アメリカの小学校(わんぱく留学)・中学校(ジュニア留学)に、体験入学し、現地の児童と一緒に授業を受ける小学生のためのホームステイプログラムの現地からの活動報告です。

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2011年 わんぱく留学/ジュニア留学 活動報告
  

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Foresthill 活動レポート 03月30日 【写真】

フォレストヒルの今日の朝は快晴です。やはり山の上にあるので朝は肌寒いです。先週までは雪、雨が断続的に降り続いていたみたいで、ここの町の人々は非常に上機嫌です。今日はフォレストヒル中学校に行きます。朝は元気な校長先生より、学校案内をしてもらいました。ここでは、5年生から中学校2年生までが勉強します。今朝は8時15分から5年生の算数のクラスに行きました。コウキ、ミサキ、アヤナ、カツヒロ、ヒロタカが1つのクラス、そしてタクミ、チナミ、トモコ、ヨシオミ、ユウホ、トモキが別のクラスへと別れて行きました。分厚い教科書を持つアメリカ人の生徒達にびっくりし、先生が計算問題を出すと誰が一番早く答えを出すかを競争するアメリカ人の生徒達。みんなびっくりしていました。そんな中でも、カツヒロは一生懸命アメリカ人の生徒に混じって計算問題を解いていました。ヨシオミは、クラスでアメリカ人に混じって手をあげて答えており、しかも解答が正しい事で周りの人もすごい!とほめていました。クラスの途中、一人の生徒が悪い言葉を使ったので、先生から、校庭を一周するように言われ、授業中に走らされていました。アメリカは言葉にはすごい厳しい国です。日本ではなかなかこういう光景は見られないでしょう。

算数の次は、ダナ先生の授業です。今日は、全員が手を上げて積極的に授業に取り組みました!特に、トモキ、ヒロタカも手を上げて二人で問題を解くなど、お互い徐々に助け合いの精神がでてきたようです。午前中の最後の授業は体育でした。みんなで床の上で腹筋、背筋(アメリカの体操みたいです)をした後に、キックベースボールみたいなのをしました。日本の男の子は大人気! 特にヨシオミが蹴ると、ボールが遠くにいくのでアメリカ人の生徒に大人気でした。

アメリカの中学校はお昼休みは30分しかありません。その中でご飯を食べて、遊ぶのです。私達は、中学一年生、二年生のご飯の時間に、折り紙、竹刀、手ぬぐい、そして新聞紙を持っていって交流をしました。コウキの持ってきた手ぬぐいは、大人気であっという間になくなりました。すると頭に巻き始め、後からあれがほしい!という生徒もいましたが残念。瞬時になくなりました。アヤナ、ミサキとトモコは、折り紙で風船の作り方を数人の女の子に教え、コウキとタクミは竹刀で剣道を披露しました。トモキ、ヒロタカ、カツヒロ、ヨシオミ、チナミ、ユウホは折り紙を折ったり、アメリカ人のそばでコミュニケーションを取っていました。アメリカ人の生徒達は、カブトを折ってもらったら興奮して頭にかぶったまま、教室へ向かって行きました。喜んでいたり、自分から積極的に会話してくるアメリカ人の生徒をみて、私達が自分達の文化をお世話になっている地域の子ども達にシェアする事は、非常に大事な事だと改めて強く感じました。

午後からは、タクミがホストファミリーの都合で早退し(タクミは元気です!)、私達は、全校集会に向かいました。すると、先生方がいきなり踊りだしました!そこでは来週、フォレストヒルの小学校、中学校で行われる行事の説明が行われましたが、これには生徒もびっくりしていました。校長先生を筆頭に踊りだし、最後にアイスクリームを配布するアメリカの中学校。フォレストヒルの学校は来週は忙しそうです。ダナ先生の授業に戻り、2時半に解散しました。今日は、最後にサヨナラパーティで何の出し物をするか決めましたが、もう少し全体での話し合いが必要です。みんなで何のために出し物をするのかもう一度考えたいと思います。

今日、生徒の日記を読んでいて、みんな放課後はホストファミリーとうまく時間を過ごしているようです。お友達がたくさんできた生徒もいました。もう今日で半分が過ぎました。明日も中学校に来れると聞いて、生徒は大喜びでした。徐々に学校に慣れてきてるみたいです。明日もたくさんのお友達を作ると思いますが、Thank youという感謝の気持ちを生徒には忘れないでもらいたいと願っています。

