現がわかりにくかった生徒が数人いたので、のちにまた詳細を説明する。 朝から理由もなく不機嫌な子供などに、この表現を使うとミッシェル先生が言っていた。「ベッドの間違った面でねておきたの?」というちょっと皮肉をこめたような表現である。 昨日のサンフランシスコ終日研修の日記にサキハが次のように書いてた。「サンフランシスコの夏は沖縄の冬よりも寒い」と。 トムソーヤの冒険で有名なマークトウェインの有名な言葉で「一番寒い冬を過ごしたのはサンフランシスコの夏だ」というのがあるが、それに匹敵する名言だ。今日の宿題はサンフランシスコの終日研修で楽しかったものを4つかいてその理由を書くというものだった。日々の英語の授業では、毎日新しい慣用句を習い、センテンスとしての文章を書き、発音の練習からバランスよく英語が学べる環境だ。もちろん全て英語の授業なので、リスニング力はかなりあがっているのではないだろうか。生徒と個人面談をすると、日に日にファミリーが話していることが理解できるようになってきたという生徒もいるくらいだ。私に色んな質問をしてくる時も、TCの先生に聞いたほうがいいなと思うことは、ミシェル先生やキャロル・アン先生に聞いてごらんと言うと、恥ずかしがることなくすぐに聞きにいっている。こうやってできるだけ自分から英語を使うことが大切なのである。 今日の午後はボランティア活動の一環で日本からもってきたフリーマーケット用の品物と、クッキーやブラウニーなどのお菓子を売る活動だ。生徒には、今一度なぜこの活動を行うのかということの説明をして、準備を始める。もちろんほとんどの生徒はその意味を理解してくれていたと思うが、MNCCとしてボランティアで御世話してくれたアメリカの方々に日本へのホームステイを招待するというものだ。 何人かのファミリーが既にクッキーやお菓子を焼いてくれて活動に賛同してくれもってきてくれた。ありがたい。授業ではブラウニーというアメリカで最もスタンダードなチョコレートケーキをキャロル・アン先生の手ほどきで作っていく。また、レモネードもこれらのファンドレージングには欠かせないアイテムだ。特に夏に熱いカリフォルニアでは、家の軒先で小さな子供が小遣いかせぎなどでレモネードをつくって売っている場合もあるとのこと。レモネードの粉を入れ、水と氷を入れて味見をしながら作ってくれたのはケンシンとリョウスケ。互いの舌の感じ方が違うらしく、味が濃く感じるリョウスケと薄く感じるケンシンが水を足したり、粉を足したりと永遠に続きそうで見ていて面白かった。日本から生徒たちがウチワや小物、文具、人形や消しゴム、おもちゃ、きんちゃく袋などたくさんのものをもってきてくれた。サインボードに、「Bake Sale」「Lemonade」「Fundraising」「Japanese trinkets」を書きそれをスタディーセンターの角でステーションを作って売るのだ。ケーキやクッキーには、これもまたみんなで作った英語のThank youメッセージのステッカーをひとつずつはり、準備万端。今日も特に暑いので水筒をもって外へ。水が足らない生徒はスタディーセンターから水と氷を水筒にいれさせて水分補給をさせる。声をはりあげ「レモネード!」「ファンドレージング」と言って車が時々とまってくれたり、気に留めてくれるひとたちもいて、生徒たちはとても嬉しそう。ホストファミリーもたくさんきれてくれて、Donationをしてくれた。アメリカでは何かの資金を集めるときは、このような活動をよくやるので、当たり前のことだが、日本人にはなかなかなじみのないことで、この活動がとても新鮮に思えたようだ。暑い中2時間をフルでボードをかかげ、声をはりあげて、手を振り英語で語り掛けよくがんばってくれたと思う。ユキは止まった車に「Would you like lemonade」とタイミングよく声をかけていて、なかなかの呼び込み上手だった。 道行く車の中には、励まし?!のクラクションをならしてくれたり、大きなトラックはホーンを鳴らしてくれたり、色んな反応をしてくれることを生徒たちは楽しんでいたようだ。 炎天下の2時間だったので熱中症にならないかが一番心配だったが、なんとかやりとげることができた。4時少し前になり、そろそろ片づけようとした時、道路の前から同じ黒いTシャツを着た10人ほどの男性の集団があらわれた。どうもこちらに来るような様子。私たちがこの活動をしているのをみていたらしく、通りの反対側にある自動車会社の職員だった。レモネードやブラウニーなどを買ってくれたので、おまけとしてたくさんあったウチワや小物などをあげて、Japan Homestayのちらしを渡して説明をした。最後でたくさんの人たちがいっきにきてくれて、みんな大変喜び、歓声があがった。 今日のDonationは、265ドル95セントだった!素晴らしい。みんなよく頑張った。 そして、ありがとう!!
今日までレオとユウタはファミリーとの旅行のため学校が休みである。また、今晩からモアは、 2つめのファミリー宅へ移動するため、朝スーツケースを持ってスタディセンターへやってきた。 今日から最後までシホカと同じファミリー宅に滞在することになる。今日もみんな元気な姿である。 毎日の宿題でホストファミリーとの会話を促す方法がふんだんに組み込まれているが、明日から週末ということもあり、今日の宿題は「ホストファミリーにできるだけたくさんの質問をする」ということである。「Please tell me about your~」ということで、どんな質問をすればいいかをミシェル先生がみんなに意見をきいていた。 一人が答えると次々にアイデアがでてくる。「仕事、学校、町、クラブ活動、趣味、好きな~」等。 週明けにどんな質問をして、どんな答えがかえってきたかを聞くのが楽しみである。
今日のEveryday Englishは、次の三つ。
1.Kill time=時間を殺す?!「時間をつぶす」For example…..(例えば.....と毎回、具体的な場面を話してくれるので、わかりやすい。 空港で次のフライトまで時間がたくさんあるときに、どうするか? 買い物をしたりして過ごすよね、という例をあげてくれたので、私たちが実際に台湾の空港がまさにそれだったのですぐに理解できたようだ。
2.Miss the boat=「チャンスを逃す」
3.Sleep on it=寝て考える=「少しかんがえてから返事をする」という意味。
これらの表現が自然と言葉にして出てくれば会話も楽しくなるはず。学んだ言葉は使わないと覚えないので、習ったその日に是非使ってほしい。 日々気になることがある。分からない単語があるときに、せっかく辞書をもってきているのに、あまり使わない子がいる。 身近に携帯があれば、すぐにそれで調べることになれてしまっているからなのか?学校では辞書を昔ほど頻繁に使わないのからなのか? もっともっと辞書を使いながら新しい単語を吸収して行って欲しい。もちろん、積極的によく調べている子もいるのだが...。メモを取る子、取らない子、どうも二手に分かれるようだ。 今日の日記から。オトハ「毎日自分のきいたことのない物や情報、感じたことのない言葉の壁などがあって色々と大変だけど知らないものを知ることができて毎日が楽しい。」 カズマは、ある日の日記に、ご飯を食べた後に、ホストファミリーはみんなでテレビをみていたが、何を話していいかわからずに自分は部屋に閉じこもってしまった。どうすればいいかわからなかったと書いてあったので、次は一緒の空間に身を置くようにと伝えると、そのことを実践したようで、今日の日記には「夜は部屋にいず、ファミリーと映画を見ました。なんとなくわかる映画だったので、面白かったです。ホストブラザーとも仲良くなれてゲームをしたりしていたので、とても楽しい一日でした。話かけたりしなくても一緒に同じところにいるだけで自然と仲良くなれるんだとわかりました。」と書いてあった。 今日の午後は、日米の行事の文化交換会。1時になったら何人かのファミリーがやってくるので、それまでには準備や練習をしなければならない。 プリゼンテーションをして、3つのグループに分けて、正月、子供の日、七夕を紹介する。午前中にグループ毎に考えたアイデアで英語も自分たちで考えて、二人の先生の前でリハーサル。アドバイスとしては、原稿を下を向いて読むのではなく、できるだけ顔をあげて、そして何よりも一部の子を除いてみんな声が小さい。蚊の鳴くような声では相手に届かない。自分を変えるくらいの意味でもっと大きな声で!!特に女子の声が小さい...、小さすぎるのである。もうちょっと声はりあげてみよう! しかし、それぞれのグループのアイデアは素晴らしかった。正月担当は、オトハ、ユナ、ソア、、ケンシン、ハルナ、フユ、ユヅキで、彼らは凧揚げと福笑いを作った。とても上手にできていて、こういうものを作らせると子供たちは実に隠れた才能を発揮する。着物も浴衣ではあるが、十分に代用できていた。帯もみんなで協力して上手に着付けができていたので感心した。ケンシンとシホカが白玉団子の粉をもってきていたので、それを使い、餅もどき団子を作る。みたらし団子、きな粉団子、小豆団子。。。。もはや餅ではない(?!笑)私の記憶では過去にきな粉と小豆はあまりアメリカ人の好みではなかったという記憶から、余るかなと思っていたが、意外に好評だった。味見をしたがっていた生徒たちをに、ホストファミリーを優先に食べさせて余ったら食べてよいよと話していたが、全く余らなかった。小さな子供がいて、喉につまらせたら大変なので、よく噛むことと小さくして食べてもらうように注意を促す。本当の餅ではないが、代用品として不足はかった!(笑)と思う。子供の日担当は、カズマ、キヨタツ、ユウ、シホカ、ルナ、ワカ、ツムギ。カブトとこいのぼりを作り、あとでホストファミリーが思い思いのこいのぼりを作れるように工夫がなされていて、なかなかのGood Jobだった。 そのアイデアにTC二人の先生も喜んでいた。最後にこいのぼりの歌を披露した。
