南日本カルチャーセンターでは、1975年からホームステイや留学等の国際交流教育事業を始めており、既に一万人以上の方々をお世話してまいりました。その長年の経験と実績に基づいて行われております。留学を希望する方の年齢、目的、時期、国、期間は、各自の希望でそれぞれ異なります。「MNCCの個人留学」は、あらゆる年齢層から、多様なニーズにお応えできる個人のためのオーダーメードプログラムです。 南日本カルチャーセンターのその他のプログラム以外で、このようなことをしてみたいというご希望がございましたら、できるだけご要望にお答えしますので、お気軽にご相談ください。
例えば.....
- 語学学校で英語を学び、語学力を身につけたい。
- 短大や大学に進学し、単位を取得し卒業したい。
- 専門学校で専門分野を学び、将来のキャリアに活かしたい。
- 英語の勉強だけでなく、職場体験をしてみたい。
- ワーキングホリデー。
- 英語教師のための英語教授法を学びたい。
■MNCC個人留学の特色
@カウンセリングの充実 お申し込みを頂きましたら、まず留学の目的や希望などをお伺いしながら、希望に合致する留学プランを作成し、納得のいくまでカウンセリングを行います。学校決定後は、当該学校に関する情報や、留学に関する様々な不安や疑問点、相談事、勉強方法に関するアドバイスなど、留学生活全般に関するカウンセリングを出発までに何回でも受けることが可能です。
A選択肢のあるプログラム 留学業者と学校間が契約を締結しているために、自分の希望する学校ではなく、特定の学校にしか留学できないという、その選択肢に制限がある場合がありますが、センターでは、ご希望の所であれば条件が許す限り、あらゆる留学先への手続きが可能です。原則として、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド等の英語圏を中心に行っておりますが、それ以外の国に関しては、事前にお問い合わせください。
B多種多様のご希望に対応 個人留学は、それぞれの目的、国や地域、期間、出発時期等が個々によって異なるため、様々な希望に対応できなくてはなりません。センターでは、長年の経験と実績をもとに、プロとしての多種多様のご要望に添うことのできるプログラムを提供しております。
C安価な費用と費用明細の表示 センターの手続き費用は、極めて安価です。そして、その費用の内訳の明細が詳細に表示され、また、参加者は、必要とする手続きだけをセンターに依頼することができます。センターは、国土交通大臣登録旅行業1355号(総合旅行業務取扱管理者:平原靖子)を取得しており、総合旅行業務も取り扱っております。また、保険の代理店業務も行っております。留学の手続きだけではなく、航空券の手配や保険など、留学に関して出発までの手続きを包括的に依頼することが基本ですが、留学先の手続きのみ、航空券のみ、保険のみ、ビザ等の渡航手続き等、個人の必要とする手続きのみを手配することも可能です。
■留学について
ひとくちに留学と言いましても個々の目的によって、その内容は様々です。おおまかに次の4つに大別されます。
@語学留学 留学の目的が、「英語を学びたい」「英会話を話せるようになりたい」「ホームステイをしてみたい」というような語学・異文化体験を目的とした留学で「語学を学ぶ」留学です。現在の留学の主流はこちらにあたります。
【語学コースについて】 年齢は原則として、18才以上であれば、英語力に関わらず誰でも受講可能です。学校としては、大学のキャンパス内に設けてある「大学付属の英語コース」か、全く独立した「私立の英語学校の英語コース」のいずれかになります。授業内容としては、文法、読解力、英作文、会話、リスニングなどの総合的な英語力が身につくようなカリキュラムが組まれてある英語集中講座(Intensive