 

Foresthill 活動レポート 03月29日 【写真】

今日のフォレストヒルは朝方曇り空で、少し肌寒い始まりでした。みんなリラックスした表情でクラスに来て、日記を提出。It's a small worldという歌をダナ先生のクラスで学び、みんなでサヨナラパーティで歌う予定です。歌が少し早かったので、みんなどうやって歌えばいいのか少々困惑してる様子が見えました。これから練習していくので、最初はわからなくて問題ないと思います。朝、ダナ先生のクラスにキャシー先生が特別に来られて、生徒にボランティア(授業中に積極的に手を上げて授業に参加する事)をするように、と教えてくれました。みんな少しずつ慣れてきたのか、ヨシオミ、トモコ、アヤナ、カツヒロ、コウキ、チナミ、ユウホが積極的に手を上げて授業に参加してました。先生が質問すると、生徒は英語で質問に答えてます。昨日までは恥ずかしがってたり、英語がわからない!と言っていた生徒の変化にただただ驚くばかりです。わからない時は、わかる子どもが日本語に通訳してみんなに教えたりします。3日目ですでにアメリカの良い影響を受けてるみたいです。アメリカ人の生徒は手を上げて何でも質問します。そこは、日本の学校とは大きく違うところのように思えます。

10時からは15分間の休憩時間。徐々にお日様が照って雪がとけつつあるグラウンドでユウホ、ミサキ、チナミは大縄跳びをして子ども達と遊んでました。コウキ、トモキ、カツヒロは子ども達と一緒にバスケを。そしてトモコはたくさんの子どもに慕われて楽しそうに遊んでました。タクミはとなりの部屋でホストブラザーの誕生日のケーキを分けてもらってました。休み時間は子ども達にとっても楽しみなもので、言葉の壁を感じずに、アメリカ人の子どもと楽しげに休み時間を満喫してる様子が見えました。

昼食時間は、アメリカ人に囲まれ今日も有名人扱いです。今日は男子は全員同じテーブル、女子は、3組に別れて座りました。お昼はハットランチといって、3ドルでスパゲッティとサラダ、フルーツ、牛乳(普通の味、チョコレート味)が出ました。トモキ、ユウホ、ヨシオミ、カツヒロ、コウキがホットランチに今日は挑戦しました。アメリカの初めての学校のランチはどうだったかな? 今日もお昼は晴れてきて、半そででも昼間は大丈夫なくらいでした。雪も大分溶け、お昼休みの校庭は今日も沢山の子ども達で一杯! 生徒には、なるべく外に出てアメリカ人の生徒と交流を図るように強く勧めました。みんな長縄、縄跳び、バスケなど多種多様な事をして楽しんでいる様子が伺えました。

午後からは、金の採掘の授業を受けました。実際に子ども達は、小さな粒金()偽物)が入った土砂を水で流しながら小さな金を見つけていました。「先生これ本物?売ったらいくらでうれるかな?」という興奮した生徒が色々質問してきました。みんなの前では答えは言いませんでしたが、それは石に金箔を塗った偽物です。子どもの皆さん、すいません。又、ここのクラスでは、子ども達に紙でかぶと、手裏剣、鶴など様々なものを折ってあげてました。

今日は、コウキ、ヒロタカ、タクミ、ユウホ、ミサキは帰りは大きい黄色のスクールバスで帰りました。アメリカのスクールバスはどうだったかな? 毎日色んなホストファミリーともお話をする機会がありますが、町の人々は大変親切で、「日本人が来ることによって、私達も文化を学べ、楽しい時間を過ごせる事に感謝します」と言われた方もいらっしゃいました。本当に恵まれた場所に私達は滞在させてもらっています。クラスに行くと、どこからでもWELCOME!とよく言われて手厚くもてなしを受けます。Thank youと言うように子ども達によく指導しますが、本当にフォレストヒルの方々にもっと丁重なお礼を言いたいです。宿題、日記を全員提出してくれました。子ども達の日記を見ると、アメリカと日本の違いを書き出したり、英語の単語を覚えてたり、英語がわからずになさけない・・・と思っている子どももいました。心配しないでください。英語は話せなくてもいいんです。その中でどれだけ自分からコミュニケーションを図るかが一番大事だと私は強く信じています。その事を何人かに今日話しました。大体みんな、9時から10時にベッドに入り、朝6時から7時の間におきているようです。明日も良い経験になるよう積極的に行動する事を指導していきたいと思います。