七夕担当は、リュウキ、ソア、ミズキ、ユキ、リョウスケ、チエリ、サキハで、私がもってきいてた七夕セットを使ったのだが、願い事を書いて下げる木がなくて、代用品に日本で使うようなオモチャのクリスマスツリーに下げることに。もちろんそのことは説明に付け加えた。どんな願い事がかかれてあるのか後で見てみたら、「アメリカでスシが食べたい(生徒)」「新しい仕事を探したい(ファミリー)」など色々あったが、何よりも感動したのが、「私たちの娘チエリとソアに最良の人生を!」という言葉だ。二人のことを「娘」として扱ってくれていて、彼らのことを思ってくれていることに嬉しくなった。二人は最初そこに書かれていることに気付いていなかったのでそのことを教えるとホストマザーのところにお礼を言いに行った。 ハグをしてくれた様子に私はちょっと涙目になってしまった。本当にありがたい。
アメリカの行事はバレンタインデーと感謝祭(Thanks Giving Day)を、ミシェル先生とキャロルアン先生が歴史なども含めて教えてくれた。私たちはちょっと準備不足感が否めなかったが、短時間ながら色んなアイデアを考えながら、上手にできたと先生たちからも褒めてもらえたので安心した。 バレンタインデーは日本では女子が男子に対してチョコレートをあげる愛の告白日として定着しているようだが、アメリカでは男女にかかわりなく、また幅広く自分の愛する人たちに感謝をこめてプレゼントをする日として考えられている。もちろん愛を告白する日でもあり、この日に結婚を申し込む人もいるらしい。 今のアメリカで何のプレゼントをするのが一番多いか?というアンケートで、意外だったのがジュエリーだったということである。
ミシェル先生もバレンタインデーにプロポーズをされたらしい。ユナとワカのホストファミリーが、生徒とTC、そして私たち全員一人ひとりにチョコレートやキャンディーなどたくさんのギフトの入った袋をいただいた。生徒たちはとても喜んでいた。ここまでしてくれるホストファミリーには感謝しかない。特にユナとワカのファミリーは、ウエルカムパーテイーでも自宅のプールをパーティー会場に提供してくれて、本当によくしてもらっていて、 感謝の言葉を何度言っても足らないくらいだ。 バレンタインデーではギフト以外にもカードを書いて渡すことも定番であり、たくさんのカードやステッカーなどが準備してあり、生徒たちはこれらのカードをホストファミリーに渡したり、日本の家族に書いて渡してもいいと言われ、それぞれがカードを作っていた。英語で書いていた生徒がほとんどだったので、おそらくホストファミリーに書いたのだろう。感謝の気持ちと愛情あふれるカードで気持ちが伝わるといいなと思う。 サンクスギビングは、アメリカではクリスマスと同等に楽しみにしている行事である。 特に会話の中でよくどういう料理の仕方がうまいだの、パイの話など食べ物の話題に事欠かない。 今までもサンクスギビングの料理のレシピの話でよく盛り上がっているのを聞いたことがある。今回は私たちのために、複数のファミリーが手分けして得意料理を作ってきてくれた。どれもすごくおいしそうで、ランチの後でおなかがいっぱいになっているのはわかっていたが、ファミリーが料理をよそおってくれるときに、何人かの女子が「No thank you…..no thank you….. 少しだけ。。。。」という表現をしていたが、少しでも全ての種類のを食べてほしかったし、願わくば全ての料理をサンプル程度にもらい、食べるという空気読む対応を望みたかった。アメリカの食べ物が美味しくないと感じている人もいるようだが、やはりそこは自分の好みがどうであれ、トライの姿勢は持ってほしい。そして、作ってくれた相手の気持ちを常に思いやってほしい。もちろん、アメリカ人は無理強いなど一切しない。たべたくなければ、食べなくてもよいわけだが。作る側からしたら、たべてくれたら、それは嬉しいはず。常に自分目線ではなく、相手に感謝し、相手側にたつ思いやりの気持ちで接してほしい。その気持ちと姿勢が大切なのである。彼らの思いはただ一つ。「あなた方がハッピーでいること」だけなのだから。 明日明後日の週末はファミリーと計画された活動のみだが、どんな週末を過ごしてくるのだろうか。週末の過ごし方の注意をした。 一緒に出掛ける時にはホストファミリーと絶対に離れずに、また体調管理には十分に気を付けること。 そして、お世話になっているホストファミリーのために、常に何ができるのか、を考えながら時間を過ごしてほしいと。たくさんの英語を聞いて英語を話し、手伝いを積極的に行い、そして可能であれば、日本料理を必ず期間中に最低でも一回は作るようにと。もう既に作ったという生徒もいたので、今週末にはたくさんの生徒が作ってくれるだろう。楽しく、一週間学んだことの成果を発揮できるような週末を過ごしてほしい。 そして、来週月曜日のみんながどんな週末を過ごしたのかを聞くのが楽しみである。Have a good weekend!
私は毎朝ミシェル先生の車で送り迎えを一緒にしてもらっているのだが、ミシェル先生宅に滞在しているルナが面白い質問をしてきたとのこと。 「なぜ私を選んだのですか?」ということだったらしい。That’s a good questionとミシェル先生が言っていた。 彼女は「ルナの笑顔の写真が素敵で、手紙に自分のことをとても細かく説明していたから、ルナのことがとてもよくわかって、それで受けたいと思った」と言っていた。 これは嬉しいかぎりである。
週末が明けてどんな表情で登校してくるのだろうと思いを巡らしていたが、今日久しぶりに全員が揃った。 今日の日記チェックは先週の金曜日からの3日分だったので、いつもより時間がかかったが、それぞれの週末の様子が細かに書かれていて大変読み甲斐があった。 ただ、残念なことに、湖、遊園地、山、とかで具体的な地名や場所の名前などが書かれてなくて、どこに行ったのかがよくわからない。 今度からは「ここはなんていう名前の場所なのか」を質問したほうがいいのではないか?とそれぞれにアドバイスする。 でないと、せっかく有名な場所に行っているのに、そこがどこだったのかがわからないなんて、こんなもったいないことはない。 先週木曜から有名なLake Tahoeに行っていたユウタとレオは、冗談なのか「レイクタコス」と言っていた。(笑)「ち・が・う!レ・イ・ク・タ・ホ!」 フユの日記から。「ホストファミリーが遊園地に連れていってくれた。ホストファミリーは私たちが楽しそうにしていると、笑顔でいてくれます。 日本のことも教えることができて、少し恩返しできました。」
リュウキの日記から。「今日は日本の行事のことを話す準備をして一人ひとりやることがあったので、みんなで仲良くとりくむことができました。みずきさんが班長で色々やってくれるけど、僕も副班長なので、ミズキさんみたいにまとめたり、助けてあげたいです。 アメリカのご飯を食べてみて甘くて柔らかく、アップルパイはあまり好きではなかったですが、”私はアメリカ人だ“と自分に言い聞かせながら、食べました。日本食が恋しいです。」 なかなか面白い視点で日記を書いていていつも笑みがこぼれる。甘味の多い食べ物が多いので、生徒たちは塩気のある食べ物が食べたいようだ。 チエリの書いた英語をミシェル先生が具体的に書かれていて素晴らしいとほめていた。 チエリは、日記も細かくびっしりと丁寧に書いている、トライコーナー、紹介コーナー、英語コーナー、発見コーナーも毎日きちんと書いていて感心する。 今日の慣用句の表現は、下記のとおり。
1.Let the cat out of the bag=秘密を守るということ
2.Shake a leg=急ぎなさい
続いて日米の学校のことについて話した。日本は4月からアメリカは8月か9月から始まり、日本の学期終わりは3月、そしてアメリカは5月か6月で長い夏休み。 ここは日本との差があり、日本人の生徒はうらやましがっていた。 学校は何時に始まり終わるのか、どんなクラブ活動があるのかなど、日本には自分の特定の教室がありそこで一緒に勉強するが、アメリカの学校は授業ごとにクラスを移動しなければならないなどなど、あまりの違いにみんなおどろいていたようだ。 また、日本にはないスクールシステムでアメリカにはホームスクールといって、親が子どもに勉強を教えるというシステムがある。日本では聞いたことがないが、レオが大分にもあるという話をしていた。 今回のホストファミリーの中にもホームスクールの子がいるとのこと。ミシェル先生もキャロルアン先生もホームスクールで子供を育てたと言っていた。 今日は、今まで自分から手を挙げて発表したことがなかったユナが初めて自分から手をあげて発表して、初グリーンのカードをもらっていた。後で彼女にきいてみると、「ノリ」で手を挙げたとのこと。(笑)ここで自信をつけてもっと自分から手をあげて発表してほしい。 次にキャロルアン先生が何やらお盆に品物をたくさんもってきた。彼らがわかるであろう品物(もちろん英語で)を教えてくれとのことで、私がいくつかピックアップした。それを輪になり30秒間見つめて、記憶力と単語力をはかるというものだ。 一番多く覚えられたのは、オトハとソアで11個だった。ただ、ほとんど?!の生徒は日本語で書かれてあり、英語で書いた子がいたかな??17個の品物を記憶するのがせいいっぱいだったのだろうか。
