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Stanwood Day 23−24
2019年8月20〜23日(月〜水)

〈帰路のドタバタ〉
シアトル空港でこれまで大変お世話になったTCのシェリーさん、カレンさん、そしてカレンさんの夫に日本語と英語で感謝を伝え、搭乗しました。最後ほどスムーズに移動できるのだろうと思っていた私でしたが、正直、甘い考えでした…。
日本に帰るという意識が生徒たちの気を緩めていたのだと思います。空港について公共の車いすを遊具代わりにして遊ぶ生徒、集合時間を守らない生徒、すべて私やカルチャーセンターの職員に注意されました。これまで財布をとられる、パスポートを置き忘れる、カメラを失くすというような失敗がなかったせいでしょうか。。。まずい予感はますます的中し、このあと問題続出です。
いよいよ台北行きに乗り込むというときに、パスポートはあるのにチケットがないと慌てる生徒が。とりあえず、ほかのメンバーは列に並ばせて搭乗させます。そもそも我々は団体なので一般客の後に搭乗しようとしていたため、列といっても残りの乗客は私たちと他数名。つまり最終搭乗までそんなに時間はない。抱えている荷物3つをひっくり返して探しました。結局はあったのですが、本人が保護者と約束した、鞄の大事な物入れの場所にしまっていなかったのです。出発時刻を遅らせることなく、みんなに追い付いて搭乗できたのでとりあえずほっっ。
シアトルから台北について一般客が下りた後に、「シートの前ポケットみてー」「荷物の忘れ物ない?手荷物増えている人いるよー個数あたってる?」と尋ね確認の時間を与えました。ビルに入りすぐ近くでトイレ休憩をとって、これから使うもの(パスポートと沖縄行チケット)を見せながら確認し、全員で歩き始めてしばらく。。。一人が顔面蒼白で私のところに走ってきて「先生、パスポートがない」一番恐れていたことが。。。本人は気が動転しているので別の生徒に荷物の中身をすべて出して探させてもない、私が見てもない。トイレに探しにいこうとしたら空港職員のおばちゃんが、中国語で話しかけてきました。「こっちに戻ってきてはだめ、先に行きなさい」というようなことを言っていたと思います。空港はセキュリティー第一なので、乗客が全員降りるとゲートが閉まります。戻るということは空港の安全確認上、禁止していることですもんね。この時点で機内に忘れたのだろうと考え、私と生徒は航空カウンターに行き、残りの21名を高校生に先導をお願いして乗り継ぎの場所まで行ってもらうことにしました。カウンター職員に事情を説明すると即座にトランシーバーなどを使って他の職員と連携し探してくれました。すると、シートの前ポケットに入っていたそうです。降りるときに声かけして確認の時間あげたんだけどな…。手元にパスポートが届くと泣きたいくらい安心したと思いますが、搭乗スタートの時刻が迫っているのですぐ移動しました。搭乗口で待つみんなの姿をみつけてほっっ。一言、「すみませんでした」とみんなに言いました。
飛行機までの移動はバスだったのでチケットをスキャンし全員が乗り込もうとしたら、一人が職員に止められます。。。こ、こんどはなんだ。前の飛行機に帽子を忘れていないかときかれています。本人は身に覚えがないので「No」と言ってバスに乗りましたが、なかなか出発せず。。。最後の乗客を待っていたのもありますが、その方が飛び乗って、その後ろから職員が帽子をもって走ってきます。はい、生徒の帽子でした。職員に尋ねられた生徒とは別の子です。本人は職員に手渡されるまで気づいていませんでした。受け取りのサインをすませてバスが飛行機へ向けて出発。
そしてようやく沖縄に帰ってきました。
〈解団式〉
荷物の破損もなく受け取りを済ませると保護者の待つ搭乗口へ。
いま思うともう少し、ただいま〜とにこやかに言ってもよかったのに、気をぬけないと緊張感があったので、保護者をスルーして解団式を始めてしまいました。みなさん、すみません。
解団式は高校生のO・T君がプログラム中に感じたことを中心に生徒代表あいさつをしてくれました。わたしとしては子どもたちを褒めて終わりたかったのですが、彼らのこれからの成長を信じて少しすっぱいことを言いました。
与えられることに慣れきってしまっている日本の子どもたちです。感謝とギブ&テイクの精神を忘れないで身に着けてほしい!
最後はドタバタのTeam Stanwoodでしたが全員がプログラムをやり切ろうとしています。残すは報告会。各々しっかり振り返りをすることできちんとプログラムを終えてほしいです。

最後に、拙い文章ではありましたが、レポートをご覧いただいていた皆さんありがとうございました。途中、ネットの不具合でレポートのアップが滞り、ご心配をおかけしたことは重ねてお詫びします。
Stanwood Day 22
2019年8月19日(月)

