アカデミックホームステイ活動の様子  
ホームステイの様子を写真、動画、文章レポートでお届けします。

2010年アカデミックホームステイ
Foresthill,  PAレポート

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引率者からのレポートです。

期    間

更 新 日

7月30日(金)〜8月5日(木) 8月10日
8月06日(金)〜8月12日(木) 8月17日

 

 
7月30日(金)
出発前の鹿児島空港では、一様に皆、緊張した様子。やや定刻に遅れての出発。羽田行きの飛行機の中で騒いでいる子がおり、羽田空港で指導した。アメリカ息の飛行機は約10時間程の長旅であったが、ゲームを楽しんだり、しっかりと睡眠をとったりして過ごしていた。体調を数日前から崩している子もいたようだが、全員元気にサンフランシスコ国際空港に到着した。入国審査や税関では、長い時間がかかったが、これも貴重な経験の一つであろう。14時頃TCとの出会い。全体写真を撮り、バスに乗車し、ホームステイ地へ向かう。ゴールデンゲートブリッジを通貨する時には、子ども達もおおはしゃぎしていた。金曜日の交通渋滞とも重なり、フォレストヒル到着が遅れるが、ホストファミリーはウエルカムパーティーの準備をして待っていてくれた。長時間乗り物に乗っていたため、疲れなどからなかなか食の進まない子もいたが、アメリカンビーフやホットドッグ、そして、各家庭からの一品料理などを味わい、それぞれ12名無事にホストファミリーの家へ帰宅した。
 
8月2日(月)
朝9時にそれぞれがホストファミリー宅からスタディーセンターに到着。土曜日日曜日をホストファミリーとどのように過ごしたか教えてくれた。ホームシックにかかりかけていた子も友達に会い、少し元気が出たようだ。日本食を準備してくださったホストファミリーも多かった。午前中は、初の英会話レッスンであったが、子ども達も楽しそうに活動していた。レッスンの内容はホストファミリーの紹介やアメリカで友達を作っていくうえで、大切なポイントなどを英語で教えてもらった。昼食は近くの公園の芝生で食べた。その後、松ぼっくり投げなどをして楽しそうに遊んでいた。午後のフォレストヒル散策では、まず消防署を見学した。救急車や消防車などにも実際に乗せていただいた。その後、シェリフと言われる郡保安官に警察犬が活躍する様子を実演してもらった。生で見る警察犬には迫力があった。帰りのホームルームでは日記などをしっかり書くように助言した。忘れ物も多く、慣れるのにあと2、3日は必要であろう。
 
8月3日(火)
今日も9時から英会話のレッスンがあった。ペニー(1セント)、ニッケル(5セント)、ダイム(10セント)、クウォーター(25セント)、それぞれの硬貨を確認し、実際に物を買う時、どのようにして買えばよいか、また、どのようにお釣りを受け取るかなどを具体的に学んだ。子ども達も大変興味を持って取り組めたようだ。昼食をまた公園で食べ、午後は近くのプールで水泳となった。日本とは違い、飛び込み板があったり、そのためかなり深場所があったりと、子ども達も初めはかなり戸惑っているように見えた。徐々に慣れ、日本とは異なるプールの楽しさを味わえたようだ。また早速プールの売店でアイス、お菓子、ジュースなどを買っているなど、午前のレッスンが活かされていた。ほとんどの生徒がホームシックにかかっているようだ。女の子は時々訴えてくるが、男の子はぐっとこらえているようである。ホームシックで悩んでいる1人の女の子の家を帰にり訪ね、いろいろと相談することができた。ホストファミリーも同様に戸惑い悩んでいるようだ。日本から持ってきている日本食を一緒に作ってみればと助言し、ホストファミリー宅をあとにした。
 
8月4日(水)
8時にスタディーセンターに集合し、数名のホストファミリーや南日本カルチャーセンターの高校留学の生徒とともに、サンフランシスコへ向けて出発。最初の目的地ゴールデンゲートブリッジでは、全体写真を撮影後、実際に歩いて、橋の途中まで行ってみた。子ども達は日本では冬に近い肌寒い気候に驚いていた。ゴールデンゲートブリッジからユニオンスクエアなどサンフランシスコの中心街をバスで観光し、再びゴールデンゲートブリッジの近くへ戻り、博物館を見学した。その後、また中心街へ向かう。さすがは国際的大都市サンフランシスコで、いろいろな人種の人が当たり前に生活している様子を見て、子ども達も何かを感じることができたのではないかと思う。その後、ピア39という埠頭のショッピング街で3つのグループに分かれ、自由行動。本場のホットドッグを堪能したり、たくさんのお土産を買ったりと、あっという間の3時間だった。埠頭のすぐ横ではたくさんのあざらしも見れたようだった。全員がしっかり集合時間を守り、無事に集合した。帰りは再び3時間の長旅となった。バスの中ではすっかり疲れ、熟睡している子がいたり、高校生と楽しそうに話をしていた。夜10時フォレストヒルに到着。ホストファミリーが迎えてくれた。