ところで、今日キャロルアン先生が先日のファンドレイジング(JapanHomestay)のボランティア活動でスタディーセンターとして使わせてもらっているここの教会の担当の方が、 その活動へDonationとして、10ドルを寄付してくださった。ありがたい。帰るときに改めてお礼を伝える。 また先日のクッキーやケーキも少し余っていたので、それをさしあげることに。 私も明日何か持っていこうと思う。たくさんの方々がこの活動に賛同してくれて、本当に頭が下がる思いである。
今日も一日暑かったが、午後は地域のプールで水泳だ。一部の生徒を除き、ほとんどの生徒がプールでクールダウン。プール監視がたくさんいて、とてもきれいで新しくしっかり管理されている施設で安心だった。ロッカーには鍵がないので、持ち物や貴重品は私たちが預かるようにして、約2時間強の水泳を楽しんだ。 日本人の生徒たちの水着がTシャツや長いパンツをはいたスタイルなどで、まるで洋服をきての水泳をしているように思えたが、女子にきくと、これは普通らしい。 日焼けをさけるのと、肌を極端に露出するのを嫌がっているようだ。他のアメリカ人との水着の違いに、注意されるのではいかと心配をしたが、何も言われなかったので、よかったのだろう。逆に日本だと帽子をかぶらないとダメとか厳しいのは日本なのかもしれない。 プールは深いところもあるが、足がつく場所もある。小さな子供用のプールもある。 ホストファミリーも複数きてくれて、カープールに協力してくれた。ファミリーも一緒に泳ぐ人たちもいて、みんなで楽しめたようだ。途中でダイビング台からかっこよくダイブしていたアメリカ人の男子に女子がロックオン!遠くから写真におさめていたようだが、 私が一緒に写真をとってもらえないか聞いてみたら?と聞くと、それも恥ずかしがりいいと言う。ここで、「トライ」しないのか?と思い、結局私が仕方なく(?!)彼に声をかけて一緒に写真にとらせてもらうことに。 それをみていた他の女子もプールから上がってきて一緒に写真をとってもらった。女子の気持ちは私が一番理解している。(笑)ユズキとワカは「本当は先生が一緒に撮りたいのでしょう?」と言ってくる。いや、私はいいのだよ。あなたたちが幸せならばそれでよいのだ。(笑) 私は彼に声をかけられたから、それで満足。(笑)彼は高校生で夏休みのアルバイトとしてここでプールの監視人をしているとのこと。 名前はジョーと言っていた。(名前までかっこいい。笑)「私も中2のホームステイで、カリフォルニアに来た時、かっこいいアメリカ人と写真をととりたいと思った時があるからね、と。 これは、“Miss the boat”(チャンスをのがす)ことをしてはいけないと思ったからよ。」と二人に伝える。ほら、ちゃんと学んだ英語がここでも活かされている。(笑)
あっという間に時間が過ぎて3時30分にはここのプールをでる。着替えをしてプールを出るときに、「Shake a leg!!」と声をかける。 私が今日学んだこのフレーズを使ってみたら、キャロルアン先生が笑っていた。 今日も無事に一日が終わった。今まで大きな問題もなくスムーズにプログラムが進んでいることに感謝しかない。
カリフォルニアでは天気予報なんか見なくても毎日が快晴。 強いていえば、チェックするのは温度くらいである。今沖縄が台風で大荒れのニュースを見て心配である。沖縄の保護者の皆さまどうぞお気をつけて。
早いものでここでの活動も半分が過ぎ、気付けば今日から8月である。 生徒たちは日々の生活にも段々と慣れてきて、表情一つ見ていてもその充実ぶりがよくわかる。 最初に昨日のグリーンチケットの最も多かったのはケンシンだったようだ。 今日のEveryDay Englishは、次の通りである。
1.Hit the spot=その食べ物等がちょうど欲しかったりした時に使う。
2.Have a ball=とても楽しんでいる(様子)、I don’t have a ball=楽しんでいない。
3.Hang in there=頑張って。 この例えの話をすると、生徒たちは英語で表現していくが、それがどれも的を得た表現を使うと、ミシェル先生もキャロルアン先生もとても感心していた。
次にゲームをやるが、「ゲーム!」と聞くだけで生徒のテンションはあがるようである。日本のALTの先生などがよくやるHangmanのゲームをした。 生徒たちもやり方を知っているようで、スムーズに進められて大変盛り上がっていた。 木曜日にJapanese Cultural Dayをやるのだが、グループを分けてその話し合いや準備も行う 。また、金曜日の午前中には幼稚園訪問があるので、「幸せなら手をたたこう」を日米バージョンで歌い、ラジオ体操を披露することになった。 その後は園児の名前を聞いて漢字の当て字で書いてあげ、また、折り紙の紹介をすることになった。 日本のお菓子を持っていくかどうかの話もあったが、小さな子供たちでアレルギーの問題もあるのでやめることにした。
明日はフォルサムへ歴史探索の終日研修。 列車に乗って移動をする。私もアメリカで初めての列車に乗るのが楽しみだ。生徒たちも二回目の終日研修をとても楽しみにしているようだ。
午後からはローラースケート活動。これもみんなとても楽しみにしていたようで、複数のファミリーがカープールで私たちをローラースケート場へ送ってくれた。 以前ボーリング場で靴のサイズはわかっていたようなので、今日の靴の貸し借りはスムーズだったようだ。 小さな子供たちから大人までたくさんの人たちがローラースケートを楽しんでいた。 途中で音楽がかわり、真ん中にみんなが集まって、みんなでとんだりはねたり、様々なアナウンスに従い同じ動きをして楽しむ時間帯があった。 とてもアメリカらしい活動だと思う。 私たちのグループは初めてローラースケートをする子がほとんどだったようだが、時間がたつにつれて徐々に上達している様子がわかり、若者の順応性の速さに驚く。 キヨタツが、日記に「明日のローラースケートで壁沿いに生まれたての小鹿のように足をふるわせながら滑っているのをみたら、それは確実に僕です。」と。 この姿が目に浮かぶ表現力が面白い。 実際にこの表現通りの子ばかりで笑えた。あっという間に時間が過ぎて今日の活動が終わった。
ところで、私が滞在しているホストファミリー宅では、ファミリーがいろんなことを調べる度に、「アレクサ!」と言いながら、質問をしたり、音楽をかけたりしている。 私が知らない食べ物の単語があり、それをホストファミリーが、「Alexa, what is the meaning of~?」 と聞くと「NEGI(ネギ)」と答えていた。(笑)。今は昔のように互いに辞書を調べながら「これ?あー、そーそれそれ!」なんて会話はもうないようだ。 おそらく生徒たちもファミリーとの会話はファミリーのスマホ一つで全て解決しているのだろう。質問すると機械が瞬時に答えを教えてくれ、なんでもかなえてくれる世界。 便利だが、時々この世界の行きつく先には一体何が待ち構えてるのだろうと、ふと思うことがある。
今日は二回目の終日研修の日で、列車に乗ってフォルサムヒストリック地区へ。 電車に乗っている時間はそんなに長くはなく、目的地のFolsomに行くには10分以内くらいだったが、アメリカで列車に乗る体験はなかなかできないので楽しみだった。 他の客はほとんどいなかったので、生徒の管理がしやすくてよかった。こちらではチケットを買っても電車がきたら自分でボタンを押して開けなければならない。 降りるときも同じだ。この一枚のチケットで今日一日乗れるということで、失くさないように大事に持っておくようにと伝えていたが、チケットは日本のようにチェックされるところはどこもなかった。 帰る時だけ乗務員のような女性にチェックされた。その際に、生徒にもチケットを出させようとすると、「学生は無料だよ?」と言われた。 キャロルアン先生が既に生徒のチケットも買っていたので、(もちろん生徒たちが当日お金を出して買ったわけではない。) なんかもったいないことをしたなと思う。