〈最後の授業〉
今日はstanwoodでの最後の授業です。TCのシェリーやカレン、そしてボランティアで私たちの活動を支えてくれたケイティとの最後の授業です。午前中は普段通りの授業、そして午後はスポーツを企画しています。しかし、今日は8人の生徒がお休みです。理由はホストファミリーと最後の一日を過ごすからです。このプログラムはホストとの生活、それを通してアメリカの生活を知ることを大切しているので構わないのですが、先生の一人は最終日にこんなに欠席者がでたのは初めてと少し寂しそうにしていました。
さて、今日の教科書の中身はアメリカの歴史についてです。アメリカの地が移住者によって開拓されていったことや、独立に尽力した人々について書かれた文章を先生が読んでくれました。「独立宣言書」や「開拓」「革命」などの言葉が出てきたので読みが聞けても内容を理解するのはとても大変だったと思います。ですが、辞書をたくさん引いて苦労して難儀して真の自分の力をつけていってほしいです。この研修を終えた後でこそ、明確な目標に向かって努力することができると思います。
午前の部後半は、映画鑑賞です。みんなからリクエストの多かった「チャーリーとチョコレート工場」はレンタルできなかったので、「ペット2」を観ました。先生がレンジで作るポップコーンを用意してくださっていたので、映画とポップコーンという黄金の組み合わせで鑑賞しました。英語の字幕を付けながら見たので、わからない単語を辞典で調べながら見る子もいましたよ。
その後はスタンウッド小学校の遊具で自由に遊びました。ブランコや回転する遊具、バスケットボールなど、晴天の中で思い思いに楽しんでいました。また学校では先生方が新学期を迎える準備に取り組んでいました。(スタンウッドは9月4日に新学年が始まるそうです)1年生の教室も見せていただきましたが、英語を習い始めたばかりなので、教室内にはフォニックスやアルファベットに関するポスターが多く掲示されており、私たちにとってちょうどいい教材だと感じました。今日は小学校にホストファミリーに迎えに来ていただき、夕方に再集合の声をかけて一時解散しました。
〈別れ〉
残念ながらスタンウッドに別れを告げる時間が来ました。つまりホストファミリーとの別れです。ホストに連れられて車から降りてくる生徒の中には、目も鼻も真っ赤な子がいました。ボランティアで私たちを助けてくれていたケイティも、一人一人にメッセージを書いて手渡してくれました。バスに乗り込む時間になってもハグと涙に溢れ、なかなかホストのそばから離れられない子もいます。バスの中に来て本当に最後の瞬間まで別れを惜しんでくれた方もいました。たった3週間だけど、本当に暖かい愛情と寛大な心で家族の一員に迎えてくれたホストの皆さんには、心の底から感謝の気持ちが溢れます。生徒の安全と心身への配慮も本当に有難かったです。沖縄に帰っても、連絡を取り合ってせっかく繋がったこのご縁を末永いものにしてほしいです。
シアトル空港に到着しました。いまはゲート前から最後のレポートを書いています。フライトまでの空き時間を有効に活用するため、生徒には感想文に取り組んでもらっています。いまは深夜の時間なので、眠い頭をなんとか起こしながらみんなアメリカ生活を振り返ってます。ここから台北にとび、沖縄には水曜の朝9時過ぎに到着します。お土産話を待っていてくださいね、22名で元気に帰ります!
Stanwood Day 19
2019年8月16日(金)

〈対話式授業〉
ここ数日の授業は教科書を使うのではなく、トピックを決めてそれについて自由に話をするという学習を行っています。「ファッション」「行事」「祝日」「音楽」「宗教」「学校生活」等々、日本とアメリカを比較しながら話します。アメリカでは授業のなかで活発に意見交流が行われていて、生徒それぞれが自分の考え・疑問をクラスに投げかけ討論し思考を磨くというのが主流です。同じようにシェリーやカレンが話題を提供しているのですが、うちなーんちゅ(?)日本人(?)に苦手な生徒が多いこの対話式授業、やはり自分の考えや思いを積極的に話す子が少なかったです。とくに中学生にはハードルが高かったように感じます。先生の言ってることを理解しようと我慢強く聞いているのですが、言葉だけの説明は難しいですね。例えば、音楽やファッションについては携帯で音楽を流したり、映像を見たりすることで理解の助けになっていたのですが、それ以外は難しそうにしていました。きっと、もっとたくさんの単語やフレーズを覚えたり聞けたりするようになりたいと思ったのではないでしょうか。
〈進路〉
また最近は高校生を中心に、進路について私や南日本カルチャーセンターの職員に話す子が増えています。大学進学、卒業後のみち、職業についてなどこの3週間で気持ちが固まった子、迷い始めた子、情報を集めだした子います。そして中学生もそれぞれの高校生活を聞いて、自分の進路について話す子がいました。(すてきだなと思ったのは、どの高校生も自分の学校が大好きで、自信をもって最高だからおいでと中学生におすすめしていたことです)
3週間は長いようであっという間です。なかには、残り5日というときにようやくこの生活に慣れてきたという中学生もいますが、確実に個々の人生に何かしらの影響を与えているように感じます。それぞれが心に秘めるものができたかな。(中学生は「先生、アメリカのにおいって何もかもきつくない?香水、洗剤…」と生活するうえで慣れるのに苦労することが意外なところにあるようです。みなさん、子どもが帰ってきてスーツケースを開けたとき、意味が理解できると思います。)
〈ボーリング〉
午後はみんなで街中のボーリング場へ行きました。ホストシスターやブラザーも参加して、それぞれ4〜6人のチームに分かれてゲームしました。ほとんどがボーリングに行くのは2・3回目という子で、スペアやストライクがたまに出るごとに歓声挙げて盛りあがっていました。予算の都合上、1ゲームしかできませんでしたが、残り時間はボーリング場近くの散策として自由時間を与えました。
生徒が集まっているときに、カルチャーセンターの職員から帰りの荷物に関する注意がありました。来るときに手荷物検査で引っかかる子が多くいたので、細心の注意を払って週末の間にパッキングをと荷造りを済ませてほしいと思います。※とくに筆箱の中の筆記用具で引っかかる子がたくさんいました。コンパスや折り畳み型のはさみです。スーツケースに入れていると問題ないのですが…。
最後まで気を抜かずに、沖縄に帰りたいです。
明日から最後の週末です。ホストファミリーと最後の思い出作りになります。
帰国日まであと三日!
Stanwood Day 18
2019年8月15日(木)

