とても寒い朝が続くカリフォルニア。今朝も寒い!!!! 朝から体調不良が勃発でした!
いつも元気な女の子たちがあいついで、頭痛、微熱、腹痛を訴えました。ここアメリカは、子ども用のタイヤノールという薬が、発熱、腹痛、痛みなどの万能薬のようです。保健室に行き、処置もしてもらいました。気分が悪いながらも腹痛の言い方を英語で教えてもらったり、「保健の先生はどこでもやさしいね」と新しい経験をしました。お昼は、食物室で簡単な料理を学びました。Ms..Sueスー先生はカリカルメカック校の3〜5年生を対象に料理クラスや、栄養学を教える先生でした。今回はメキシコ料理のケサーディアを作りました。まず、材料に学校で育ててる野菜の中からほうれん草を摘みました。驚くことに摘んだほうれん草をそのまま、細かくちぎりなさい!といわれて、みな一同に「洗わないの?!!!!!」と驚きました。さすがに私も気になり、先生に確認しましたが、「雨が降ったら洗うけど、今朝は天気も良く、新鮮だし、そして何より化学物質を使用しないオーガニックな野菜だから」と答えました。アメリカらしさを体験するために、そのまま使用しました。トルティーヤに暖めたチーズ、サルサソース、アボカドなどをのせてアレンジしました。その前にまたハプニングが起きていました・・・・・。休み時間にバスケをしていた男の子が親指につき指のような怪我をして、午後に病院に行くことになったのです。(実は彼は、月曜日に別のことで医者を訪ねたばかりでした)ですので、彼が医者のところに行かないといけないと知ると「また?」と嫌がるのも納得できます。レントゲンを撮ったり、ERを訪ねたり、診察を受けたあと、セカンドオピニオンのために、再度検査してまた診察してと、長い時間を病院で過ごしました。幸い、骨折も脱臼もしていなくて、痛みがある間はそのままにしておくようにと、添え木のようなもので親指を固定をしてもらいました。ここでもまた新しい英語体験をしたようです。彼はこの2回の病院体験でハプニングに強くなっていったような気がします。
そして、いよいよ17時30分より、さよならパーティが始まりました。ポットラックパーティ(持ち寄りパーティ)で、それぞれ好きな食べ物を取り、しばらく食べました。手作りのラザニア、豆料理、サラダ、肉料理、フルーツ、色とりどりのデザート、飲み物と生徒が持ってきた日本のお菓子が並ぶテーブルもあっという間に、食べ物がなくなりました。そして生徒たちの出し物を披露しました。司会をAsatoとMiu Aikoの2人が引き受けてくれました。内容を簡単に紹介します。Ryoma MiharaとReika Miharaが双子でマジックショー。Karin, Mayu, Nao, Kanon がキーボードを演奏。Yujiro がヴァイオリン演奏。Yujiが皿回し。Meguri とChigusaがあやとり。Yukie, Konatsu, Miyu, Matsumoto, Ryoma Kawano が縄とび。Towa とKai が空手。Kosaku, Koichiro が剣道(Koichiroは剣道の受けとして、アメリカで始めて剣道を練習しました)。Kiroto, Kenta Hayashi, Kenta Nagasato, Shun , Shintaro, Yuka, Takaki がアメリカのファミリーに日本についてのクイズ。前にも触れましたが、自分がする!と自発的にスピーチを志願したRintaroが心のこもったサンキュースピーチを英語でファミリーにしました。そのあとに私がファミリーにお礼をいいました。そしてKaren, Fuka,, Kenta Nagasato が習字の披露。最後にディプロマプレゼンテーション(修了証書授与)をTCのGeo とChelsea がしてくれました。名前を呼ばれて、異文化体験の一つ、ハグしてもらったり、キスをしてもらったりすると、なれていないので、特に男の子が照れていました。最後にチームサンタローザから、TC先生やアシスタントの方々にそれぞれ日本からのお菓子やお土産をプレゼントをしました。先生方から、そしてMNCCのやっこ先生から心のこもったお礼のスピーチをきくと、司会のお手伝いをしながら私も感情的に泣いてしまいました。
まだ、あとは明日の残り1日だけ。午前は学校で過ごし、午後は家庭でゆっくり過ごす(帰り支度をする)ようになっています。今日の生徒たちはとても自信に満ち溢れ、輝いていました。修了証書を頂いたとき、全員の笑顔がとても素敵でした。生徒たちにとっても、自信と成長を、そしていっぱいの感謝を感じることのできた、すばらしい「さよならパーティ」でした。 |