 

Foresthill 活動レポート 03月28日 【写真】

本日は朝から快晴でした。辺りに雪がまだ残っていたが、肌寒い中、初日の学校に不安と緊張の入り混じった顔で生徒がホストファミリーに連れられて学校にやってきました。特に週末は問題もなく、ホームシックだった子がいたと、今朝連絡をうけました。しかし、その子は学校では元気な顔だったので、一安心。

朝は、校長先生に連れられて学校案内をしてもらいました。200人以上の子が集まるフォレストヒル小学校。幼稚園児から小学四年生までが通っています。校長先生のオフィスには、たくさんのカップケーキがありました。この学校では、誕生日の子供はクラスメイトの為にカップケーキを家から持って来るみたいです。で、校長先生は、いろんな人からいつももらうので、中には10年になるカップケーキもあるのだとか。コレクションを見せていただきました。午前中は、ダナ先生の授業を受け、リピートアフターミーと言われて、みんな一生懸命リピートしてました。又、持ち運びができるネームタグを作りました。先生から授業中に手を上げて積極的に参加するようにいわれ、最初は意味がわからなかったみんな。途中から、トモコ、アヤナ、カツヒロ、コウキ、ヨシオミ、トモキ、ユウホ、手を上げてました。9時過ぎからは、低学年の学生と一緒に体育の授業でした。わけもわからず最初は走り、2つのゲームをして楽しみました。英語がわからないと言いながら、子どもたちと混じって一緒に活動する姿から、私も学ぶ事が多いです。

最後の午前中の授業は、3年生の教室に行って、カリフォルニアの歴史を勉強しました。特に、昔の人が作ったキルトについて学び、自分達で実際にそれの作り方と同じやり方で紙に貼り付けました。皆さん、帰ったら是非子ども達の力作を見てください。アメリカ人の子ども達から教えてもらって、一生懸命作ってました。

お昼休みは、カフェテリアでたくさんの子ども達に囲まれてご飯を食べてました。カツヒロ、コウキ、タクミ、ヨシオミとアメリカ人の子ども達、トモキ、ヒロタカとアメリカ人の子ども達、トモコと大勢のアメリカ人の子ども達、ユウホ、ミサキとアメリカ人の子ども達、そしてアヤナ、チナミとアメリカ人の子ども達がご飯を楽しそうに食べてました。途中でアメリカ人の男の子が、ミサキとユウホに英語を教えていいか?ってたずねてきました。どうぞお願いしますというと、一生懸命会話をお互いしようとしてましたが、あまり通じず。これからです! 頑張ってる生徒にエールを心から送りたいと思います。

午後からはフォレストヒルの町を歩いて周り、レンガでできた1850年代からある家、金発掘の記念碑などを見ました。その後、消防署に行き、夏によく使われる消防トラックと、普通の消防車に乗ったり、写真を撮り説明を受けました。今日はマットさんと3人が24時間勤務で働いてます。その後、一人の消防士が、防具服をつけ、酸素ボンベをつけた姿を披露してくれました。まさに、フォレストヒルを守ってるヒーローでした。徒歩で学校に戻り、一日が終わりました。たくさんの車が学校の前にきて、子どもを迎えにきます。その光景は日本と似てる気がします。2時過ぎに学校が終わり、子ども達はホストファミリーの元へ帰宅。皆さんの初めての学校はいかがだったのか明日の彼らの日記を読むのが楽しみでしょうがありません。学校が終わり、5時間が過ぎました。まだトラブルの電話はきません。みんな仲良くやってるのでしょう。ホームシックになるかも、と話してた子どもは、ホストシスターと一緒に寝てるみたいです。引率者に相談もせずに自分でホームシックにならない解決方法を見つけました。この11人の子どもの強さにただただ感動するばかりです。明日は、学校2日目。今日も早く寝て、明日学校で元気に恥ずかしがらずに英語で簡単な会話ができる事を目標に頑張ってもらいたいです。保護者の皆さん、ご安心ください。みんな元気です。

 