〈準備〉
今日の午前中はいつも通り授業を行い、午後は留学生主催のsayonara partyのリハーサルや会場設営、グループ練習を行いました。生徒は前に出てお辞儀をしてから第一声に何を言うのか、どんな説明をするのか考えなくてはいけません。それぞれ、日本語で文章を考えた後に英訳し、私やボランティアのケイティにチェックをお願いするなどして準備していました。日本でのオリエンテーションで打ち合わせていた通り、お菓子や折り紙を持ち寄り、各テーブルに配置しました。折り紙は数日前から会場飾りつけのために、各自家に持ちかえったり休み時間にコツコツ作りだめたりしてきました。全員で飾り付けを終えた後は、舞台を使ってのリハーサルを行いました。実際にその場に立ってみて気づくことがあります。その時は自分たちで話してあって問題点を修正していました。自発的に動くことができていて感心しました。
〈sayonara partyさよならパーティー〉
日本から持ち寄ったお菓子以外に、生徒の数名が卵焼き、おにぎり、ソーミンチャンプルー、団子やサーターアンダギーを作って持ってきてくれました。アメリカ人が挑戦しやすい大きさでということで、小さくにぎってふりかけをふり、ラップに包んでテープまでつけてくれていました。実は米自体は別の生徒が持ってきていたのですが、本人はご飯を炊くことができないということで、別の生徒二人が引き取って作ってくれました。団子は砂糖醤油ときなこの2種類を用意し、皿に盛り付けました。サーターアンダギーもソーミンチャンプルーも最高のできでした。サーターアンダギーはアメリカ人にも挑戦しやすいみかけ(?)だったのか、躊躇なく手にする人がたくさんいました。それに対して団子はおっかなびっくりの人がたくさんいました。
一通りみんなが食べ終わるとプログラムの幕開けです。スタートは女の子3人による空手です。道着に着替えて一人ずつ型を披露しました。勇ましい姿に会場は静まり返り真剣に見入っていました。次の日本クイズは景品付きだったので、とても盛り上がりました。問題内容は「thank you」「good morning」は日本語で何という?や日本の総理大臣の名前は?というもので、景品が豪華(量が多い)ことに皆さんはしゃいでいました。プログラム3番目は習字と折り紙です。事前にホストの名前をリサーチして漢字で名前を考え、おりがみチームのつくったハートに名前を書いてプレゼントするなどしていました。4番目はフラダンス
です。CDプレーヤーがなかなか手に入らず苦労しましたが、しっとりとした音楽とダンスに会場が酔いしれました。5番目はR君による二重跳び連続50回。会場の皆さんにカウントしてもらい、2回目の挑戦で60回以上の記録をつくりました。緊張してせっかくの料理もあまり食べられないようでしたが、これは本人も満足の出来だったでしょう。6番目は男の子3名による二人羽織ならぬ三人羽織です。最初は会場の皆さんは何をするのかわからない様子でしたが、理解してからは涙が出るほど笑い転げる人がたくさんいました。特に水を飲ませるときには、どよめきと笑いとで盛り上がりました。プログラム7番目はTさんによる弾き歌いです。“Let it be”を1番は日本語で2番は会場のみんなと英語で歌いました。彼はこのパーティのために隙間時間を見つけて何度も練習していたので、演奏が終わってからはホストはとても感動していました。プログラムの最後はthank you speechです。司会も務めてくれた高校生3名が最後、3週間のお礼と感謝を伝え、しっかり締めてくれました。
それぞれが自分のできる何かを合わせてつくったsayonara partyは大成功でした。終わった後の生徒たちの充実した輝く表情がそれを物語っています。ぜひ写真でご確認ください。
パーティーの間中、生徒とホストファミリーがにこやかに会話する様子を見て、welcome partyのときようなぎこちなさがなく、この3週間お互いが信頼関係を築く努力をしてきたことが垣間見れました。異文化に新しい環境に慣れようと頑張った生徒、それを辛抱強く見守っていてくれたホストファミリー、きっと素敵な時間を過ごせたんだろうなと感じました。
さぁ泣いても笑っても帰国日まであと4日!
Stanwood Day 17
2019年8月14日(水)
お詫び
ここ数日、私のホスト宅のネットが使えなくなり、レポートや写真を南日本カルチャーセンターに送信できずにいました。巡回で回ってくださるセンターの職員にデータを直接お渡しして、サイトにアップして頂き、対応していましたが、本日工事を終えて、晴れてまたインターネットを使えるようになりましたので、レポートは本来通りご覧いただけます。ご心配をおかけしてすみません。