English Program)です。期間としては、4週間から12週間くらいを1コースとして、年間通して行われております。授業は月曜日から金曜日の午前9時頃から午後3時頃まえ行われ、週に20時間から30時間の時間が一般的です。通常入校時のオリエンテーションの時に英語能力を判別するためのプレイスメントテストが行われます。その結果により、大体1〜6段階のレベルのクラスに分けられます。1クラスの人数は、大体10人前後で、少人数制をとっているところがほとんどです。授業以外では、小旅行やリクリエーション等の課外活動も行って、学生同士の交流を深めています。他にもホームステイ先の紹介や入寮の手続き、また、空港出迎えのサービスなどもあります。大学進学者のためには、TOEFL強化コース等もあります。大学選択・出願のアドバイス等も行いますし、カレッジスキル(論文の書き方、ノートのとりかた、ディスカッションや研究発表の仕方、図書館利用法等、実際に大学に入った時に必要、かつ役立つ効果的な勉強方法)も学ぶこともできます。学業面や生活面などで、問題が起こった時や困った時など、学校に専任のカウンセラーがおりますので、気軽に相談すればいいでしょう。
A高校留学 15才から18才までの高校生を対象としているため、この時期にしか体験できないプログラムです。ここでは、主にアメリカを例にとりますと、まず高校留学には、「公立高校交換留学」と「私立高校私費留学」の2種類に大別できます。前者の交換留学は、約1年間、文化、人的交流を目的として、一般のアメリカ人の家庭にホームステイしながら、公立高校に通います。交換留学は、米国国務省の規定により定められ運営されているプログラムで、J−1ビザ(交流訪問ビザ)を取得して行くプログラムです。(詳細は、センターの米国公立高校交換留学プログラムをご覧ください。)出発前から帰国後まできめ細やかな面倒を見ることのできるプログラムです。後者の私立の留学は、期間は特に限定されず、1年以上行くことも可能であり、卒業をすることも可能です。私立高校は、通常大学進学を目的とした所が多く、厳しい勉強を課せられることになります。私立高校の留学は、公立高校交換留学のように特別な規定はなく、各校のポリシーに基づいて運営されています。通常は全寮制で、費用は交換留学の倍以上かかります。
B大学留学 留学の目的を「短大、大学、大学院の卒業」とする長期型留学で、「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」留学です。但し、この場合でも、英語力の不足の学生は、大学に進学する前のある一定期間、前述の語学コースを受講しなければなりません。
【大学について】 年齢は、入学条件を満たしてさえいれば、特に上限はありません。外国の大学では、様々な年齢層の方が学んでいます。各国の大学の特色について記述しておきます。ここでは、まずアメリカを主にご説明します。
アメリカ:まず、大学は2年制大学と4年制大学に大別されます。大学のカリキュラムとしては、職業コースと進学コースに分けられ、進学コースをとると3年目以降は、4年生大学の3年に編入(Transfer)することになります。アメリカの大学の場合、最初の2年間は、一般教養科目を学び、3年目からいわゆる専攻(Major)を決めることになります。日本のように入学当初から○○学部という概念はなく、まず幅広く一般教養を身につけ、その課程において、自分の進むべき道を決めていくことも可能になるわけです。ですから、途中で専攻を変えるということも可能になってくるのです。入学は日本のように一斉に行われる入学試験というものはなく、全て書類審査(願書、及び成績証明書)になります。また2年制大学の中にはコミュニティーカレッジといわれる大学で、本来はその地域住民のための生涯教育の場として、門戸を広く開いており、入学基準も比較的緩やかで、費用もさほど高くはなく、最近ではコミュニティーカレッジに留学する人も多いようです。大学の費用としては、州立、私立や、地域により異なりますが、授業料、教材費、生活費(寮やホームステイ、及び食費等)含めて年間で1万ドル〜4万ドルとかなり差があります。
C専門学校留学 語学そのものではなく、ある一定の専門分野を勉強したいという人のための留学で、例えば、ファッション、音楽、芸能、芸術関係等様々なスペシャリストを目指す方々のためのものです。但し、これらの専門学校では、特に高い英語力が要求されますので、大学進学と同様に、語学に自身のない方は、事前に英語コースに通い、十分な英語力をつけてからでないと入学は許可されません。
■大学留学に必要な条件 大学留学に必要なものは次の4つです。
(1)英語力