この列車はサクラメントのダウンタウンからフォルサムまで走るLight Railという列車で、私たちはランチョコルドバのサンライズという駅から乗った。 1800年代にゴールドラッシュと言われる金の富を求めて世界中からここカリフォルニア州のサクラメントのアメリカンリバー周辺の土地に人々が集まってきた。 昔の街並みを再現した所で、最初の訪問地は歴史博物館。ここでDavidさんが私たちに学習のためのプリントを配ってくれた。 「これはテストでもないし、君たちに成績をつけるつもりもないけど、頑張って質問の答えを書いてみてください。」と言われた。 プリントには、「人々や物を運ぶために一つの場所から別の場所に運ぶものをなんというか?」「鍛冶屋が仕事で使うものにはどんなものがあるか?」 「農業で植物を植えるために使うものは何か?」「フォルサムの歴史を語る中で一人重要な人物を述べよ。またどんなことをやりとげたのか?」 「博物館の中で一つあなたが見つけたものを述べよ。またそれは何に使われていたか?」「博物館であなたが学んだことを一つのべよ。」 「過去と現在の人たちの洋服の違いを述べよ。」「他に現在と過去で異なる使い方になっているものは何かを述べよ。」「truss橋の絵を描いてみなさい。」 「次の中で最初に発明されたものは?(一つだけ選べ:プレイステーション4、スマートフォン、リングカメラ、クリネックスティッシュ)」 「今でも人々を助けている技術革新は何ですか?」などなど。 生徒たちには博物館の中に書かれてある一つ一つの英単語は難しいですが、そこには展示物や写真もあるので、大体想像をしながら考えている者がほとんどだった。 分からない単語を先生や博物館の人たちに熱心に聞いたりする生徒もいて、頑張っていた。 最後にこの博物館の担当のDavidさんが、生徒を集めて質問の答えを聞き出していたが、何人かの生徒が頑張って答えていたので、学ぶ姿勢があり嬉しかった。 博物館は様々なものも展示されていて、ヒントはたくさんあった。英単語でわからない部分もあったが、それらの展示物を見ながらとても分かりやすい博物館だったと思う。 また、ここの地域にあるフォルサム高校は100年の歴史があるようだ。アメリカの高校生活の中でプロムという卒業ダンスパーティー(プロム)があるのだが、そのプロムの歴史の変遷も展示されていた。 女子はプロムでドレスをきて、男子はタキシードという正装をする。 昔はプレスリーの音楽やサタデーナイトフィーバー、アメリカングラフティの映画など、懐かしい映画や音楽も紹介されていた。 また、プロムクイーンとプロムキングに扮するグッズもあり、ユナとフユが最初に身に着けて写真をとっていたが、その後、私とケンシンもそれを着るはめに(笑)
その後約20分ほど古い町並みを歩き、まだ開いていない店もあったが、アイスクリーム屋や小物屋に立ち寄り買い物をする。 その後また列車にのり、アウトレット街へ。そこではマクドナルドやバーガーキングがあり、ランチを買って食べた人がほとんどだった。 買い物にはかなり時間がかかったが、それでも頑張って注文した。お金の出し方もまだコインを出すのに苦労をしているようだが、中々頑張っている。 私たちの集団が時間をかけながら、しかも現金で注文をしているので、すごい行列。 他のお客さんがきたら、先に通してあげてねと伝えていたので、みんなそこは気を利かせてくれていた。 列をゆずった老夫婦が店を出るときにThank you!と言ってくれた。
その後はアウトレットで買い物。 但し、そこではブランド物が多く、生徒たちはあまり買えるものはないかなと思っていたのだが、アウトレットなので結構小物やTシャツなど安く買えていたようだ。 お母さんにピアスやアクセサリーや香水を買う女子など、やはり女子はなかなかの買い物上手である。 思い思いの時間を過ごし、また列車にのり、次はミニチュアゴルフ。ゲームセンターみたいなところで、3組に分かれて楽しむ。 生徒たちは今日も楽しく終日研修を過ごした。そして、列車で一駅サンライズ駅へ。ホストファミリーはサンライズ駅に迎えに来てくれ一日が終わった。 今日から二番めのファミリー宅に移動するのが、ユウタ&レオ。ユウタとレオは数日間だけこのファミリーに滞在してまた元のファミリー宅に戻るわけだが、今日からのホストマザーは北海道出身のタカコさんという方で、国際結婚をされている。 もちろん日本語が通じる。ただ、できるだけ英語で話しかけてくださいねと私がタカコさんにお願いしたので、ユウタとレオに英語を特訓してくださるだろう。 そして、サキハ&フユも新しいファミリー宅へ。二人もこのファミリーには以前スタディセンターでもあっていたため、なんの不安もなく移動していった。 先日2番目のファミリー宅に移動したユキとカズマも新しいファミリーとの生活を楽しんでいるようでよかった。 慣れてきた頃にまた新しいファミリーにかわるというのは、大変なことだが、気持ちを入れ替え、またたくさんの出会いがあることに感謝してこのことを前向きにとらえてほしい。
明日の午後は、日本文化を紹介する日だ。明日もみんなの活躍を期待する。 日本は長い時間沖縄を台風に巻き込み、今度は進路を変えて九州へ接近しているとのこと。沖縄のご家族が何も被害がなかったことを願っています。 大分の保護者の皆さまもどうぞお気をつけください。
一日が過ぎるのが本当に早い。今日の午前中の課題は昨日の終日研修で楽しかったことを5つのセンテンスで書くことである。博物館、買い物、ランチ、ミニチュアゴルフ、電車など。 ミシェル先生とキャロル・アン先生が彼らの宿題帳を見る度に日に日に英語力があがっていくのが目に見えてわかると言っていた。生徒たちがそのように評価されていることを大変誇りに思う。 今日で全ての生徒の個人インタビューが終わった。ホームシックになった子も、風邪気味だった子も、アレルギー症状が出ていた子も、ローラースケートで転んだ子も、日本のことを思い出すこともないくらいアメリカ生活を満喫している子も、日々色々あるが、なんとかここでの生活を乗り越え、毎日を過ごしている。 今日何人かの生徒が「日本に帰りたくない。きっと帰ったらアメリカの家に逆ホームシックになる。」と言っていた。でも、「帰れる場所があるから旅は楽しいのだ」という言葉を聞いたことがある。どんなにホームシックになっても、その気持ちを乗り越えられるのはいずれ日本の自分の家族のもとに帰れるということがわかっているからなのだ。 だからホームシックになっている子も必ず乗り越えられるはずなのである。その気持ちを楽しめる余裕があればいいと思う。 今日は、グループを4つに分けて春夏秋冬をイメージした寸劇を作った。それぞれの季節をイメージするものを思い浮かべ、寸劇というかコントというか。。。。。(笑)なかなかの役者ぶりにみんな大爆笑。特に男子が元気なのでおもしろい。 明日は午前中に保育園訪問のため、歌とラジオ体操の練習をする。歌は「幸せなら手をたたこう」を日本語と英語で歌う。そして、ラジオ体操も一発でOKだった。明日は、ほぼぶっつけ本番ということで、うまくいくことを望む。元気よく歌うこと、そしてダラダラした体操をせずにメリハリをつけるように注意を促す。 保育園の子達に対しては絶対的な見本にならねばならないので、明日はしっかり頑張ってほしい。 本日の日記はユキ「私がトランペットをふいていたら、マザーがピアノではいってきて楽しすぎた。アメリカンリバーを家族全員で散歩したあと、子供たちが8時に寝るというので、Good nightというと、2歳のブラザーが私にキスしてきた。そしたらマザーが『あなたのファーストキスはアメリカね』と言ってめっちゃ大爆笑していた。 ご飯とかもとてもおいしくて、本当に嬉しいのと申し訳ない気持ちにもなるので、たくさんお手伝いやお掃除などをしてシスターやブラザーの面倒をみて、たくさん恩返しができるように頑張っている。今まで一人っ子だったから、お姉ちゃんになって、日本に帰ったら成長できるかな。 最初の一週間はきつかったけど、改めて来てよかったと思う。たくさん学んで帰りたい。」 午後からはJapanese Cultural Dayということでいくつかのグループに分かれて、日本を紹介する日だ。「日本のお菓子とお茶コーナー」では、日本のお菓子と日本茶と麦茶を準備。 「お習字コーナー」では、相手の名前を漢字で書いてあげ、「折り紙コーナーでは、たくさんの折り紙の折り方を教え、「日本のゲームコーナー」ではダルマ落としやけん玉、「お箸コーナー」では、クラッカー、マシュマロ、ピーナツを30秒間お箸で何個移動させられるか選手権を行い、ゲームとお箸のコーナーでうまくできた人にはPrizeをあげる。 ガレージセールで残ったものをそれにあてた。今日はたくさんのホストファミリーがきてくれて、大盛況だったと思う。みんな本当によくがんばってくれた。 あと一週間、この最後の週がこのホームステイの集大成であると感じている。クライマックスに向かい着実に成長し続けている生徒たちを最後まで励まし、そして見守り続けたいと思う。