〈教科書と宿題〉
登校すると教会の外に先生と生徒たちが数名立ち尽くしています。どうやらいつも使っている教室になぜか鍵がかかっており、中に入れないということで、急遽さよならパーティを行うホールで授業をすることになりました。円卓を囲んで学習しました。
私たちが使っている教科書は、第2か国語の英語学習向けのもので、学習者(留学生)の生活を助けるような内容になっています。例えばホストファミリーに質問することで家庭のルールが理解できたり、文化を理解したり、また日常的によく使う言葉を学ぶことができます。宿題は予習にあたる内容が出されるので、宿題をすることで授業の中身が理解しやすくなります。TCの二人も、生徒が確実に宿題を終えているという前提で授業を進めますし、構成しています。授業についていくのに必死な思いをしているはずなので、だからこそ前向きに家庭でしっかり宿題に取り組んでほしいなと彼らを見ていて感じます。

〈スポーツデイ〉
今週で最後の一週間ということもあるためか、課外活動が多くあります。午後は近くのスポーツジムに出かけました。水泳とバスケットボールの好きな方を各々楽しみました。私たちのチームは沖縄の離島から参加している生徒が多くいます。放課後によく海で泳いでいるらしく、早く泳ぎたいなーと言っていた彼らにとって久しぶりの水中はまさに水を得た魚のようでした。海で泳ぐのは平気だけど、プールは怖いという子や初めてプールで泳ぐという子もいました。このジムはホストの一家族がオーナーを務めており、プールとバスケットコートは私たちのために貸し切りにしてくださいました。本当に私たちの活動はスタッフやホストファミリーに支えられています。今日も感謝。

明日の夕方はさよならパーティです。午前中はホストにプレゼントするthank you cardを作りました。みんな辞書をひきながら真剣に言葉を考えていました。
Stanwood Day 16
2019年8月13日(火)
〈フィールドトリップ〉遠足B
今日は最後の遠足に出かけました。目的地は3つです。最初はあの世界のマイクロソフト社(Microsoft)です。会社の敷地が広く、圧倒されました。もちろん制作している棟へは入れないので、観光客用のビジターセンターで過ごしました。そこはマイクロソフト社が販売している最先端のパソコンやマウス、ゲーム、タッチパネルなどが展示されていて自由に製品を楽しむことができました。他にも観光客はたくさんいたのですが、生徒たちはそれぞれゲームを中心に体験し、またお土産選びに没頭していました。圧巻だったのはゲームです。コントロール機やテレビ画面は私たちも見ることがありますが、椅子がマッサージチェアのように大きく、ゲーム内容によって椅子が揺れたり、傾いたりして体感できました。そのコーナーは大人気で長い列ができていたので、誰もトライできなかったのですが。。。写真や動画をご覧ください。
そういえば、売店でお菓子を買おうとした生徒が店員に日本人か?と尋ねられそうだとこたえると相手は日本語、生徒は英語を話すというちぐはぐな状況になって面白かったと話す子がいました。世界企業になると店員でも何か国語も話せるんですかね…
次に観光地として有名なSnoqualmie falls(滝)を見に行きました。一般客や観光バスの往来が激しいので、交通状況を鑑みてランチを含めて1時間の自由行動でした。舗装された道路のおかげで滝つぼから川のところまでいけそうでしたが、時間が足りず行けずに残念でした。太陽の日差しがとても強くて、沖縄のように陰に入るとマシにはなるのですが、みんなアメリカに来た当初より日焼けしています。乾燥しているので汗はかきませんが、水分補給は欠かせません。
最後にみんなが一番楽しみにしていたアウトレットモールへいきました。「沖縄のあしびなーに似ているねー」「書店がなくて残念」「日本から持ってきたお小遣いは今まで10ドルくらいしか使ってなかったけど、今日は何か買おうかなー」最初の一週間は生徒たちはレジに並ぶのも緊張していましたが、今は自然に品物を手にレジへ向かいます。帰りはそれぞれが買った品物をお互いに見せ合い、和気あいあいとstanwoodに帰ってきました。
早いもので帰国日まであと6日です!
Stanwood Day 15
2019年8月12日(月)
〈週末〉
2回目の週末を終えて、生徒たちが元気に登校してきました。先週の金曜からホストとキャンプに行っている二人は明日登校してくる予定です(先週は勘違いしてました)。ホストの皆さんは、三週間という限られた時間なので、週末は生徒を外に連れ出して楽しませようと考える方もおおいです。しかし疲れもピークにある生徒は、今日は何したい?どこに行きたい?と聞かれ、家でゆっくり過ごしたいとこたえて、寝たり、テレビを見たり、テスト勉強をしたりして過ごしたという人も多くいました。

〈sayonara party〉
来週19日月曜に帰国する我々にとって、最後の一週間が始まりました。今週の木曜日には留学生22名が主催してsayonara partyを開きます。今日の午後はホストへの感謝の気持ちを込めたギフト作りをしました。個々の写真をプレゼントするため、フレームの色塗りやデコレーションを行いました。沖縄の海をイメージする子、ホストの家をイメージする子、自分自身を表そうとする子、様々でした。シェリーが個別に撮影してくれた写真を入れてパーティで渡します。今日はほかにもパーティのプログラムについて話しました。老人ホームで披露する予定だったこともあり話はスムーズに進み、司会やお礼のスピーチも高校生中心に役割分担しました。パーティが楽しみです!
プログラム
1空手
2日本クイズ(日本グッズの景品あり)
3習字&おりがみ披露
4フラダンス
5縄跳び(連続二重跳び50回)
6三人羽織
7ピアノ弾き歌い
8お礼のスピーチ
Stanwood Day 12
2019年8月9日(金)