Foresthill 活動レポート 03月26日 【写真】

各県からの飛行機が次々と到着し、新しい仲間と出会うたびに緊張していたみんなが、成田に向かう時には、次第に仲良くなっていくのが見えました。「先生!質問!」と空港で生徒を待ってる間によく質問をうけ、自己紹介しあう様子が見えました。成田についてからは、次第に、フォレストヒルのグループの中でみんなまとまりあう様子が見えました。サンフランシスコ空港までの出発の間に、みんな仲良くなり、いざ出発! みんな元気ですので心配しないでください。飛行機の中は、よく寝た子もいたり、なかなか緊張で眠れなかった子も。でも、客室乗務員さんに、英語で話しかけるなどし、お土産をみんな、もらってましたね。いい方に出会えました。空港に到着してから入国審査で聞かれるであろう質問の答えを「サイトシーイング、ナインデイズ」おさらいしました。いざ、税関につくと、そこでは全く観光の目的や、どのくらい滞在するのか聞かれなかった子も。でも、中には、色々と細かい質問をされて、Noと言って、笑顔で税関通過した子どもも。みんな無事に税関通り抜けられました。

空港の外では、ダナ先生が待ってました。優しい雰囲気のなか、みんなの顔には、アメリカに来たんだ!疲れと現実に直面してか、やや顔がこわばってましたが、記念撮影や、ダナ先生と自己紹介をして少し顔が穏やかになりました。フォレストヒルまでは2時間半。小雨が降り、少し寒い中、3台の車にコウキ、カツヒロ、ヒロタカグループ、アヤナ、トモコ、チナミグループ、そしてタクミ、トモキ、ヨシオミ、ミサキ、ユウホグループで別れて出発。山の中に入り、辺りは木だらけ。ちなみに、信号は1つもないとの事。でもそれ以上にびっくりしたのは、フォレストヒルは雪が積もっていました! 昨日、雪嵐がきて、今日もまだ積もっていたみたいです。雪を見た子供達大興奮! 雪の中に、青い色を見つけ、トモキは写真を撮っていました。なんと青い色のは、氷みたいです。2時前に到着してから、スタディセンターでは、みんな1つの机に座り、デイナ先生からアメリカのコインについて学びました。トモコとアヤナが積極的に答えてました。少しして、早速、宿題も出されました。月曜日までに済ませて学校に来てください。そして授業が終わり、3時に待望のホストファミリーとご対面! みんな、色々な名前の書いたサインを持って待ってましたね。緊張はほぐれたかな?

そして、5時からウェルカムパーティーが開かれました。フォレストヒルのホストファミリーたちは、大変優しく私達を受け入れてくれました。一番びっくりしたのは、もうたったの2時間で、みんながホストブラザー、シスターと仲良くなっていました。トモキは、ホストブラザーと仲良く二人で行動してました。カツヒロやヨシオミは、ホストブラザーに積極的に話しかけてました。アヤナは、小さいホストシスターに手をつかまれて、お姉さんみたいな感じでしたね。ミサキ、タクミ、コウキとヒロタカも恥ずかしそうにしながらも、しっかりホストブラザー達に囲まれて輪に入ってました。トモコもホストシスターと行動していて、仲良くご飯を向き合って食べてました。ユウホも、ホストファミリーから気に入られてて、チナミもホストシスター達と風船で楽しそうに遊んでました。靴を脱いでみんなでチームに別れて取り合うゲームを全てのホストファミリーとしたり、音楽に合わせて、左手を出したり、足を出したりという、体を使ったゲームをしましたね。みんな、楽しそうに活動してました。ホットドッグと、甘いケーキをデザートで食べてパーティは終了しました。パーティーの合間にみんなのホストファミリーと個人的に話しましたが、本当に優しくて、心からウェルカムというのを表現していました。ホストファミリーは、辞書を使ってコミュニケーションを取る気満々です! パーティの前は、子ども達は、英語がわからないといいながらも、パーティー中はしっかりコミュニケーションを取っていました。その力は本当にすごいものでした。

今日は疲れがたまってる子もいますが、明日は学校がお休みなので、しっかり寝て元気に月曜日から学校に出てきて欲しいです。みんなと別れてから、3時間経ちますが、いまだホームシックで困っているなどの電話が来ません。みんな日本が恋しいかもしれませんが、今夜はホストファミリーと上手くいってるようです。今日は、なにかを相手にしてもらったら、必ずThank youと言う様に指導しました。月曜日からの授業が楽しみです。長い一日が終わりました。これからの時間を有効にこの地で過ごしてほしいと思います。


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