Shiori's Diary
   
Summerville High School

期    間 更 新 日
09月01日〜09月28日 10月31日
10月01日〜10月25日 12月03日

09月01日

もっともっと時間を上手に使えるはずなのに・・・あと9ヶ月しかないことに焦りを感じています。この9ヶ月で果たして英検準1級のレベルの英語力を身につけ、ペラペラになり、ファミリーとも友達とも良い思い出をつくることができるのか・・・。もっともっと勉強しなければと思うのですが。何もしないでぼーっとしているわけではないのですが、もっと勉強しなければならない気がします。英語の教科書も範囲を読み終わったのですが、意味を理解していないので、読んだのではなく”見た”だけのような気がします。うまく言えませんが、もっと入り込む必要があります。

09月03日

充実していると時が経つのが早く感じます。今日も大切に時間が使えました。部活が終り、バスの中までの時間で本を読み終えることができたので、今日のバス停から家までは走りました。辞典のような教科書がリュックに入っているので大変でしたが、下り坂は思いっきり走って、疲れたら明日の単語テストの勉強をし、また下り坂で単語を覚えながら走る運動を繰り返しました。15分程で家に着きました。素晴らしい!

09月07日

友達に宿題を手伝ってもらいました。宿題の後、その友人のお母さんがディナーに連れて行ってくれると言ってくれたので、ファミリーに連絡をしました。帰る時間の15分前に家に着き、今日は何も問題がなかったのですが、部屋に入ると手紙がありました。このファミリーのルールについてでした。ステイの初日にもルールについての手紙をもらったのですが、新たに、遊びに行く時のルールが足されていました。どこへ、誰と、何時まで、そして同伴者(友人)の携帯番号、その友人の家・保護者の電話番号を渡さなければなりません。「守られてるんだな。」と感じました。それから消灯時間が月から金は、10時半です。宿題やら何やらで、知っているルールだったのにもかかわらず守っていませんでした。注意をされました。早く全てのルールをマスターしたいです。
09月09日 いつものように黙っていました。きちんと理解できないので、話に入れません。1人でリーディングをすることはよくあっても、”話すこと”をしていません。クロスカントリーの練習後、学校に戻る途中の車の中、メンバーに言いました。「私はもっと話さないといけないのに、休み時間も継ぎの教室へトコトコ歩いていくだけで、授業中もたまーに会話するけど、黙って先生の話を聞き、今もこうしてみんなが英語で会話しているのを黙って聞いて座っているだけで。とにかく話さなければならない。」と伝えました。少し焦ってきています。I need to talk!

09月13日

ホストファミリーに昨日どこに行っていたのか、聞き出すことができませんでした。「昨日は、○○に行っていたの?」という探りを入れたのですが、行ってないよ、と返事をされ、気まずい顔をされ、空気が悪くなったので、聞くのをやめました。まぁ、いいか、過ぎたことだ、と考えるようにしています。どことで、最近痛いほど感じることがあります。よく言えば、家族の一員になってきているのだと思います。悪く言えば、ファミリーが冷たいです。つまり私はもうゲストではなくなってきているのです。留学先に移動してから、今日で1ヵ月。私とファミリーは昨年の夏、4週間一緒に過ごした分、私の立場がゲストから家族の一員になるのが、他のメンバーより早い気がします。お手伝いも頑張ります。

09月15日

昨日の夜、思い切ってマザーに、気になっていたことを全て聞くことができ、本当に気分が変わりました。私がこのファミリーとうまくやっていけていると思うかという質問もしました。ちゃんとお手伝いもこなしてくれているし、上手くやっていると思うと言ってもらえました。「でも何か良くないことがあったら、必ず教えるから。」とも言ってもらえました。ここに戻ってこれてよかったなぁ、と満月を見ながら思った夜でした。今朝、冷蔵庫を開けると私の名前が書かれたサンドイッチとマフィンがありました。Happyになりました。今、ファミリーの車が2台とも壊れています。早くこの生活に慣れ、とにかくファミリーを助けられるようになりたいです。

09月18日

今日はHappy dayでした。なんと一番嫌いだった体育の授業を変更することができました。それもあのジャズクラスです。ミュージカルをしていて、彼らの中にピアノを引ける人がいなくて、私がピアニストをすることになりました。本当に嬉しいです。そのジャスのクラスの先生が私のコーディネーターにお願いしてくれました。それから今日はいつもより早くシャワー、ディナーが終り、「宿題の時間がたっぷりあるなぁ。」と考えていると、マザーとの会話が自然に始まり、2時間近く話し続けました。宿題はしていませんが、ファミリーのルールで10時半には消灯なので、明日の朝頑張ります。Happyです。

09月22日

クロスカントリーのコーチが土曜日のレースの私の写真を新聞社に送ってくれたらしく、"Led by Japanese exchange student Shiori Aoyama"と、私が苦しんで走っている写真とレースの結果が新聞に載りました!もうHappy, Happyです。早く、日本の家族とコーチに見てもらいたいです。本当になんだか得している気がします。ファミリーともうまくやっているし、宿題の方も上手に時間が使えているので、OKです。ただ今の目標は、さらに体重を落として、速く走れるようになり、ライバル校の女の子に追いつけるようになることです。苦しいけど、楽しいです。