〈ジャーナル 日記〉
今日はホストファミリーとキャンプに出掛けた生徒二人がいるので、20名での授業スタートです。(月曜日には戻ってきます)
いつも授業のスタートは黒板に書かれた質問にこたえることから始まります。Journal question:
1 What was your favorite activity on your trip to Seattle and why?
2 Do you plan to go to University after High school?
シアトルであなたが一番好きだった活動(場所)はどこですか、なぜですか?
高校を卒業した後は大学に進学する予定はありますか?
といったものです。本当は15分ほどで書いてほしいのですが、辞典を引きながら30分ほどかけて書きTCに提出しています。あまり難しい言葉を使わず、自分の中にある言葉をフルにつかって話す・書くことは簡単なようで難しい!もがいている生徒が多くいます。
〈授業〉
さて、今日の午後は近くのリサイクルショップで品物整理のボランティアを行ったのち老人ホームを訪ね、日本の文化を紹介する活動があります。午前中は教科書での学習を終えた後、それぞれなにを披露するか話し合い、練習時間を設けました。空手を披露する人、習字を披露する人、折り紙をおってみせる人、縄跳びをとぶ人、ピアノ演奏や弾き語りをする人がいました。事前に日本でのオリエンテーションで説明されていたはずなのに、何も考えていない準備していない人も残念ながら数名いました。おりがみを分けてもらっていましたが、今後の本人のためにも、活動の意義を理解して自主性を持って行動してほしいなと感じる出来事でした。
ランチの後、リサイクルショップでは大量の衣服や靴をサイズごとにコンテナに分け、整理してパッキング・陳列することをしました。みんな素早く仕事を進めてくれたおかげで、短い時間で膨大な仕事が済んだと、責任者のマーティンさんが感謝していました。と、ここで問題が・・・。老人ホームと訪問時間の設定にズレがあり、今日は訪問ができなくなってしまいました。利用者を楽しませるために練習もしていたので、連れていけなかったことをTCの二人はとても申し訳なさそうに謝っていました。しかし、来週は私たちが主催でさよならパーティを開くので準備したもの事は、そちらでしっかり披露したいと思います。時間が空いたので急遽、マーティンさんが私たちが借りているものとは別の教会内を案内してくれました。なかなか入れない場所なので物珍し気にみんな見学していました。(私たちは普段、教会内の一室を借りて学習をしていますが、いわゆるミサを行うような教会の部屋には入れないので、内部を見学したのは新鮮でした)

さぁ、明日はアメリカに来て2回目の週末です。ええーいやだー、まだ帰りたくない!とこぼすほど、楽しんでいます!またリフレッシュして元気に会おう!Have a nice weekend!!
Stanwood Day 11
2019年8月8日(木)

〈FULL DAY TRIP2〉遠足A
今日はアメリカに来て2回目の遠足でした。前回は私たちの滞在しているスタンウッドから北へカナダとの国境まで行きましたが、今日は南のシアトルへ行きました。遠足はホストファミリーの参加もオッケーなので、今回は4組の家庭が私たちと遠足を共にしました。
シアトルはワシントン州の州都と思いきや、調べてみると違うんですね!州都はオリンピアという市で、シアトルは最大の都市ということらしいです。今日の旅の目的地は3つでした。
まずはワシントン大学(University of Washington)。バスから降りるなり、「広い!」「ハリーポッターの世界みたい!」という声が聞こえました。ワシントン大学は敷地面積が広大なので、図書館と噴水広場を見て回る程度でしたが、外観や雰囲気にどことなく圧倒されていました。図書館に入ると「先生ここ教会?」と目を見張って真剣に質問してくるほどでした。ワシントン大学には様々な学部があるらしいのですが、中でも医学系で世界でも有数の大学らしく、全米や世界の公立大学ベスト10の常連校ということでした。もしかしたら、我々のメンバーから将来ワシントン大学の学生として戻ってくる子がいるかなー?楽しみですね。
次はシアトルセンター(the Seattle Center)。ここは博覧会の跡地に作られた総合公園で、シアトルのシンボルマークのスペース・ニードル(上部に円盤がついているタワー)がある場所です。ここではランチを食べました。今日は家からランチを持ってきた人や買う人それぞれでした。英語での注文もこわごわでしたが、店員の言うことを緊張しながらも必死に聞いてオーダーしていました。Good job! 
最後に向かったのがパブリックマーケット(Pike Street Market)。日本でいう市場のような場所でした。マーケットの中は魚市場やカフェや花屋、野菜・果物市場など様々な種類の店が所狭しと軒を連ねていました。そして観光客でごった返していましたが、ここで自由時間を設けて生徒たちはそれぞれ自由に行動しました。約束は集合時間を確実に守ることと3人以上で行動することです。結果的に全員が時間通りにトラブルに巻き込まれることなく、帰ってきていました。生徒たちの関心が高かったのはスターバックスです。実はこのマーケットにはスターバックスの1号店があり、ここにしかないオリジナルのマークやタンブラーがあるらしく、購入した生徒たちはとても満足そうにしていました。他にも書店へ行った子、父親への土産を購入した子、おしゃれな木箱やキーホルダーを購入した子など観光と買い物を大いに楽しんでいました。
帰りもホストファミリーと会話を楽しむ声がバスの中に響き、みんなで元気に帰ってきました。トラブルなく帰ってこれてTCの二人も安心していました。今日も素敵な遠足を企画運営してくれて、感謝の念がたえません。
Stanwood Day 10
2019年8月7日(水)