生徒の日記より(Yさん): 

今日は1時間早い8時に学校に行かなくてはならなかったので朝5時に起きた。準備は昨日の夜のうちにしていたので、ひまで2人でウノをしていました。バスに乗って3時間やっとサンフランシスコに着いた。寒いとは聞いていたけど、聞いていた以上に寒くて、息が白くなった。ゴールデンゲートブリッジで4人の高校生と仲よくなった。ハンバーガー屋さんに言ったり、ストリートパフォーマーにを見たりした後、お土産を買ったりするために、4人×3グループに分かれた。サンフランシスコではお土産のキーホルダー(10個)と夕食のホットドッグを買った。家に着いたらすぐに寝てしまった。

 
8月5日(木)
9時にスタディーセンターに集合し、英会話ノレッスン。昨日遅くまで活動していたため、みんな疲れが残っているようだ。今日のレッスンは、朝食など食べ物についての内容だった。日本の小学校では、音声中心で文字を読んだり、書いたりする活動はあまり行わないが、ビンゴゲームやスペルを予想するゲームなど子ども達も徐々に慣れ、文字への抵抗もなく、楽しそうに活動していた。いつものように公園で昼食を食べた後、TCがボールを準備してくれ、みんなでドッジボールやバスケットボールなどをして楽しんだ。久し振りにボールで遊んだ子も多く、みんな生き生きとしていた。午後からは地元の保育園訪問だった。2歳くらいの子から日本でいう学童保育の10歳くらいの子がおり、折り紙などを教えた。アメリカの子ども達も大変興味を持っていたようだ。1人ずつMarble Paintingと呼ばれる日本でいうところのビー玉を使ったアートを体験することができた。おやつ(ピーナッツバタークラッカー)をご馳走になり、最後は日本の歌を歌ってお別れした。スタディーセンターへ戻り、それぞれホストファミリーに迎えられ帰宅した。
 
8月6日(金)
昨夜はホームシックで泣いている子がおり、ホストファミリーが「日本の両親に電話をしてもよいか?」という連絡(電話)があった。MNCCスタッフやTCと連絡をとり、改めて日本に電話をすることはできないことを伝えた。しばらくしてその子も落ち着いていた。今日も9時からスタディーセンターで英会話のレッスン。内容は、「How do you feel today?」気分についてたずねたり答えたりする内容が中心であった。子ども達もTCの英語で進める授業にすっかり慣れてきているようだ。PAの助言をほとんど求めることなく、進んで活動できるようになってきた。ビンゴゲームだけでなく、グループでの協力が必要となるゲームも楽しそうに取り組んでいた。昼食を公園で食べた後、午後からは4Hクラブという団体の方々と交流をした。アイスクリーム作りやお面作り、アイロンアートと呼ばれるものなどを体験することができた。活動終了時には、ホームルームの時間を長めにとり、一週間の反省、土日の過ごし方について考えさせ、ホストファミリーとの関係をよりよくするため、助言などをして、全員がホストファミリーに迎えられていった。
 
8月9日(月)
9時からスタディーセンターで英語の授業。まずは、週末ホストファミリーとどのように過ごしたかTCが英語で質問した。TCとのやりとりもだいぶ慣れてきたせいか、知っている単語にジェスチャーを交え、自分の伝えたことがしっかり伝えられるようになってきた。テキストの内容は、ファッションについてだった。ちょっと小学生についてはどうかと思う内容であったが、結構興味を持って取り組んでいた。アメリカのファッション雑誌をもとにしたクイズなどでは、グループごとに大いに盛り上がった。10時30分からは近くのピザファクトリーで、ピザ作り体験。それぞれ思い思いのピザを作り食べた。やはりできたての味は格別で、子ども達も大満足したようだ。男の子数名は、ピザ回し(?)にはまっていた。スタディイーセンターに帰り、サクラメント観光やガレージセール、カーウォッシュについての説明をした後、午後からはまた近くのプールへでかけた。すっかりプール監視員とも仲よくなり、売店ではジャンケンゲームに買ったらガムをサービスしてくれた。(子ども達が勝つまでやってくれた。)飛び込み板を怖がっていた子ども達も今日は全員飛び込むことができた。221