TGIF(Thank God It’s Friday!=神様ありがとう!今日は金曜日!)週末が嬉しいのは世界共通だ。今日は花金。花の金曜日!=昭和世代が良く使った言葉だが、今の子は何というのだろうか。 この一週間は本当にあっという間に感じた。もう金曜日だ。残りあと一週間。光陰矢の如し。Time flies so fast! 明日からまた週末なので、その注意事項を促す。慣れてきた頃に色んなことが起こる。特にファミリーと出かけるときの注意事項や、あまり羽目を外さないようにと注意を促す。そして、生徒たちが日記にもよく書いてあるように「ホストファミリーにたくさんのことをしてもらうだけではなく、それ以上の恩返しをしたい」というそのことを是非実践する週末にしてほしいと伝える。 また、来週はもうサヨナラパーティーだ。そこでTCの二人の先生のために作るThank you Card作成を週末の宿題として出すことに。また、キャロル・アン先生は来週の火曜日の終日研修の日が最後で、その後は代替の先生が来る予定である。というのも私たちが日本に帰る日に、息子さんの結婚式があるらしい。 その準備で忙しくなるため、火曜日が最後になるとのこと。そのことを生徒にも伝える。 今日は保育園訪問のスケジュール上、いつもと異なり午後に英語の授業を行うことに。今日はキャロル・アン先生とミシェル先生二人の車で何回か行き来してもらい全員を運ぶことに。車で数分の保育園だったが、このように毎日私たちのために一生懸命働いてくれる二人のTCの先生には本当に感謝しかない。車に乗せてもらい、降りるときには今ではみんな自然とThank you!と言えるようになっている。 スタディセンターで行く前にミズキの提案で名札を作ったほうがいいのではないかということで、カープールを待っている間に色紙を切りながらルナとソアの3人で生徒の名前を書いてくれた。なかなか気が利くことをしてくれる。保育園に到着すると、二つのグループに分けてほしいと言われ、ABとCDのグループに分けて中に入る。ABは2,3歳くらいの子供たち。外で元気に遊んでいる。 ボール遊びや遊具にのったり、砂遊びをしたりして、子供たちの側に行き自己紹介をしたり、名前を聞いたりするが、自分の名前をまだはっきり言えないのか、無反応の子供が多く、生徒たちは最初戸惑っていたようだが、すぐに走り回り遊び相手になっていた。CDのグループは4,5歳くらいでもう少し上の年齢なので、CDグループは最初に準備をしていた歌を歌って早速折り紙を一緒に折り始めていたようだ。 今日は、保育園の先生が急な休みなので少なくてスタッフが足らない状況だったらしく、私たちが少しの間でも子供たちの遊び相手になってくれたことをとても喜んでくれたらしい。やはり子供たちはかわいい。新聞紙でカブトを作ったり、たくさんの種類の折り紙を作って大変喜んでもらえた。最後にプレイグラウンドにて全員でラジオ体操をしたが、子供たちも生徒たちの動きに合わせて、真似をしてとても楽しそうだったのでよかった。 どの生徒も子供たちの扱いがとても上手で、しっかりとお兄さんお姉さんの役割を果たしてくれた。特に弟や妹がいる生徒は慣れているのがよくわかる。ユウは日本のおばあちゃんがたくさんの折り紙をおってくださったようで、彼女が持ってきたたくさんの折り紙をお土産にあげられて、大変喜んでもらえた。 準備が完璧で素晴らしい!なお、今日の保育園で撮った写真などは、センターのホームページはOKだが、各自がインスタグラムやフェイスブックなど個人のSNSに保育園の子供たちの写真は掲載しないようにとのお達しがあったので、ご注意願います。 午後からキヨタツ、シホカ、モアの3人はファミリーと一緒にサンフランシスコ方面に半日旅行にいくということで、午後からはホストファミリーが早めに迎えにきて、授業はお休みである。 午後の授業では、ゲーム感覚の授業が多く、カードに書かれた英語の単語で、ヒントのアルファベットが与えられ、あてるというもの。今頭の中が英語で考える頭脳になっているので、生徒達の日記を読んでいても、「英語がききとれるようになってきた」とか「英語が自然と口からでるようになってきた」という表現があり、嬉しい。毎日英語のシャワーをあびているので、もっともっと英語をインプットして同時にアウトプットもしてほしい。 ただ、授業を受けている時に気になるのが、もっと辞書を使うことをしてほしいということだ。学校であまり辞書をつかわないのか、わからない単語もあるはずなのに、すぐに調べているのは本当に少数の生徒だけのように思える。ここで調べた英語は絶対に覚えるはずだ。もっとノートをまめにとり、わからない単語はどんどん調べてほしい。そのことを授業中に伝える。 また、もう一つのゲームは、教科書の英単語を見せてそれを15秒で絵にかき、みんなにあてさせるというもので結構もりあがっていた。 最後に数名の生徒に、今まで訪問した先やカープールなどで車をよくだしてくれたホストファミリーに対してのお礼のカードを書くことも宿題としてだされた。手紙を書く生徒がどのくらいいるかとキャロル・アン先生が質問したが、ほとんど手があがらなかった。今ではメールやライン、インスタグラムなどのSNSが主な通信手段となっているが、アメリカも同じではあるけれども、まだThank you Card、クリスマスカード、誕生日カードなどは今でもちゃんと手書きのカードで送るのだという。 アメリカのスーパーにはまだこれらのカード売り場がなくなることはなさそうだ。今日は住所の書き方を学んだので、特に自治体の派遣生などはもしかしたら、帰国後につくかもしれないが、派遣をしてくれた教育委員会や役場や町長宛などに手紙を書いて出すことも宿題にしている。沖縄と九州には台風が変な動きをしているようで、大変だと思いますが、どうぞお気をつけて。生徒たちにもその旨は伝えています。
アメリカでの生活も残すところあと6日間だ。週末からホストファミリーと旅行に行っているユナ&ワカ(遊園地)、ツムギ(ヨセミテ)、そしてユウ(タホ湖)の4人は、今日は欠席でスタディーセンターにはきていない。 また、ユウタとレオは今日から二番目のホストファミリーから最初のホストファミリー宅に戻る。 ホストファミリーから二人との週末はとても楽しく、また素晴らしいプログラムであると喜んでいただき何よりだ。サヨナラパーティーにもきてくれるとのことで再会を楽しみにしている。
本日学んだ慣用句:Crash the party=パーティーに呼ばれていないが、突然パーティーに行ってそのパーティーをぶち壊すというもの。 一般的にはあまり良いことではないが、時にはジョークとして受け取られる場合もあるとのこと。Cut class=授業をさぼる。もちろんこれもいいことではない。
次にアメリカでのレストランで注文をする練習をした。レストランメニューが渡されて、ミシェル先生とキャロルアン先生がウエイトレスとなり、注文をとっていく。最初に飲み物の注文 。レモネードかスパーリングウォーターのどっちがよいか? という質問にそれぞれが答え、実際に飲み物を準備してくれていた。もちろんその後の食事までは出てはこなかったが、生徒はアメリカのメニューと日本のそれとの違いを感じたことだろう。 アメリカのレストランのメニューは、具体的に食べ物の名前とその調理法や付け合わせまでかかれてあり、 自分の好みでアレンジできる。例えば、マヨネーズやトマトはぬいてほしいとか、注文の仕方を聞いていると本当に細かい。個人の好みをメニューに事細かに反映させることは日本でアレルギーはないか? の質問をされることはあっても、ここまで細かに自分好みのメニューにできることはなく、セットメニューに慣れているため、最初はとても戸惑う。それでも 生徒は注文の仕方を学んだようで、次にファミリーとレストランなどに行ったときには活かしてほしいと思う。実は私も今まで何度もレストランに行ったことはあるが、未だにアメリカのメニューには慣れない派である。 (笑) 午後は、ランチョコルドバタウンセンターでショッピング。広い敷地の中でたくさんの店があり、駐車場も併設されているため、車の往来には注意すること、 何か問題が起こったら必ず店の人などに助けを求め、CHIのIDカードに書かれてあるTCの先生の電話に電話をかけてもらい、HELPを求めるようにと注意し、くれぐれも最低3人以上で行動をするようにと伝える。
ランチを持ってきた人はスタディーセンターで食べて、持ってきていない人は、ショッピングセンター内で食べる。 インターナショナルマーケットの中にフードコートがあるので、そこで私はベトナムの料理のフォーを食べた。すると何人かの女子がやってきた。 彼らは日本の夏まつりの屋台であるようなジャガイモのフライとたこ焼き、そして英語でBobaというタピオカを買っていた。 ここにはターゲットなどの大手のショッピングセンターなどがあり、約2時間半の買い物を楽しんだ。
明日はカリフォルニア州議事堂やオールドサクラメントを訪問する終日研修である。
おやすみなさい。
今日は最後の終日研修で、サクラメント州議事堂とオールドサクラメントへ。サクラメントはカリフォルニア州の州都であり政治の中心地である。この州議事堂に入るには、セキュリティーが厳しく、大きなバッグは持って入れないとミシェル先生が言っており、小さなバックを持ってきている人はその中にカメラや財布だけを入れて持っていってよいとのこと。 入口で空港のようなセキュリティーゲートを通る。建物の中に入ると、荘厳な雰囲気の内装に思わず息をのむ。1860年に建てられた州議事堂の建物は、外観も素晴らしいが内装の至る所に素晴らしい美術が施されていて本当に素晴らしい。重厚な階段に、 天井にも素敵なステンドグラス。生徒たちも思わずカメラを向ける。州議事堂の見学は無料であり、ツアーをしてもらえる。最初に案内された下院は、全体的に緑色の色調で、上院は赤色である(残念ながら今日は上院の方には入れないらしく、入口で写真撮影のみ許可された。今日、私たちが座って聞いた場所は一般市民が議会を傍聴できる場所であり、いつでも議会の内容を傍聴できる。生徒たちはまだ政治のことは深くは理解していないようであったが、一通りの仕組みを説明する。そして、質問がないか?といわれたのだが、誰も質問がなかったので、私が「日本や韓国などで、よく議員が意見の食い違いがあったとき、とっくみあいの喧嘩のような失態を目にすることがありますが、ここでもそういうことがありますか?」聞いてみた。そうすると、ここでは、激しく議論をすることはあるが、あくまで意見を戦わせるだけで、そのようなファイトは見たことがないとのこと。