昨日は外で一日活動したので、日焼けもあり身体を動かしたこともありで、授業中眠そうにする子がたくさんいました。風邪気味の子がまだ薬を飲んでいますが、そのおかげで症状が重くならずに毎日を過ごせています。準備って大事ですね。私としても日本から持ってきた薬ということと、飲んだことのある薬ということで安心して見守っていられます。
〈授業〉
今日の午前中の学習内容はスラングと熟語についてでした。スラングとはアメリカ人が日常的に使うカジュアルな言葉のことです。日本の学校の授業で学ぶ言葉ももちろん使いますが、スラングや熟語を聞いて理解できることは、ネイティブとの会話をより明確に(ニュアンスなども)受け取ることができます。教科書でそれらの言葉や意味を理解した後は、新しいグループでスキットに取り組みました。先週のスキットでは話をまとめるまでにとても時間がかかっていたのですが、2回目の今日はどのグループも台本を作るスピードが速くなっていました。お互いの名前を覚えて、話もしやすくなってきたので協力しやすくなってきたようです。
...ここで気分不良の生徒がでてクラス終了まで付き添っていたため、スキットと午後の授業には参加できませんでした。レポートと写真がなくて申し訳ありません。
(生徒は貧血による吐き気と頭痛がありましたが、その後ランチを半分食べておしゃべりできるようになるまで回復しました)TCの二人はスキットはとてもよい出来だったと言っていました。
明日はまた教室を飛び出してフィールドトリップに出かけます。生徒の声や姿をたくさんお届けしますね。
Stanwood Day 9
2019年8月6日(火)

〈募金活動〉
今日は一日かけて募金活動を行いました。募金の目的はアメリカの生徒が日本に留学する際の資金集めです。
日本では部活で優勝して地区や県代表になった際に、保護者が中心となって資金集めをします。(ラーメンや洗剤などを販売しますね)アメリカでは子ども自身が活動します。その代表的なものが車の洗浄と手作りのお菓子販売です。昨夜生徒たちはホストに手伝ってもらって、クッキーやカップケーキ、ブラウニーを作って持ってきました。
看板を持つ人、車を洗う人、ケーキを売る人の3つのグループに分かれ、仕事を回しながら一日中活動しました。CAR WASHは5ドルの設定でしたが、活動の目的を理解した後、それ以上の金額を寄付してくれる方もいました。日本から持ち寄ったギフトや手作りのお菓子を選んで、50ドルをくださる方もいました。
そしてみんなが必死に働いたおかげで、今日は800ドル以上のお金を集めることができました。これはなかなかの額で、TCのお二人もみんなのことをほめてらっしゃいました。結果にみな満足し、それぞれ帰路につきました。本当にお疲れ様!
Stanwood Day 8
2019年8月5日(月)

〈初めての週末〉
ホストファミリーと過ごす初めての週末を終えて、生徒たちが元気に全員登校してきました。日記にはどんな風に週末を過ごしたか楽しそうに書かれていました。3時間半かけて歩き山登りに行った人、日曜に教会に行ってみた人、NBAの女性リーグを見に行った人、庭の手入れを手伝った人やゆったりと過ごして身体を休めた人など、家庭によって様々です。日本料理をふるまった人もいました。3週間の滞在なので計画的に週末を利用し、日本・沖縄の文化や生活、料理を紹介してほしいですね。
週末と今朝の体調をそれぞれに尋ねると、少し風邪気味であるとか、唇に出来物ができた子もいますが、日本から持参した薬を早めに飲んで対応することを話しました。先週の月曜日に出発して一週間がたちました。これまで大きく体調を崩した子はいません。皆さんご安心ください。
〈Food Bank〉
午前中はいつも通り教室で勉強した後、教会近くにあるFood Bank(直訳すると食糧銀行)へお手伝いに出かけましたFood Bankとは、人々が家庭で余っている缶詰などの食料やトイレットペーパー、服、靴などを寄付し、シングルマザーやシングルファーザー、子だくさんの家庭などを手助けするという場所です。日本ではなかなかみない場です。そこで働いている職員はほとんどがボランティアで無給・善意で働いている人々でした。Food Bankにある食料は完全無料で、服や生活用品については安値で販売されていました。私たちが手伝っている間も、車で乗り付けてトランクいっぱいの荷物を運ぶ人や紙袋いっぱいに食料を詰めて職員に手渡し、軽やかに去っていく人が絶えませんでした。それぞれの小さな善意が結集されて、地域のだれかを支えている様子をまざまざとみせられました。私たちも素直に見習いたいところかもしれません。生徒たちはカートを洗ったり、商品を並べたり、草むしりをしたり、普段手入れの行き届きにくい部分を中心に掃除してくれました。それぞれがどんなことを考えたか、まだ聞いていないので明日の日記を楽しみにしたいと思います。
※Green tea + Honeyのこたえですが、全員がうん、これはレモンティーだと言っていました。Green teaにはちみつと言った時点でもはや緑茶ではないような…
Stanwood Day 5
2019年8月2日(金) 〈Happy Friday!〉