生徒の日記より

今日は少し日本のことを考えてけれど、みんなとしゃべっている時間が楽しいので、日本のことはほとんど忘れていました。お母さんや日本の家族にすぐに会いたいとけど、アメリカの生活が楽しくなってきたので、前は「今すぐ帰りたい。」と思っていたけど、今は「あと9日で会える。」というくらい楽しいです。ワタシは、Yumi,Yui,Ibuとしゃべっている時は一番楽しいので、ホームステイが終わったらみんなに会えなくなるのも悲しいです。だから、ホームステイの期間中にみんなでたくさんいい思い出を作りたいと思いました。

 
8月10日(火)
9時にスタディーセンターに集合し、バスでサクラメントへ向かった。1時間30分ほどしてカリフォルニア州議事堂前に到着。いくつかの近代的なビルの間でひときわ白く歴史を感じる建物が目立っていた。全体写真の撮影後、中に入る。予想以上に多くの見学者がいたのに、驚くとともにスペイン語がいたる所で聞かれたのには興味深かった。一番の楽しみであったシュワルツネッガー知事のオフィスにも入口の部屋だけであったが、入ることができた。本人も今日は中にいるような雰囲気だったが、当然会うことができなかった。昼食は歴史を感じるレストランで思い思いに注文。なかなか通じずに戸惑う子もいた。その後、オールドサクラメントの街を歩いて散策。馬車が走っていたり、川沿いに停泊している大きな船があったりと、歴史を感じる街並みに子ども達も興味を持っていた。今回は安全面を考慮して、自由行動はとらなかったが、十分に買い物を楽しむことができた。ホームステイも中盤を過ぎたが、12名全員が体調を崩すこともなく、元気に過ごせているのが何よりである。
 
8月11日(水)
9時から英会話のレッスン。まずは、昨日したこと、楽しかったことなどを一人ひとりにTCが尋ねていった。テキストを使った内容としては、いろいろなアメリカの祝祭日についての学習だった。内容的にもかなり難しいものになってきているが、聞く分に関しては、十分みんな理解できているようだ。また、日本の祝祭日の違いにも目を向けることができたようだ。授業終了後、午後からのカーウォッシュ、ガレージセールの準備として、看板作りなどをした。6年生がリーダーシップを発揮していた。昼食後、ピザファクトリー横へ移動。駐車場や店先を利用し、カーウォッシュ、ガレージセールを行った。カーウォッシュの方が好評で、10台ほどの車が来て、洗車させてくれた。片言の日本語で話しかけてくる方もあり、かなり好意的に寄付をしてくれた。子ども達も呼び込みや洗車を分担し、一生懸命にがんばっていた。ホストファミリーの手伝いもあり、かなり助かった。残りわずかとなり、ようやく子ども達もホームシックのことを忘れ、残りのアメリカ生活を大いに楽しめるような雰囲気になってきている。

生徒の日記より

今日の朝食はトーストとたまごやきを食べた。今日の勉強はCelebrateのところをやった。昼食は今日は外ではなくて教室で食べた。午後はガレージセールやカーウォッシュをした。私はカンバンを持ったり、車を洗ったり、ガレージセールのところに行ったりした。私のガレージセールの品は2個売れた。カルタとゆかたが残ってしまった。でもたわしが売れてよかった。

 
8月12日(木)
まずは、昨日のカーウォッシュとガレージセールでいくら寄付してもらったか予想した。120ドル36セントも集まったそうだ。地元のご好意に感謝したい。その後、ホストファミリーと一緒にした昨日の宿題を確認した。英会話のテキストを使った内容は家族関係や親戚など身近な人間関係についてだった。TCと1対1で会話しながらの活動が中心となった。子ども達もTCの言っている内容が理解はできるが、どう伝えてよいか悩みながらも進んで表現させようとしていた。午後からは地元の近くの小学校体育館へ移動。夏休み中ということで、当然子ども達の姿はなかったが、日本とは違う小学校の雰囲気に興味を持っていた。数名のホストファミリーが来て、イースター、ハローウィン、クリスマス、バレンタインズデイなどについて説明してくれたり、実際に体験するコーナーを設けていただき、楽しく活動をすることができた。今日は2名がホストファミリーと出かけたため欠席した。

 

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