09月27日

朝起きて走りに出かけたのですが、足の調子が悪く、走れませんでした。授業中、バスの中で足を上げてトレーニングをしていたら、右足の付け根を完全に痛めてしまいました。ピンチです。走れなかったので歩きました。朝ごはんを食べると、ファザーと昼過ぎまで薪割りに出かけました。ファザーがチェーンソーで丸太を切っている間、私は小さい薪を割っていました。とても斧が重く、長時間頑張ると腰も痛くなり、大変な作業でしたが、我ながら薪割りが上手だなと感じ、実際楽しむことができました。
09月28日 昼前に宿題を終わらせ、日本に手紙を書いたり、マザーと話をして過ごしました。休みの日でさえ、部屋にいることがほとんでありません。休日は宿題を台所でしているので、常にファミリーと会話ができます。今日もたくさん話をすることができたので満足です。マザーがとても忙しそうにしていたので、今日はマザーの皿洗い当番でしたが、私がやってのけました。洗濯物も頑張りました。まだまだspeakingの力がありません。日本を出るときから成長している気がしません。本当に焦ります。さらに、さらに、さらに、さらに話をしたいです。学校でも話をする機会がまだ少ない気がします。
9月の
月間レポート
[学校生活]
学校での1日の流れ、授業にも慣れ、少しずつ余裕が持てるようになってきています。まだまだ聞き取れないことがたくさんありますが、全てを聞き取らなくてもできることがたくさんあるので特に問題はありません。英語の授業がやはり大変です。単語クイズや小テストなど、事前に準備のできることに関しては上手くやっているのですが、授業中に文章を読んで分析したり、定められた時間内にエッセイを書いたりするのがどうしても他の生徒並みにはできません。US史の授業もまた先生が板書をしない分、全て聞き取ってノートをとらなければならないので、単語が分からなかったり、聞き取れなかったりした時が困ります。部活を通しての友人が多く、学校生活を楽しく過ごしています。
[家庭生活]
何日かネガティブになってしまったことがありましたが、ファミリーともうまくいっています。時間があるときにはお手伝いもよくしています。たくさんのルールがファミリーの中であるので、その分引き締まった生活ができていると思います。確かに多くのルールを守るために、初めは戸惑うこともありましたが、上手くできていなかったり、ルールを守れていなかったら、すぎに注意をされるので、分かりやすくてとても良いです。本当の家族ほどではありませんが、お互いに言いたいことは言えていると思います。小さい子どもが多い分、母親、先生、そして学生でもあるマザーはめまぐるしい生活を送っているので、今でも精一杯助けていますが、早く、早く生活に慣れ、多くの余裕を持ち、力になれるように努力しています。
10月01日 あっという間に10月。焦ります。本当に英語が聞き取れ、話せるようになるのか不安です。今日はレースでした。私は記録と世話係にまわりました。今日にかぎって女子の一番速い子が走っていませんでした。順位が一つ上がるチャンスだったのに・・・。やはり自分が走らずにみんなのレースをただ応援するのは辛いものがあります。とにかく早く治すことに専念します。それから今日はなんだか体調がすぐれませんでした。本調子ではありません。しかし、化学のテストのための勉強と宿題をしなければならないので、明日早く起きなくてはなりません。食べすぎたのでしょうか?とりあえず、薬を飲んだのでベッドに入ります。
10月01日 夕方我が家に帰り着いた時、ホストファミリーに会えて、なぜかホッとしました。たったの2日間ではありましたが、すでにI missed the noise.毎日とてもにぎやかな子ども達ですが、その環境に慣れてしまっていると、そのうるささがないと逆に変な感じがしていました。将来大人になり、家庭、そして子どもを持つようになると、似たような感情を持つようになるのかな、と変なことを考えました。
10月01日 ついに足を診てもらいに行かせてもらいました。昨日、校長先生に「足の調子はどう?まだ痛んでるの?」と聞かれたので、全く良くなっていないと話すと、一緒においでと言われ、電話をして、ファザーと病院に頼んでくださいました。その病院は、クラブに所属していれば無料なので、私も無料で診察を受けました。コーチからすすめられてはいたのですが、家から街まで離れているので、ファミリーに聞くことができずにいました。足の方は3種類のストレッチをする宿題が出されました。1時間以上念入りにケアをしてもらいました。そのセンターにいた女の人に、「この間の新聞に載っていたのはあなた?」と聞かれました!とても嬉しかったです。
10月09日 なんと、練習再開!!走りました。ゆっくりではありましたが、走りました。足の調子もよさそうです。2試合出られなかった悔しさを後の大会にぶつけるために、しっかりと練習をしていきます。次の3試合連続、同じコースです。私の一番嫌いなコースを3大会連続して走らなければならないのですが、上り坂に負けないように速く、強く、そして軽くなりたいです。メンバーも、コーチも私が走れるようになり、喜んでくれています。もう迷惑はかけたくありません。I can run!!!!