今日は金曜日!さすがに平日の疲れがみんなたまってきているようです。席に着くと眠そうに机に頭をふせる子もいます。「先生〜朝、全然起きれなくてホストマザーに起こされちゃった」「家族で寝坊してギリギリに来た(登校した)」という声が聞こえました。ほかには、「火曜水曜と学校が終わると爆睡してしまって、全然ホストと話せていなかったけど、昨日は起きてマザーとたくさん話したら22:30になってた!超楽しかった!!」という子もいました。きっとなかにはまだまだホストファミリーとどういう風にコミュニケーションをとっていいかわからない子もいるかもしれませんが、明日は初の週末です。クラスはお休みで二日間をホストファミリーと過ごします。過ごし方はそれぞれの家庭で異なりますが、身体を休めながら、ホストとの時間を楽しんでほしいです。たくさん時間があるので日本紹介をしたり、料理をふるまったりするチャンスですね。
〈スキット〉
今日の午前中の授業内容はアメリカのお金についてです。これまでに何度か買い物をするチャンスがあったのですが、コインの使い方が難しいようです。他には、日本にはないアメリカの習慣といえばチップがあります。(ちなみにチップは合計金額の15〜20%を渡すそうです)なので、授業の終わりは各グループに分かれてチップを渡す場面をスキットしました。それぞれのグループで洋服店、美容室、レストランなどの場面を設定し、セリフを考えて発表しました。グループ活動はお互いに協力しなくては話がまとまらないのですが、どのグループも各々のペースで少しずつ前向きに取り組んでいました。
〈Scavenger huntA〉
ランチを食べた後は、昨日ビーチで行ったハントゲームのStanwood版です。20個の質問が書かれた紙の答えを町中から探します。とは言っても、生徒を自由に歩かせることはできないので、全員で行動します。質問内容は「スタンウッドの歴史を学べる博物館の名前は?」「郵便局がある通りの名前は?」「RIDE Aid(店名)で牛乳はいくらか?」「バンドエイドはいくらか?」などです。この問題を作るために、店の方にも協力していただきました。ビルさんを始めとして店員も私たちが答えを探したり買い物したりする間温かく見守って下って、本当にありがたい気持ちでした。生徒は町中を歩きながら「なぜこんなに信号機がないの?」「新聞紙がマシンで売られてる!」「先生、日本人は親切だといわれるけど、アメリカ人の方がずっと親切だとおもいませんか?(ほとんどの車がすぐに止まって、私たちの横断を待ってくれた)」たくさん歩いてくたびれたけど、多くのことに気づいていました。今朝は小雨だったのですが、午後には太陽が顔を出していたので、久々に半袖で過ごす子も多かったです。さぁ後は週末です。リフレッシュしてまた月曜日に元気に会いましょう!
※店でGreen Tea緑茶と書かれた飲み物を見つけました。おぉ!と手にしてよく見てみると、and Honeyの文字が…。緑茶とはちみつ…???よし!試してみよう!ゴクっ。試飲した全員が同じことを言いました。さて、皆さんはどんな味を想像しますか?こたえは月曜の日記にて。
2019年8月1日(木)
〈フィールドトリップ〉

今日はいつもより早く集合してみんなで遠足に出かけました。Peace archといってアメリカとカナダの間にある公園です。手入れが行き届いて花や芝が美しい公園でした。ただの道なのに、こっち側はアメリカで向こう側がカナダって変な感じ〜と生徒たちは話していました。
それから近くのビーチに移動してランチをいただいた後、ハントゲームをしました。リストアップされた物を見つけ集めるという活動です。海にありそうなものでリストは作られていますが、見つからないものも多く、全員苦戦していました。生徒たちはわからない単語があるとシェリーやカレンに質問してみたり、またほかの場面でもバスの運転手や遠足に参加したホストブラザーとコミュニケーションをとったりして積極的に自分から話しかける子が増えてきました。なかにはバスの運転手に海が黒っぽいねといい、自分の出身地(沖縄)がいかにきれいな島か話して伝える子もいました。海のにおいが臭いという子もいました。普段、自分たちがどんなに素敵な場所に住んでいるのか改めて気づいたようでした。
帰りはモール(大きなショッピングセンター)によって、約1時間半の自由時間を設けました。それぞれお金を計画的に使って買い物できたようです。そしてこの留学中に徹底してほしい一人で歩かないことや、時間をきちんと守ることなどを生徒たちはしっかり守ってくれています。ルールを守ることは自分の身の安全を守ることにもつながるので、このまま徹底してほしいですね。 

Stanwood Day 3
2019年7月31日(水)