俳優のクリントイーストウッドは、お金持ちがたくさん住んで入るカリフォルニア州のカーメルというリゾート地で1980年代に市長をしたことがある。ちなみに、私のホストファミリーから聞いた話であるが、彼が市長に立候補した理由がおもしろい。カーメルはリゾート地で、街の美化にとても力を入れており、通りを歩く時にアイスクリームを食べながら歩くことを禁ずる法律があったらしい。「彼はその法律はおかしい!ストリートでアイスクリームを食べながら歩くことが何故いけないのだ?そんな法律は馬鹿げている。」と、その法律を廃案にするためだけに、彼はカーメルの市長に立候補したというのだ。なんだかとてもアメリカっぽいというか、やはりクリントイーストウッドは素敵だ。(笑)
また、ミシェル先生からも今日聞いた話だが、カリフォルニアの学校が始まる時間帯について、「8時は早すぎる。ティーンエイジャーはもっと睡眠をとるべきだ」という理由で、8時半を始業時間にする法案が通ったとのこと。これも面白い。他にどんな法律があるのかをどんどん聞きたくなってくる。そういえば、前にもアメリカの子供たちの肥満が多いので、学校からジュースの自販機をなくした、という話も聞いたことを思い出した。このように、日常生活に身近なことをどんどん自分たちで提案して変えていこうという動きがあるアメリカはなんか素敵だ。日本人の若者は「どうせ自分たちが投票しても何も変わらないから、投票にも行かない。」という声をよく聞くが、やはり自分たちでよりよい社会をつくるために、どうすればいいのか、ということをもっと学校でも教えて、身近な問題として生徒たちが社会にどのように参画するのかということを教えてほしいと心から思う。今日は生徒たちが政治のことにあまり関心を示していないように思えた。もっと政治に興味をもってもらわないと、日本も変わらない。
歴代のカリフォルニア州知事の中には、元俳優だったロナルドレーガンやアーノルドシュワルツネッガーがおり、彼らの肖像画が、壁に飾られている。最初写真かと思ったが絵とはおもえないほど素晴らしい作品であった。その後も随所にある建物内の美術品などの説明を受け、たくさんの芸術家がこの州議事堂を作るために、尽力したことがわかった。
その後キャピタルの前で写真をとり、次の訪問地オールドサクラメントへ。到着後最初に訪れたのは鉄道博物館。アメリカ大陸の東から西を結ぶ鉄道がどのようにしてできたのかがわかるとても興味深い博物館だ。当時の様子を再現したレプリカの列車などがたくさん展示されており、先人の成し遂げた偉業を垣間見ることができた。現代のテクノロジーからは想像ができないほど、長い時間をかけてこの交通手段をつくりあげた沢山の人たちに改めて心から敬意を表したい。
お昼の時間になり、そろそろ全員のお腹がすくころ。先日習った、ものすごくお腹がすいているという表現(I could eat a horse!)を使いながら、ランチで美味しいピザの食べ放題の店があるということで全員でそこに行く。今日はお弁当を持ってきている人はおらず、全員が外食だ。食べ放題では、ピザと飲み物、サラダがつく。15ドルということで、全員がそれを注文する。男子は何枚食べられるかを競争しているようだった。一番食べたのは11枚?女子も8枚とか結構おなかいっぱい食べていたようだ。ちなみに、食べ放題という英語は、「All you can eat」だ。
その後は、昔の街並みを再現したようなオールドサクラメントという一角で買い物を楽しむ。一ドル札の占いの機械があり、そこでハルナ、ミズキ、ルナが試して、私が内容を訳してみると、何故かみんな(?)今の自分の状況に当てはまっているような内容のことが書いてあり、そのことをみんなに話すと、次から次にみんながその占いの機械に集まってきた。私は英語に訳すのが大変だったが、怪しい英訳もあったので、帰ってからまたよく調べてみてね。私もやってみたが、自分の今の状況にぴったりで、すごく驚いた。あっという間に集合時間がきて、みんな思い思いの買い物を済ませ集まってきた。
サクラメントのダウンタウンから私たちのホームステイ地まではそこまで遠くはなかったが、帰りにはちょっとした渋滞もあり、ちょうど5時にスタディーセンターに到着。今日でキャロル・アン先生が最後の日だったので、みんな先生と写真をとったり、お礼の言葉を伝えたりしていた。キャロル・アン先生は本当に優しくて一生懸命に私たちのために働いてくれ、感謝しかない。明日からはミシェル先生と代わりの先生がやってくる。今週の土曜日の息子さんの結婚式の準備のために、また忙しい日々が続くようだが、We all miss her!! Thank you Carol Ann!!新しい台風が関東方面にも向かっているとのこと。私たちは無事に日本に帰れますように!おやすみなさい。
今日、ユキはホストファミリーとお出かけのため休みである。
キャロルアン先生の代わりに、今日はレベッカ先生がピンチヒッターできてくれた。みんなそれぞれ先生に自己紹介の挨拶をしにいく。私がオリエンテーションで話をした「日本人の男子が最初にアメリカ人と対面する際に、体をのけぞるようにして挨拶をする」というのをリョウスケがそのまま再現してくれて笑えた。 レベッカ先生は中国にも住んでいたことがあるようで、ESL(English as a Second Language)で外国人に英語を教える仕事をしていて、ヒーリングセラピストの仕事もしているようだ。今日一日だけ私たちに英語を教えてくれるが、笑顔の素敵なフレンドリーな先生である。
今日のEvery Day Englishは、「hit it off」(仲良くする)。また、「cold shoulder」は(冷たい、よそよそしい)。「Stick around」(ぶらぶらしたい。まだそこにいたい。)という表現を学んだ。私自身も初めて学ぶ表現でためになる。最後に「pig out」(食べ過ぎる、がつがつ食べる。) 例えの話でミシェル先生が「昨日ピザの食べ放題でみんなたくさん食べたよね。そのことよ!」と説明されてみんな納得。
明日から本格的にサヨナラパーティーの準備が始まる。そこで今日は雑誌などからホストファミリーとの思い出のイメージ画像や言葉の切り抜きをして、アート作品を作るというものだ。チームランチョコルドバは、なかなかクリエイティブな子供たちが多いので、どんな作品ができるか楽しみである。
今日の午後は、「私が」密かに楽しみにしていた消防署訪問である。(笑)数日前から歯の痛みで苦しんでいたが、この時間だけは何故だか痛みを感じなかった(笑)人間の体とは勝手なものである。(笑)今日はカープールで往路のみキャロルアン先生が私たちを二往復でおくってくれた。本当に今日が会うのが最後なので、男子が最後にかけよっていって写真撮影をする。全員が揃い、消防署の中へ。いきなり容赦なく早口でしゃべるファイヤーファイターで、私の訳がついていけない(笑)。基本48時間体制で、消防署は家庭のように設備が整っている。食事もみんなでとるために、キッチンでは交代で食事をつくったりもするのだという。簡易ベッド、リビングルーム、そして日々の屈強な肉体をキープするためのトレーニングルームなどを見せてもらい、生徒たちはカメラにおさめていく。その後、消防車のある車庫へ。そこで消防車や救急車の中まで見せてもらい、生徒たちは中の設備などを見ることができて大喜びだ。質問はないか?の問いに、誰も反応しない。。。。心の中で「誰か質問してよー!!!」これがアメリカ人の生徒だったら必ず大人数が手を挙げる。フユが気を利かせて質問してくれた。「消防車に前だけではなく、後ろにも運転席はあるのはなぜですか?」と。それは長い消防車を動かすためには、後ろの車輪をも別にコントロールしなければ、うまく移動から」と答えてくれた。コールがあってどのくらいで準備をするのですか?という質問には一分以内だそう。その後、消防服に着替えるデモストレーションをしてくれた。この暑い中、分厚くてただでさえも重そうな消防服を一生懸命に着てくれてなんか申し訳ない気持ちになったが、生徒たちは真剣に見ている。酸素ボンベまで背負うと、相当な重さになる。これを背負って火の中へ飛び込んでいくのだから、相当な体力が必要だろう。酸素ボンベを背負ってみたい人と聞くと、最初に数人の女子が積極的に手を挙げる。ということでイケメン消防士とたくさんの女子が写真を撮影した。消防士になりたい人は多いか?と聞くとYESと。やはりアメリカの消防士はヒーローだ。アメリカでも憧れの職業にはいるのだろう。もちろん憧れだけでなれるような容易い仕事ではないが。ツアーをしてもらっている最中にコールがなり、一部の消防士が消防車で出動していった。 消防署ツアーで必ずもらえるステッカーをいただいた。その後放水体験をさせてもらう。全体写真を撮影後、またカープールでスタディーセンターへ戻った。
今日はスタディーセンターに戻ってから時間が余ったので、午前中に取り掛かったアートワークをしたり、レベッカ先生と英語の会話を楽しんだりしていたが、最後にレベッカ先生が歌を教えてくれた。「You are my sunshine」は有名な歌だが、知っているのはキヨタツしかいなかったが、先生のあとについて、みんなで歌った。その後に、私が中二でホームステイした時にも学んだ「Hockie Pockie」という歌を踊りながら教えてもらった。楽しく踊れる歌で私の大好きな歌だ。生徒も楽しみながら踊っていた。 消防署でもらった赤い帽子を全員もらってご機嫌。帰りは目立つ目印になるから、これをかぶって帰ろうか?と私が提案する。It might be a nice idea!?