10月11日 半日ファミリーが留守だったので、choresをし、台所でGreen teaを飲みながら、昨日日本から届いた昆布を食べながら、宿題をしました。なんだか幸せでした。ファミリーが帰ってきたら、夕飯前に走りに行こうと決めていたので。帰ってくる時間帯に、下にある私の部屋に行き着替えようとすると、ふと日本の征服のスカートをはいてみようと思い立ち、思いっきり息を吸い込んで・・・は、はいらない!!まだアメリカに来て3カ月だというのにピンチ!!走っていたので油断していました。
10月14日 学校での私の態度は、あまり良くないのかもしれません。無表情・・・。ランチを一緒に食べている2人の友達に、ボーっとしていることが多いと言われました。確かに、よくジャージを着ていて、休み時間はトコトコとロッカーと教室を行き来して、たまにピアノを弾いていて、走らせるとそこそこ・・・。他から見れば何を考えているのか分からないのかもしれません。笑ってますよ。笑うのですが、なんだか違う気がすることがよくあるのです。言葉の問題でもあるのかもしれませんが、日本にいた時の友達の中での私の役目は、もっと盛り上げて笑わせるようなものでした。自然に、自然になりたいです。しかし、やはり楽しいです。
10月25日 ファミリーとの生活に慣れたからなのか、とても楽しいです。1ヵ月前の今頃は、とても苦しんでいました。異国の地で、異文化を持った人々と暮らしていると、とても感情の起伏が激しいのがよく分かります。上手にコントロールしていきます。ところで、英語の宿題のエッセーなのですが、1000語以上書かなければならず、550語を通過しています。木曜日までに、学校でタイピングをするところまで終わらせなければなりません。しかし明日は9:00から16:00までエコロジークラブの活動があります。どうする?!
10月の
月間レポート
[学校生活]
クロスカントリーチームにいることが、とても大きいと思います。学校では友達も割りと多く、楽しく過ごせていると思うのですが、やはり話している量が少ないと感じます。私が何かを発言した時に、聞き返されることがよくあり、その都度、「あちゃー、なまりがあるんだなー。」と少しショックを受けます。最近は少しずつ本来の私の姿を出せるようになってきているのですが、まだまだまだまだです。冗談を言い、笑わせることができたときはいつも、頭の中でガッツポーズをしています。授業にも慣れ、友達の助けをほとんど借りなくなりました。成績も悪くはないのですが、まだまだ行ける自信があります。実際同じ留学生で私より良い成績を修めている友人もいるからです。必ず越えます。ジャズのクラスのメンバーと今月末からパフォーマンスを始めたためか、とても仲良くなっています。そのうちの2人は、クロスカントリーのメンバーです。徐々に慣れてきているのは確かなことなのですが、「話すこと」と「成績を上げていくこと」を中心に学校生活の面では頑張っていきたいと思います。
[家庭生活]
最近はファミリールールにも慣れ、とても仲良くできていると思います。ただ、とても忙しく、小さな子どもたちをもつ家庭なので、何かをお願いする時、とても気の毒な気持ちになってしまいます。日本ならば、自転車でいくらでも行動するのですが、ここの場合、どこへ行くにもファミリーに車を運転してもらわなければなりません。ガソリン代も高額なので・・・。今よく考えてみると、今まで私は一度も高校の友達と週末などに出かけたり、遊んだりしたことがありません。本当に高校生をできているのでしょうか?結局一度も学校のフットボールの試合を見ることができずに終わってしまいました。ファミリーと、とても上手にやっているのですが、とても気を使います。感謝をしながらも、もう少しfeel freeな感じで、お迎えなどをお願いできるようになりたいです。そのような面では、友人、友人の親にとても助けられています。実際ガソリン代が申し訳ないのですよ。

[その他]
つい最近、とても大切なことを発見しました。とーても大切なことです。私のファミリーは、3才、6才、9才の子どもを持ち、金銭面でも、とてもきりつめて生活しています。夜は8時前後には、ベッドに入ります。それらのために、私の活動のために、夜お迎えをお願いしたり、私をどこかへ連れて行ってもらえるようにお願いする時、ものすごく申し訳ない気持ちになり、何かをしてもらえると本当に心から感謝することができています。申し訳ない気持ちから来る感謝の気持ちなので、これは、「ごめんなさい」と「ありがとうございます」がイコールに近い状態であると思います。しかし、もし私のファミリーが裕福で、同年代のシスターがいたのならば、私ははるかに簡単に高校生として生活することができてしまいます。決して楽な生活ではないのですが、何か予定があり、ファミリーにお願いし、とても申し訳ない気持ちになり、感謝するので、手伝いやchoresをどんどんすることができます。実際に頑張れています。英語だけでなく、このようなことも学ぶことができること(体験しながら)もホームステイの利点の1つなのかもしれません。

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