〈授業1日目〉
スタンウッドにある教会の一室(学習センターともいうらしいです)で授業が行われます。ホストファミリーと一日目をすごしたみんなは、「昨日、家に着いたらすぐ爆睡してしまった」「さっそく、お店に行って買い物をしてきた」「ホストとDVDを観ました」などそれぞれの過ごし方を話してくれました。シカが庭に来て飛び跳ねていているのを見たという子もいて、本当に自然あふれる場所に私たちはいるんだ!ということを実感しました。
シェリーさんとカレンさんによる授業が始まりました。(一人、クラスの開始時刻を勘違いしていて一時間ほど遅刻してしまいました。)まずは自己紹介と他己紹介を兼ねてメモリーゲームをしました。私たちのグループは中学1年生から高校3年生のメンバーで構成されています。先生の言っていることがわからないとお兄さん・お姉さんが助ける場面が多くみられました。わからない単語があれば挙手してたずねていいのよと先生は言ってくれてましたが、話の内容についていけず、生徒たちは目を白黒させて先生の話を聞いていました。
次にオリエンテーションが行われました。ホストファミリーの家でのマナーやプライバシーを守ること、家族の一員であることを意識して積極的にコミュニケーションをとり協力することなどです。日本で行われたオリエンテーションでも同じような説明がありましたが、実際にアメリカに来て想像が現実になったいま、改めて心に刻むことができたと思います。
〈ランチ〉
噂にきいていたアメリカのランチです!日本は給食もしくは弁当の文化で、しかも栄養のバランスが考えられたうえ、非常に凝っています。(キャラ弁が世に登場するぐらいですから!)しかし、アメリカで子どものランチといえば、透明なジップロックに入ったサンドイッチに、りんごやブドウのフルーツ、チップスにソーダが普通なのです。「先生みて!生の人参がたくさん…泣」「量がありすぎて食べられない。」「ジップロックに入れた大量の葉野菜、自分で準備したけど多すぎた」「自分のために水筒を買ってくれた」などさっそく異文化にどっぷりつかっています。苦手ならはっきりホストに伝えたほうがいいよ、まずは自分の意思をしっかり示すように話しました。
〈welcome party〉
授業を終えて一旦帰宅した後、18:00から各自一品持ち寄りのwelcome partyが開かれました。ホストファミリーが作ってくれたアメリカのおもてなし料理をみんな満足そうに食べていました。パーティの終わりは留学生によるホストファミリーの紹介です。みんな必死に覚えて練習したホストの名前を参加者の前で一生懸命話していました。今日はホストファミリーと一緒に行う宿題もあります。このパーティで仲良くなって、家でも宿題を通してホストとの会話を増やしお互いのことを知りあうきっかけいなるといいなと願います。
Stanwood Day 2

ホテルの朝
今朝は11時の出発なので、ゆったりとした朝をそれぞれ迎えました。昨日の移動の疲れが残っているのか、なんだか眠そうな生徒たち。でもなかには朝食を3回食べに来たという子もいました。食欲があるのは安心ですね。シアトルは沖縄の子には少し肌寒く、これで夏なの〜?さむ〜いと長袖を羽織る子が多くいました。
11時。私たちが滞在する間、お世話してくださる先生が迎えに来てくれました。ここから約1時間半の道のりをバスでスタンウッドを目指します。
走り出してしばらくは外の景色に目を奪われていましたが、やはり長距離移動の疲れも影響していたのか車酔いする子も多く、ほとんどの子が熟睡していました。

ホストファミリーとご対面
バスの移動がとてもスムーズで、予定時間より早くスタンウッドに到着しました。集合場所で待つファミリーを車内からみて、あの人が自分のホストかなー?もっとおばあちゃんのはずだから(プロフィールからのイメージらしいです)ちがうだろうな…と口々に話しています。
スーツケースを手にし、ホストファミリーと緊張した面持ちで対面する生徒たち。ホストファミリーの苗字がわからず立ち尽くす子もいましたが、自分のファミリーがわかると、ほっとしたように、あいさつを交わしていました。ポスターをつくって迎えてくれる家族もいました。うれしい!今日は授業もないので昼食からファミリーとともに過ごします。それぞれ車に乗って(なかには集合場所近くの家なので歩いて)各自家へ向かっていきました。
これから3週間お世話になります!何かのご縁でつながった家族。時間を惜しんでたくさんの思い出を作ってね!
Stanwood Day 1

出発式
いよいよチームStanwood出発の日が来ました。
那覇空港に集まった生徒たちの顔はキラキラしています。(でも少し不安そうな子も…。)生徒はオリエンテーション以来の再会なので、少し戸惑った様子ではありました。
出発式では琉球新報の富川さん司会のもと、S・Aさんが力強い決意表明をしてくれました。私が特に印象に残った言葉は「コミュニケーションをしっかりとりたい」というセリフです。このアカデミックホームステイは3週間というかぎられた時間の中でホストファミリーと深く交流し、仲間と支えあいながら異国の地で生活することが魅力の一つです。時間を惜しんで様々な人とコミュニケーションをとってほしい!
見送りに来てくれた家族にお礼を言っていざ出発です!私たちは那覇空港の国際線から台北経由でシアトルを目指します。
どんな夏になるかな、きっと人生を左右するような体験をする子もいるでしょう!失敗を恐れず、チームみんなで助け合って心も頭も熱い夏にしよう!
アメリカ上陸
那覇空港発の便に15分の遅れはでましたが、出国手続きも済んでいざ出国。乗り継ぎで利用した台北空港では約1時間の自由時間を設けました。生徒たちは腹ごしらえをしたり、ビル内を散策したり、困ることがあってもインフォメーションセンターで尋ねて自分たちで解決したりと親睦を深めながら過ごしました。
長時間のフライトは各々、水分補給をしたり、機内食を控えたりと自分の体調を考慮しながら調整していました。
とうとうアメリカ合衆国ワシントン州のシアトル空港に到着です。現地時刻は7月29日(月)の19時45分です。(日本とシアトルは16時間の時差があります。)なんと外はまだまだ明るい!20時近い時刻とは思えない明るさでした。
空港では南日本カルチャーセンターの酒井さんが迎えてくれました。今夜はホテルに宿泊します。
明日はお待ちかねの先生とホストファミリーとのご対面です。しっかり休んで体力を取り戻しましょう!