今日はキャロルアン先生のかわりにクリスティ先生が加わり、明日までミシェル先生と私たちをお世話してくれる。明日がいよいよサヨナラパーティーのため、 今日は午前中に授業を少ししてからパーティーでホストファミリーに渡すための手作りのアートギフトに本格的に着手する。ホストファミリーから事前にもってきてもらった雑誌やパンフレットなどから ホストファミリーやアメリカでの思い出の写真や言葉をきりとりそれを真四角のキャンバスボードにはっていくというものである。ボードにボンドをできる限り薄く塗り、 それぞれのセンスに従い自分が昨日からきりとっていたものを貼っていく。 みんななかなかのセンスで素敵なものができあがりそうである。最初に切り抜きをはったあとに、カバーするために二度目をぬる。そしてさらに乾かし最後に3度目をぬり完成である。 そして、明日本番のサヨナラパーティーのための最終的なプログラム作りをし、全員で順番の確認などを行う。そして、午後は個人の練習や打ち合わせなどをして、会場の飾り付などの準備を行う。 事前にみんなにもってきてもらった日本からのお菓子、TCの先生へのサンキューカード、飾りつけなどを集めて、明日のサヨナラパーティーに向けての最終確認作業を行う。 この場に及んでプログラムの出し物に対して自信がないとか、やりたくないという子達が出てきて、日本人の生徒の自信のなさが露呈する。ミシェル先生と話をすると、日本人の生徒は完璧を求めているのだろうと。 一生懸命やって、たとえそれが自分自身が失敗したと思っても誰もそのことを責める人はいないのに。自分を責めてしまうのは他の誰でもない自分自身なのだ。間違えること、うまくできないこと、 自信がないということでトライをしないということは、ここアメリカではあり得ないのである。生徒たちには、たとえうまくできなかったとしても、やりきった、トライをしたという自分に満足ができる、 そういう精神をここアメリカで学んで欲しい。なんとか励ましながら、どうにかみんなで成功させたい。
サヨナラパーティーの日がやってきた。私がいつも一番緊張する日だ。無事にプログラムを滞りなく進めることができるだろうか、ホストファミリーには楽しんでもらえるだろうか、 そして何よりも自分のサンキュースピーチがうまくできるだろうか...。毎回同じ緊張感をもってサヨナラパーティーに挑んでいる。私が実はこういう不安で緊張した気持ちをもっているのだから 、もちろん生徒たちも同じ気持ちなんだろうなと思いつつ、生徒を見るといつものように楽しそうにみんなと和気あいあいとしている。 私が実は今日のパーティーすごく緊張しているとミシェル先生に話をすると、彼女も「え?実は私もそうなのよ。」と。英語の授業などを見ていても、人前で話をすることに緊張するなんてな いだろうと思っていたが、「生徒の前ではそこまで緊張することはないけど、やはり大人の前ではうまく話せるかな、といつも思うのよ。」と。意外だったが、人はみかけによらないものだな 。まぁ、私もそう思われているのかもしれないが、実はいつもドキドキしてるのである。(笑)本当に!! 午前中は昨日作ったファミリーへのギフトをプレゼントらしく紐で結んでタグに名前を書いてラッピングをする。会場の飾りつけや会場の設営をすませ、あとは個人練習をそれぞれで行い、 午後に一回リハーサルを行い、時間をはかってみる。30分くらいでおわるのが理想だったが、40分くらいになり、やはり時間はおしそうである。全てのパフォーマンスをする際に最初に名前を 言って自己紹介をする時に、名前の苗字をホストファミリーの名前にしたほうがいいと思い、Hello, My name is Yasuko Hopkinsと言うようにしようと決めて、それを言ったら、ミシェル先 生が、「やばい、泣きそう。。。。。。それ誰のアイデア?」とどうもこのことは彼女の琴線に触れたようだ。良かった!! 一通りリハーサルをおえ、もうあとはぶっつけ本番だ!うまくいきますように!! 最後にミシェル先生とクリスティー先生が生徒にアイスクリームをふるまってくれた。アメリカ風にチョコシロップやホイップクリーム、トッピングなどをたっぷりかけて、みんな喜んで食べていた。
今日は早めの3時に学校がおわりそれぞれのファミリーが出迎え、三々五々帰っていく。 6時半からパーティー。それぞれが衣装に身を包みファミリーと集まってきた。私たちのグループはパーティーで日本料理はつくらなくていいということで、作らなかった。だからというわけではないが、 生徒たちは男女ともホストファミリーのために何回か日本料理をそれぞれの家庭で複数回作っていたようで、ファミリーもとても喜んでいたようだった。みんなファミリー宅で夕食を食べてから会場へ。 日本からもってきたお菓子と先生たちが準備してくれたアメリカのケーキやレモネードをふるまった。 いよいよパーティーが始まる。司会はケンシン。いつも元気で積極的に発表もしているケンシンなのでまさに適役である。最初に全員で歌を歌う。幸せなら手をたたこうを日本語と英語で。ホストファミリ ーも一緒に歌ってくれたり手拍子をしてくれた。二番目にキヨタツの走高跳披露。練習時と一回目は成功したが二回目飛ぶ時にサポートしてくれたモアの頭に少し当たってしまい、一瞬会場が騒めいた。 しかし大事には至らずよかった。キヨタツすごくかっこよかった。次にユウタ、ワカ、チエリ、ユウによるバレーボール。何回連続でレシーブできるかをみんなで数えながら。楽しそうだ。 天井にあるスピーカーに当たらないように慎重にやってくれた。みんなGood job!! 続いてシホカのピアノ。引き始めると会場が静まり返りシホカの素晴らしいピアノの音色が会場の人々を魅了した。 続いてユキのトランペットとそれをサポートするシホカのピアノ。これもまた素晴らしい演奏で、二人の息もぴったりだ。彼女たちはうまくいかなかったと思っていたみたいだが、 聞いている側はみんな二人の音楽の才能に感動していた。ちなみにトランペットはこちらでとある方に借りてもらったらしいのだが、そのお礼にとユキは最後にお礼の手紙と折り紙をそっとトランペットの中に 入れてかえそうとしていたみたいで、もちろんお礼をするのは当たり前なのだが、誰から言われるでもなく、自分からそのことをやろうしてくれたその細やかな心遣いに私もミシェル先生も感心した。 次は、国頭村3人のフユ、オトハ、サキハによる琉球民謡の踊り。3人の笑顔が素晴らしく、音楽もとても楽しく思わずみんなが踊りだしてしまいたくなるような、そんなJapaneseOkinwa Danceに、 思わず生徒たちやホストファミリーも立って踊りだした。最高のパフォーマンスである。最初にその雰囲気作りをしてくれたのが、司会のケンシンである。さすが球美中の生徒会長!!盛り上げ役は天下一品。 続いて粟国村の6人、リュウキ、リョウスケ、カズマ、モア、ソア、ユヅキによる同じく琉球民謡の踊り。これもまた会場にいる人たちを一緒に踊りたくなるような曲調でパーティーもクライマックスへ! 衣装もカッコよくて、男子がいつもより凛々しく見える。顔つきも皆真剣でみんなとてもかっこいい!太鼓の音が更に踊りを引き立たせてくれる。本当はかなり長い曲だったのだが 、できるだけ短くして終わってほしいと頼んでいたので、 途中でリュウキが「Stop the music!」と言った時には会場に笑いがおこった。(笑)「そこ、『Please』つけて言ってね。」(苦笑)
琉球舞踊は衣装も音楽も最高!!それぞれの自治体単位でこれができたのはよかったと思う。続いてルナによる少林寺拳法。最初やりたくないと言っていたが、こういう日本の武道は一番彼らが 見たいものの一つでもある。だから是非やってほしいとお願いしていた。彼女も悩んでいたようだったが、立派にやりとげてくれた。女子で武道ができるのってかっこいい。やはりみんなそうだが、 こういう特技をやるときにはいつもの顔とは違う顔つきになるのだ。そこがすごくかっこいいし、ステキである。生徒のいろんな顔を垣間見ることができるのが、このサヨナパーティーである。次に、 レオとユナによるファミリーに参加してもらうクイズ(How much do you know about Japan?/日本のことどれだけ知っていますか?)。景品も準備して、日本のクイズを作る。それぞれ考えてきてもらい、 英語も私が少し手直ししたが、二人も頑張って考えてきてくれた。日本の国旗はどれか?日本の総理大臣は誰か?日本で一番高い山は?日本語で1から10の数字を言える人?これは、日本語を勉強していて、 Japan Homestayに申し込みたいと思っているユウのホストシスターが完璧に答えてくれた!!このクイズには、すぐに答えられる人もいたが、間違った人には、「Nice try!」といって、その人たちにも景品を配る。 「このようなファミリーを巻き込んだ参加型のプログラムもすごくいいね」とミシェル先生からおほめの言葉をいただいた。この「Nice Try」というのは、 私たちが授業で積極的に発表した人にいつもTCの先生に言われていた言葉である。そのことを彼らもしっかりと学んでくれ、またここでこのような形で使ってくれてうれしかった。
次に習字パフォーマンスは、ハルナ、ミズキ、ツムギである。3人は日本文化紹介の時も習字を頑張ってくれた。時間の関係で一人につき一人だけ選んでもらい、名前を漢字で書くパフォーマンス。 ファミリーも周りに集まり、興味深く見ていた。ここで思ったのが、ハルナが高校の制服を着ていたことを紹介すればよかったなぁと一人で後悔していた。笑。高校のユニフォームはアメリカでは私立の学校に しかないので、本物の日本の制服を紹介できたのになぁ。次は、ユウタとレオの2つ目のファミリーのホストファザーがジャグリングをしているのだが、二人とそれをやりたいと事前の申し出があり、 そのパフォーマンス。二人は最初やることを渋っていたが、できなくても、失敗してもトライする姿勢がアメリカでは評価されるのだからやってみてよと言ってなんとかやってもらった。そうしたら二人とも立 派にやりとげていた。ほらね、やればできたじゃない?そして、生徒代表のお礼の言葉。最初だれにしてもらおうかとずっと悩んでいた。TCの先生たちにも、誰がいいと思う?と最初のころ聞いていたのだが、 「もう少し授業をしてからでいいかな?」と言われていて、そのままになっていた。ある時点でサンキュースピーチやりたい人いる?と聞いたら「誰もいなかったら僕がやりますよ。」とリュウキが自ら名乗り 出てくれた。こちらから誰かにお願いするよりも、自分から名乗り出てもらうのが一番うれしい。それで、リュウキにお願いした。彼も生徒会長をしていて、まず声が大きくてはっきりとしゃべるので、私 も適役だと思いお願いすることにした。彼が自ら考えてきたサンキュースピーチと英訳を私でチェックして、少しの手直しをしてそれを元気よく発表してくれた。アリガトウ!リュウキ、素晴らしいスピーチでした 。そして、いよいよ最後に私のスピーチ。色々考えていたのだが、やはり緊張していて、言うべきことを言い忘れたスピーチだった。(苦笑)話始めると色んな思いがこみ上げてきて、やはり涙がでてきてしまった 。ミズキが途中でティッシュをもってきてくれた。ありがとう、ミズキ!あとで、何人かのファミリーがスピーチよかったよ、と言ってくれたのだが、 私的には他にも言うべきことが言えずにダメダメだったので、逆にはずかしくなった。みんなで持ってきたTCの先生たちへのギフトを袋につめたものをルナとミズキにサポートしてもらい渡してもらう。
そして最後にミシェル先生とCHIのスーザン先生による修了証書授与。ホストファミリーも前にきてもらい、生徒からギフトを渡す。 家族との写真を写してパーティーは無事に終了した。今日は残念ながらユヅキのファミリーは都合で参加できなかったが、最後にミシェル先生がファミリーのかわりにしっかりとハグしてくれた。
最後にキヨタツのホストファザーが秘密裏に私たちのグループの期間中の思い出写真をそれぞれのファミリーなどから集めてくれていて、それをビデオ編集してくれたものをみんなで鑑賞した。色んな思いが走馬灯のようによぎってきて本当に感無量であった。 ここまでしてくださるファミリーには本当に感謝しかない。 8時に終わる予定だったが、パーティーが終わってもみんな余韻を残しながら、会話をしたり写真をとったり、ハグしたり、泣いたり、なかなかここから帰ろうとしない。ちなみにパーティーが終わったら、リョウスケはファミリーとレイクタホへ最後の旅行にいくという。 今から車で数時間、今晩はホテルにとまり、明日の集合の夕方までには帰るという。本当に最後まで生徒のためにいろんなことをしてくれるファミリーには、感謝してもしきれない。
最後に会場の片づけなどをみんなで協力しながらすすめていく。ホストファミリーも手伝ってくれ、あっという間にきれいになった。明日は帰国日でもあるが、夕方集合なので、 最後の1日をホストファミリーとの思い出を作ってほしい。 今日は本当にみんなよく頑張ってサヨナラパーティーを成功させてくれたと思う。You all did a great job!! You are awesome!! I’m proud of you all so much!