大学は英語を学ぶ機関ではありません。現地の学生と同等にやっていけるだけの英語力が必要です。講義が聴けて、自由にディスカッションや研究発表ができ、膨大な読書量をこなせ、レポートや論文を書けるだけの英語力が必要とされます。留学生の場合、TOEFLやIELTSなどの英語のテストを受けて、大学側が留学生に必要とする以上のスコアを取らなくてはなりません。
(2)学力
大学に入学するためには、過去の成績証明書提出することなります。基本的な学力がないと当然入学は許可されません。もちろん、大学間のレベルの格差がありますので、自分のレベルにあった大学を選べばよいでしょう。
(3)経済力
大学に入学する際に提出する書類の中に必ず「残高証明書」が必要になります。これは授業料、及び、生活費を支払うのに十分な経済力があるかをチェックするために、大学側が要求するものです。また、留学ビザを取得する際にも、大使館や領事館より同じように残高証明書の提出が義務付けられます。留学ビザを取得する場合、授業料や生活費を現地でアルバイトをしながらということは禁止されています。但し、条件を満たせば学内でのアルバイトが可能な場合もあります。
(4)精神力と適応力
留学生活では、言葉、生活習慣、行動様式、物の価値観など全てが異なる環境の中での生活です。それは想像以上に厳しいものがあり、その異なる環境の中に適応できなくてはなりません。特に大学では、厳しい勉強に耐えられるだけの忍耐力が必要です。大学生は一人の大人として扱われますので、依頼心が強ければ、未熟者としてとらえられます。何でも自分ひとりでやっていけるだけの精神的な強さが求められます。多角的な視野を持ち、自己主張ができて、自主性をもって物事に挑むことを要求されます。そのためには、心身共に健康で、特に強靭な精神力が必要です。
■滞在について
個人留学の滞在は、希望により次の3つに大別できます。但し、プログラムによっては、必ずしもご希望の滞在に添えない場合があります。
@ホームステイ 海外生活体験が初めての方や、短期異文化体験をご希望の方には、ホームステイをお勧めします。家庭レベルでの交流のため、その国や人々を理解したり、幅広い人間関係を作るにはためには、ホームステイが最も有効な手段だからです。ホームステイ費用はプログラムにより異なりますが、食事付きで、相場としては1カ月間で、600ドルから1000ドルくらいとまちまちです。この3つの中では、比較的一番安い方法です。短期のプログラムとしては、人的交流としてホームステイを位置付けておりますが、長期となりますと、下宿的要素が強くなり、一つの家庭に数人がホームステイするようなケースもあり、ホストファミリーも義務的に部屋と食事を提供するようなものになり、人的交流が希薄になるようなケースもありえます。ホームステイをするからには、当然その家庭のルールに従わなければなりません。
A寮 寮の場合、キャンパス内か、大学に近い所にあるため、通学に便利です。一人部屋もありますが、数的にはあまり多くはなく、通常は2人部屋か3人で一つの部屋を使う所が一般的です。食事などは、カフェテリアなどでミールクーポンを購入して利用したり、自炊できる設備もあったりします。学内の学生との交流が積極的にできるという意味では、寮生活も充実したものになるでしょう。寮は、留学生だけではなく、現地の学生も一緒になるために、早めに申し込みをしないと、満員になって入れない場合がありますので要注意です。
Bアパート 特に英語での生活に問題がないとか、ある程度の年齢に達している人以外には、あまりお勧めできる形ではありません。但し、留学生活も長期にわたり、英語や生活にも慣れてきた場合、途中からアパートに移る生徒も多いようですので、ある一定期間が過ぎてから利用する分は構わないのと思います。通常はルームメートと一緒にシェア(Share)して住むケースが多いようです。特に語学留学の期間にアパート暮らしをすることはお勧めしません。日本人同士の溜まり場となり、環境的に決していいこととは思えません。費用は地域やアパートの種類によりまちまちですが、光熱費、水道、電話代なども自分で支払わなくてはなりませんし、前者2つとすると、割高になります。
■留学手続き費用について
MNCCの個人留学における業務内容と手続き費用は下記の通りです。これらは留学するにあたり、全て必要な手続きです。なお、現地での授業料、生活費は含まれておりません。
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