パーティーが無事に終わり、翌日夕方出発でしかも週末にかかる。このようにゆっくりとして出発できるのは幸いである。通常はパーティーが終わり、翌日早朝に出発というようなスケジュールはハード であり今回このスケジュールでよかった。私はホストファミリーと土曜日は朝暑くならない8時に家を出てサイクリングでファーマーズマーケットでゆっくりとブランチをするのが日課となっていたので、 最後の土曜日もそうして過ごす。そこでミシェル先生一家とそこに滞在するルナと会いしばし一緒に時を過ごす。それから私は家に帰りゆっくりと荷造りをして、ベッドのシーツを洗い、ゴミを集め、 トイレと風呂の掃除をして、ファミリーにサンキューカードを書き、最後にカレーを作ってあげて一緒に夕食を食べた。夕方6時にはスタディーセンターを出発のため、5時45分にスタディーセンターへ。 先日の消防署訪問でもらったプラスチックの赤いファイヤーファイターの帽子を、私が帰る時の目立つ目印になるし、スーツケースの中にいれたらぺっちゃんこになるし、これみんんなでかぶって帰ろう! と言っていたのだが、私的にはみんな恥ずかしがってかぶってこないのだろうなーと思っていたら、なんと半分以上の生徒がちゃんとかぶってきていたので、すごく嬉しかった!!実は、これには私なりの思いもあり、 ヒーローであるアメリカのファイヤーファイターに対してのリスペクトもあり、アメリカに行ったのだという一つのみんなの共通のものを持ちながら帰りたいという思いがあったからなのだ。 最後までみんなかぶってきてくれてありがとう!!(笑)ホストファミリーと泣きながら抱き合う光景をたくさん目にしながら、写真におさめていく。いつもの悲しい瞬間である。最後に全員で写真撮影をしてバスへ。 バスの運転手はサンフランシスコに着いてから終日研修もずっと同じマイクさんだった。今日はシホカとモアのホストファミリーも家族全員が一緒にバスでサンスランシスコまでついてきてくれた。 バスの中ではみんな元気でずっと話していた。私もミシェル先生と話をしながらだったが、時折バスから流れるように通り過ぎて行くアメリカの景色もずっと見ていたい気持ちになる。この目に焼き付けておきたい。 毎回アメリカに引率できてはいるが、私はいつきても初めてアメリカに来た気分で全てを新鮮な気持ちで受け止めていたい。だから、アメリカの景色をずっとバスの中から見ていた。
ミシェル先生と話をしていると、12月までに日本に行けるチケットをもっているとのこと。だから是非ミシェル先生が今年中に日本へ来ることを実現してほしい。ミシェル先生のお母さんは日本人で福岡出身。 いつか日本に行きたいという気持ちを持っているので、私たちも彼女の来日を心待ちにしている。空港に到着したのは8時過ぎ。空港に到着したらその温度差に震え上がりそうだった。 また、サンフランシスコに入ったところで雨もふってきていて、今回アメリカで初めての雨に遭遇だった。また霧や雲もたくさんでていた。やはりサンフランシスコだけは同じカリフォルニアでも全く違う場所のようだ。 空港で到着して、みんなで最後の全体写真撮影。そしてミシェル先生が最後に私たちに感謝の言葉を述べてくれた。みんながくれたギフトひとつひとつがとても嬉しくて、サイン帳もとてもうれしかったと。 みんなと会えてみんなに英語を教えることができて本当によかったと。またみんなに会いたいし、いつか日本で会えることを楽しみいしていると。そして気を付けて帰国して無事に帰国したら必ず連絡してねと。 目に涙を浮かべながら話すミシェル先生を見て、私たちも思わず涙目になる。最後に一緒についてきてくれたユウのファミリーともみんな最後までハグをして涙涙の別れだった。 最初にぎこちなかったハグもみんなだいぶうまくなっている。
そして、チェックインをしてセキュリティーゲートを通り、搭乗まで時間があったので、最後の買い物に余念がなかったようだ。まだお金がたくさん余っている生徒もいたようで、 ここで使い切ってしまいたいと、必死に買いものをしていた。飛行機が夜中発の便のため、飛行機に乗ったら、機内食も食べずに爆睡する生徒も何人もいたようだ。 約12時間のフライトだったが、結構爆睡していたため、そこまで長時間には感じなかったようだ。機内では感想文を書いてもらい回収する。台湾到着後は往路便とは異なり、 トランスファー用のセキュリティーには長い列が。最後の台湾でも買い物をしたり、飲茶を食べたり思い思いの時間を過ごす。私は期間中後半で歯が痛くなり痛み止めをほぼほぼ数時 間おきに飲むという薬漬け状態だったが、歯痛がある場合の飛行機は更に痛みが増すと聞いていたが、その通りで、福岡に着いた頃にはほっぺと顎のあたりがリスのように腫れ上がって いた。フユから先生キャンディー食べてるみたい?と言われ、痛みはピークになっていた。 入国審査は機械にパスポートを通すだけで、昔のように入国出国のスタンプ押しがないので、生徒たちはそれをほしがっていたので、近くにスタンプをおしてくれるスタッフがいたので 、そこでおしてもらおうと全員がそこに列を作っていた。また、検疫の人があのファイヤーファイターの帽子を見て「アメリカにいってきたんだ?」と言われ、「そうでーす」 と答えた。(笑)
荷物を持って出てきたところで、大分と東京の保護者が待っていてくれた。 家族と会えて涙ぐんでいたツムギ。見ていて私も胸が熱くなった。お姉ちゃんによほど会いたかったのか、ずっと抱き着いて離れないチエリの妹さん、どの光景を見ても胸が熱くなる。 解散式で話をしたことは、このグループがいかに素晴らしいと現地で評価されていたかという話、その一つに携帯電話をもってきていないことが功を奏していたという話、このことでは、 「携帯電話がなくても全然楽しく過ごせた」というミズキとハルナの言葉は、私たちMNCCの携帯電話禁止ということが決して間違っていないということを証明してくれたようにも思う。 ここで話をしながら、また私が涙目になると、もうみんなここでは笑うしかないのだろう。私の涙のスピーチにはもうみんな慣れっこになってしまったようだ。(笑) ここで沖縄組はさらに福岡から那覇までの飛行機がまっている。フライトの関係上、日本の上空を行ったり来りしながらの帰国に、大変な経路だったかもしれないが、 初めて福岡にこれてうれしかったと言ってくれる子もいた。
別れを惜しみながら、また再会することを約束してここで別れる。国際線から国内線のバスに乗った時に、東京のユナも家族と一緒にのってきてくれ、最後の別れまで一緒にいてくれた。 最後に手紙やギフト、名刺などをくれた皆さん、本当にありがとう。帰りに鹿児島までの新幹線の中でまた一人涙を流しながら読ませてもらいました。本当に今年の夏みんなに会えて心から良かった。 いろんな出来事もあったが、 それもこれも私の大切な思い出です。絶対に同窓会をしよう。そしてミシェル先生の来日を実現させよう。今まで3週間一緒に過ごせたこと私の宝物です
今は、ゆっくりを体を休めて、そして時差ボケ解消に努力してください。また、ホストファミリーやTCの先生たちへのお礼の手紙やメールをわすれないでください。 そして彼らとの関係をひと夏の思い出だけに終わらせるのではなく、末永く、第二の故郷アメリカの家族として大切に関係を温め続けていってください。 そして、一緒に過ごした23名の仲間と、この泣き虫なYaccoのことも忘れないください。本当にみんなありがとう。 Thank you Team Rancho Cordova! I miss you all, so.. please keep in touch and let me know how you are doing from time to time. I love you so much!!
最後に、キヨタツのホストファザーが作ってくれた思い出のVTRのURLをはっておきます。Please enjoy!!
https://drive.google.com/file/d/1c3b5Rq136BksZXB5svH6dL62hZWYzYZ/view?usp=sharing
追伸:8月26日(土)午前10時から正午までの報告会での再会(zoomですが。。。)楽しみにしています。See you soon!